全日本選手権25 女子レビュー1

前回の男子に続いて女子シングルの振り返りです。今回も数字を追うのではなくて感想の羅列的なものになります。

女子は、ただただすごかったです。第3グループ後半から、転倒は4回転だけというすごい世界がありました。

 

○女子シングル最終結

Pl Name Nation Total SP FS
1 坂本 花織 シスメックス 234.36 79.43 154.93
2 島田 麻央 木下グループ 228.08 79.33 148.75
3 千葉 百音 木下グループ 216.24 74.60 141.64
4 中井 亜美 TOKIOインカラミ 213.56 77.50 136.06
5 青木 祐奈 MFアカデミー 212.00 69.84 142.16
6 岡 万佑子 木下アカデミー 211.73 73.20 138.53
7 渡辺 倫果 三和建装/法政大学 211.52 71.36 140.16
8 樋口 新葉 ノエビア 203.06 69.47 133.59
9 三宅 咲綺 シスメックス 195.49 62.84 132.65
10 三原 舞依 シスメックス 190.63 62.77 127.86
11 松生 理乃 中京大学 190.20 61.26 128.94
12 河辺 愛菜 オリエンタルバイオ/中京大学 187.36 64.12 123.24
13 江川 マリア 明治大学 187.29 64.76 122.53
14 岡田 芽依 名東FSC 185.29 60.43 124.86
15 山下 真瑚 中京大学 183.18 63.43 119.75
16 金沢 純禾 木下アカデミー 181.67 57.09 124.58
17 髙木 謠 太陽生命 179.73 61.62 118.11
18 住吉 りをん オリエンタルバイオ/明治大学 173.19 56.37 116.82
19 和田 薫子 中京大中京高校 170.90 60.82 110.08
20 櫛田 育良 木下アカデミー 170.86 55.47 115.39
21 村上 遥奈 木下アカデミー 170.79 56.84 113.95
22 山田 恵 木下アカデミー 158.23 62.31 95.92
23 鴨井 彬莉彩 福岡フィギュアアカデミー 149.82 53.16 96.66
24 岩崎 陽菜 甲南女子大学 145.35 53.13 92.22
25 大庭 雅 東海東京FH 51.79 51.79  
26 三枝 知香子 日本大学 51.46 51.46  
27 清水 咲衣 同志社大学 51.39 51.39  
28 吉田 陽菜 木下アカデミー 49.46 49.46  
29 森 実愛 名城大学 44.13 44.13  
30 一貫田 紗生 関空スケート 42.69 42.69  

女子はショートからすごい展開していました。前半グループからトリプルアクセルを決めて73.20というスコアをジュニアながら岡万佑子選手がだしてきます。その上を安定の千葉百音選手が74.60をだしていきます。逆転代表入りを狙う渡辺倫果選手もトリプルアクセルを決めて71.36 続いて優勝候補の島田麻央選手もトリプルアクセルを決め、技術点47.32まで出して79.33というハイスコアをマークします。この第4グループはトリプルアクセル祭りが続いて中井亜美選手もトリプルアクセル決めての77.50 何が驚くって、77.50出して驚きもしなければ喜びもしない本人とコーチです。

最終グループで真打登場。5連覇を目指す坂本花織選手がノーミスで79.43まで出して際どいながら首位に立ちます。点が出て、画面見ながら、0.1差、際どい、みたいなことを言っていて、冷静だなあ、という印象を受けました。

上位6選手が70点台、4人がトリプルアクセルを決めてきています。グランプリファイナル組4人と、ジュニアのシーズンベスト上位2人で6人です。ある種想定されていた展開。その下が、最終滑走で4年前大失敗していた悪夢を払しょくした青木祐奈選手。最終滑走なことでキスアンドクライが長く映っていたのですが、点が出た後で、ありがとうございました遅くまで、と言っていたのが印象的でした。先生たち朝から長い間、と言っていた、滑り終わって点が出た直後のテンション上がっていそうな状態で、そんな、全体を俯瞰した視点をもって周りに気遣える、こんな上司欲しい、とか思いました。

その青木選手の下が今季不調で心配されていた樋口新葉選手。ここまでが70点近くで上位に絡んできそう、という展開になりました。

代表争いの一角だった住吉選手はジャンプ2ミスで21位スタート。世界ランキングが3番手で名前が載っていた吉田陽菜選手はトリプルアクセル転倒など含め点が出ずまさかのショート落ちとなっています。ジュニア勢が60点前後のところに固まって大混戦、という展開にもなっています。

