スポンサーがほしい

先日、白岩優奈選手のクラウドファンディングの受付が終了しました

これは、活動資金が足りない、ということによるものですが、そもそも、資金を集める手段はこれしかなかったのでしょうか?

 

一番単純に考えると、スポンサーが付けばいいわけです

トップ選手のスポンサー事情、というのを少し見てみたいと思います

 

全日本選手権の上位選手の、主なスポンサード状況を確認してみます

 

坂本花織:シスメックス

紀平梨花エイベックスレッドブル

宮原知子木下グループ味の素

三原舞依シスメックス

樋口新葉プリンスホテルノエビア、ナイキ

本田真凛JALKOSEロッテ読売新聞

 

本田真凛選手は、樋口選手と同時にプリンスホテルとのスポンサー契約を結んだはずなんですが、IMGのサイトを見るとスポンサー欄から消えてるのはなぜでしょう??

 

スポンサーといっても、程度はわかりません。

坂本選手、三原選手のシスメックスあたりはフルサポートしてそうですが、樋口選手のナイキなんてのは、いくらかの用具サポートくらいかもしれませんし、それぞれの程度はほんとによく分かりません。

 

上位五選手は何らかのスポンサーがついているんですね。特別強化選手の中では山下真瑚選手だけ、明確なスポンサーを見つけられていません。逆に、上位五選手以外で明確なスポンサーが見つけられたのは本田真凛選手くらいでした。本郷理華選手もかつてはP&Gの製品のCMに出ていましたので、それはそれで一つのスポンサーと言えたかもしれません。

 

こうしてみるとスポンサーが付く最低線は、世界選手権出場ないしは世界ジュニアの表彰台、ということになるでしょうか。実際には紀平選手はまだ世界選手権に出ていないですし、世界ジュニアの表彰台にも乗っていませんが、全日本ジュニア優勝+全日本3位+トリプルアクセル、というわかりやすい実績はあったので、契約しやすい要素はありました。

 

 

男子も見てみると

 

宇野昌磨トヨタ自動車

高橋大輔スカイコートイミュ

島田高志郎:木下グループ

友野一希セントラルスポーツ

 

他に、全日本の上位、という表現だと入りませんが、当然ながら羽生結弦選手にもスポンサーがついていて、ANA所属です

ただ、オリンピックにも出場した田中刑事選手については、明確なスポンサーが確認できていません。

女子と比べて、傾向がいまいちはっきりしませんね。ジュニアでもしっかり所属先があったり、オリンピックに出ても明確なスポンサーが見つからなかったり。ただ、飛びぬけている二人、宇野選手羽生選手は、それぞれそれなりのスポンサーがついています。長期ブランクからの復帰という異例な動きをした高橋選手は、スポンサーも、異色な感じの先が付いています。

 

こうやって見てみると、確かに、白岩選手はちょっと苦しい位置にいるのかな、とは思います。シニアに上がってからはグランプリシリーズで上位には入るものの表彰台はなく、世界レベルの大会には出場出来ていない。ジュニア時代は世界ジュニアで表彰台には上がれなかった。全日本ジュニアも最高位は2位で優勝はなし。分かりやすい戦績、わかりやすい武器がありません。

 

神戸の二人、三原坂本組は、シスメックスというスポンサーを得ました。これは、IMGが動いたりしたんですかね? 内情はわかりませんけど。この先、神戸の中野先生のところからは、有望選手がシスメックス所属になっていく、という流れができるかもしれません。

名古屋は、本当のトップ選手にまでなるとトヨタ自動車があります。安藤美姫さんもトヨタ自動車所属で活動していました。小塚崇彦さんもそうでしたね。本来はもう一ランク下の選手にスポンサーがほしいのですが、山下真瑚選手、横井ゆは菜選手あたりだと、ちょっとトヨタはまだ認めてくれないでしょうか。でも、名古屋と言えば、という企業が一応スポンサーになってくれるコースはある。

 

京都で、そういう企業いてくれませんかね。まあ、今の拠点は関西大学なので、京都というより大阪ではあるのですが、元々は京都醍醐スポーツクラブなので、京都からスポンサーついてくれないかなあ、地元枠として

京都が本拠地の企業、というのは案外沢山あります。

半分そのまんまの名称な京セラなんてのが大きいですし、世界に冠たる日本の経営者だけど絶対自分の上司にはしたくない永守会長が率いる日本電産もあります。京セラは各種スポーツの支援をしている。日本電産は余計なことにカネを出さない会社ですが、かつて買収した日本電産サンキョーにスケート部が付いてきたのですが、これをつぶさず支援を続けています。高木姉妹の姉がここです。スピードスケートだけではなくて、フィギュアスケートも支援してくれないですかね

 

ハンドボール部持ってるオムロンやかつてノーベル化学賞受賞者を社員から出した島津製作所も京都で、テニス部やラグビー部があります。

他には、ゲーム機の任天堂フィギュアスケーター育成ゲームリアル版としてでも、フィギュアスケート部持ちませんか

 

なんて、どこまでが現実的かわかりませんが、地元選手の育成、という観点で支援してくれるような企業があってもいいかな、と思います。

 

こういうのってある種のパラドックスがあって、支援がもう必要ないレベルの選手ほどスポンサーが集まりやすく、支援が必要なレベルの選手はスポンサーが来ない

それを解消するには、ある程度、クラブ単位のレベルくらいで面倒見てくれるスポンサーがいるといいのですが、じゃあ濱田組がどこかのスポンサーの丸抱えで、フィギュアスケート部、みたいなことにするのがいいかというと、そこまで行くと制約が出てきてしまう。宮原選手や紀平選手みたいに、自力でスポンサーが付く選手の動きが制限されてしまう、という難点もありそうではあるし、長期的に継続して本当についてもらえるのか? というのが判断付きにくく、安定性考えると簡単に丸抱えしてもらうというのも難しい

