世界ジュニア26 女子シングル

前回の男子に続いて今回は女子シングルです。

 

○女子シングル フリー進出24名

Pl Name Nation Total SP FS
1 Mao SHIMADA JPN 208.91 71.90 137.01
2 Hana BATH AUS 205.39 66.95 138.44
3 Mayuko OKA JPN 197.17 69.77 127.40
4 Sophia SHIFRIN ISR 193.80 65.38 128.42
5 Yihan WANG CHN 185.37 63.44 121.93
6 Inga GURGENIDZE GEO 182.60 64.28 118.32
7 Jiyu HUH KOR 180.55 62.16 118.39
8 Valeriya EZHOVA SUI 179.17 62.65 116.52
9 Angela SHAO USA 178.93 62.24 116.69
10 Mei OKADA JPN 177.77 53.70 124.07
11 Leandra TZIMPOUKAKIS SUI 176.54 56.37 120.17
12 Sophie Joline von FELTEN USA 176.10 62.62 113.48
13 Yuseong KIM KOR 175.90 59.44 116.46
14 Elina GOIDINA EST 175.76 54.44 121.32
15 Alica LENGYELOVA SVK 168.30 61.14 107.16
16 Stefania GLADKI FRA 168.01 58.65 109.36
17 Maria Eliise KALJUVERE EST 165.39 54.45 110.94
18 Anna GERKE GER 158.14 57.77 100.37
19 Jana HORCICKOVA CZE 156.38 54.12 102.26
20 Amanda GHEZZO ITA 155.14 57.00 98.14
21 Angel DELEVAQUE NED 151.11 54.03 97.08
22 Venla SINISALO FIN 150.47 54.70 95.77
23 Ariel GUO HKG 146.23 54.27 91.96
24 Polina DZSUMANYIJAZOVA HUN 144.48 61.37 83.11

女子はショート終わって順当に島田麻央選手が首位に立ちましたが岡万佑子選手も僅差で続いていました。そんな中で岡田芽依選手がコンビネーションで大きなミスが出て24位。何とかギリギリセーフ、という位置でフリーには進んだ、という厳しいスタートになってしまっていました。

 

フリーはその岡田選手から。3位と13.25差は厳しいですが、6位までなら9.74差。全日本ジュニアショート21位から大逆転全日本進出を果たした実績もあるので、それくらいの位置までは行くのでは、との期待を外野からは勝手にも持ってのフリー。トリプルアクセル決まれば!! という冒頭は抜けてシングルに。これは、まずい流れかなあ・・・、とも心配しましたがここからはさすがでした。ミスサイゴンは序盤の困難には屈しない。以降は7トリプル2アクセルをしっかり決めていきました。さすがに1番滑走でPCSはそれほどでなかったですがフリー124.07 トータル177.77 世界ジュニアの1番滑走とは思えない点を出してきました。

第1グループには地元エストニア期待の、昨季は7位だったゴイディナ選手もいました。こちらもほぼノーミスで岡田選手とどちらが上に行くか? という演技でしたがフリー121.32のパーソナルベストまで出してトータル175.76 岡田選手の下に入りました。

 

第2グループにも実力者が続々出てきます。ショート17位、スイスのツィンポーカキス選手は冒頭にトリプルアクセルを入れてきましたがダウングレードで転倒。しかし以降は、コンビネーション全後半入れてのほぼノーミス。岡田選手の上か下か??? という採点待ちでしたが、フリー120.17のパーソナルベスト、トータル176.54 際どく岡田選手が上で2番目に入ってきました。

昨季ジュニアグランプリファイナル出場、世界ジュニアは5位だったフランスのグラッキ選手がショート14位で第2グループから登場。高難度ジャンプは無いけれど、コンビネーションをすべて後半に入れる難プログラム。その後半ジャンプがすべて回転微妙ということでスコア伸びずフリー109.36 トータル168.01 13人残して4位に入ります。