 

 

フリー第一グループ、全日本初出場の岩崎選手、鴨井選手と続きます。完璧とはいかなかったですが、納得気な表情で終えられたでしょうか。力なりにしっかり滑ります。

3番滑走は本日2度目の登場、櫛田育良選手。アイスダンスは2位表彰台。転倒もありましたけど大人の演技。しゃべるとジュニアですけど滑るとシニア風です。170.86 3日で4本、濱田先生も言っていましたが、お疲れさまでした。

続いて4番滑走で早くも住吉りをん選手が出てきます。シニアで3番目の千葉百音選手まで18.23差。4回転込みのパーフェクト演技が出来れば150点くらいまではあるので、万が一を残すことは出来る、というくらいの距離です。その4回転は転倒。そこは仕方ないにしても次のアクセルまで転倒。なんでだろう。全日本うまくいかない。後半の3-3や3連続は意地を見た気はしましたが、最後のルッツでもう一度転倒。なんでだろう。グランプリシリーズで6回表彰台に乗っている選手が全日本の最高位は8位。今期216点出している選手がトータル173.19 多少悪くても4大陸には選ばれそうなシーズンベストを持っていたのですが、これだと何も選べないです。なんでだろう。

5番滑走は村上遥奈選手。世界ジュニアはちょっと厳しいかな、という立ち位置。全体的にいい演技でしたけど最後のアクセルだけミス。ただ、逆にみると、大きなミスがアクセル1つなのに技術点60点しかでないんだなあ・・・、という部分もありました。得意の3S+3Tはいいのだけど、他であまり加点が稼げない。フリー113.95でトータル170.79となります。

第一グループ最後は世界ジュニア代表争いの中心人物、金沢純禾選手。3枠目を争う岡田芽依選手との点差は3.34 十分射程圏内です。気負いがあったのか、冒頭のルッツが大きすぎた印象のジャンプになって、セカンドを回避します。そしてトリプルアクセル。降りましたけど明らかなダウングレードでした。次のフリップでセカンド3回転をリカバリー。このあたりまで不安定でしたが、あとはしっかり決めてきました。ピーターパンの曲でティンカーベルを演じるわけでもなく、ピーターパンを演じてますよね。ジュニア1年目としてちょうどいいテーマでしょうか。フリー124.58でトータル181.67 4年後のオリンピックでドンピシャシニア世代。4年間世界ジュニアに出続けるにはちょっと厳しいかなこの点だと?

 

第二グループは男子同様女子もジュニア決戦です。先に滑った金沢純禾選手のスコアがまずはターゲット。金沢選手の上へ出れば世界ジュニアが見える岡田芽依選手から。120.25以上で上へ出ます。国際大会3試合ではそのスコアは上回っていますが、西日本では113.02があり、安心できるスコアではありません。大事な試合、安全構成で行く手もあったと思いますが、トリプルアクセル跳んできました。はっきりアンダーローテーションでしたが降りれば十分。以降もちょこちょこ回転足りないジャンプもありましたが大過失はなし。フリー124.86 トータル185.29 金沢選手を上回りました。これで選考基準各項目ですべて金沢選手の上へ行きましたので世界ジュニアほぼ当確。あとは、中井亜美選手が出戻り世界ジュニアというコースにならないことを祈るのみです。

次は昨季の代表、和田薫子選手。全日本ジュニアから冒頭をダブルアクセルに変えてきてこれはよかったのですが、次のコンビネーションがセカンド2回転になりつつの転倒。この後どうするんだろう? と思っていたら後半の3連続を普通に2回転2つ入れてキックアウト。後半はそこを含め回転が足りないジャンプもあり、思った通りの結果にはならずフリー110.08 トータル170.90となります。

名古屋勢が3人続いて、今度はシニアの松生理乃選手。オリンピック代表争い2人目です。滑る妖精。ショートの方が妖精感強い印象ですが、フリーもふわふわ舞ってくれました。ちょこちょこジャンプのオーバーターンなどはありましたが全体的にはいい演技。フリー128.94 トータル190.20 首位には立ちます。ただ、オリンピック代表争いとしては厳しいスコア。グランプリシリーズ表彰台があるので4大陸は上位が崩れてくればチャンスは残るかもしれないけれど、でもちょっと厳しいかな、という水準。女子の名古屋拠点選手は、2014年の村上佳菜子さん以来オリンピック出場はなく、今期も代表争いに絡むのは松生選手だけでしたので、頑張ってほしかったのですが残念でした。