 

どうしたらいいんですかねえ、という結論の出ない話ではあるのですが。

 

チームとして丸抱え、というのは話が大きくなりすぎてしまうのでちょっと横に置きますが、白岩選手くらいの立ち位置の選手の、個人一人分のスポンサーになる、というのは企業にとってそんなに悪くない話なような気がします。企業の印象を悪くするような選手ではなく、好感度が低いというようなことにもならなそうな選手ですし。この先、山下真瑚選手と横井ゆは菜選手あたりも、同じような位置でこの問題に直面する部分はあるかもしれません。これだけの人気競技なのですから、トップ10くらいの位置にいる選手には、活動に支障が出ないレベルでスポンサーがついていくような、そんな環境が出来ていって欲しいと思います

 

日本電産サンキョーで、フィギュアスケートも見てくれないかなあ・・

 

 

書評 宇宙旅行はエレベーターで

宇宙旅行はエレベーターで

ブラッドリー・C・エドワーズ フィリップ・レーガン 共著

関根光宏 訳

四六判 384ページ

 

 

軌道エレベーターというものを知っていますか?

あるいは、宇宙エレベーターとも呼ばれるものを知っていますか?

 

この手の本は、書かれた時代が古いと、現在の技術との乖離が出てしまいがちではあります

本書の発行は2013年6月25日なので、それ自体でもすでにいくらか古いのですが、元は2008年4月に出たものに修正を加えたもの、ということなので10年以上の月日が経ってしまっています

さらにいれば、翻訳版が2008年4月に出た、ということで、原書は2006年の発行です

ということもあり、多少、この本で予言されていたことからはずれが出てきてしまっている現実はあります

 

ただ、それでも、長期的に考えると宇宙空間への移動手段はロケットではなく建設されたエレベータを使う、というのは妥当な考え方だと思っています

 

軌道エレベーター、あるいは宇宙エレベーター、これらは同じものを指していて、地表から静止軌道以遠までつながる軌道を持つエレベーターのことを言います。ビルのエレベーターをずっとずっと伸ばしたら宇宙まで行けるんじゃないの? という子供の発想をちゃんと科学した、というようなものです

 

本書は、この軌道エレベーターを建設するための課題やそれをクリアしていくための手段を記しているものです。エレベーターの全長は、静止軌道までの36,000kmではなく、さらに長い10万キロが想定されています。こう聞くとそれだけで荒唐無稽な話に聞こえるのですが、10万キロ伸びるケーブル、というだけなら海底ケーブルなどで現実に存在するレベルだと言います。

 

本書では、ロケットで宇宙と出入りするのは無駄が多い、という話が出てきます。実際、宇宙に飛んでいくのには膨大な燃料が必要で、その燃料を飛ばすために燃料が必要という、何やってるんだかわからない状態である、という現実はあって、その非効率性はどこまで行ってもついて回る。だったら、構造物で宇宙とつないでしまえばいいんじゃないの? というのは妥当な発想だと思っていて、将来的には期待しています

 

現在の宇宙開拓の状況というのは、古代ギリシャ時代に植民都市を作っていく前のころ、にある程度に通っているのではないかという気がしています

都市の中に人が増え、都市の中だけでは解決できない問題も増えてきたので、外の世界を開拓していきたい。やがて船に乗って漕ぎ出していく。その漕ぎ出していく先が海の向こうだったのが古代ギリシャであり、空の向こうになるのが現代社会になる。

植民都市とは食物などの交易でつながり、やがては奢侈品の貿易なども行われ、そのうちに母市と植民都市の関係が薄れ、別々の都市となっていく。

 

宇宙開拓で手に入れたいのは、実はまずエネルギーかな、と思っています。宇宙空間でなら無尽蔵に太陽エネルギーを入手できる。ロケットで打ち上げるのでは辛いですが、エレベーターで運んでの宇宙空間太陽光パネル設置ならコストも見合うでしょう。さらに言えば、原子力発電も、宇宙でなら大した問題は起こらない。放射線? だからどうした? という話になるわけで。あとはそのエネルギーを地上に移転できればいいのですけど、その技術はまだないかな? エレベーターに送電線も括りつける?

 

エネルギー問題が解決出来たら、次は金属資源を手に入れたい。月や火星にもいくらかあるのかもしれませんが、それよりは、適度な大きさの小惑星を丸ごと掘っていくという方が良いかなあ、と思ったりもしますが、小惑星帯は月や火星と比べて大分遠い・・。

 

エネルギー、資源、の次、あるいは資源と並行するくらいの時期には住環境も手に入れたい。これは、地球のスペアのような感覚です。人類が住める場所が地球しかない、というのは結構怖いな、と思うのでスペアの用意がほしい。

地上から見える月に植民都市がある、というのはちょっといやな感じもするので、ある程度の大きさがある火星くらいにしてもらえるといいかなあ。大気が薄いし気温が低いし厳しいところもありますが・・・。地中にするか、地上でも広大な断熱密閉空間を作るとか、そんな対処になるでしょうか

 

火星に植民都市が出来たとして、地球と火星の公転周期の関係で、惑星間移動に適したタイミングは2年に1度しかやってこない、頑張ればその前後も時間かけて移動できないこともないけど、というあたりは、古代ギリシャから少し進んだ時代のインド洋交易で、季節風

