23-24 ニコライメモラ

2003年11月18日生まれ

シニア1シーズン目

シーズン獲得賞金:$2,000

世界ランキング:16位

シーズンランキング:14位

シーズンベストスコア 256.24(17位) メラーノ杯

ショートプログラムシーズンベスト 93.10 世界選手権

フリーシーズンベスト 166.83 メラーノ杯

スピンレベル4率 30/54 = 55.6%(国際大会:25/48 = 52.1%)

ステップレベル4率 7/18 = 38.9%(国際大会:5/16 = 31.3%)

スピンオールレベル4 1/9(国際大会:1/8)

スピンステップオールレベル4 0/9(国際大会:0/8)

ジャンプ回転不足率 8/90 = 8.89%(国際大会:8/80 = 10.0%)

ジャンプ回転不足なし 4/9(国際大会:3/8)

スピンステップオールレベル4ジャンプ回転不足なし 0/9(国際大会:0/8)

 

○23-24シーズンの戦績

Grade Event Pl Total SP FS
CS Autumn Classic 8 199.38 70.27 129.11
CS Finlandia Trophy 6 222.98 82.03 140.95
CS Budapest Trophy 1 250.37 88.99 161.38
GP Grand Prix de France 11 214.63 70.92 143.71
GP Grand Prix Espoo 5 221.25 72.11 149.14
NC Italian Championships 1 248.68 90.70 157.98
EC European Championships 10 225.88 72.78 153.10
IC Merano Ice Trophy 1 256.24 89.41 166.83
WC World Championships 9 253.12 93.10 160.02

メモラ選手は昨季ジュニアグランプリファイナルを制覇して今期シニアに上がってきました。

 

序盤はチャレンジャーシリーズから。まずはオータムクラシック。フリーで初の4回転トーループを投入してきましたがアンダーローテーションの転倒となります。ショートもフリーも4回転以外はジャンプを降りるのですが、GOEがマイナスになるものが多く、スコアは今一つ伸びず199.38で8位に終わりました。

 

2戦目は10月に入ってフィンランディア杯です。ここではショートから4回転ルッツを投入してきました、アンダーローテーションは付きましたが立ちました。フリーも同様。ジャンプのミスは全体的に目立ちましたがそれでも222.98までスコアを上げてきて6位に入りました。

 

翌週、ブダペスト杯にも出てきました。ここで4回転ルッツを平均GOE+2.286の高評価で初成功。他のジャンプも決めてショートは88.99とパーソナルベスト更新して首位に立ちます。フリーの4回転ルッツはqながらも立ち、他のジャンプも転倒することなく、基礎点削られることも無く降りて161.38とこれもパーソナルベスト更新。トータル250.37と初めて250点台に乗せてチャレンジャーシリーズ初優勝を果たしました。

 

グランプリシリーズは最初から2枠もらえました。フランスからデビュー。このショートは4回転ルッツがアンダーローテーションで転倒と最悪の出だし。70.92に留まり12位スタート、シニアのグランプリの洗礼を浴びます。フリーは1番滑走で出てきますがやはりジャンプが今一つしっかり入らず143.71でトータル214.63の11位となりました。

 

グランプリ2戦目はフィンランドです。ここもショートの4回転ルッツはアンダーローテーションの転倒。コンビネーションもうまくいかず72.11ですが、今回は全体的にスコア伸びておらず、これでも7位スタートとなります。フリーは4回転ルッツを2本入れてきました。1本目はセカンド3回転までつけて!ながらもわずかなGOEマイナスで決めますが2本目は転倒。以降のジャンプはまずまず決めますがスピンステップのレベルがとれないなどもあり149.14となりトータル221.25 ただ、これでも5位に入りました。

 

12月に入るとイタリアナショナルがあります。昨季は2位だったこの大会。今期はリッツォ選手もおらずフランジパーニ選手と一騎打ちの構図となりました。ショートプログラムで4回転ルッツを決めて全要素プラス評価受けて90.70 0.34差の2位に付けると、フリーは4回転ルッツを転倒。ただ、以降のジャンプはすべて決めていき、今回はスピンステップオールレベル4 157.98を出してトータル248.68 逆転でナショナル初制覇となりました。

 

年が明けてヨーロッパ選手権。2年前に1度出場していますがこの時は15位でした。今期は出場選手中、今期のISUベストスコア順位は5位。展開次第で表彰台争いもあるか、という位置にいます。ところがショートでは4回転ルッツを転倒。次のトリプルアクセルもアンダーローテーションになるなどスコア伸びずに72.78に留まり12位スタートとなりました。