 

ショート15位、髙木謡選手。冒頭で苦手のコンビネーション。これさえ決まれば、というジャンプ。ルッツをいい形で降りたので行けるかと思ったのですが、セカンドで転倒となりました。あとは、だいたいよかったかな。遠目にきれいだけどフリップは!とqのダブルマークで大幅減点とか、ありはしましたが滑りは良かったです。今季一番良かった。フリー118.11はシーズンベストでトータル179.73 久しぶりに170点台後半まで来ました。

その上、ショート14位に山田恵選手がいます。国際大会の経験の無いジュニアですが、全日本ジュニア組としてはショートは3番。まさかの大逆転代表ある? というフリーでしたが、全体的にうまくいきませんでした。派手な転倒みたいなないのですが、いろいろとずれがあった、という印象でした。フリー95.92 トータル158.23で終わります。

 

そして、前半グループ最後は三原舞依選手です。しっかり花道感のある順番で出てきた、とも言えます。これまでの選手とカメラワークが全然違って、これはダメです。滑る前から泣きます。あれ、いま、ありがとうっていった? 音声は聞こえないわけですが、滑りだす直前の口の動きはそう見えました。演技は、ノーミス。あれはノーミスです。回転も全部足りてます。異論は認めない。コレオのロングスパイラルも健在。グランプリファイナルを世界一決定戦と呼ぶテレビ朝日は気に入らないけれど、グランプリファイナルは世界一決定戦でいいです。フリー127.86 トータル190.63 おお、首位に立った。そして、この後製氷だからか、これまでの選手とはまた違うカメラワーク。だから泣くって。

オリンピックとは言わないですが、4大陸選手権、出しません??

 

 

後半グループへ。世界ジュニア3枠目争いは岡田選手でほぼ決着、あとは中井選手が回って来るかどうか。シニアの代表争いはまだまだこれから。第3グループは国内組の雄が続きます。

今季好調の三宅咲綺選手が第3グループ1番滑走。トリプルアクセルは手をつきましたが降りました。次のトーループトーループも大きく決めて、これはどこまでいくか、という出しだったのですが次のルッツがステップアウト。これがもったいなかったです。後はしっかり滑り切りました。フリー132.65 トータル195.49 PCS渋いので印象ほど点は出ていませんが首位に立ちます。

続いて山下真瑚選手。冒頭ルッツは大きすぎてセカンド付けられず。単独ルッツコンテストとかやったら優勝候補なんですが。次の3連続が、あれ? ダブルアクセルがいない? 後半のルッツにセカンド3回転つけてリカバリーしようとして、最後に単独ダブルアクセル跳んで、結局ダブルアクセル1つ余ったのですが、本来はどういう構成にするつもりだったのだろう?フリー119.75 トータル183.18 13人滑って4位。うーん、これだと国際大会もらえないかなあ・・・。

続いて前回オリンピック代表の河辺愛菜選手。もう2シーズン国際大会出てないんですね。おっ、冒頭、構えが長い・・・、からのトリプルアクセル。転倒ですけど回転足りてます。回転足りていれば転倒でもスコア的には痛くない。体と体力はたぶん痛いけど。以降はその影響か、少しづつ決まらない何か、というような形で微妙なマイナス評価が多く点が伸びませんでした。それでもフリー123.24のシーズンベストでトータル187.36 10人残して2位。これは強化選手に戻れる位置かな? Yoshikiさんをフィギュアスケートの世界に引き込んだのは私です、と言う資格があります。

 

マリアが滑るアヴェ・マリアでショート9位に入ってきた東日本チャンピオンの江川マリア選手。ノーミス来るぞ来るぞからの最後フリップ転倒、もったいない。素晴らしいトゥーランドット。いやあ、この選手が国際大会出たことないんですよね。フリー122.53 トータル187.29 8人残して5位。やっぱりわずかに国際大会に届かない位置。大学4年生、来期どうするんだろう、と思っていたら引退表明でした。船上スケーターですか。

 

