2005年8月6日生まれ
ジュニア5シーズン目
シーズン獲得賞金:$5,500
世界ランキング:56位
シーズンランキング:36位
シーズンベストスコア 215.46(58位) 世界ジュニア
ショートプログラムシーズンベスト 77.30 JGPアルメニア
フリーシーズンベスト 142.61 世界ジュニア
スピンレベル4率 39/66 = 59.1%(国際大会:9/18 = 50.0%)
ステップレベル4率 5/13 = 38.5%(国際大会:0/3 = 0.00%)
スピンオールレベル4 1/9(国際大会:0/3)
スピンステップオールレベル4 0/9(国際大会:0/3)
ジャンプ回転不足率 4/106 = 3.77%(国際大会:2/30 = 6.67%)
ジャンプ回転不足なし 7/9(国際大会:2/3)
スピンステップオールレベル4ジャンプ回転不足なし 0/9(国際大会:0/3)
○23-24シーズンの戦績
J/S | Grade | Event | Pl | Total | SP | FS |
J | DL | 木下トロフィー | 1 | 202.11 | 77.85 | 124.26 |
J | JGP | JGP Osaka | 8 | 187.88 | 74.04 | 113.84 |
J | JGP | JGP Armenia | 2 | 214.67 | 77.30 | 137.37 |
J | RT | 西日本選手権 | 1 | 211.48 | 77.44 | 134.04 |
J | DL | レイクカップ | 1 | 132.29 | 132.29 | |
J | NJ | 全日本ジュニア | 1 | 212.42 | 76.81 | 135.61 |
J | DL | 愛知県代表選考会 | 1 | 76.58 | 76.58 | |
S | DL | 愛知県代表選考会 | 1 | 70.72 | 70.72 | |
S | NC | 全日本選手権 | 14 | 207.70 | 80.16 | 127.54 |
J | IH | 全国高等学校選手権 | 5 | 175.65 | 68.28 | 107.37 |
J | NG | 国民スポーツ大会 | 2 | 203.65 | 74.42 | 129.23 |
J | WJ | World Junior | 4 | 215.46 | 72.85 | 142.61 |
S | DL | 四大学定期戦 | 1 | 78.06 | 78.06 |
中村俊介選手は昨季ジュニアグランプリシリーズで優勝、ジュニアグランプリファイナル4位。世界ジュニアの出場は逃しましたが一定の結果を残したシーズンでした。
高校3年生になった今期もジュニア継続で8月の木下トロフィーからスタートします。ショートは全要素プラス評価、フリーは今一つ伸びませんでしたがトータル202.11と200点に乗せて優勝します。
ジュニアグランプリシリーズは9月に入って4戦目の大阪から登場です。2年連続のファイナル進出を目指すスタートだったのですが、ショートはコンビネーションで軽いミスが出たくらいで74.04で2位に付けたものの、フリーがジャンプことごとく決まらず2転倒。7つあるジャンプ要素でプラスが付いたのは単独ループの1つだけ。フリー113.84でトータル187.88 なんと8位に終わってしまい、この時点でファイナルは無くなりました。
2戦目は最終のアルメニア。ファイナルは無いですが力があるところは見せておきたい試合です。ショートはここも全要素プラス評価を得て77.30を出して2位に付けます。今度こそのフリー。4回転トーループをしっかり決めて、トリプルアクセル-ダブルアクセルのシークエンスも決めました。ジャンプはアクセルが1回転半になるミスなどはありながらも137.37まで出してトータル214.67 2位表彰台を確保しました。
ファイナルも無いのでここから国内戦が続きます。西日本選手権もショートミスほぼないながらフリーで2転倒、それでも211.48で優勝、全日本ジュニアへしっかり駒を進めます。
今一つ調子が出ないフリーの調整なのか、フリーだけの試合レイクカップにも出場。ここはqや!は付きながらもジャンプで基礎点削られることはなく132.29は出します。
そして全日本ジュニアへ。ショートプログラムは6番滑走と早い登場順です。ジャンプ3つしっかり決めました。苦手なスピンでマイナスがついたものの76.81で首位に立ちます。2位と6.22差、ファイナル出場が決まっている中田選手とは12.53差。優勝すれば世界ジュニア代表内定。フリーは最終滑走となります。128.96以上で優勝という局面です。冒頭の4回転トーループを成功。次のトリプルアクセルはマイナス付きましたが次の3連続を成功。後半に入ってフリップで転倒し雲行き怪しくなりますが残りの2つのジャンプは何とか耐え抜きます。ほっとしたのか最後のスピンでレベル4もらいながらマイナスがついたりはしますがフリー135.61でトータル212.42 しっかり逃げ切って全日本ジュニア初優勝。世界ジュニアの代表内定となりました。
