23-24 垣内珀琉

2006年4月18日生まれ

ジュニア5シーズン目

シーズン獲得賞金:$1,000

世界ランキング:102位

シーズンランキング:70位

シーズンベストスコア 200.82(97位) JGPブダペスト

ショートプログラムシーズンベスト 69.39 JGPオーストリア

フリーシーズンベスト 133.87 JGPブダペスト

スピンレベル4率 38/48 = 79.2%(国際大会:19/24 = 79.2%)

ステップレベル4率 1/9 = 11.1%(国際大会:1/4 = 25.0%)

スピンオールレベル4 2/8(国際大会:1/4)

スピンステップオールレベル4 0/8(国際大会:0/4)

ジャンプ回転不足率 9/80 = 11.3%(国際大会:4/40 = 10.0%)

ジャンプ回転不足なし 3/8(国際大会:2/4)

スピンステップオールレベル4ジャンプ回転不足なし 0/8(国際大会:0/4)

 

○23-24シーズンの戦績

J/S Grade Event Pl Total SP FS
J DL げんさんサマーカップ 2 179.76 65.59 114.17
J JGP JGP Austria 7 180.51 69.39 111.12
J JGP JGP Budapest 3 200.82 66.95 133.87
J RT 西日本選手権 4 187.13 65.56 121.57
J NJ 全日本ジュニア 4 197.97 68.64 129.33
S NC 全日本選手権 18 196.30 64.58 131.72
J Others Youth Olympic 7 185.88 61.11 124.77
J WJ World Junior 17 192.82 65.49 127.33

垣内選手は昨季ジュニアグランプリシリーズ1試合に出場して8位。チャレンジカップのジュニアの部に出て2位など着実に実績を積み上げてきた選手です。

 

今期はげんさんサマーカップからスタートします。後半にコンビネーションを入れる構成でショートは65.59と自己ベスト相当のスコアを出します。フリーは4回転に2度挑んでどちらも転倒となってしまいスコアは伸びませんでしたが、シーズン序盤にナイスチャレンジで114.17、トータル179.76として2位に入りました。

 

ジュニアグランプリシリーズは今期は2戦入りました。まずはオーストリアから。ジャンプ3つ決めて69.39とパーソナルベスト更新の演技で4位スタート。3位とは0.59差、初の表彰台に期待が膨らみます。フリーは冒頭のトーループが2回転になってしまいますが、3つ目に飛びなおして成功、ただ、コンビネーションにしようとして2つ目が2回転のダウングレードという扱いになってGOEは大幅減点されます。このダブルトーループが一つの鍵で、後半に入って3連続でダブルトーループを付けて3つ目カウントでキックアウト、さらに最後のコンビネーションは転倒、ということで思うようにスコアが伸ばせず111.12 トータル180.51とパーソナルベストは更新して7位、ジュニアグランプリシリーズの自己最高位は更新してきました。

 

2戦目はブダペストで登場。ショートはまたジャンプ3つ降りて66.95を出して4位に付けます。そしてフリー、冒頭4回転トーループを平均GOE+1.667でISU公認初成功。以降もほぼミスのない演技で133.87とフリーのベスト更新。トータル200.82 初の200点突破で3位表彰台となりました。

 

ここからは国内戦。西日本選手権、ショートプログラムはやはりジャンプ3本降りて65.56 ショートは60点台後半で安定しています。2位で折り返してのフリーは4回転トーループダブルアクセルのシークエンスを付けるという意欲的構成ですがqついてGOEはマイナス。2本目の4回転はアンダーローテーションとなりました。以降も惜しいミスがいろいろあって121.57 トータル187.13で4位となりました。

 