ショート8位は樋口新葉選手。今季不調でしたがショートはいい滑りでした。フリー、ワンダーウーマン。戦う女感は、NHK杯のようには感じなかった一方、スケートアメリカのような戦えていないという感じでもなく。NHKは思い返してみれば、無理して戦っている感じだったのかな。今回は力みなく、しっかり滑っていた印象でした。ステップからコレオはこれぞ樋口新葉。からの、大の字フィニッシュ。パフォーマンス的な大の字は好きではないのですが、これはいい大の字。本人曰く、最後だからいいかな、だそうですが、最後だからいいです。ワンダーウーマン完成形が見られてよかった。フリー133.59 トータル203.06 ここから200点超えの闘い。納得気な笑顔、そして涙。だからそのキスアンドクライはこっちが泣くってば。

第3グループ最後は青木祐奈選手。オリンピック代表争いは厳しいものの、上にいるシニアは4人、4大陸くらいはひょっとしたらひょっとする、という位置。冒頭ルッツループ、今季1度も決まっていないジャンプでしたがこれは文句なく決まりました。その後も順調。後半3連続がツーフットでしたが後はきれいに決まっていきました。そして終盤、軽快なステップ。これはすごすぎた。一世一代の神演技。フリー、スコアコール、142.16 どよめく会場。トータル212.00 当然自己ベスト。210点台までもってきて首位に立ちます。

 

最終グループへ。最終グループ前に200点超え2人、210点超えも1人。この212点をまず超えないと表彰台は無い、という水準です。オリンピック代表争いは佳境へ。逆転を目指す渡辺倫果選手から。仁。トリプルアクセル2本。しっかり決まりました。文句なし。セカンド3回転も文句なし。前半4つのジャンプは完璧。中盤からジャンプが耐える形になっていきますが、少し課題になっていた最後のループはしっかり決めました。ただ、やはり体力面できついのか。あれ、このスピン回転数足りなくないか? とか、そんなのもありながら最後は根性でステップ。いい演技でした、すごい演技でした。フリー140.16 トータル211.52は青木祐奈選手に次いで5人残して2位。代表入りは苦しくなりましたが、ともかく結果待ちです。

続いてショートで一番の驚きを残したジュニアの岡万佑子選手。一応、世界ジュニア代表はまだ決まっていませんが、ここまでのジュニアトップ岡田芽依選手を超えるには112.10で十分という余裕のある状態です。後は何点出せるか。岡選手は最初に3Lz+3Tという高難度3-3を飛んでからさらにトリプルアクセル。これをショートに続いてまた決めました。以降は完璧ではないですが大きなミスはなし。そしてスピンステップでしっかりレベル4を取ってこられるのも強い。ただレベルを取るだけでなくて個性をしっかり出して加点をもらってレベルを取っていきます。ホントにジュニアですか? フリー138.58 トータル211.73 青木選手と樋口選手の間に入ってきました。世界ジュニア当確。来期の世界ジュニアの優勝候補と思っていましたが、これ、今期も勝つチャンスあるかも。

 

残り4人、オリンピック代表争いのキーマン、千葉百音選手。渡辺倫果選手を上回るには136.63以上が必要、青木祐奈選手の上に出て首位に立つには137.41以上が必要です。グランプリシリーズ2試合では144点台を出していますが、ファイナルは132.95でした。今回はどちらが出るか? 冒頭の3-3は良かったのですが、ファイナルで転倒したループとサルコウは回転が足りていません。後半も回転微妙なジャンプありつつも乗り切った。このままいけばショートのリードとPCS差で勝てるか。コレオからステップもさすがの滑りで演じ切ってフリー141.64 トータル216.24 3人残して首位。オリンピック代表はほぼ当確。

残り3人、MFアカデミー組最後の登場は中井亜美選手。渡辺選手の上に出るまでは134.03 千葉選手の上に出て首位に立つには138.75が必要。シーズンベストは149.08 スケートカナダでも136.54はあります。冒頭のアクセル、抜けてダブルアクセル状態に。ダウングレードではなく、普通にダブルアクセルカウントになる降り方だったので、この後のコンビネーションの付け方をどうしてくるか? と思いましたが後半の3連続はしっかりダブルアクセル1本で最後をダブルトーループにしました。スケートカナダと同じでしたね。3年前の跳び忘れの逆で、飛びすぎが致命傷になる可能性もあったのですが、そんなことは起きず。経験値大事。そのアクセル以外は素晴らしい出来でした。フリー136.06 トータル213.56 2人残して2位。オリンピックは当確です。