、ヒッパロスの風、が吹く時期しか移動できない、というのにも似た感じで、やっぱり人類が地球上に拡散していった頃と、宇宙に拡散していくのとで、なにか似た様な感じのことがあるんだなあ、と思ったりもします。

 

一発撃ちあげるのに膨大なエネルギーの必要なロケットだと、これらの実行はかなり難しいですが、静止軌道までつながるエレベーターさえ出来れば、そこから先は時間の問題で上記のことくらいは出来ていけそうな感じです

 

ただ、やはり、その、軌道エレベーターを作ること自体が難しいんですね。本書が書かれた時期には、新素材が出来たからあとはもう少し研究が進めば行ける! という雰囲気があったようですが、それから10年以上たった現在、まだ全然…、といった雰囲気になっているように感じます。

宇宙空間までの総延長10万キロにも耐えられる新素材、というのがカーボンナノチューブなのですが、今の段階でもまだ、計算上その長さに耐える強度はあっても、長さのあるものを全然作れない、という現実があります。ここの技術の発展が一つのカギなんだと思いますが、本書の筆者たちの2020年代までにエレベーターの完成、というスケジュールはだいぶ厳しそうでしょうか。せいぜい20年代軌道エレベーターに使えるカーボンナノチューブの生産のめどが立つ、というくらいでしょうか

 

もう一つ、建造に向けての大きな課題は、やはり政治的なものでしょうか。

宇宙空間の利用についてのコンセンサス、というものが、軌道エレベーターなんてレベルのものを作るにはまず必要となるでしょう。

さらに、どこに作るのか? 赤道に近いところにしか作れない、という常識はありますが、その「近い」の意味は意外と広くて、南北35度くらいにまでなら作れる。意外だったのは、陸上ではなく会場に作った方が良い、という理論でした。北緯35度以南、という条件だと中国やアメリカも南部が入ってくるので、自国内で自国の意志だけで設置が可能かと思っていたのですが、意外だったのは、陸上ではなく海上に設置する方が望ましい、というところ。言われてみると当たり前だったのですが、様々な理由で稼動性があった方がいいのですね。そのうえで、天候などの条件を考慮すると、あまり候補地は広くない、となります。その候補地は、公海上あるいは自力でこんなものを建造できなさそうな国近辺の領海ないしは200カイリ内あたりだけになります。そういった場所をこのようなことに使う、というのには幅広く国際政治でコンセンサスを得る必要がある。さらには、どう考えてもテロの標的になりやすそうなものですから、軍事的な警備も必要となります。その辺もどうするかの検討が必要。ということで、技術的な問題がクリアできても、政治面での課題は大きそうです

 

軌道エレベーター、生きてるうちに出来てくれないかなあ

自分で宇宙に行きたい、とは思わないんですけど、宇宙とつながっては欲しいんですよね。

宇宙とつながっていければ、資源問題はかなりの部分が解決できそうに思うし

 

まずは、カーボンナノチューブの発展からですかね

 

 

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書評 宇宙ビジネスの衝撃

 

 

アジアカップ2019決勝トーナメントオッズ

アジアカップのグループリーグが終わりました

立ち上がりは波乱の連続でこれはどうなるんだ? という感じもありましたが、終わってみれば、まあこんなもんか、というところに大体落ち着いた気がします。3位でもグループリーグを突破できたりすると、本命チームが多少ドジ踏んでも決勝トーナメントには残ってきますね。ただし、ベスト16段階から、なぜその組み合わせ? というのが出てきたりはしますけど

 

さて、では、この段階での優勝オッズを見てみます。

今回のオッズはbet365から持ってきました

カッコ内に、開幕前の段階で見たときのオッズも併記します

 

韓国                     3.5(5.0)

イラン                  4.0(5.0)

日本                     5.0(5.5)

オーストラリア    10.0(7.0)

サウジアラビア    13.0(11.0)

UAE                    17.0(13.0)

イラク                  21.0(15.0)

カタール              21.0(41.0)

中国                     26.0(41.0)

ヨルダン              34.0(251)

ウズベキスタン    51.0(26.0)

タイ                     251(101)

バーレーン           251(251)

オマーン              251(201)

ベトナム              251(751)

キルギス              1001(2001)

 

こうしてみると、グループリーグを終えて評価を上げた国下げた国、それぞれあるのが分かります。

 

一番評価を上げたのはサウジアラビアに勝ってグループ1位通過したヨルダン。サウジアラビアに勝利したカタールも評価を上げました。

グループ首位通過の中で唯一UAEだけは評価を下げています。まあ、バーレーン、タイと引き分けての勝ち点5では、ちょっと評価を上げるのは難しかったでしょうか

 

グループ首位通過が予想されていたのに2位になったオーストラリアやサウジアラビアは当然のように評価を下げました。ただ、元々2位通過が予想されていただろう国である、イラクウズベキスタンも評価を下げているというのはどういうことなんでしょうかね。内容が良くなかった、とみられているのでしょうか。あるいは、決勝トーナメントの相手が悪いってことでしょうか。

オマーンなんかも、グループ3番手と見られていて、グループ最強扱いの日本に、審判違ってたら勝ってたかも? くらいの試合もしてましたし、評価を下げられるいわれはあまりない気もしますが、その辺はどんな判断何でしょうかね

 

日本は5.5倍が5.0倍になってますが、これは評価を上げたというよりは、ステージが進んだことによるものなだけな気がします。

 

 

次に、決勝まで到達するオッズ、というのを見てみます。決勝に到達する、ということは、要はそこまでの山二つに分けた、それぞれの山の勝者を選ぶ、ということになります。

組み分けを見てみると、

ヨルダン、ベトナム、日本、サウジアラビア、タイ、中国、イラン、オマーン

韓国、バーレーンカタールイラクUAEキルギス、オーストラリア、ウズベキスタン

この二つに分けられます。

 