前半最後はキムユソン選手。ジュニアグランプリファイナルでは2位。韓国はぜひ3枠欲しいので、ユソン選手のジャンプアップが望まれます。冒頭のトリプルアクセルをしっかり決めました。今日の初成功。これでファイナルの再現行くか、と思ったのですが、なんだかそのあとのジャンプは微妙なものが続いて、後半にはフリップでついに転倒。これで万事休す。フリー116.46 トータル175.90 12人残して3位。韓国3枠は厳しくなりました。

 

前半終わって岡田芽依選手が首位を保っています。1番滑走なのにリーダーズシートに座って第3グループを迎えることになりました。

岡田選手がそのまま2人見送って、ショート10位の韓国、ホジユ選手。ジュニア1シーズン目、日本の金沢純禾選手は代表に届きませんでしたが、ホジユ選手はナショナルで表彰台に乗って代表の椅子を掴んで出てきました。全体的にいい演技でした。思ったほど点が伸びなかったのは4回跳んだルッツとフリップすべてに!が付いたあたりが響きました。それでも118.39までは出してトータル180.55 自分が滑り終わってからすでに2時間以上たっている岡田芽依選手がこれでようやく引き上げることができます。

 

続いてショート9位のアンジェラシャオ選手。セカンド3回転無しで7トリプルを構成しつつ、コンビネーションをすべて1.1倍につぎ込むという構成。回転ギリギリのqはいくつか付きましたがほぼノーミスで滑り切りました。フリー116.69はパーソナルベスト、トータル178.93もパーソナルベストで8人残して2位に付けます。

続いて、主役候補の一人、ソフィージョリンフォンフェルテン選手。3位と4.33差。ショートはセカンドがアンダーローテーション付きましたがトリプルアクセルを降りています。フリーは2本。1本目、クリーンに決めて、次のサルコウは4回転を回避して3回転で決めて、3つ目、トリプルアクセル、これはステップアウトになりましたが十分許容範囲。ここまでよかったのですが、後半に入ってコンビネーションで回転不足、さらにルッツで転倒。ここまでやってしまうとスコアは伸びません。フリー113.48 トータル176.10 7人残して5位となります。

第3グループ最終滑走はスイスのエゾワ選手。以前はベラルーシ所属で今季からスイス代表として活動しています。3位とは4.30差。逆転にはノーミス必須でしたがサルコウが2回転になったところで苦しくなりました。後はほぼミスなくしっかり滑りました。フリー116.52、トータル179.17 6人残して2位に付けます。

 

第3グループ終わって韓国のホジユ選手がトップにいますが180.55なので表彰台に乗っていくには少し苦しいスコアです。岡田選手はこの時点で4位。フリー1番滑走からトップ10入りを確定させました。

最終グループは中国のイーハンワン選手から。3位とは3.51差。また、中国は来期2枠が欲しいわけですが、それを決められるトップ10確保には113.11が必要、という状況です。イーハン選手も高難度なし、セカンド3回転無しで7トリプルを組む構成。丁寧な演技でほぼミスなく滑り切りました。ただ、PCSがもらえる演技ではないなあ、という印象でもあり、フリー121.93 トータル185.37 首位に立って来期2枠は確定。もう少し感情が見えるといいなあ。

ショート5位はジョージアのグルゲニゼ選手。3位とは2.67差、首位に立つには121.10が必要。冒頭トリプルアクセル降りました。この前B級大会では決めていたようですが、映像でアクセル決めるのを見たのは久しぶり。結果的にはqが付いていました。その後のジャンプはしっかり決めているというよりは、何とか我慢して降りている、というように見えるもので、その最後の最後我慢しきれずルッツ転倒。それでもトリプルアクセル分あるのでどこに入ってくるか? というスコア発表待ちでしたが、フリー118.32 トータル182.60 4人残して2位。

 

続いてイスラエルのシフリン選手。3位とは1.57差、首位に立つには120.00が必要。純白衣装で演じるシンドラーのリスト。何とも言い難い、とにかくシンドラーのリスト。気が付いたらノーミスでした。これは点出ますよね、というキスアンドクライ、フリー128.42でパーソナルベスト、トータル193.80も当然ベストで首位に立ちます。