フリーは第3グループ1番滑走で出てきて、冒頭の4回転ルッツを降りますが、次は3回転ルッツで転倒。以降のジャンプは決めますが153.10となりトータル225.88 最終順位は10位。自己最高位は更新したものの、フランジパーニ選手の4位と合わせてのイタリア来期は3枠にはわずかに届かず2枠となりました。

 

2月にはイタリアのメラーノ杯に出場。ここでショートフリー通じてジャンプのミスがほぼなく256.24という自己最高スコアに相当する得点を出して優勝します。

いい調整が入って3月、初の世界選手権出場です。ショートプログラム、4回転ルッツを平均GOE+3.000という高評価で決めると、あとの2つのジャンプもクリーンに決め93.10とパーソナルベスト更新。6位に入ってフリーを最終グループで迎えます。

3位とは12.87差ありますので表彰台争いというのはやや難しいですが、どこまで行けるかというフリー、前半のジャンプは決めていきました。後半、トリプルルッツがステップアウトでコンビネーション付けられなかったのが痛かった、スコアは160.02と160点台に乗せてトータル253.12 9位に入りました。ルッツからのコンビネーションが入っていれば7位にまでは行けたのでもったいなかったと言えばもったいなかったですが、初挑戦でシングル順位はしっかりと結果を残しました。

 

○要素別スコア

Event Total TES PCS J Base J GOE Spin Step
Autumn Classic 199.38 105.86 94.52 81.85 -2.00 17.11 8.90
Finlandia Trophy 222.98 112.34 111.64 87.52 -3.85 17.69 10.98
Budapest Trophy 250.37 135.44 114.93 94.34 6.54 21.46 13.10
Grand Prix de France 214.63 109.68 105.95 85.16 -7.59 20.76 11.35
Grand Prix Espoo 221.25 113.83 109.42 94.16 -8.21 16.59 11.29
Italian Championships 248.68 136.76 112.92 94.28 6.18 22.14 14.16
European Championships 225.88 118.70 109.18 92.68 -5.19 17.45 13.76
Merano Ice Trophy 256.24 140.41 115.83 94.28 11.08 21.80 13.25
World Championships 253.12 133.01 120.11 87.71 11.74 19.79 13.77

トータルスコアは初戦こそ200点に届きませんでしたが、あとは200点台。3試合で250点台が見えます。メラーノ杯の256.24で今期全選手中17位。世界選手権の253.12でISUシーズンベスト順位17位です。

技術点はISU非公認で140点超えがありました。公認では135.44が最高です。140.41で今季の全選手中14位にあたります。

PCSの方は110点前後が多かったですが世界選手権では120.11まで出しています。1項目平均8点台に乗りました。今期全選手中17位にあたります。技術点の方がやや順位が高いです。

ジャンプの基礎点は94点台が3試合あり94.34が最高でした。今期全選手中16位にあたります。加点の方はマイナスの試合も多いですが、世界選手権が最高で+11.74ありました。今期全選手中15位にあたります。

スピンは20点を割る試合も多くあまり得意ではなさそうに見えます。ナショナルの22.14が最高、国際大会ではメラーノ杯の21.80が1番高く、ISU公認試合では21.46が最高でした。

ステップ系要素は13点台が多いです。ナショナルの14.16が最高で、国際大会では世界選手権の13.77がありました。

 

○要素別偏差値

Event Total J Base J GOE Spin Step PCS
Autumn Classic 47.10 54.06 49.07 38.73 38.36 42.30
Finlandia Trophy 53.19 57.46 46.78 40.72 47.85 53.73
Budapest Trophy 60.27 61.55 59.64 53.68 57.53 55.93
Grand Prix de France 51.04 56.04 42.15 51.27 49.54 49.93
Grand Prix Espoo 52.75 61.44 41.39 36.94 49.27 52.25
Italian Championships 59.83 61.51 59.20 56.01 62.37 54.59
European Championships 53.94 60.55 45.12 39.90 60.55 52.09
Merano Ice Trophy 61.79 61.51 65.26 54.85 58.22 56.53
World Championships 60.98 57.57 66.08 47.94 60.59 59.39

トータルスコアは60を超える偏差値が出るようになってきました。

ジャンプの基礎点も同じように60を少し超えるくらいです。加点の方はいい時は60台後半まで出ました。

スピンはいい時で50を超えていきます。ナショナルは50台後半ですが国際大会では50台中盤あたりまででした。

ステップ系要素はシーズン後半は60台に乗るようになっています。

PCSは50台後半までです。

スピンがやや苦手ですがそれ以外は60前後、トップ選手のレベルの偏差値が出るようになっています。

 

ニコライメモラ選手の要素別偏差値レーダーチャート23-24

レーダーチャートは下がつぶれた形が多いです。オータムクラシックのように左側がつぶれて悪くなる時もありました。右上は意外にばらつかず、右下と左下が同じようにばらついています。

 