イラン

2.10

韓国

1.90

日本

2.62

オーストラリア

5.00

サウジアラビア

8.00

UAE

9.00

中国

14.0

イラク

11.0

ヨルダン

17.0

カタール

17.0

オマーン

51.0

ウズベキスタン

21.0

タイ

67.0

バーレーン

51.0

ベトナム

201

キルギス

251

 

まあ、こんなもんか、という気はしますかね。

韓国は比較的楽な山に入った、という見立てでしょうか。実際、オーストラリアとも準決勝まで当たらないですし、オーストラリアがそこまでたどり着けるかも怪しい、という感じもありますし、割合、楽は楽でしょうか。

日本は、いきなりサウジアラビアがいて、次は今大会好調なヨルダンが来て、さらにはイランと当たり、最後は韓国、というのが順調にいったときのシナリオ。なかなか厳しい道のりです

 

 

次は、決勝トーナメントの勝敗オッズです

まずは90分のスコアでどうなるかを見るタイプ(延長になる試合はドローとみなす)

 

ヨルダン              勝ち1.65 引分3.60 負け5.50     ベトナム

タイ                     勝ち5.00 引分3.25 負け1.80     中国

イラン                  勝ち1.33 引分4.50 負け11.0     オマーン

日本                     勝ち1.75 引分3.60 負け4.75 サウジアラビア

オーストラリア    勝ち1.75 引分3.75 負け4.75 ウズベキスタン

UAE                    勝ち1.44 引分4.00 負け8.50     キルギス

韓国                     勝ち1.25 引分5.25 負け13.0     バーレーン

カタール              勝ち2.15 引分3.25 負け3.40     イラク

 

同じ試合を、延長以降での決着も含めて、勝ち負けだけで見るとこうなります

 

ヨルダン勝ち抜け1.33                    ベトナム勝ち抜け3.25

タイ勝ち抜け3.00                           中国勝ち抜け1.36

イラン勝ち抜け1.12                        オマーン勝ち抜け6.00

日本勝ち抜け1.36                           サウジアラビア勝ち抜け2.75

オーストラリア勝ち抜け1.40          ウズベキスタン勝ち抜け2.75

UAE勝ち抜け1.18                          キルギス勝ち抜け4.50

韓国勝ち抜け1.083                         バーレーン勝ち抜け8.00

カタール勝ち抜け1.61                    イラク勝ち抜け2.20

 

一番拮抗した試合はカタールvsイラク、と思われているようです

信頼度が高いのは韓国、次いでイラン。優勝オッズと同じですね

日本はサウジアラビアよりだいぶ優位だけど、全体の中ではかなり拮抗した試合になる可能性が高いとみられているようです。オーストラリアがウズベキスタンに勝つ可能性と、日本がサウジアラビアに勝つ可能性がほぼ同程度、という見立てになってます

 

最後に、日本vsサウジアラビアのスコアも見てみます

これは90分のスコアだけがあらわされます

 

日本勝ち

ドロー 延長

サウジ勝ち

1-0 6.00

0-0 9.00

1-0 11.0

2-0 7.50

1-1 6.50

2-0 23.0

2-1 8.50

2-2 19.0

2-1 15.0

3-0 13.0

3-3 67.0

3-0 51.0

3-1 15.0

4-4 501

3-1 41.0

3-2 29.0

 

3-2 41.0

4-0 29.0

 

4-0 151.0

4-1 34.0

 

4-1 101.0

4-2 51.0

 

4-2 126.0

4-3 126.0

 

4-3 251.0

5-0 67.0

 

 

5-1 67.0

 

5-1 501

5-2 126.0

 

 

5-3 401.0

 

 

6-0 151.0

 

 

6-1 201.0

 

 

6-2 451.0

 

 

 

なぜかサウジ勝ちの5-0というオッズの設定が無かったりしますが・・・

 

日本の1-0勝利が一番可能性が高く、次は1-1で延長に入るんじゃないの? という見立てになっています。90分でサウジアラビアが勝つ可能性は0-0や1-1で延長になる可能性より低く、日本が1-0,2-0,2-1で勝つ可能性よりも低い、という見立てです

結構信頼されてますね、日本

そんなに信頼されるようなグループリーグの勝ち抜け方ではなかった気がするんですが、サウジアラビアの方が状態悪かったってことなんでしょうか

 

 

決勝トーナメントがベスト16式になると、ここからが長いですね

強さを見せつけるよりも、苦労して勝ち上がっていく雰囲気が楽しいので、組み合わせ的にも苦労が続きそうな感じですし、このまま、苦労を続けつつ勝ち上がっていってもらえたらと思います

 

 

 

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白岩選手のクラウドファンディング受付終了

白岩優奈選手が2018年11月15日より受付を開始したクラウドファンディングが、2019年1月15日AM0:00を持って受付終了しました。

 

結局、受付金額は次のようになりました

 

総額 14,754,000円

応募人数2,521人 延べ2,735口

 

1,000円 447口

3,000円 533口

5,000円 1,409口

10,000円 235口

30,000円 37口

50,000円 44口

 

受付開始直後の立ち上がりは早かったのですが、その後しばらくは一日数件程度で停滞していました。それが最終日には78件の応募が入って最終的にはこの金額になっています。

序盤の勢いからしたら1,500は固くて2,000までいくかもなあ、なんてことを思ったりもしていましたが、そこまでは伸びず、1,500万円にややとどかない額となりました。