残り3人。ここでオーストラリアのハナバース選手。中田先生を伴って登場。いつの間にかMFアカデミーに移っていました。首位に立つには126.86が必要。ショートで2位とは2.82差、1位とは4.95差です。決めてきましたトリプルアクセル。それもセカンド3回転付き。2本目はオーバーターン入りましたが降りました。そこからも次々とジャンプはクリーンに決めていき、見事なノーミス。これは何点出るんだ、と楽しみなキスアンドクライ。PCSも60点近くもらってフリー138.44 トータル205.39 ショート、フリー、トータル、パーソナルベストを揃えて首位に立ちました。

残り2人は日本勢、木下アカデミー勢。岡万佑子選手登場。首位に立つには135.63が必要、ショートで1位とは2.13差です。パーソナルベストは131.14ですが、全日本ジュニアでは136.73を出しています。冒頭のルッツからのコンビネーションはきれいに決めて、さあ、トリプルアクセル。国際大会の成功はないながらも全日本ジュニア、全日本と立て続けに決めているので、決まるんじゃないかと思ったのですが・・、転倒。まだこれは織り込み済みな部分もあったのですが、後半のルッツが回転不足でステップアウトが痛かった。スピンにコレオはさすがでPCSも60点に乗せてきましたがフリーは127.40 トータル197.17 1人残して2位。表彰台は確定。ついでに、日本の来期3枠も決まりました。

 

最終滑走島田麻央選手。優勝するには133.50が必要。普通に滑れば出る点ですが、今期128.71が初戦でありました。そもそも明らかにずっと雰囲気おかしいのですが、大丈夫なんでしょうか? からのトリプルアクセル、これが決まりました。次は4回転・・・に行かず単独のフリップ。安全策にして、その次のルッツからの3-3もクリーンに決めました。これで勝ったな。でもなんかやっぱり雰囲気変なんだよな、と見ていたら次のスピン、フライングのあとミスしてましたね珍しい。なんならジャンプより得意なんじゃないかというスピンなんですが。後半の3連続も回転不足が見られて、これはトリプルアクセル2本決めたハナバース選手に技術点は負けるなあ・・、もしかしてワンミス出たら負ける? という流れだったのですが、最後のスピンはさすが圧巻。でも、あまりスコアに余裕はなさそう。迎える濱田先生もいつもと様子が違うように感じました。フリー137.01 トータル208.91 辛くも逃げ切って4連覇。ジュニア全勝で卒業となりました。

 

○島田麻央選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3A   8.00   2.06 10.06 2.667
2 3F   5.30   1.14 6.44 2.000
3 3Lz+3T   10.10   1.43 11.53 2.444
4 FCCoSp2V   1.88   -0.33 1.55 -1.556
5 3S+2T   5.60   0.68 6.28 1.556
6 3Fq+2A+2Aq+SEQ q,q 13.09 x -1.51 11.58 -2.889
7 3Lo   5.39 x 1.12 6.51 2.333
8 3Lz   6.49 x 1.10 7.59 1.778
9 ChSq1   3.00   1.43 4.43 2.889
10 LSp4   2.70   0.77 3.47 2.889
11 CCoSp4   3.50   1.40 4.90 4.000
  TES   65.05   9.29 74.34  

今回のフリーは4回転を外しました。トリプルアクセル1本構成。2回飛ぶジャンプはルッツとフリップ。スピンが1つレベル2Vになりました。基礎点65.05 ジュニアルールとしては十分高い基礎点ですが、本人比では低めです。

今回は苦労しました。風邪で発熱があったようですね。それでなくとも怪我もあったようでしたし。それにしてもこういう状態が悪い中でもしっかり勝ち切る強さというのは素晴らしいです。結局大きなミスはありませんでした。

本人もおっしゃっていましたが、今期は結構苦労していたように見えるのですが、なんだかんだでジュニアは全勝で抜けました。2シーズンではありません。4シーズン全勝。なんなんでしょうこの強さ。