●シーズン最高の基礎点構成

○世界選手権 ショートプログラムの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4Lz   11.50   3.29 14.79 3.000
2 3A   8.00   2.40 10.40 3.111
3 FCSp4   3.20   0.64 3.84 2.000
4 3Lz+3T   11.11 x 1.52 12.63 2.444
5 StSq4   3.90   1.06 4.96 2.778
6 CCoSp4   3.50   0.65 4.15 1.889
7 CSSp4   3.00   -0.39 2.61 -1.111
  TES   44.21   9.17 53.38  

世界選手権で44.21の基礎点が出ました。4回転ルッツを飛び、1.1倍は3回転ルッツからのコンビネーション、スピンステップオールレベル4で44.21です。今期全選手中13位の基礎点でした。4回転1本という条件の中では極めて高い基礎点です。その1本がルッツなためです。意外とフリップやループよりもルッツを飛ぶ選手の数は多いのですが、これは基礎点が高いからこれに挑戦しようと思うのか、ジャンプとしての難易度が4回転になるとルッツはフリップやループより低いのか。どちらでしょうか。

ここから基礎点上げるには、2種類目の4回転が求められることになります。

 

○メラーノ杯 フリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4Lz   11.50   0.00 11.50 0.000
2 3A+1Eu+3S   12.80   1.60 14.40 1.800
3 3Lz   5.90   0.98 6.88 1.800
4 3Lo   4.90   0.98 5.88 1.800
5 FCSp4   3.20   0.00 3.20 0.400
6 3A   8.00   0.80 8.80 1.400
7 3Lz+3T   11.11 x 0.98 12.09 1.600
8 3F!+2A+SEQ ! 9.46 x -0.18 9.28 -0.200
9 CSSp4   3.00   0.40 3.40 1.400
10 StSq4   3.90   0.78 4.68 2.000
11 ChSq1   3.00   1.50 4.50 2.800
12 CCoSp4   3.50   0.47 3.97 1.400
  TES   80.27   8.31 88.58  

フリーの最高基礎点はメラーノ杯の80.27でした。4回転はルッツ1本。2回飛ぶジャンプはトリプルアクセルトリプルルッツ、セカンド3回転あり、シークエンスアクセルあり、3連3サルコウあり、スピンステップオールレベル4で80.27です。4回転1本で基礎点80点が出せるのが4回転ルッツの威力なんでしょうか。

グランプリシリーズのフィンランドでは4回転ルッツを2本入れる構成も組んでいました。4回転2種類目よりルッツ2本の方が先になりそうです。

また、メモラ選手は1.1倍が2本しかありません。これは、初戦のオータムクラシックを除いて、構成替えた2戦目以降はすべてそうなっていました。たまたま上記の試合でこうなってしまったわけではないです。

6番目の要素のトリプルアクセルを1.1倍に出来れば0.80基礎点は上がります。

 

○平均GOE2.500以上

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
World Championships FS 11 ChSq1   3.00   1.71 4.71 3.333
World Championships SP 2 3A   8.00   2.40 10.40 3.111
World Championships FS 6 3A   8.00   2.40 10.40 3.000
Italian Championships SP 5 StSq4   3.90   1.17 5.07 3.000
World Championships SP 1 4Lz   11.50   3.29 14.79 3.000
Merano Ice Trophy FS 11 ChSq1   3.00   1.50 4.50 2.800
World Championships SP 5 StSq4   3.90   1.06 4.96 2.778
Budapest Trophy FS 2 3A+1Eu+3S   12.80   2.24 15.04 2.714
Italian Championships SP 1 4Lz   11.50   3.22 14.72 2.714
Italian Championships FS 10 StSq4   3.90   1.09 4.99 2.714
Italian Championships FS 6 3A   8.00   2.08 10.08 2.714
World Championships FS 3 3Lz   5.90   1.60 7.50 2.667
Finlandia Trophy SP 5 StSq2   2.60   0.69 3.29 2.625
Merano Ice Trophy SP 1 4Lz   11.50   3.07 14.57 2.600
Budapest Trophy SP 5 StSq4   3.90   1.01 4.91 2.571
World Championships FS 10 StSq3   3.30   0.80 4.10 2.556
European Championships FS 11 ChSq1   3.00   1.29 4.29 2.556
Finlandia Trophy SP 2 3A   8.00   2.13 10.13 2.500

メモラ選手の評価の高い要素は、コレオ、ジャンプ、ステップが入り混じっています。

世界選手権で+3.333の評価を受けたコレオは、今期の全選手中17位タイになります。

ジャンプは高難度ジャンプでも高い評価が多いです。冒頭に飛ぶこともあってから、4回転ルッツも多く載っています。

トリプルアクセルで+3.111という評価がありました。これは今期の全選手中9位タイのトリプルアクセルです。

一方、+2.500以上で切るとスピンが1つも無い、ということにもなりました。今期スピンで1番評価がよかったのはイタリア選手権で+2.111というのがありました。国際大会では+2.000が最高。レベル4率も50%台で、あまり得意ではないというのが見て取れます。