募集を開始してから、グランプリシリーズのロシアと全日本選手権、2試合出たのですが、どちらも今一つな結果に終わってしまったので、そのあたりが少しもったいなかったでしょうか。白岩選手は、ちょっと、チャンスをつかみきれない傾向があるように見えるのですが、今回もそれが出てしまったかなあ、という感じがあります。

 

支援金は、5,000円が圧倒的に多数になっています。5,000円から、バナータオルがもらえるのですが、これがほしい、という人が結構多かったんですかね。3,000円でお礼のメール+サイン入りポストカードで、5,000円になるとそれにバナータオルが付く、となると5,000円出そうかな、という気になるでしょうか。当初は、返礼品の発送はこの1月15日の応募受付締め切り後、ということになっていましたが、応募が殺到したこともあり、12月10日頃に発送を開始したとのことで、結果的に、全日本選手権でも、このYUNAバナータオルが会場を飾っていました。お礼のメールやサイン入りポストカードですともらって終わりですが、バナータオルになると、会場で、選手に向けてかざすことで、「応援してますよ」の姿勢が繰り返し示すことができるので、ファンの側としても、こういうものをもらえる方がうれしくて、ある種のwin-winとでもいえるでしょうか

 

さて、下世話なことしますが、前回この話に触れたときと同じような計算を、金額確定段階でどうなったかしてみることにします。

 

集まった金額は14,754,000円です

 

ここから消費税がまず引かれます

 

14,754,000 ÷ 1.08 = 13,661,111円

 

これはつまり、消費税として1,092,889円と100万円以上持って行かれたことを意味します。

次に、クラウドファンディングの仕組みを提供したプラットフォーマーが10%確保します。

 

13,661,111 × 0.9 = 12,295,000円

 

プラットフォーマーの取り分は 1,366,111円になります

 

スケート連盟は、500万円を超えた部分の10%を徴収する、と言っていますので、

 

12,295,000 - (12,295,000-5,000,000) ×0.1 = 11,565,500円

 

スケート連盟の取り分は729,500円 となります

 

ここから、お礼にかかる費用を引くのですが、これは前回も書いたように正直言ってどれくらいかいまいちわかりません。少なくともオリジナルクリアファイル316枚や、オリジナルバナータオル1,725枚というのを作成しないといけないですし、サイン入りポストカードを2,258枚郵送しないといけない、ということはわかっています。この辺を、まあ雑な予測ですけど前回と同じように50万円、としておきます。

 

11,565,500 - 500,000 = 11,065,500円

 

これが手元に残ります。

 

ここから税金が引かれますが、所得としてどこまでカウントされるかは、これもやはり不明です。ここからは、上記金額がすべて所得扱いになるケースと、ワンシーズンにかかる経費600万円を差し引いた部分を所得とするケースと、二パターン考えます。実際には、白岩選手クラスになると、いくらかの賞金が入ったり、出演料というものが入るので、600万円丸々経費として差し引いた分が所得、というのはおそらく引きすぎですが、そこまで考えきれないので、上記二パターンだけ考えます。

また、もっと言えば、白岩選手が17歳の高校生であることを考えると、今回得た金額が白岩選手本人の手元に入る、と考えるよりは、白岩選手のご家族に一旦入る、と考えた方が自然かもしれません。その場合、ご家族が事業を自身でなさっているか、あるいは会社勤めか、株で稼いでたりするか、住宅ローン背負ってたりするか、などなどにより税金の考え方は様々変わってくるので、実際の税額は、本当はよく分からない、としか言えないのですが、それを言ってはおしまいなので、その辺は横において、以下の計算は行います。

 

 

11,065,500円がすべて所得扱いの場合、所得税は2,115,450円となります

600万円分を経費として差し引いた場合の所得税の金額は、585,500円となります

 

また、住民税というものもありますのでそちらも計算します

住民税は住民登録している場所によって異なりますが、まあその辺は適当にこの辺だろうという仮定のもとで計算します

 

11,065,500円がすべて所得扱いの場合、住民税は1,076,600円ほどとなります

600万円分を経費として差し引いた場合の住民税は476,600円ほどとなります

 

したがって、白岩選手の手元に残る金額は、

600万円を経費と考えられない場合は、

11,065,500 - 2,115,450 - 1,076,600 = 7,873,450円

 

600万円を経費扱い出来た場合は、

11,065,500 - 585,000 - 476,000 = 10,004,500円

 

となります

多く見ると300万円以上、少なくても100万円ちょっとは税金に持っていかれる、という計算です 

 

今回のクラウドファンディングでは、1,500万円近い金額が集まりましたが、白岩選手の手元に残るのは、最大で1,000万円程度となりそうです。

結構な大金と言えば大金ではありますが、2年分の活動費に満たない額と言えば、その程度でしかないとも言えます。日本の中でそれなりの人気スポーツの全日本選手権で9位だった選手が獲得した金額、と考えると、そんなに大きくもないような気がします。

比べても仕方ないですが、日本女子プロゴルフツアーの2018年賞金ランキングを見ると、獲得賞金¥15,165,779で69位 ¥14,653,000で70位ですので、今回集まった金額はその間です。まあ、スポンサーの付き方がゴルフとは全然違うので、比べても仕方ないのですが、そんな大金かき集めやがって、とねたまれるような額でもないよな、とはこの辺からも感じますし、もうちょっとうまく、選手にお金が還流するような仕組みを作れないものか、とも思います。

 

 

金額的には、これですべて解決とはいかず、この先も少なくとも北京オリンピックシーズンまで、さらにはその4年後まで考えると、ご家族の方の負担が大きい状態はきっとある程度続いてしまうことも考えられます。また、今回の支援への返礼対応も、実はそれなりに負担で、白岩選手が2,258枚のポストカードにサインするんだよな・・・、とか、発送の負担とか、さまざまあります。