12月に入ってショートだけの愛知県の試合にジュニア、シニア、両カテゴリーに出場。シニアの方では4回転のトーループにサルコウと2本入れる大冒険をしますが、それは成功できませんでした。
全日本はすでに世界ジュニアの代表権は持っているのである種気楽な試合ではあります。展開次第では4大陸の代表まで得られるかも、という可能性は力的にはあったのですが、ミニマム持っていないのでそれもない。ということで全日本は先の試合のためではなく全日本のための試合ということになりました。7番滑走で出てきたショートは4回転トーループ含めてジャンプ3つ成功。80.16と80点台に乗せて9位に付けます。フリーは第3グループの後半、地上波でしっかり放映される順番で出てきました。4回転トーループを降りたもののトリプルアクセル2本で転倒が残念でした。127.54に留まりトータル207.70 最終順位は14位となりました。
1月は国内戦2戦です。まずインターハイですが、これが残念な結果。ショートでルッツ転倒の68.28 これはまだ2位につけていたのですが、フリーでまさかの5転倒。107.37に留まりトータル175.65 で5位に終わりました。
翌週すぐ国体改め国民スポーツ大会でどうなるかと思ったのですがこちらはある程度立て直して203.65 上に三浦佳生選手いたのでちょっとそれを超えるのは難しかったですがしっかり2位に入りました。
そして、念願の世界ジュニア。ショートプログラムは41人中38番目。直前にソミンギュ選手が80.58といい演技をしたところでの登場となります。80点、欲しくなったでしょうか、冒頭のトリプルアクセルで転倒となり72.85に留まって10位スタートとなります。3位までは5.17差。届かない差ではない、というところでフリー、4回転トーループで平均GOE+2.000 今大会最高評価で成功させます。中盤、トリプルアクセル転倒が痛かったですが、最後のルッツでリカバリーの3連続を成功させるなどしっかり滑って142.61 トータル215.46で首位に立って残り9人を待ちますが、結局4位。表彰台には届かず、惜しい結果となりました。
5月に入って四大学定期戦でショートだけ滑っています。
○要素別スコア
Event | Total | TES | PCS | J Base | J GOE | Spin | Step |
木下トロフィー | 202.11 | 101.98 | 100.13 | 80.69 | -6.67 | 19.39 | 8.57 |
JGP Osaka | 187.88 | 83.53 | 106.35 | 68.00 | -11.16 | 18.99 | 7.70 |
JGP Armenia | 214.67 | 108.95 | 105.72 | 75.92 | 7.56 | 17.54 | 7.93 |
西日本選手権 | 211.48 | 105.81 | 107.67 | 79.20 | -1.67 | 19.51 | 8.77 |
レイクカップ | 132.29 | 69.58 | 62.71 | 62.14 | -6.00 | 10.44 | 3.00 |
全日本ジュニア | 212.42 | 107.66 | 105.76 | 79.86 | 0.62 | 19.12 | 8.06 |
愛知県代表選考会 | 76.58 | 41.00 | 35.58 | 23.99 | 2.56 | 9.93 | 4.52 |
愛知県代表選考会 | 70.72 | 36.23 | 35.49 | 27.36 | -5.73 | 10.72 | 3.88 |
全日本選手権 | 207.70 | 103.92 | 105.78 | 84.28 | -7.68 | 16.63 | 10.69 |
全国高等学校選手権 | 175.65 | 86.52 | 95.13 | 78.29 | -20.09 | 19.97 | 8.35 |
国民スポーツ大会 | 203.65 | 96.83 | 106.82 | 68.12 | -0.69 | 21.72 | 7.68 |
World Junior | 215.46 | 109.02 | 108.44 | 79.68 | -1.66 | 22.59 | 8.41 |
四大学定期戦 | 78.06 | 41.61 | 37.45 | 28.61 | -1.17 | 9.88 | 4.29 |