全日本ジュニアは全日本の進出と、世界ジュニア、ユースオリンピックの代表が決まる試合でもあります。このショートもジャンプ3つ降りて68.64の3位で折り返します。フリーは残念ながら4回転がアンダーローテーションの転倒となって不発。ただ、以降は大きなミスなくしっかり滑って129.33まで出してトータル197.97 2人残して2位。最終順位は4位と過去最高位を更新。この4位と、おそらくジュニアグランプリシリーズの表彰台も加味してと思われますが、ユースオリンピックの代表権を獲得しました。

 

そして、全日本へ。ここは世界ジュニアの代表権を賭けた試合です。中村俊介選手は内定済み。ジュニアグランプリファイナルで優勝した中田璃士選手はほぼ当確で3枠目を争う立場です。万が一三浦佳生選手が世界ジュニア出たいと言い出したら絶望的だったのですが、事前の選考基準の表を見る限りではそれはなさそうでした。この時点で選考対象選手のうちシーズンベストが中村選手除いて3番目、2試合平均が2番目です。シーズンベスト2位の蛯原選手や、全日本ジュニア3位の周藤選手との3枠目争いという形になります。

ショートは14番滑走。先に滑った蛯原選手は61.85 周藤選手は74.61を出しています。全日本はシニアの試合ということでショートから4回転トーループを入れてきましたが、これがアンダーローテーションの転倒となり裏目に出ます。結局今季ワーストの64.58で21位スタートとなりました。これは全日本ジュニアで表彰台に乗っている周藤選手が有利な流れだったのですが、なんと周藤選手は練習中のケガでフリーは棄権。蛯原選手と一騎打ちの様相となります。蛯原選手は1番滑走で滑ってトータル192.96まで出してきました。4番滑走の垣内選手が蛯原選手を上回るには128.39が必要になります。今季5戦でこれを超えているのは2試合。プレッシャーのかかる状況でしたが冒頭の4回転トーループをqながら降りました。結局これが大きかったでしょうか、ジャンプはサルコウが1つアンダーローテーションになったくらいで大きなミスは無く滑り切りフリー131.72 トータル196.30で蛯原選手を上回って最終順位は18位。ジュニアからの出場選手ではこれより上は中村選手と中田選手だけ、ということで、無事に世界ジュニアの第3代表に選出されました。

 

1月、ユースオリンピックの代表ということで、インターハイも国スポもなしで韓国での試合になります。安定していたショートプログラムなのですがこの試合はコンビネーションでフリップがアンダーローテーション付いてセカンドが2回転になり、スコア伸びず61.11で8位発進となると、フリーも4回転がアンダーローテーションとなって124.77までトータル185.88で7位となりました。

 

念願の世界ジュニア。ショートプログラムは41人中の25番滑走。中盤での登場となります。コンビネーションのセカンドが2回転になりましたが全体的にはまずまずの演技で65.49 いつも通りのスコアは出したのですが、流石世界ジュニア、これでも16位となります。フリーは4回転が転倒となりましたが以降はしっかり滑って出来ることはやったという滑り、127.33でトータル192.82 総合17位となりました。

 

○要素別スコア

Event Total TES PCS J Base J GOE Spin Step
げんさんサマーカップ 179.76 89.65 92.11 75.15 -11.83 19.97 6.36
JGP Austria 180.51 84.67 96.84 63.79 -6.43 19.80 7.51
JGP Budapest 200.82 102.62 98.20 72.99 2.75 19.27 7.61
西日本選手権 187.13 92.05 95.08 73.42 -8.06 18.80 7.89
全日本ジュニア 197.97 99.97 99.00 71.62 -0.12 20.91 7.56
全日本選手権 196.30 100.48 96.82 71.40 -3.09 21.13 11.04
Youth Olympic 185.88 91.90 93.98 67.26 -3.30 19.50 8.44
World Junior 192.82 98.93 94.89 70.33 -0.72 21.86 7.46

トータルスコアはジュニアグランプリのブダペストで200点に乗りました。この200.82で今季のジュニアカテゴリーの選手たちの中で25位という位置になります。

技術点は100点に乗せた試合もありました。一方でPCSは90点台。最高で全日本ジュニアの99.00があり、国際大会では98.20です。1項目平均6.5を少し超える付近です。