来期はいよいよシニアに上がります。ジュニアからシニアに上がるタイミングは、少しシーズンオフが長くなる。怪我、体調不良、少し休んでしっかり治して、シニアに上がっていただければと思います。

 

○岡万佑子選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3Lz+3T   10.10   1.18 11.28 2.000
2 3A F 8.00   -4.00 4.00 -5.000
3 3F   5.30   1.21 6.51 2.333
4 3Lo   4.90   0.07 4.97 0.222
5 CCoSp4   3.50   0.70 4.20 2.000
6 3F+2A+2A+SEQ   13.09 x 1.14 14.23 2.222
7 3Lz< 5.19 x -2.36 2.83 -5.000
8 3S+2T   6.16 x 0.43 6.59 1.000
9 ChSq1   3.00   1.93 4.93 3.889
10 FCCoSp4   3.50   1.15 4.65 3.222
11 LSp4   2.70   0.58 3.28 2.111
  TES   65.44   2.03 67.47  

トリプルアクセル決まりませんでした。2回飛ぶジャンプはルッツとフリップ。スピンオールレベル4 ルッツがアンダーローテーションついて65.44の基礎点になっています。ノーミスなら66.74 そこにステップレベル4が足せれば70.64というシニアルールで70点に乗る構成です。

惜しかったです。今回優勝するのではないかと思ってました。島田選手との差は11.74 トリプルアクセル決まっていればあと5点と減点も消えるので6点ほど高くなり、ルッツがしっかり入れば4.7点くらい高くなるので、あと1点足りない、というところまで迫ることが出来ていました。

ジュニア3シーズン目で今季が国際大会デビュー。そこから一気に世界ジュニア表彰台まで来ました。国際大会でのトリプルアクセル成功は来期へお預け。ハナバース選手も来期ジュニア4シーズン目なので、この世界ジュニア2位3位組で激しい戦いになりそうです。

 

○岡田芽依選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 1A   1.10   0.03 1.13 0.333
2 3F+3T   9.50   1.06 10.56 2.000
3 3Loq q 4.90   -0.91 3.99 -1.778
4 FCCoSp4   3.50   0.65 4.15 1.778
5 3S   4.30   0.80 5.10 1.778
6 ChSq1   3.00   1.29 4.29 2.444
7 3Lz+2A+2A+SEQ   13.75 x 1.01 14.76 1.778
8 LSp4   2.70   0.69 3.39 2.556
9 3F!+2T ! 7.26 x -0.08 7.18 -0.111
10 3Lz   6.49 x 0.84 7.33 1.444
11 CCoSp4   3.50   1.00 4.50 2.778
  TES   60.00   6.38 66.38  

冒頭のトリプルアクセルは抜けて1回半になりました。2回飛ぶジャンプはルッツとフリップ。7トリプルあってダブルアクセルも2つあるので、トリプルアクセルは抜けましたが標準構成の選手とは1Aと2Tの基礎点差しかつかないので、アクセル抜けはそれほど痛手ではなかったです。スピンオールレベル4で基礎点60.00ありました。

ショートをぎりぎりですが通過したのが生きました。結果論ですが、島田選手が棄権したとしても日本は来期3枠を確保できる状態になっていました。本当に健康を優先しないといけないぎりぎりの判断が迫られる状態になっていた場合でも、最後の6分間くらいの時に、余計なこと考えずにためらわず棄権できる状態を作ることが出来ていた、ともいえます。

ショートで下位に沈んでからのフリー大躍進は昨シーズンの全日本ジュニアに続いて2度目。3度目は、あった方がいいのか、そんなことは最初から起きない方がいいのか、わかりませんが、ショートミスしても結果を残した実績、というのは後に生きるのではないかと思います。

岡田選手もジュニア3シーズン目。言われないとわからないですがまだ中学生、今期全中女王です。来期は島田選手が抜けますが、宮崎選手が上がってきて、結局代表争いは厳しいままですが、来期こそ、世界ジュニアの表彰台を目指してほしいところです。

 

○ショートフリー合わせた要素別のスコア(上位18名)