トータルスコアは大崩れして200点を割る試合もありますが、基本的には210点前後のスコアを出してきます。国内外の試合でショートフリー2本滑った試合が9試合ありますが、スコアの1位2位が国際大会になっていて、海外での試合の方がいい結果が出る傾向があるかもしれません。
技術点は100点前後。世界ジュニアで109.02まで出しました。ジュニアの中では今期全選手中9位の技術点です。PCSは100点台後半が多く世界ジュニアで108.44が最高です。1項目平均7点を少し超えるあたり。今期のジュニア全選手の中で6位。PCSの方が順位が高くなっています。
ジャンプの基礎点は全日本で84.28がありました。ジュニアルールでは木下トロフィーで80.69もあります。国際大会では79.68が最高。今期のジュニア選手の中で7位にあたります。加点の方はマイナスの試合が多いですが、ジュニアグランプリのアルメニアでは+7.56を出しました。
スピンは20点に届かない試合が多いですが世界ジュニアでは22.59 だいぶ改善された姿がありました。
ステップ系要素はジュニアカテゴリーの試合では8点台が多いです。
○要素別偏差値
Event | Total | J Base | J GOE | Spin | Step | PCS |
木下トロフィー | 47.80 | 53.36 | 43.29 | 46.56 | 60.00 | 46.05 |
JGP Osaka | 44.12 | 45.76 | 37.74 | 45.19 | 52.69 | 50.20 |
JGP Armenia | 51.05 | 50.50 | 60.90 | 40.21 | 53.52 | 49.78 |
西日本選手権 | 50.22 | 52.47 | 49.48 | 46.98 | 60.91 | 51.08 |
全日本ジュニア | 50.47 | 52.87 | 52.31 | 45.64 | 56.26 | 49.81 |
全日本選手権 | 49.25 | 55.52 | 42.04 | 37.08 | 46.53 | 49.82 |
全国高等学校選手権 | 40.96 | 51.92 | 26.68 | 48.56 | 57.21 | 42.71 |
国民スポーツ大会 | 48.20 | 45.83 | 50.69 | 54.57 | 51.87 | 50.51 |
World Junior | 51.25 | 52.76 | 49.49 | 57.56 | 55.30 | 51.60 |
トータルスコアは50前後で平均程度です。
ジャンプの基礎点も50前後ですがこれは50を超えことの方が多いです。ショートから4回転を入れられたシニアルールの全日本では50台中盤にまでなりました。
ジャンプの加点の方も50前後です。大崩れして20台というのもあります。アルメニアで偏差値60に乗せました。
スピンは40台の偏差値が並びまだまだに見えましたが、世界ジュニアで50台後半のところまで伸ばしています。
ステップ系要素はジュニア補正なので何とも言い難いですが一応50台後半から60にまで偏差値は出ています。
PCSはまだ50前後と平均並みです。
レーダーチャートは国民スポーツ大会や世界ジュニアといった最後の2試合を除くと、下がつぶれたような形になります。日本男子で割とよくいるスピンが苦手なタイプですが、世界ジュニアのスコアを見ると、克服し始めているのかもしれません。
●シーズン最高の基礎点構成
○世界ジュニア ショートプログラムの構成
Elements | BaseValue | GOE | Scores | AvGOE | |||
1 | 3A | F | 8.00 | -4.00 | 4.00 | -5.000 | |
2 | 3F+3T | 9.50 | 1.14 | 10.64 | 2.111 | ||
3 | CCSp4 | 3.20 | 0.64 | 3.84 | 2.111 | ||
4 | 3Lz | 6.49 | x | 1.43 | 7.92 | 2.556 | |
5 | FSSp4 | 3.00 | 0.64 | 3.64 | 2.222 | ||
6 | StSq3 | 3.30 | 0.90 | 4.20 | 2.778 | ||
7 | CCoSp3 | 3.00 | 0.60 | 3.60 | 2.000 | ||
TES | 36.49 | 1.35 | 37.84 |
ショートプログラムの国際大会の最高基礎点は36.49でした。トリプルアクセルを入れてフリップからコンビネーション。単独ルッツを1.1倍に入れてステップレベル3、スピンも1つレベル3で36.49です。シニアルールの全日本では4回転入れて40.34という基礎点もありました。