ジャンプの基礎点は70点台です。げんさんサマーカップで75.15 国際大会では72.99まででした。

ジャンプの加点の方はプラスの試合が1試合だけ。ブダペストで+2.75はありました。

スピンは19点台が多いですが世界ジュニアで21.86を出しています。レベル4率は8割近く、ジュニア選手の中では高い方です。

ステップ系要素は7点台が多いですがユースオリンピックでは8点台が出ました。

 

○要素別偏差値

Event Total J Base J GOE Spin Step PCS
げんさんサマーカップ 42.03 50.04 36.91 48.56 39.82 40.69
JGP Austria 42.22 43.23 43.59 47.97 49.68 43.85
JGP Budapest 47.47 48.75 54.95 46.15 49.91 44.76
西日本選手権 43.93 49.00 41.57 44.54 51.51 42.68
全日本ジュニア 46.73 47.93 51.40 51.79 49.41 45.29
全日本選手権 46.30 47.79 47.72 52.54 48.13 43.84
Youth Olympic 43.61 45.31 47.46 46.94 56.85 41.94
World Junior 45.40 47.15 50.66 55.05 49.86 42.55

トータルスコアはまだ40台で平均まで届いていません。40台中盤あたりです。

ジャンプの基礎点も40台後半までで平均に届かない形。加点の方も50前後までになります。

スピンも50前後です。世界ジュニアでは50台中盤まで出ました。

ステップ系要素は唯一レベル4が出たユースオリンピックはジュニア補正もあり56.85と50台後半ですが、他は50前後で平均割れが目立ちます。

PCSはまだ40台前半といったところです。

 

 

垣内珀琉選手の要素別偏差値レーダーチャート23-24

レーダーチャートは、やや下に膨らむ部分もありますが、多くはバランス型に近く見えます。

 

●シーズン最高の基礎点構成

JGPブダペスト ショートプログラムの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 2A   3.30   0.57 3.87 1.778
2 3Lz   5.90   1.01 6.91 1.667
3 CCSp4   3.20   -0.05 3.15 -0.111
4 3F!+3T ! 10.45 x -0.30 10.15 -0.556
5 FSSp3   2.60   0.30 2.90 1.000
6 StSq3   3.30   0.52 3.82 1.556
7 CCoSp4   3.50   0.45 3.95 1.222
  TES   32.25   2.50 34.75  

ショートプログラムは32.25が最高基礎点でした。ダブルアクセルに単独ルッツを飛んでフリップからの3-3が1.1倍に入ります。スピン1つレベル3でステップレベルで32.25です。スピンステップレベル4に出来れば33.25の基礎点になります。全日本ジュニアではスピンオールレベル4で32.65の基礎点になっていました。

垣内選手はトリプルアクセルが装備出来ていません。4回転ならシニアルールでショートに入れられます。全日本はショートから入れてきましたがアンダーローテーションの転倒でした。

そろそろトリプルアクセルが欲しいお年頃ではあります。

 

○世界ジュニア フリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4Tq F 9.50   -4.75 4.75 -5.000
2 3Lo   4.90   0.07 4.97 0.222
3 3Lz+3T+2T   11.40   0.67 12.07 1.111
4 FCSp4   3.20   0.05 3.25 0.111
5 3F+2A+SEQ   8.60   0.15 8.75 0.222
6 3S   4.73 x 0.37 5.10 0.889
7 2A+3T   8.25 x 0.66 8.91 1.556
8 ChSq1   3.00   0.50 3.50 0.889
9 3Lz   6.49 x 0.93 7.42 1.556
10 CSSp4   3.00   0.17 3.17 0.667
11 CCoSp4   3.50   0.60 4.10 1.667
  TES   66.57   -0.58 65.99  