また、多くの方から支援を受けた、ということ自体が心理的な負担になってしまうこともあるでしょうか

 

白岩選手は今シーズン、まさかの世界ジュニア代表となりました

クラブの先輩である宮原知子選手以来の、シニアからの出戻り世界ジュニア代表です。確かに、権利のある年齢ですし、樋口選手や山下選手、あるいは本田真凛選手のように、世界ジュニアのメダルを持ってはいないですので、今更感はなく出ることができないわけでもない。その手があったか、という感じで、これにより現在19位の世界ランクを保つないしは上げることができ、来シーズンのグランプリシリーズ2戦出場権を得られる可能性も高まります。

 

今回集めた資金で2年分くらいは、問題なく競技に打ち込めるかと思います。できれば、その間にスポンサーを見つけられるといいのですが、そのあたりは成績次第、というところもあるかもしれません。

いずれにしても、今後の白岩選手の活躍を祈りたいと思います

 

 

 

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テニスの全豪オープンが間もなく始まります、というか、予選はもう始まってますね。

前哨戦で錦織圭選手が優勝、好調な状態でメルボルンに入って行けるようですが、今回はどうなるでしょう?

 

ブックメーカーがどう見ているか、優勝オッズを見てみたいと思います

 

 

Bet365のオッズです

 

Novak Djikovic                  2.25

Roger Federer                   5.00

Rafael Nadal                     7.50

Alexander Zverev             9.00

Andy Murray                    15.0

Nick Kyrios                       19.0

Marin Cilic                        21.0

Dominic Thiem                  26.0

Kei Nishikori                     29.0

Milos Raonic                     34.0

Hyeon Chung                   34.0

Stan Wawrinka                 34.0

Denis Shapovalov             34.0

Karen Khachanov            34.0

Kevin Anderson                34.0

 

34倍までで上から15人います

錦織選手は29倍で9番目です。現在ATPランキング9位なので、上からランキング順に並んでいるのか? という風にも一瞬見えたりしますがそんなことはないです。そもそも、ランキング5位のデルポドロはケガで欠場なのでオッズに乗ってませんし、ランキング的にはフェデラーよりナダルのが上ですし、まあ、当然ですが、サーフェスによってや最近の調子によって、ランキングとオッズは一致しないわけです

 

昨年の全米オープンが終わった直後には、錦織選手は34倍ついていましたから、それと比べると少し評価を上げた、ということになります。まあ、直近、ATP250ではあるものの、優勝してますからね。

 

なお、William Hillの方でも同じように29倍ついていました。William Hillではほかの日本人選手の名前も見ることができて、ダニエル太郎選手と西岡良仁選手が、共に501倍で設定されています。

 

次に女子。

同じものを見てみます。

 

Serena Williams                5.00

Angelique Kerber             9.00

Naomi Osaka                    11.0

Simona Halep                   12.0

Aryna Sablenka                12.0

Sloane Stephens               13.0

Elina Svitolina                  13.0

Karolina Pliskova             15.0

Garbine Muguruza           17.0

Caroline Wozniacki           21.0

Petra Kvitova                    21.0

Madison Keys                   23.0

Kiki Bertens                      23.0

Ashleigh Barty                 26.0

Daria Kasatkina               29.0

Victoria Azarenka             29.0

 

ここまでで16人です

大阪なおみ選手は3番手で11倍

相変わらずセレナウイリアムズが本命扱いなわけですね。まあ、ジョコビッチほどの信頼度ではないわけですけど。

 

これより下のオッズでは、シャラポワが34倍 ビーナスウイリアムズが51倍なんてのがいます。

昨年の全米オープン直後の段階で、大阪選手の全豪優勝オッズは13倍でしたから、そのころよりも今の方が評価が高いわけです。全米の後は、それほど良かったわけではない印象なのですが、評価を下げる方ではなく上げる方に行ったんですね。

まあ、優勝は出来てないですが、全米がフロックではなかった、と言えるくらいにはファイナル以外は勝てているので、そういう観点では、評価が上がっておかしくないのかもしれません。

William Hillの方のオッズでは、大阪選手は三番目ではなく、ケルバーと並んで10.0倍で2番目の評価となっています

 

 

まだ、組み合わせも出ていないので、勝ち上がりはこうなって、みたいな予測もできないわけですが、全米の時のように、また二人してベスト4まで、決勝まで、と勝ち上がっていってくれることを期待したいと思います

 

 

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ウインブルドン19優勝オッズ備忘録 180924

 

シスメックス

全日本フィギュアで坂本花織選手が初優勝しました

坂本選手は高校三年生ですが、通学先の高校の名前で試合に出ることは、インターハイ以外ありません

また、中野先生のチームで練習していますので、神戸FSCのチームの一員ですが、神戸FSCの名前で試合に出ることもここ一年以上なくなっています

 

坂本選手は2017年10月にシスメックス株式会社と所属契約を結びました。これは、三原舞依選手も同じで、二人同時にそのタイミングでシスメックスの所属となり、スポンサードされることとなりました

 

今回は、坂本選手のスポンサーというか、所属契約を結んだ、シスメックス株式会社、というのはどんな会社なのか、というお話です

 

 

シスメックス株式会社

設立 1968年2月20日

資本金 12,276百万円

本社所在地 兵庫県神戸市中央区脇浜海岸通1丁目5番1号

 

本社が神戸市の会社です

坂本選手、三原選手と所属契約を結んだのは、神戸で活動するフィギュアスケーターということで、神戸の企業として支援したい、という形のようです

 

 

従業員数 連結:8,445名 単体:2,537名(2018年3月31日現在)

