そんなに死なない 鍵はダイヤモンドプリンセス

前回に引き続いてコロナウイルス

世界が止まり始めたのでもう少し見てみます

 

感染の広がりはヨーロッパですごいことになってきて、アメリカにも拡がり始めました。

カナダはまだすごく多い、という感じでもないのですがフィギュアスケートの世界選手権は中止。

まあ、仕方ないですかね。

イギリスはバドミントンの全英オープンは最後までやり通りましたけど、それもどうなんだ? という雰囲気が流れています

卓球はカタールオープンなんてやってましたけど、カタールは人口当たりの感染者数が韓国を上回っちゃうところまで来てますけど、大丈夫だったんですかね・・・

 

欧米での死者も増え始めました。イタリアは中国に次いで2番目に1,000人の大台を突破

100万人当たりの死者が30人を超え主要国の中では断トツに高い数字です

スペインもハイペースに増加してきて、四番目の死者100人突破国となりました

 

というわけで、各地で封鎖も起きて、経済もズタボロになってきてまして、大丈夫なんでしょうかこれ? という感じになってきていますが、数字を眺めていると、経済の方はともかく、病気としての危なさは、そうとてつもないものでもない、というのは読み取れるように見えます。

 

中国の感染者、死者の増加が止まった

まあ、それも含めてもいいんですけど、どこまでその辺の数字が信憑性おけるのか? というのは疑問の余地はある

日本の感染者数がそんなに多くない、死者数もそんなに多くない

これもまあ、入れてもいいんですけど、やっぱり数字の信憑性がよくわからない。隠しているというのはあまり感じませんが、検査数の少なさというのは否めませんし、死者の少なさも、いくらかは、ほかの原因で死んだことになってるけれど実は、みたいなのがないとは言い切れない

 

そんな中で、この数字はほぼ確定的に信じていいだろう、と思えるものがあります

 

ダイヤモンドプリンセスの乗員乗客からの死者数です

ダイヤモンドプリンセスに乗っていた人、というのは確定的に捕捉されています。乗っていたかどうか不明、などということはまああり得ないと言っていい

そして、全員しっかり検査されたわけではないようなので、感染者数も、無症状感染者がいる可能性を考えると、もう少し数が多い可能性もそれなりにある

しかしながら、死者数は、死んでるか生きているかわからない、という状態はありえないので、統計として出ている数字が間違いない数字として見てよいでしょう。

 

この、ダイヤモンドプリンセスの乗客死者が7人とされています

乗員乗客合わせて3,000人余りは乗っていた、とされています

その中で死者は7人です

まあ、全員が感染したわけではなく、感染者はこれまで696人とされていますが、これは感染が確認された人、という意味であって、最低でもこの数、と見てよいでしょう

現状では、696分の7とすると、死亡率は1%ほどです。

感染した中で回復済み、という人がだいぶ増えてきて456人とされています。

463分の7として見ると、致死率1.5%ほどです

 

ダイヤモンドプリンセスの乗客というのは、高齢者が多い、とされています。まあ、高齢者の中では、クルーズ行こうってくらいですから、元気でかつお金を持っている部類で、恵まれた方ではあるでしょうが、それでも高齢者ぞろい。全人類の平均年齢と比べると、かなり高い年齢です。

これまでの7人の死者は、すべて70代以上の年齢であるとされています。まだ重傷者が15名いるとのことですので、そこから死者が増える可能性はありますが、それでも致死率は2%に満たない水準で終わるでしょう

 

というわけで、コロナウイルスは、それなりに健康な、若くはなくても高齢者でさえなければ、まともな医療があれば、そんなに死なない、というのはもう言えると判断できる数字が出てきていると思います

 

問題は、「まともな医療があれば」、という前提条件を維持できるか? というところでしょうか

 

武漢とかイタリアとかイランとか、崩壊しちゃうと、なかなかすごい数字になっていってしまうようなので、とにかく、安定した医療をどう提供できるか? というのがこの先しばらくのカギなんですかね

 

あとは経済が持てばいいんですけど、そこはどうなることやら

 

 

というわけで、今日は、70越さなきゃ、まあ、死にはしないな、ほとんど、というお話でした