フリーは世界ジュニアで66.57の基礎点がありました。4回転トーループが1本入ります。2回飛ぶジャンプはルッツとトーループ。セカンド3回転2本にシークエンスアクセルもあって、スピンオールレベル4で66.57です。ステップレベル4を足せれば70.47ですので70点台が出せる構成ではあります。

4回転1本だとそのあたりまでが限界でしょうか。4回転が飛べるようになればトリプルアクセルも跳べるようになってくるのかどうか。そこまでくればシニアに上がっても勝負になる構成になってきそうですが、今のところトリプルアクセルはお試しでも見られないですし、4回転もまだあまり安定化はしていない状態にあります。

 

○平均GOE1.600以上

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
World Junior SP 7 CCoSp4   3.50   0.90 4.40 2.444
西日本選手権 FS 8 ChSq1   3.00   1.00 4.00 2.143
World Junior SP 2 3Lz   5.90   1.18 7.08 2.000
全日本ジュニア SP 2 3Lz   5.90   1.18 7.08 2.000
げんさんサマーカップ SP 2 3Lz   5.90   1.18 7.08 2.000
World Junior SP 6 StSq3   3.30   0.66 3.96 1.889
World Junior SP 1 2A   3.30   0.61 3.91 1.889
Youth Olympic FS 8 ChSq1   3.00   0.93 3.93 1.889
全日本ジュニア SP 1 2A   3.30   0.66 3.96 1.857
げんさんサマーカップ SP 1 2A   3.30   0.66 3.96 1.800
全日本選手権 SP 3 CCSp4   3.20   0.59 3.79 1.778
JGP Budapest SP 1 2A   3.30   0.57 3.87 1.778
西日本選手権 SP 6 StSq3   3.30   0.59 3.89 1.714
全日本ジュニア FS 8 ChSq1   3.00   0.80 3.80 1.714
JGP Budapest FS 1 4T   9.50   1.63 11.13 1.667
JGP Budapest SP 2 3Lz   5.90   1.01 6.91 1.667
JGP Austria SP 6 StSq3   3.30   0.57 3.87 1.667
World Junior SP 5 FSSp4   3.00   0.51 3.51 1.667
JGP Austria SP 4 3F+3T   10.45 x 0.83 11.28 1.667
World Junior FS 11 CCoSp4   3.50   0.60 4.10 1.667
げんさんサマーカップ SP 3 CCSp4   3.20   0.53 3.73 1.600

垣内選手は今季最高評価を受けたのは世界ジュニアのショート最後の要素、足替えのコンビネーションスピンで+2.444を受けました。西日本のコレオが次の評価でその下にはトリプルルッツが並びます。

こうやって見ると、ジャンプ、スピン、ステップ、どの系統がはっきり得意です、というようなものはあまり表れておらず、比較的バランスの取れた選手なのかなあ、というようにも見えます。

 

○4回転トーループ

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
げんさんサマーカップ FS 1 4Tq q  F 9.50   -4.75 4.75 -5.000
げんさんサマーカップ FS 3 4Tq+REP q  F 6.65   -4.75 1.90 -5.000
JGP Austria FS 3 4T+2T<< <<  9.90   -4.48 5.42 -4.667
JGP Budapest FS 1 4T   9.50   1.63 11.13 1.667
西日本選手権 FS 1 4Tq+2A+SEQ q 12.80   -3.04 9.76 -3.143
西日本選手権 FS 3 4T< 7.60   -1.98 5.62 -2.571
全日本ジュニア FS 1 4T< <  F 7.60   -3.80 3.80 -5.000
全日本選手権 SP 1 4T< <  F 7.60   -3.80 3.80 -5.000
全日本選手権 FS 1 4Tq q 9.50   -1.49 8.01 -1.556
Youth Olympic FS 1 4T< 7.60   -3.80 3.80 -4.889
World Junior FS 1 4Tq F 9.50   -4.75 4.75 -5.000

