近畿選手権 37歳の4回転

ブロック大会2週目。木下、兵庫、大阪の近畿選手権です。ジュニアのエース格がどうしてもジュニアグランプリシリーズの派遣により欠けてしまうのですが、島田麻央選手を下から突き上げようとするノービスがいたり、一方で、史上最年長4回転がいたり、バラエティに富んだ顔ぶれではありました。

 

○男子シングル シニア

Pl Name Nation Total SP FS
1 壷井 達也 シスメックス 239.22 87.69 151.53
2 友野 一希 第一住建グループ 227.64 88.76 138.88
3 織田 信成 大阪スケート倶楽部 220.30 76.62 143.68
4 三宅 星南 関空スケート 214.89 77.72 137.17
5 中村 俊介 木下アカデミー 212.57 78.08 134.49
6 片伊勢 武 アミン 関西大学 181.64 65.66 115.98
7 木科 雄登 関西大学 169.24 58.76 110.48
8 三島 悠生 ひょうご西宮FSC 146.46 51.48 94.98
9 小林 隼 同志社大学 145.11 49.74 95.37
10 前川 裕士 大公大FSC 138.24 42.04 96.20
11 彦阪 昇吾 立命館大学 132.12 47.62 84.50
12 川口 清壽 佛教大学 122.86 45.78 77.08

男子のシニアは全日本進出枠が16ありますので、出場全選手西日本進出です。

壷井達也選手が2連覇となりました。ショートの87.69は自己最高スコアです。フリーもそれほど悪いスコアではないですが4回転サルコウ2本目が転倒になったのと、最後のフリップの転倒もあって少し残念ではありました。ただ、アジアンオープンフィギュアではフリー3転倒でトータル204.98ですから、だいぶ調整は進んでいそうです。次戦はNHK杯のエントリーがあります。その前の週の西日本は免除がもらえますが、出場は可能ではあります。

2位は友野一希選手。ショートは4回転2本入って本人比でまずまず位だったのですが、フリーは4回転3本が全く決まらずスコア伸びませんでした。まあ、まだまだ調整段階でしょうか。次戦はフランスグランプリになるはずで、真裏にある西日本選手権は免除です。

織田信成選手3位に入りました。220.30は全日本までは十分進めるスコアです。今期で引退表明。どこまで行けるでしょうか。

4位には三宅星南選手。4回転サルコウはアンダーローテーションの転倒。今季まだ決まっていない4回転をこの先決めていけるか。

ジュニアグランプリシリーズ2戦を終えた中村俊介選手、国内はシニアカテゴリーで戦います。この試合は5位でした。フリーの4回転トーループを決めています。順位は何位でも問題ない試合でしたので、ショートでも4回転入れた見たらよかったのではないかなあ、とは思いました。

 

織田信成選手のショートの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4T+3T   13.70   1.90 15.60 2.200
2 3A< F < 6.40   -3.20 3.20 -5.000
3 CCSp3   2.80   0.28 3.08 1.000
4 3Lz   6.49 x 1.57 8.06 2.600
5 FSSp4   3.00   0.30 3.30 0.800
6 StSq3   3.30   0.77 4.07 2.600
7 CCoSp3   3.00   0.30 3.30 0.800
  TES   38.69   1.92 40.61  

4回転トーループ決めました。37歳 6か月の4回転。ISU公認試合で確認できている4回転成功の最年長記録は33歳10か月というのがあります。国内ローカルですがそれをはるかに超える年齢です。

フリーは転倒でした。

 

○男子シングルシニアの要素別スコア

Pl Name Total PCS J Base J GOE Spin Step
1 壷井 達也 239.22 113.49 89.24 3.28 22.81 12.40
2 友野 一希 227.64 118.92 80.99 -7.58 22.16 14.15
3 織田 信成 220.30 110.84 82.73 0.05 17.90 10.78
4 三宅 星南 214.89 109.56 78.20 -4.91 20.46 12.58
5 中村 俊介 212.57 109.56 75.06 -1.80 18.50 12.25
6 片伊勢 武 アミン 181.64 98.73 59.36 -3.88 15.90 11.53
7 木科 雄登 169.24 97.77 55.06 -11.53 18.02 11.92
8 三島 悠生 146.46 85.66 37.82 -3.69 17.87 9.80
9 小林 隼 145.11 82.80 43.20 -7.11 17.59 9.63
10 前川 裕士 138.24 75.45 44.64 -5.96 17.30 6.81
11 彦阪 昇吾 132.12 78.60 43.28 -10.41 14.10 7.55
12 川口 清壽 122.86 74.86 35.48 -3.73 9.71 6.54