Pl Name Total PCS J Base J GOE Spin Step
1 Mao SHIMADA 208.91 94.36 73.28 10.01 22.35 8.91
2 Hana BATH 205.39 88.86 75.40 10.53 22.26 8.34
3 Mayuko OKA 197.17 91.57 71.53 0.65 24.25 10.17
4 Sophia SHIFRIN 193.80 87.51 65.49 8.96 22.84 9.00
5 Yihan WANG 185.37 82.54 66.23 3.64 24.79 8.17
6 Inga GURGENIDZE 182.60 86.63 69.92 -1.29 20.74 7.60
7 Jiyu HUH 180.55 84.03 65.12 1.03 21.96 8.41
8 Valeriya EZHOVA 179.17 80.62 62.55 6.09 21.50 8.41
9 Angela SHAO 178.93 82.89 66.70 -2.10 22.23 9.21
10 Mei OKADA 177.77 87.23 59.20 1.12 22.59 8.63
11 Leandra TZIMPOUKAKIS 176.54 82.79 65.98 0.00 21.39 7.38
12 Sophie Joline von FELTEN 176.10 80.36 73.34 -3.94 19.60 7.74
13 Yuseong KIM 175.90 82.57 69.86 -4.95 21.54 8.88
14 Elina GOIDINA 175.76 83.95 62.19 1.44 20.29 8.89
15 Alica LENGYELOVA 168.30 80.20 63.36 -1.20 18.26 8.68
16 Stefania GLADKI 168.01 79.03 65.13 -4.89 21.19 7.55
17 Maria Eliise KALJUVERE 165.39 79.96 63.41 -0.95 19.47 5.50
18 Anna GERKE 158.14 71.61 64.80 -2.45 17.48 6.70

PCSはやはり島田選手が1位で94.36あります。8点平均にはわずかに届きませんでした。岡選手が7.5平均を少し超える91点台で2番目。ハナバース選手が3番目で、表彰台の3人がPCSも高評価でした。技術点は今回はハナバース選手が1位で島田選手は2番目でした。

ジャンプの基礎点はハナバース選手が75.40で1位。ソフィージョリンフォンフェルテン選手が2番目で島田選手が3番目と続きます。岡選手が4番目。やはりトリプルアクセルが入ることで基礎点が上がる構図です。

加点はハナバース選手が1位、島田選手が2位。二人が二桁稼ぎました。シフリン選手が3番目。岡選手はアクセル転倒などもありジャンプの加点は稼げませんでした。

スピンはイーハンワン選手が24.79で1位でした。岡選手が2位でここまで24点台。3番目がシフリン選手。島田選手は珍しくはっきりミスが出て22点台にとどまっています。

ステップ系要素は岡選手がただ一人10点を超える高評価です。アンジェラシャオ選手が2番、シフリン選手も9点に乗せて3番目でした。

 

○トリプルアクセルを含む要素

  Name   Elements   Base   GOE Scores AvGOE
FS Hana BATH 1 3A+3T   12.20   2.63 14.83 3.222
FS Mao SHIMADA 1 3A   8.00   2.06 10.06 2.667
FS Sophie Joline von FELTEN 1 3A+2T   9.30   1.60 10.90 1.889
FS Yuseong KIM 1 3A   8.00   1.03 9.03 1.222
FS Inga GURGENIDZE 1 3Aq q 8.00   -0.91 7.09 -1.111
FS Hana BATH 2 3A   8.00   -1.14 6.86 -1.444
FS Sophie Joline von FELTEN 3 3A   8.00   -1.71 6.29 -2.111
SP Sophie Joline von FELTEN 4 3A+3T< 12.50 x -1.83 10.67 -2.222
FS Mayuko OKA 2 3A F 8.00   -4.00 4.00 -5.000
FS Leandra TZIMPOUKAKIS 1 3A<< F<< 3.30   -1.65 1.65 -5.000