 

○4回転ルッツ

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
Finlandia Trophy SP 1 4Lz< 9.20   -1.38 7.82 -1.500
Finlandia Trophy FS 1 4Lz< 9.20   -2.30 6.90 -2.625
Budapest Trophy SP 1 4Lz   11.50   2.53 14.03 2.286
Budapest Trophy FS 1 4Lzq q 11.50   -1.15 10.35 -1.000
Grand Prix de France SP 1 4Lz< F 9.20   -4.60 4.60 -5.000
Grand Prix de France FS 2 4Lz!q ! 11.50   -2.63 8.87 -2.333
Grand Prix Espoo SP 1 4Lz< F 9.20   -4.60 4.60 -5.000
Grand Prix Espoo FS 1 4Lz!+3T ! 15.70   -0.66 15.04 -0.444
Grand Prix Espoo FS 2 4Lz! F 11.50   -5.75 5.75 -5.000
Italian Championships SP 1 4Lz   11.50   3.22 14.72 2.714
Italian Championships FS 1 4Lz F 11.50   -5.52 5.98 -4.714
European Championships SP 1 4Lz F 11.50   -5.75 5.75 -5.000
European Championships FS 1 4Lz   11.50   0.49 11.99 0.333
Merano Ice Trophy SP 1 4Lz   11.50   3.07 14.57 2.600
Merano Ice Trophy FS 1 4Lz   11.50   0.00 11.50 0.000
World Championships SP 1 4Lz   11.50   3.29 14.79 3.000
World Championships FS 1 4Lz   11.50   0.33 11.83 0.222

メモラ選手は今季4回転ルッツを初めて入れてきました。ルッツに限らず4回転を構成に入れてきたのは今期が初です。

今期17回飛んで転倒が5回、アンダーローテーションが2回、それ以外のGOEマイナスが3回あり、GOE±0以上の成功ジャンプは7回です。確率的には4割程度。ただ、シーズン後半はよく決まっていましたので、調子が上がったというか精度が上がったというか、計算できるジャンプになってきていました。

世界選手権の+3.000という評価は、今季4回転ルッツを跳んだ選手の中で6位の評価となります。

 

○4回転トーループ

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
Autumn Classic FS 1 4T< F 7.60   -3.80 3.80 -5.000

今季初戦では4回転トーループを入れていました。これはアンダーローテーションの転倒。これ以降の試合では4回転はルッツで入れていました。1種類目がルッツとなったわけですが、2種類目として4回転トーループが入ってくる日も来るのでしょうか。

 

○3連続の要素

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
Autumn Classic FS 2 3A+1Eu+3S   12.80   0.96 13.76 1.143
Finlandia Trophy FS 2 3A+1Eu+3S   12.80   0.80 13.60 0.875
Budapest Trophy FS 2 3A+1Eu+3S   12.80   2.24 15.04 2.714
Grand Prix de France FS 3 3A+1Eu+3S   12.80   1.60 14.40 2.000
Grand Prix Espoo FS 3 3A+1Eu+2S   9.80   0.23 10.03 0.333
Italian Championships FS 3 3A+1Eu+3S   12.80   1.28 14.08 1.429
European Championships FS 3 3A+1Eu+3S   12.80   0.46 13.26 0.667
Merano Ice Trophy FS 2 3A+1Eu+3S   12.80   1.60 14.40 1.800
World Championships FS 2 3A+1Eu+3S   12.80   1.94 14.74 2.444

3連続ジャンプは今期9試合すべてしっかり入りました。すべてトリプルアクセルからの3連続です。9本すべてプラス評価。1本だけ3つ目が2回転になったものがありました。昨季もトリプルアクセルからの3連続で成功率10割。このトリプルアクセルからの3連続は非常に成功率高く得意な要素、安定した得点源です。

ブダペスト杯でトリプルアクセルからの3連続が+2.714の評価でしたが、これはトリプルアクセルからの3連続として全選手中3位の評価でした。

 

今期シニアに上がったメモラ選手はナショナル初優勝をはじめ一定の結果を残しました。4回転ルッツを習得。4回転無しだったジュニア時代と比べると1段階レベルが上がっています。

来期、世界選手権のイタリアは2枠。リッツォ選手、フランジパーニ選手といったところと代表権を争う形です。その世界選手権でオリンピックの枠も決まってきます。来期の最大の目標は、その世界選手権に出場し、オリンピック3枠を確保していくこと、というのになるかと思います。