友野選手がPCSでは1位。ただ8点平均に届いていません。なかなか厳しいPCS判定にも見えます。

ジャンプの基礎点は壺井選手が1位で織田選手が2番目になっています。82.73くらいはグランプリシリーズにも普通にいます。

加点は壺井選手が1位で、織田選手もプラスを残して2位です。友野選手はジャンプうまくいきませんでした。

スピンも壺井選手1位。友野選手も22点台あります。織田信成選手は17点台。スピンが1番全盛期との差があるようです。

ステップ系要素は友野選手がさすがの14点台で1位でした。

 

○女子シングル シニア

Pl Name Nation Total SP FS
1 吉田 陽菜 木下アカデミー 183.52 63.85 119.67
2 三原 舞依 シスメックス 173.58 64.37 109.21
3 白岩 優奈 関西大学 161.40 52.85 108.55
4 岩崎 陽菜 甲南女子大学 155.80 49.25 106.55
5 柴野 ちりさ 甲南女子大学 143.52 52.29 91.23
6 籠谷 歩未 神戸クラブ 142.30 53.54 88.76
7 前野 百花 同志社大学 136.52 51.93 84.59
8 木下 咲良 関西大学 129.85 44.61 85.24
9 大関 凜花 同志社大学 125.23 43.24 81.99
10 鈴木 なつ 関西大学 116.97 38.99 77.98
11 林 紗陽子 近畿大学FSC 115.51 38.61 76.90
12 久保 智聖 関西大学 111.83 40.94 70.89
13 東 華乃子 京都アクアリーナSC 110.26 35.48 74.78
14 池田 あい 武庫川女子大学 109.98 36.82 73.16
15 加藤 日向子 同志社大学 101.81 36.30 65.51
16 泉 凜佳 同志社大学 101.40 38.00 63.40
17 藤崎 ひなの 関空スケート 95.24 30.99 64.25
18 滝野 莉子 関西大学 92.33 29.83 62.50
19 小木曾 愛帆 神戸大学 89.06 30.01 59.05

女子シニアの西日本進出枠は13です。連戦の吉田選手は免除じゃないの?? とも思いましたが、特に免除扱いは無く、13位までのようです。

その連戦の吉田陽菜選手が優勝しました。形としては2連覇。昨年よりスコアも上がっていますが先週のネーベルホルン杯からはスコアが落ちています。フリーのPCSが55点台と、ネーベルホルンより10点近く低かったりと、なかなか厳しい試合でした。西日本はスケートカナダにより免除です。

三原舞依選手が2位。今大会はセカンド3回転無しで臨んできました。足の痛みがまだ出る模様。フリーはアンダーローテーション3つにqが2つ、抜け2回転も1つありスコア伸びませんでした。西日本はフランスグランプリにより免除です。

白岩優奈選手が3位。昨季は学生選手権でこそ160点台を出しましたが、年明けるまでは150点に届いていませんでしたので、それと比べるとだいぶ調整が早く進んでいるようです。フリー冒頭で3Lz+3TをGOEはマイナス付きましたが、久しぶりに基礎点満額で取ってきました。

西日本進出ラインは110.26 昨季と比べて枠が拡がった分、ボーダーラインもいくらか下がりました。

 

○女子シングルシニア 上位15選手の要素別スコア

Pl Name Total PCS J Base J GOE Spin Step
1 吉田 陽菜 183.52 84.44 69.36 -3.36 22.28 11.80
2 三原 舞依 173.58 88.43 51.36 -3.02 22.94 13.87
3 白岩 優奈 161.40 84.22 51.56 -5.54 21.41 11.75
4 岩崎 陽菜 155.80 71.69 53.99 -0.86 19.89 11.09
5 柴野 ちりさ 143.52 74.13 38.30 -1.87 19.77 13.19
6 籠谷 歩未 142.30 68.56 48.36 -1.76 18.69 9.45
7 前野 百花 136.52 72.54 36.15 -3.83 20.58 11.08
8 木下 咲良 129.85 68.99 35.55 -2.86 16.25 11.92
9 大関 凜花 125.23 65.47 36.50 -7.22 20.17 11.31
10 鈴木 なつ 116.97 64.26 29.41 -4.03 17.13 11.20
11 林 紗陽子 115.51 57.26 37.22 -5.20 18.94 8.29
12 久保 智聖 111.83 65.01 30.24 -6.60 15.05 9.13
13 東 華乃子 110.26 57.68 30.15 -2.64 17.50 7.57
14 池田 あい 109.98 58.46 30.80 -3.69 16.65 7.76
15 加藤 日向子 101.81 54.64 31.23 -6.17 15.92 8.19