今回は4回転を入れた選手はいませんでした。

トリプルアクセルは7人が要素として入ってきてGOEプラスは4人で4回ありました。ハナバース選手がセカンド3回転付きで平均GOE+3.222という高評価です。トリプルアクセルをセカンド3回転付きでGOEプラスの成功ジャンプをISU公認大会で決めたのは6人。紀平梨花選手、アリサリウ選手、ソフィアアカチエワさん、ソフィージョリンフォンフェルテン選手、渡辺倫果選手にハナバース選手です。この+3.222より高い評価を受けたのは紀平梨花選手のみです。

成功させたほかの3選手も、トリプルアクセルをいつも武器として入れている選手ですね。グルゲニゼ選手は久しぶりに決めたかと思われたのですが、qマークが付いてGOEはわずかにマイナス判定となっています。

 

〇平均GOE+3.000以上の要素

  Name   Elements   Base   GOE Scores AvGOE
SP Mao SHIMADA 7 CCoSp4   3.50   1.50 5.00 4.222
FS Mao SHIMADA 11 CCoSp4   3.50   1.40 4.90 4.000
FS Mayuko OKA 9 ChSq1   3.00   1.93 4.93 3.889
SP Mao SHIMADA 6 LSp4   2.70   1.00 3.70 3.778
SP Mayuko OKA 7 CCoSp4   3.50   1.25 4.75 3.556
SP Mao SHIMADA 5 StSq3   3.30   1.18 4.48 3.444
FS Hana BATH 1 3A+3T   12.20   2.63 14.83 3.222
SP Mayuko OKA 5 StSq4   3.90   1.34 5.24 3.222
SP Yuseong KIM 3 CCoSp4   3.50   1.15 4.65 3.222
FS Mayuko OKA 10 FCCoSp4   3.50   1.15 4.65 3.222
SP Sophia SHIFRIN 3 CCoSp4   3.50   1.10 4.60 3.111
SP Mei OKADA 7 StSq3   3.30   1.04 4.34 3.111
SP Yihan WANG 7 LSp4   2.70   0.81 3.51 3.111
FS Jiyu HUH 10 ChSq1   3.00   1.50 4.50 3.000
SP Yihan WANG 3 FSSp4   3.00   0.90 3.90 3.000

今大会で+3.000以上の評価を受けた要素はこれだけありました。

流石の島田麻央選手、ショートフリーそれぞれ最後のスピンは+4に達する高い評価です。

岡選手もコレオにステップとスピンで高評価。岡田芽依選手もレベルは3になりましたがステップで高評価を受けていて、気落ちして試合を捨てずに最後の要素のステップをしっかり滑ったことでフリーにつながりました。

トリプルアクセルのイメージの強いキムユソン選手ですが、スピンが高評価として挙がってきています。韓国勢ではホジユ選手のコレオも高評価でした。また中国のイーハンワン選手もスピン2種類で+3に達しました。シフリン選手もスピンで名前がありますね。

そんな中でジャンプで唯一入ってきたのがハナバース選手のトリプルアクセルトリプルトーループ。いやあ、すごいジャンプでした。

しかし、ほぼほぼアジアですね。ヨーロッパもうちょっと頑張ってください。

 

2年連続で男女とも日本勢が優勝、というか2連覇と4連覇です。男女とも3位にも入って2人表彰台。来期の3枠、そして、来期のジュニアグランプリシリーズ7試合×2枠のフル枠も確保しました。島田選手に関しては、単純にスコアだけ見ればもっといい試合がたくさんありますが、それとは別に、何かすごいものを見せてもらったような印象でもありました。

MFアカデミーはこれで、ジュニアグランプリファイナル、グランプリファイナル、4大陸選手権、オリンピック、世界ジュニアとここまで誰かが表彰台に乗っている、という展開出来ています。中庭先生今回帯同していなかったようですが、お疲れなのかな? 大丈夫かな? 世界選手権には中井亜美選手が出て、これも表彰台に乗れば、今期はチャンピオンシップすべてで表彰台に乗ることになります。

今期はあとはそんな世界選手権を残すのみ。(クープドプランタンもやってますが) 世界選手権で見納めの選手もいます。シーズン締めくくりの大会を待つこととします。