4回転トーループを今期は跳び続けました。要素として入ったのは今シーズンは11回。転倒が5回あり、アンダーローテーションが1つ、セカンドでダウングレード付いたのが1つ。GOEプラスの成功ジャンプは1回だけでした。まだ計算できる要素にはなっていないという状況ではあります。

 

○セカンド3回転

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
げんさんサマーカップ SP 4 3F!q+3T ! 10.45 X -1.24 9.21 -2.400
げんさんサマーカップ FS 7 2A+3T+2T   9.68 X 0.00 9.68 0.200
げんさんサマーカップ FS 9 3Lz+3T   11.11 X 0.20 11.31 0.400
JGP Austria SP 4 3F+3T   10.45 x 0.83 11.28 1.667
JGP Austria FS 7 2A+3T+2T* * 8.25 x 0.36 8.61 0.778
JGP Austria FS 9 3Lz+3T< F 10.19 x -2.95 7.24 -5.000
JGP Budapest SP 4 3F!+3T ! 10.45 x -0.30 10.15 -0.556
JGP Budapest FS 3 3Lz+3T   10.10   0.84 10.94 1.444
JGP Budapest FS 7 2A+3Tq+1T q 8.69 x -1.50 7.19 -3.556
西日本選手権 SP 4 3F!+3T ! 10.45 X -0.42 10.03 -0.857
西日本選手権 FS 6 3S+3T< 8.43 X -1.98 6.45 -4.571
西日本選手権 FS 7 2A+3Tq q 8.25 X -1.93 6.32 -3.571
全日本ジュニア SP 4 3F!+3T ! 10.45 X -0.11 10.34 -0.143
全日本ジュニア FS 3 3Lz+3T+2T   11.40   0.83 12.23 1.286
全日本ジュニア FS 7 2A+3T   8.25 X 0.42 8.67 1.000
全日本選手権 SP 4 3Lz+3T   11.11 X 0.59 11.70 1.000
全日本選手権 FS 3 3Lz+3T+2T   11.40   0.84 12.24 1.444
Youth Olympic FS 3 3Lz+3T+2T   11.40   0.76 12.16 1.222
Youth Olympic FS 7 2A+3T   8.25 x 0.42 8.67 1.111
World Junior FS 3 3Lz+3T+2T   11.40   0.67 12.07 1.111
World Junior FS 7 2A+3T   8.25 x 0.66 8.91 1.556

垣内選手は3連続もセカンド3回転で跳びます。ショートはフリップから1.1倍でセカンド3回転を飛びます。フリーはダブルアクセルからの3連続で跳んだり、シーズン後半はトリプルルッツからの3連続でも飛びました。

ショートは8試合で2回、セカンド2回転になり、残りの6回のうち4つはフリップに!がつきGOEはマイナス、残りの2回はルッツで1回、フリップで1回、GOEプラスの成功ジャンプになっています。降りることは出来ているのですがフリップの!で減点されがちです。

フリーは3連続として8試合中7試合は入りました。ダブルアクセルから後半に飛んだ3回は1つは3つ目がノーカウントでしたがGOEプラス、1つは3つ目が1回転になりGOEマイナス、あとの1つは成功ジャンプです。ルッツから前半で飛んだ4試合はすべてGOE+1点台の成功でした。ルッツの成功率は高く、単独ルッツは本人の高GOE要素にも上位で並んでいましたし、得意な要素と言えそうです。

 

垣内選手は今期ユースオリンピックと世界ジュニアに出場しました。出場するまでで、試合での結果としては今一つではありましたが、昨季から階段をはっきり一つ登ったと言える成果にはなっています。また200点にも到達しました。高校3年生で迎える来期はジュニアカテゴリーで出てくると思いますが、もう一段階階段上って、ジュニアグランプリファイナルあたりが狙いたいところでしょうか。シーズンオフに4回転の精度を上げつつ、トリプルアクセルも習得してくると、220点レベルの勝負が出来てきそうにも期待されます。