 

残り2人、木下アカデミー組最後はジュニアの島田麻央選手。オリンピックは関係ない。後は勝つか負けるか。冒頭のトリプルアクセルはクリーンに決めてきました。次の4回転トーループは転倒。そのあとの3-3を2つはしっかり決めてきます。後半のジャンプもしっかり加点付けて決めてきて、これは何点出るんだ? という滑り。スピンの加点も尋常ではなく、最後の足替えコンビネーションスピンは満点。レイバックスピン満点は記憶にあるけど、コンビネーションスピンの満点ってこれまでいたかなあ? 技術点86.70までもらってフリー148.75 トータル228.08で首位に立ちます。 これは、勝ったのでは・・・。

 

最終滑走、坂本花織選手。5連覇には148.66以上が必要となりました。ミスは全くできません。追い込まれた状態。ただ、表彰台には134.14で届きますし、渡辺倫果選手の上になるには132.10で足ります。オリンピック代表争い、という点では余裕がありました。でももう、そういう戦いではないです。全日本最後の演技。圧巻の一言。それ以上言葉を繋げないような、そんな演技でした。なんでしょうこの全日本の強さ。1つ1つの要素の出来が、もう、とてつもない。そして、これ見せられたらPCSも出ますわ。フリー154.93 トータル234.36 大会5連覇、オリンピック代表内定、となりました。

 

 

なんなんでしょう、女子の強さ。プレッシャーってあるんですよね?? 最終グループはほとんど派手なミスがない。転倒は島田麻央選手の4回転トーループのみです。あれはミスって言わない。第3グループでも河辺愛菜選手のトリプルアクセル以外転倒がありませんでした。

比べて意味あるのかわかりませんが、昨季の世界選手権のショート通過ラインは50.98 この全日本では53.13 200点以上が世界選手権で6人、この全日本で8人。普通のナショナルは国際大会より採点甘いと言われますが、全日本は国際大会よりPCS渋いですからね。なんなんでしょうこのレベル。同時期にロシアナショナルもありましたが、230点台1人、220点台1人、210点台5人というところまで同じでした。なんかすごいことになっています。

 

オリンピック代表の3人は、まあこの結果だとこうなりますね、という結果です。男子と違って団体戦どうするかはまだ見えないです。ショートは坂本選手だと思われますが、フリーはわからない。補欠1が渡辺倫果選手はまあそうだろう、と思いましたが補欠2に青木祐奈選手。全日本の結果が優先的に考慮されたようです。補欠3は選ばないんですね。世界選手権も同じメンバー。渡辺選手が5位あたりに入っていれば、世界選手権は渡辺選手に回そう、という考えも出たかもしれませんが、ジュニアの岡選手も下回っての7位だと、それも難しかったかもしれません。4大陸が千葉選手、中井選手に青木選手入りました。オリンピックと2人重ねるかあ。補欠に渡辺選手と樋口選手に三宅選手。4大陸で樋口選手と三原選手を見たいですけど、今回の全日本のお二人の滑りを見ると、これできれいに終わる方がいいのかもしれない、とも思いました。それにしても渡辺選手はオール補欠1 グランプリシリーズで2つ表彰台に乗り、グランプリファイナルに出場し、全日本で211点出して、なにもなしで補欠3つもらう。これは酷だなあ・・・。千葉選手はタイトル持ってるし、MFアカデミー3人遠征がよかったのでは・・、と思いました。そして、シーズンベスト216点持ってる住吉選手は正真正銘なにもなし。いやあ、なんなの日本。国籍が日本でもロシアでもベラルーシでもなければオリンピックに出られたのに、みたいな選手が何人いるんでしょう。

世界ジュニアは島田選手に岡選手、岡田選手。これも順当でまぎれ無しでした。補欠1は当然金沢選手が来ますが、補欠2に髙木謡選手が入りました。確かに今大会の順位で言えば金沢選手の次に来ます。まあ国際大会の結果も村上選手が1つ表彰台に乗ってはいますが、2試合目はスコア伸びてませんし、補欠の2番目なら今大会の結果の序列で素直に乗せる、でいいんですかね。

 

いやあ、しかし、何とも過酷な全日本。一方で、みんな強いな、とも思わされる試合でした。