PCSは三原選手が1位ですが88.43と抑えられました。1項目平均7.5に届いていません。吉田選手、白岩選手で84点台。1項目平均7点ほどです。かなり厳しいPCS判定だったように感じます。

ジャンプの基礎点は吉田選手が突出して69.36出しました。アンダーローテーションながらもトリプルアクセル入っているのが大きいです。三原選手、白岩選手は51点台で、4位の岩崎陽菜選手の方が上回りました。

ジャンプの加点は全選手マイナスです。その中で岩﨑陽菜選手が1点未満のマイナスに抑えて1位でした。

スピンは三原選手が22点台で1位、吉田選手も22点台で続きます。白岩選手が21点台。白岩選手は復帰後のベストスピンでした。

ステップ系要素は三原選手が13.87で1位。5位に入った柴野ちりさ選手も13点台で2番目です。吉田選手はフリーでステップがレベル2だったこともあり11点台と伸びませんでした。

 

○男子シングル ジュニア

Pl Name Nation Total SP FS
1 朝賀 俊太朗 関西大学 194.11 71.38 122.73
2 名倉 一裕 大阪スケート倶楽部 177.91 63.83 114.08
3 森本 涼雅 星槎国際大阪 176.22 64.74 111.48
4 向野 慶 神戸ポートアイランドクラブ 157.63 57.51 100.12
5 佐藤 光 松陰兵庫高校スケート部 155.30 53.78 101.52
6 織田 信義 大阪スケート倶楽部 144.42 52.62 91.80
7 石原 弘斗 京都宇治FSC 142.79 48.39 94.40
8 佐野 海音 京都アクアリーナSC 136.62 45.05 91.57
9 生田 琉悟 浪速中・高スケート部 122.06 40.86 81.20
10 松野 嵩 京都アクアリーナSC 113.76 40.64 73.12
11 小川 理人 臨海フィギュアSC 112.54 42.47 70.07
12 水越 遼弥 なみはやクラブ 110.22 40.02 70.20
13 飛永 恭兵 大阪スケート倶楽部 109.77 39.03 70.74
14 加藤 嶺 東大津ISC 99.23 28.89 70.34

男子のジュニアは西日本進出枠は16 ジュニアグランプリ遠征免除が2人いますので14位まで西日本へ進めます。結果的に出場14人となりましたので、全員西日本進出です。

昨季全日本ジュニア10位の朝賀俊太朗選手がジュニア最終年に初優勝となりました。今シーズンに入ってトリプルアクセルを初成功。今回はショートでの初成功があり、フリーでは初めてセカンド3回転を付けての成功がありました。194.11は自己最高スコア。全日本ジュニアを抜けて全日本選手権まで進める可能性のある水準です。

2位は名倉一裕選手が入りました。昨季の全日本ジュニア13位。高校1年生になりました。初挑戦の3Lz+3Tをショートで成功、自己最高スコアで2位に入っています。

3位はジュニアグランプリシリーズ出場経験のある森本涼雅選手が入りました。昨季は木下アカデミー名義で出場していましたが、今期は星槎国際大阪の登録で出場しています。昨季は全日本ジュニア9位。あと一歩で届かなかった全日本進出を今期は目指すことになるかと思われます。

今回の表彰台は昨季の近畿選手権2位4位1位の3人。3位だった高橋星名選手は遠征免除で今大会には出場しませんでした。

 

○女子シングル ジュニア上位20名

Pl Name Nation Total SP FS
1 櫛田 育良 木下アカデミー 173.66 61.55 112.11
2 岡 万佑子 木下アカデミー 166.99 60.94 106.05
3 村上 遥奈 木下アカデミー 165.52 54.42 111.10
4 松浪 ひかり 関空スケート 160.69 50.12 110.57
5 山田 恵 木下アカデミー 157.43 57.60 99.83
6 鈴木 華乃 関空スケート 141.14 48.61 92.53
7 川勝 玲奈 木下アカデミー 139.88 55.28 84.60
8 藤原 ゆりあ 関空スケート 130.48 44.88 85.60
9 嶋田 愛和 関西大学KFSC 128.17 46.47 81.70
10 水口 乃按 神戸クラブ 124.99 43.91 81.08
11 北谷 美結 京都宇治FSC 122.45 37.17 85.28
12 重田 美星 神戸ポートアイランドクラブ 118.82 43.82 75.00
13 柴山 歩 木下アカデミー 118.49 42.47 76.02
14 寺島 綾優 浪速中・高スケート部 118.36 38.74 79.62
15 渡邊 愛子 神戸ポートアイランドクラブ 111.26 37.61 73.65