この構成でスピンステップオールレベル4になると1.10基礎点上がって37.59になります。インターハイのショートではその37.59が出ていました。
ここから基礎点上げるにはコンビネーションを1.1倍に持っていくというのがありますが、実際にはシニアに上がって4回転を入れる、というのが次の段階になるのだろうと思います。
○世界ジュニア フリーの構成
Elements | BaseValue | GOE | Scores | AvGOE | |||
1 | 4T | 9.50 | 1.90 | 11.40 | 2.000 | ||
2 | 3A+2T | 9.30 | -0.11 | 9.19 | -0.111 | ||
3 | 3Lz | 5.90 | 1.01 | 6.91 | 1.667 | ||
4 | CSSp3 | 2.60 | 0.56 | 3.16 | 2.111 | ||
5 | 3Aq | F | 8.00 | -4.00 | 4.00 | -5.000 | |
6 | 3F | 5.83 | x | 1.14 | 6.97 | 2.222 | |
7 | FCCoSp4 | 3.50 | 0.50 | 4.00 | 1.444 | ||
8 | ChSq1 | 3.00 | 1.21 | 4.21 | 2.333 | ||
9 | 3Lo | 5.39 | x | -0.42 | 4.97 | -0.889 | |
10 | 3Lz+1Eu+3S | 11.77 | x | 0.25 | 12.02 | 0.444 | |
11 | CCoSp4 | 3.50 | 0.85 | 4.35 | 2.333 | ||
TES | 68.29 | 2.89 | 71.18 |
フリーは世界ジュニアで68.29の基礎点でした。4回転トーループが1本入り、2回飛ぶジャンプはトリプルアクセルとトリプルルッツ。3連3サルコウ入って、セカンド2T1本でコンビネーション1つ余って68.29です。
国内ローカルのレイクカップではセカンド3回転入り、シークエンスのアクセルも入って74.74の基礎点まで出ています。スピンが1つレベル3だったのでそれをレベル4にすれば75.14の基礎点になるはずでした。さらにステップレベル4を取れれば79.04の基礎点になります。今の持ち札だとシニアルールでそのあたりまでの基礎点構成が組める力がありますが、スピンステップのレベル4率はまだ低いというところはあります。
シニアに上がって80点を超える基礎点にしていくには、4回転トーループ2本構成にするか、練習中のサルコウを投入していくか、というあたりになるかと思われます。
○平均GOE2.300以上
Event | Elements | Base | GOE | Scores | AvGOE | ||||
JGP Osaka | SP | 1 | 3A | 8.00 | 2.74 | 10.74 | 3.333 | ||
西日本選手権 | SP | 6 | StSq4 | 3.90 | 1.17 | 5.07 | 3.143 | ||
JGP Osaka | SP | 6 | StSq3 | 3.30 | 1.04 | 4.34 | 3.111 | ||
四大学定期戦 | SP | 6 | StSq3 | 3.30 | 0.99 | 4.29 | 3.000 | ||
四大学定期戦 | SP | 2 | 3A | 8.00 | 2.40 | 10.40 | 3.000 | ||
JGP Armenia | SP | 6 | StSq3 | 3.30 | 0.99 | 4.29 | 3.000 | ||
木下トロフィー | SP | 1 | 3A | 8.00 | 2.13 | 10.13 | 2.800 | ||
木下トロフィー | SP | 6 | StSq4 | 3.90 | 1.17 | 5.07 | 2.800 | ||
World Junior | SP | 6 | StSq3 | 3.30 | 0.90 | 4.20 | 2.778 | ||
愛知県代表選考会 | SP | 1 | 3A | 8.00 | 2.08 | 10.08 | 2.714 | ||
四大学定期戦 | SP | 5 | FSSp4 | 3.00 | 0.80 | 3.80 | 2.600 | ||
JGP Armenia | SP | 2 | 3F+3T | 9.50 | 1.36 | 10.86 | 2.556 | ||
World Junior | SP | 4 | 3Lz | 6.49 | x | 1.43 | 7.92 | 2.556 | |
JGP Osaka | SP | 2 | 3Lz | 5.90 | 1.43 | 7.33 | 2.444 | ||