※嘱託・パートタイマーなどを含む

 

資本金も100億円を超えてますし、1万人近い従業員を抱えていて、結構な規模の企業であることもこの段階でわかります

 

事業内容:臨床検査機器、検査用試薬ならびに関連ソフトウェアなどの開発・製造・販売・輸出入

主な販売先:国公立病院、一般病院、大学、研究所、その他医療機関 ほか

 

というわけで、医療系の検査回りで使われるものを製造販売する会社です。臨床検査技師なんかをされている方にはなじみのある会社でしょうか。BtoCではなくBtoB 企業向けの商売をしています。なので、一般消費者が普通に購入する物品は売っていません。スポーツ選手のスポンサーというと、基本的にはBtoCの企業が一般消費者向けのイメージ向上や、社名・ブランド名の浸透を狙って行う、ということが多いような印象を受けますが、シスメックスはそうではなく、BtoBの企業でありながら、坂本選手たちと所属契約を結び、支援することにした、ということになります。

 

 

単位:百万円

2016年3月期

2017年3月期

2018年3月期

売上高

252,622

249,899

281,935

営業利益

60,729

51,701

59,078

当期利益

39,278

40,453

39,076

営業利益率

24.0%

20.7%

21.0%

当期利益率

15.5%

16.2%

13.9%

 

近年の実績を見てみると、売上高は2,000億円台ですので、トヨタみたいな本当の巨大な会社と比べると100分の1の規模であり、日本国内では1兆円規模の企業がいくつもあることから考えると、極めて大きな会社というわけではありません。ただ、もちろん、これだけの売り上げがあれば十分大きな会社ではあります

ここには乗せませんが、2013年3月期に売上が1,400億円台でしたので、5年で売り上げが2倍になった計算です。その前は2005年3月期の売り上げが700億円台ですので8年で2倍、2001年3月期の売上300億円台からして4年で2倍、という形で、ハイペースで売り上げを伸ばしてきています

また、営業利益が600億円前後ですが、営業利益率が20%台と驚異的な数値です。営業利益率20%台に乗ったのは2015年3月期から。4期連続で営業利益率20%台を続けており、業績は好調です。

 

 

売上高(百万円)

比率(%)

国内

45,019

16.0

米州

66,359

23.5

EMEA

73,924

26.2

中国

72,089

25.6

アジアパシフィック

24,540

8.8

合計

281,935

100.0

EMEA:Europe Middle East Africa

売り上げの84%は海外で稼いでいる、という企業です。一番比率が大きいEMEAというのは、ヨーロッパ(E)、中東(ME)、アフリカ(A)を合わせたものですが、おそらくはヨーロッパが多くを占めているでしょう。EMEAは多数の国が含まれますので、国単位で見れば中国が25.6%と圧倒的です。

 

 

売上高(百万円)

比率(%)

血球計数検査

174,840

62.0

尿検査

20,621

7.3

免疫検査

11,191

4.0

生化学検査

3,268

1.2

血液凝固検査

45,003

16.0

FCM事業

1,611

0.6

LS事業

8,955

3.2

その他

16,441

5.8

合計

281,935

100.0

 

事業別の売り上げを見ると、検査装置が並んでいます。検査装置の会社なんだなあ、というのがよく分かります。売り上げの6割以上を占めるのが血球計数検査、ついで血液凝固検査が16%で、この二つで全体の四分の三を超えます。検査の中でも血液回りが事業の中核なようです。こうやって見ると、スポーツと相性はいいのかもしれません。

 

シスメックス東証1部上場企業です

株価を見てみると、2018年末時点で5,276円で終えたようですが、2018年6月25日上場来高値11,110円を記録してから、半年で半値以下まで下がってしまっています。直近の業績が悪い、というわけではないのですが、期待ほどの伸びがない、ということで下げてしまったようです。

実際、高値の時点ではPERが45倍程度、下がった状態でも20倍台前半ということで、単純に見ると下がってきたのは妥当かな、という印象はあります。ただ、右肩上がりに増益が続いていくようなら、下がってきた今が買い場? という可能性もあります。

まあ、高値水準からだいぶ下がってきてしまってはいますが、壊滅的に悪い、というような状態ではないということは言えると思います

 

 

シスメックス社の製品は、基本的にBtoBのものばかりなのですが、かろうじて一般消費者向けかな、と思えるものが一つあります

ASTRIM FIT という製品です

採血なしで、わずか40秒の間にヘモグロビンのチェックができる健康モニタリング装置です。指を入れるだけの簡単操作でコンディションチェックが可能。重量も450gで持ち運びも容易な優れものです。

一般消費者、というか、一般よりレベルが上なアスリート向けな製品かと思われます。「アスリート」と呼ぶレベルまでは達していない、学校の部活や、スポーツクラブくらいに常備するのもいいかもしれません。

Amazonでも販売中。449,650円

日体大陸上部や、ゴールドジム、栄養士を養成している和洋女子大学などなど、多数の導入実績のあるこの装置、皆さんもご利用いかがでしょうか?