女子ジュニアは52人出場という大所帯近畿選手権です。西日本進出枠は12ですが、ジュニアグランプリシリーズと重なってスケジュール免除を河野莉々愛選手が受けたため出場選手中は11人、となりそうだったのですが、シードの櫛田育良選手が出場してきて、これはカウント外になるので結局12位まで西日本進出です。また、シードの島田麻央選手はジュニアグランプリシリーズで遠征中でもありましたのでエントリーもありません。

優勝はそのシードを持っている櫛田育良選手でした。今期のジュニアグランプリ組ではただ一人の出場。昨季の全日本ジュニアのような会心の演技とはいきませんでしたが貫禄優勝です。

2位には今季から木下アカデミーに加入した岡万佑子選手が入りました。昨季は東北北海道、東日本と勝ち上がって全日本ジュニアは9位。惜しくも全日本にも出られなかったのですが、今期は木下アカデミーに移籍して8月の西日本中小学生で179.61を出しています。今回はショートの60.94が自己ベスト更新です。

3位は村上遥奈選手。今期はジュニアグランプリ無し。ペアの活動も無しで国内のシングル戦が主戦場です。160点台が多い選手なので165.62は標準的。順当に表彰台です。

昨季全日本ノービス4位で全日本ジュニアも18位に入ったジュニア1シーズン目の松浪ひかり選手が4位に入りました。160.69は自己最高スコア。うれしい4位かと思います。

全日本ジュニア、あるいは全日本でも常連となっていた柴山歩選手ですが、この近畿ジュニアは13位となりました。アイスダンス転向とその前からの怪我の影響であまり練習できていなかったようです。西日本進出のボーダーには0.33届きませんでした。

 

○女子シングルジュニア 上位15選手の要素別スコア

Pl Name Total PCS J Base J GOE Spin Step
1 櫛田 育良 173.66 83.53 66.54 -5.85 19.70 9.74
2 岡 万佑子 166.99 78.77 58.34 2.42 18.28 9.18
3 村上 遥奈 165.52 75.90 61.54 -0.98 21.70 7.36
4 松浪 ひかり 160.69 69.32 64.47 -0.16 20.77 6.29
5 山田 恵 157.43 73.44 62.18 -4.83 20.02 6.62
6 鈴木 華乃 141.14 69.67 50.57 -5.27 19.38 7.79
7 川勝 玲奈 139.88 71.79 50.13 -3.96 17.40 7.52
8 藤原 ゆりあ 130.48 67.34 42.34 -5.92 19.52 7.20
9 嶋田 愛和 128.17 66.03 40.08 -4.42 19.86 6.62
10 水口 乃按 124.99 62.10 43.71 -5.40 18.48 6.10
11 北谷 美結 122.45 63.23 44.06 -6.39 17.10 6.45
12 重田 美星 118.82 59.69 47.02 -9.23 15.82 6.52
13 柴山 歩 118.49 68.00 37.27 -7.09 16.12 6.19
14 寺島 綾優 118.36 62.89 42.75 -6.97 15.57 6.12
15 渡邊 愛子 111.26 60.65 30.84 -2.10 14.41 7.46

PCSは櫛田選手の80点台もらっています。1項目平均7点にわずかに届かないあたりになりました。

ジャンプの基礎点も櫛田選手が1位で66.54あります。このあたりはジュニアグランプリの上位選手と同等です。岡選手はジャンプの抜けがあって基礎点は少し低めになりました。

加点の方はフリー進出全選手中、岡選手のみがプラスでした。

スピンは村上選手が21点台で1位です。村上選手にとってこの21.70は国内外の試合通じて過去最高スコアでした。

ステップ系要素は櫛田選手が9.74で1位、岡選手も9点台です。櫛田選手の9.74はジュニアルールでの本人の最高スコアですし、今期の国際大会のジュニアカテゴリーでこれより上がまだ1人しかいない、という高い評価になっています。

 