西日本選手権 | FS | 3 | 3Lz+1Eu+3S | 10.70 | 1.42 | 12.12 | 2.429 | ||
国民スポーツ大会 | SP | 6 | StSq3 | 3.30 | 0.88 | 4.18 | 2.400 | ||
World Junior | FS | 11 | CCoSp4 | 3.50 | 0.85 | 4.35 | 2.333 | ||
World Junior | FS | 8 | ChSq1 | 3.00 | 1.21 | 4.21 | 2.333 | ||
JGP Osaka | SP | 5 | FSSp4 | 3.00 | 0.73 | 3.73 | 2.333 | ||
愛知県代表選考会 | SP | 5 | FSSp4 | 3.00 | 0.75 | 3.75 | 2.333 |
評価の高い要素はステップとジャンプです。ステップは国内参考ですが+3.143をもらったこともあります。国際大会ではレベル3ですが+3.111までありました。ジュニアとしては6位タイのステップの評価です。
ジュニアグランプリの大阪ではトリプルアクセルで+3.333という評価を得ました。これは今期のトリプルアクセルとしては全選手中5位です。ジュニアの中では1位。非常に高い評価でした。
スピンは全スピンの中で+2.333が最高。あまり得意とはやはり言えなさそうではあります。
○4回転サルコウ
Event | Elements | Base | GOE | Scores | AvGOE | ||||
愛知県代表選考会 | SP | 2 | 4S< | < F | 7.76 | -3.88 | 3.88 | -5.000 |
今期、初めて試合で4回転サルコウを試みましたがアンダーローテーションの転倒となりました。まだ実戦装備とはいかなさそうですが、シニアに上がることを見据えて4回転2種類の準備は進めているようです。
○4回転トーループ
Event | Elements | Base | GOE | Scores | AvGOE | ||||
木下トロフィー | FS | 1 | 4T+3T | 13.70 | -2.22 | 11.48 | -2.000 | ||
木下トロフィー | FS | 2 | 4Tq | q | 9.50 | -4.43 | 5.07 | -4.400 | |
JGP Osaka | FS | 1 | 4T | 9.50 | -4.21 | 5.29 | -4.333 | ||
JGP Armenia | FS | 1 | 4T | 9.50 | 2.17 | 11.67 | 2.111 | ||
西日本選手権 | FS | 1 | 4T | F | 9.50 | -4.75 | 4.75 | -5.000 | |
レイクカップ | FS | 1 | 4Tq | q | 9.50 | -1.90 | 7.60 | -1.800 | |
全日本ジュニア | FS | 1 | 4T | 9.50 | 1.90 | 11.40 | 2.143 | ||
愛知県代表選考会 | SP | 1 | 4Tq+2T | q | 10.80 | -2.85 | 7.95 | -2.667 | |
全日本選手権 | SP | 1 | 4T | 9.50 | 1.09 | 10.59 | 1.111 | ||
全日本選手権 | FS | 1 | 4T | 9.50 | 0.00 | 9.50 | 0.000 | ||
全国高等学校選手権 | FS | 1 | 4T< | < F | 7.60 | -3.80 | 3.80 | -5.000 | |
国民スポーツ大会 | FS | 1 | 4Tq | q | 9.50 | -1.90 | 7.60 | -2.000 | |
World Junior | FS | 1 | 4T | 9.50 | 1.90 | 11.40 | 2.000 | ||
四大学定期戦 | SP | 1 | 4Tq | q F | 9.50 | -4.75 | 4.75 | -5.000 |
4回転トーループは昨季から標準装備していますが、ISU公認の成功は今期が初でした。
今期14回飛んで転倒が3回、アンダーローテーション1回、それ以外のGOEマイナスが6回、GOEプラスの成功ジャンプは4回、±0が1回。成功率は5割に届かない計算です。出来ればもう少し確率を高めたいですが、国際大会では3分の2、全日本ジュニアも成功、全日本もショートフリーでマイナス無しと大事な試合では決めていました。
○トリプルアクセル(国際大会+全日本)
Event | Elements | Base | GOE | Scores | AvGOE | ||||