というかこれ、坂本選手たちがリンクサイドで使っていたりするんですかね? なんかおもちゃのようにみんなで測って笑っている姿がなんとなく目に浮かびます

 

 

シスメックスフィギュアスケーターの二人よりも前に、スポーツ支援を一つ行っていました。

2005年12月、シスメックス陸上部が創設されています。実際には創設というか、グローバリー陸上部の活動を引き継いだ、という形です。当時はまだ売上高は800億円台、営業利益も100億円にようやく達したという時期で、今と比べると数分の一の企業規模でしたが、そんなころからスポーツ支援を行っていて、それが現在まで継続して続いています。

 

この時の陸上部には、アテネオリンピック金メダリストである野口みずきさんが所属していました。野口みずきさんは2008年の北京オリンピックの代表に選出されたものの、直前でケガにより辞退。シスメックス所属選手としては、それ以来10年ぶりに坂本花織選手がオリンピックの代表になり、そして、今度こそ棄権することなくオリンピック出場を果たしてくれた、という歴史がシスメックス視点ではあります。

野口みずきさんは2016年4月に引退を発表し、5月末付でシスメックスを退社。長年コーチをしていた広瀬監督も同時に退社され、シスメックス陸上部は新体制になっています。また、野口選手というビッグネームが退社しても、陸上部の活動をやめることなく支援を続けており、昨年も全日本実業団女子駅伝(クイーンズ駅伝)に出場しています。

ただ、チームとしての成績はあまりよくなく、強いチームとは言えない現実はあります。

所属選手は、スケートと異なり、地元の選手ばかり、ということはありません。神戸なので、もう少し須磨学園西脇工業出身の選手が多いのかな? と思いましたが、数人だけでした。

 

 

全日本選手権で優勝した坂本花織を支援しているシスメックスはこんな会社です

坂本選手のファンの方は、支援に感謝してこの会社の製品を買ってください、と言いたいところですが、基本的にBtoCの会社ではないので、ちょっと難しいですね・・・

ヘモグロビンチェックの装置なんてのはありますが、個人で気軽に買うような代物でもないですし・・・

なんなら株買ってください、くらいでしょうかね

まあ、株買うのもまとまった金額が必要にはなるんですけど

医療関係の方がいましたら、ぜひ、ごひいきにしていただけたらと思います

 

いい会社に支援してもらっているなあ、と思います

利益率の高い優良企業ですし、扱っている製品もアスリートに親和性のあるものです。野口みずきさんの退団後も、陸上部の活動は変わらず続いていますし、結果が出ないならすぐに支援を取りやめる、というようなことはなさそうです

2017年10月の契約開始から、オリンピック出場というビッグイベントもありましたが、広告塔として使い倒される、ということもなく今日まで来ています

2017年10月から契約、ということは、17-18シーズンの始まる前くらいから話が進んでいたかと思います。その時期ですと、三原選手は日本のトップで、オリンピックの二枠を争う有力選手の一人ではありましたが、坂本選手は世界ジュニアで3位表彰台にはなったものの、一つ上の2位に、あの目立つ本田真凛選手がいましたし、前年の全日本選手権では7位。17-18シーズンが始まる段階では、5番手ないしは6番手くらいの位置付で、オリンピック有力という選手ではありませんでした。シニアとしての実績はまだありません。スケートアメリカで210点を超えるスコアで2位に入って私もいるぞ! と出てきたのは11月の終わり、契約よりだいぶ後でした。そんな段階で、三原選手だけでなく、坂本選手も契約してもらえたのですから、有り難いことだったと思います

 

坂本選手は現在高校三年生

北京オリンピックのシーズンは大学三年生で迎えます。三原選手は大学四年生です。

特に三原選手は、次回のオリンピックのシーズンまでで引退、と言いやすいタイミングになってますが、こうやって企業所属になっていると、大学卒業後の競技の継続もスムーズになり、長く現役生活を送ることが出来るのではないかと思います

中野先生のチームに、次に力のある選手が伸びてきたら、例えば籠谷選手がもっと上位で滑れるようになってきたら、シスメックスの所属に移行していく、というような、そんな流れがある程度できているんですかね。できているといいな

 

 

今後のシスメックス社の発展と、フィギュアスケートへの変わらぬ支援を願います

 

 

スポンサーに感謝

スポーツにはお金がかかる

それは必然だ

掛かるお金の種類、方向性にはいろいろとあるのだけど、お金がかかる、というのは必然としてある

 

スポンサーがたたかれる場面、というのをよく見かける

これは金も出すが口も出す、というタイプの場合に起こる

口も出す、の種類は、成績を求める面での口を出すの方向性と、運営面への口出し(露出を増やすとか放送時間とか)の方向性と、二方向あるが、いずれにしても口を出すとたたかれやすい

 

ただ、やっぱり金を出したからには、そのリターンがほしい、というのが基本的なスポンサーの考え方だろうと思われる

スポンサーになるのは企業である場合が多いが、企業というのは、リターンを求めて動く組織体であるのだから、リターンを求めて口を出したくなる、というのは当然ではあると思う

ただ、口を出すことによって逆に損をしてしまっている、という場面もあるので、口を出しすぎるのがよくない、というのも確かである

 

カネカネ言ってるのもなんだか世知辛いけれど、カネがないとチームは運営できないし、個人としては協議が続けられなくなったりもするし、大会は開かれないし、強化もできない

 

だから、カネを出してくれるスポンサーには、基本的には感謝したい、と思っている

 

大会の運営にカネを出してくれるスポンサー

チームの運営にカネを出してくれるスポンサー

連盟の運営にカネを出してくれるスポンサー

個人が競技を続けるためにカネを出してくれるスポンサー

 

カネさえ出してくれればそれだけでいい人、というわけにはいかないけれど、カネを出してくれる人には感謝したい

そして、できれば、それへの見返を出してあげられるとさらによいと思っています

見返が出せれば、スポンサードが継続されるし、また、これまでスポンサーとなったことのない人たちも、スポンサーになってくれるようになり、好循環が生まれていく

そんな風に思っています

 

というわけで、何が言いたいかというと、この先、ここのブログで、時折、何かのスポンサーになってくれている企業、というのを、取り上げていこうと思っています、というお話でした