○男子シングル ノービスA

Pl Name Nation Total FS TES FS PCS
1 デイリー スカイラー海聖 神戸クラブ 81.97 38.94 43.03
2 原 大翔 神戸クラブ 76.17 35.84 40.83
3 多々納 怜 京都宇治FSC 62.87 24.81 38.56
4 宮瀬 獅世 京都宇治FSC 59.38 20.98 39.40
5 乾 晟太朗 ひょうご西宮FSC 57.81 20.79 38.02
6 宮嶋 鼓太朗 京都宇治FSC 56.60 21.54 36.06
7 森山 夏乃 京都宇治FSC 55.55 22.21 33.84
8 澤田 悠音 京都宇治FSC 54.07 21.34 32.73
9 白岩 数偉 京都宇治FSC 49.95 17.65 33.30
10 川崎 瑠克 レインボー滋賀ISC 48.75 18.64 31.11
11 田中 葵 京都アクアリーナSC 46.79 14.01 32.78
12 辻 清史郎 京都アクアリーナSC 39.47 11.34 29.13
13 谷口 心陽 臨海フィギュアSC 39.45 15.67 25.28

男子のノービスAは全日本進出枠が6 推薦選手はいません。

昨季全日本ノービスBで4位に入っているデイリースカイラー海聖選手が81.97のスコアで優勝しました。自己最高スコアです。エッジで!を取られたものの、3回転フリップをGOE±0で決めています。

原大翔選手が2位。昨季は全日本ノービスBで6位でした。76.17は自己最高スコアです。トリプルルッツ挑戦中で今回は2本入れました。2本目はqながら立ちましたが、セカンドの2回転トーループがダウングレードもついてGOEはマイナス5 それでも基礎点満額ついたルッツを降りたことは大きい成果かと思います。

3位は多々納怜選手でした。昨季は全日本ノービスAで28位。今期は上位進出を目指したいところかと思います。

 

○女子シングル ノービスA

Pl Name Nation Total FS TES FS PCS
1 金沢 純禾 木下アカデミー 107.38 65.11 42.27
2 一貫田 紗生 関空スケート 84.28 47.56 36.72
3 能登 咲空 神戸クラブ 74.32 38.51 35.81
4 澤田 有理 ひょうご西宮FSC 62.83 30.58 32.25
5 久保村 真夕子 京都アクアリーナSC 61.64 27.50 35.14
6 東垣 有紗 京都宇治FSC 60.90 28.83 32.07
7 片山 姫和 京都アクアリーナSC 60.33 27.88 32.95
8 平野 実里 京都宇治FSC 59.85 27.20 33.15
9 國時 理沙 神戸クラブ 59.66 26.05 33.61
10 亀井 美杜 神戸クラブ 59.25 23.18 36.07
11 宮岡 光 ひょうご西宮FSC 59.12 26.71 32.91
12 水越 蒼 大阪スケート倶楽部 58.11 25.24 33.37
13 丸尾 和心 大阪スケート倶楽部 55.82 24.66 31.16
14 中村 心優 関空スケート 55.51 26.14 29.37
15 三藤 夏帆 なみはやクラブ 51.42 20.47 30.95

女子のノービスAは全日本進出枠は6 そのほかに推薦枠を持っている選手が1人います。

その推薦枠を持っている金沢純禾選手が107.38のスコアで圧勝。ノービスA2連覇を飾りました。ここまでノービスAの試合は全勝。全日本ノービスも2連覇、ないしはノービスB2年目からの3連覇を目指します。

2位は一貫田紗生選手。昨季は全日本ノービスAで10位に入っています。今期、北九州オープンフィギュアで94.13まで出した実績があります。3回転は5種類揃っていますが、今大会ではフリップがしっかり入りませんでした。

3位は能登咲空選手。昨季は全日本ノービスA9位です。74.32は自己最高スコアでした。

 

○金沢純禾選手の構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3Lz+3T   10.10   1.18 11.28 1.800
2 3S   4.30   0.86 5.16 1.800
3 LSp4   2.70   0.63 3.33 2.400
4 3Lo   4.90   0.98 5.88 1.800
5 3F   5.30   1.06 6.36 1.800
6 StSq3   3.30   0.77 4.07 2.400
7 3F+2A+2A+SEQ   13.09 x 1.24 14.33 2.000
8 3Lz   6.49 x 0.79 7.28 1.400
9 FSSp4   3.00   0.10 3.10 0.400
10 CCoSp4   3.50   0.82 4.32 2.200
  TES   56.68   8.43 65.11  