JGP Osaka | SP | 1 | 3A | 8.00 | 2.74 | 10.74 | 3.333 | ||
JGP Osaka | FS | 2 | 3A | 8.00 | -2.40 | 5.60 | -3.000 | ||
JGP Osaka | FS | 3 | 3A<<+REP | << F | 2.31 | -1.65 | 0.66 | -5.000 | |
JGP Armenia | SP | 1 | 3A | 8.00 | 1.60 | 9.60 | 1.889 | ||
JGP Armenia | FS | 2 | 3A+2A+SEQ | 11.30 | 0.57 | 11.87 | 0.778 | ||
全日本ジュニア | SP | 1 | 3A | 8.00 | 1.60 | 9.60 | 1.857 | ||
全日本ジュニア | FS | 2 | 3A | 8.00 | -1.60 | 6.40 | -2.000 | ||
全日本選手権 | SP | 2 | 3A | 8.00 | 1.37 | 9.37 | 1.667 | ||
全日本選手権 | FS | 2 | 3A | F | 8.00 | -4.00 | 4.00 | -5.000 | |
全日本選手権 | FS | 9 | 3A+REP | F | 6.16 | X | -4.00 | 2.16 | -5.000 |
World Junior | SP | 1 | 3A | F | 8.00 | -4.00 | 4.00 | -5.000 | |
World Junior | FS | 2 | 3A+2T | 9.30 | -0.11 | 9.19 | -0.111 | ||
World Junior | FS | 5 | 3Aq | F | 8.00 | -4.00 | 4.00 | -5.000 |
今期はトリプルアクセルで苦しみました。主要大会5試合で要素として入ったのは13回。それ以外に1回転半になったのが1本あります。転倒が5回、それ以外のGOEマイナスが3回あり、GOEプラスの成功ジャンプは5回なので成功率は3分の1を少し超える程度です。世界ジュニアで2転倒しプラスが1つもつかなかったのは非常に残念でした。今期アクセルがしっかりきまっていれば、世界ジュニア表彰台で来期グランプリシリーズが見えていた、ということからすると、非常に残念な出来でした。
○3連続の要素
Event | Elements | Base | GOE | Scores | AvGOE | ||||
木下トロフィー | FS | 9 | 1A+1Eu+3S | 6.49 | X | 0.00 | 6.49 | 0.200 | |
JGP Armenia | FS | 3 | 3Lz+1Eu+2S | 7.70 | -0.67 | 7.03 | -1.222 | ||
西日本選手権 | FS | 3 | 3Lz+1Eu+3S | 10.70 | 1.42 | 12.12 | 2.429 | ||
レイクカップ | FS | 3 | 3Lz+1Eu+3S | 10.70 | 0.59 | 11.29 | 1.200 | ||
全日本ジュニア | FS | 3 | 3Lz+1Eu+3S | 10.70 | 0.47 | 11.17 | 0.857 | ||
全日本選手権 | FS | 3 | 3Lz!+1Eu+3S | ! | 10.70 | 0.17 | 10.87 | 0.222 | |
全国高等学校選手権 | FS | 3 | 3Lz+1Eu+3S | 10.70 | 0.79 | 11.49 | 1.400 | ||
国民スポーツ大会 | FS | 3 | 2Lz+1Eu+3S | 6.90 | 0.29 | 7.19 | 0.600 | ||
World Junior | FS | 10 | 3Lz+1Eu+3S | 11.77 | x | 0.25 | 12.02 | 0.444 |
3連続は今季フリー10本中9回入りました。シングルアクセルが1つ、ダブルルッツが1つ、3つ目が2回転が1つあって6回は成功ジャンプです。まずまずの成功率だったかと思います。
昨季はジュニアグランプリファイナルで4位、全日本ジュニア4位。今期は世界ジュニア4位。狙っている試合で4位が多めですが、今期は全日本ジュニアは勝ちました。世界ジュニアで表彰台に乗っていれば、来期のグランプリ枠が回ってきたのですが、4位で、今のランキング、シーズンベストだと枠がもらえるか微妙です。本人は、迷いはありつつもシニアに上がりたいという意志がありそうですが濱田先生がどう考えるか。
4回転2種類目も練習中ですし、準備は進んでいるようですが、どうなるでしょうか。