ノービスAは要素数は10 ジャンプ要素は6でコンビネーションは2つまで、1.1倍も2つです。

金沢選手はルッツ2本、フリップ2本という構成でセカンド3回転も入れて3連続はダブルアクセルを2つ セブントリプル+ツーダブルアクセル。構成的には文句のつけようがありません。あとはトリプルアクセル入れていくしかありません。

ノービスルールの自己最高は108.04ですが、その試合ではPCSが高く、今大会は技術点としてはノービスルールの自己最高でした。過去のノービスAでは島田麻央選手が120.83というトンでもないスコアを出したことがありますが、その構成は4回転トーループがいて技術点70.17 4回転が無いことを除けば技術面は島田麻央選手と匹敵するところまで来ています。

ミラノオリンピックの次のオリンピックにピッタリ間に合う世代です

 

○男子シングル ノービスB

Pl Name Nation Total FS TES FS PCS
1 寺岡 大粋 京都宇治FSC 56.80 21.56 35.24
2 山脇 蒼太 大阪スケート倶楽部 48.24 21.07 27.17
3 矢部 薫 レインボー滋賀ISC 48.01 15.48 33.03
4 望月 涼介 レインボー滋賀ISC 46.52 15.45 31.07
5 宮本 義之 神戸ポートアイランドクラブ 44.55 13.74 30.81
6 大野 篤人 臨海フィギュアSC 41.02 12.71 28.31
7 土保 直之輔 ひょうご西宮FSC 39.58 12.91 26.67
8 井上 涼介 神戸ポートアイランドクラブ 38.01 13.03 24.98
9 山本 陸斗 臨海フィギュアSC 37.95 13.14 25.81
10 トーク 愛柵 神戸クラブ 31.07 8.99 23.58

男子ノービスBの全日本進出枠は5です。推薦選手はいません。

優勝は昨季全日本ノービス13位の寺岡大粋選手です。京都宇治、木下予備軍ですかね。56.80は自己最高スコア。ダブルアクセルに挑戦中ですが、今回はダウングレードでした。

2位には山脇蒼太選手。ノービスBに上がって3試合目ですが、出るたびにスコアを更新してきています。

3位には矢部薫選手。PCSで稼いで3位に入って来ました。

 

○女子シングル ノービスB

Pl Name Nation Total FS TES FS PCS
1 山田 葉月 京都宇治FSC 60.83 29.05 32.28
2 落合 彩 神戸クラブ 52.16 21.91 30.25
3 山本 花華 関空スケート 51.82 23.11 28.71
4 谷本 梨緒 京都宇治FSC 51.15 23.56 27.59
5 叶 早苗 大阪スケート倶楽部 48.50 19.58 28.92
6 住田 さくら 京都宇治FSC 47.46 19.04 28.92
7 荒木 澪乃 ひょうご西宮FSC 47.46 20.74 26.72
8 宮本 清蘭 神戸ポートアイランドクラブ 44.09 18.27 25.82

女子ノービスBの全日本進出枠は5 その外数として推薦選手が2人いるのですが、1人が出場していないので6位まで全日本進出となります。

優勝は、推薦枠を持っている山田葉月選手でした。昨季は全日本ノービス13位。60.83は自己ベストスコアです。今大会で初めてダブルアクセルを決め、それもコンビネーションを付けて決めました。

2位は落合彩選手。52.16はやはり自己最高スコアです。現在ダブルアクセルに挑戦中で、この近畿選手権でもアンダーローテーションとなりました。

3位は山本花華選手。ノービスB1シーズン目、51.82は自己最高スコアです。まだダブルアクセルは構成に入ってこず、2回転5種類が揃った段階です。オープニングにコレオが入るというある種ノービスらしい、型にはまらない構成でした。

推薦枠持っていた近藤尚生は欠場。3回転サルコウを8月の西日本中小学生で決めていた期待のホープですが、このタイミングの欠場は心配です。

全日本進出ラインは47.46 これがなんと同点で、PCSの高い住田選手が上位扱いということで、本当にわずかな差、差とも言えないルールによって明暗分かれる形となりました。

 

女子は上から下まで木下アカデミーか京都宇治かで占めていましたが、男子はノービスBで京都宇治が勝ったくらいで、他は大阪神戸で勝ちました。女子はジュニア年齢あたりで全国からどんどん木下に吸い込まれて行っている構図がここ数年続いています。