サビカの夢、北京へ クラウドファンディング

スケート後進国インドネシアフィギュアスケート少女、サビカ

彼女が、北京オリンピックを目指したい、とクラウドファンディングを行っています

スケートにお金がかかるのは万国共通なようで、活動費が足りない、と言います。

来シーズンの活動費として、以下のように見積もっていました

 

海外合宿 32,000ドル

コーチ費 20,000ドル

国内レッスン

 ローカルコーチ4,800ドル

 ゲストコーチ14,800ドル

 個人レッスン1,000ドル

 バレーレッスン250ドル

 振付500ドル

 マッサージ  1時間5ドル (何時間分かは不明)

設備

 ブーツ&ブレード 年間2,800ドル

 研磨 120ドル(1回10ドル)

 衣装400ドル

 プライベートアイス3,000ドル

 

金額が大きいのは海外でのトレーニング費用です

海外というのはアメリカを想定しているようです。フジテレビの企画で安藤美姫さんにレッスンを受けていましたので、その縁で日本でのレッスンを望んでもよさそうですが、安藤美姫さんとのやり取りも英語で行われていたように見えましたし、言葉の通じる国でレッスンを受けた方が効率的、というのはあるでしょうか

日本人選手が海外でのトレーニングを望む、というのとはわけが違います。日本はそれなりのスケート先進国ですが、インドネシアでは国内で受けられるトレーニングの水準が、日本やアメリカと段違いであるのは想像に難くありません。

 

国内での通常のレッスンはとてつもない金額、というほどではないですが、ゲストコーチはやはりだいぶかかります。

マッサージというのが年間何回という想定なのかが見積れませんが、それを除いて国内レッスン枠で21,350ドル、設備費用で6,320ドルかかる想定です。合わせると27,670ドルで、日本円にしてほぼ300万円になります。ゲストコーチとプライベートアイスを除くと9,870ドルとなり、日本円にして100万円ちょっとにまでなんとかなってきます。

それでも、インドネシアの平均年収11,400ドルから考えると、かなりの金額です

 

そういった負担を強いられながら競技を続けていても、サビカはまだ三回転のジャンプを飛べない。そういった厳しい現実があります。

インドネシアではフィギュアスケート自体の知名度がありません。そして、彼女に実績はまだなにもありません。その二つが合わさると、こういった支援を受けようとしても支援が集まらない。そういう現実があります。

彼女は日本のテレビに出演しました。クラウドファンディングのページにはその映像も貼られています。そして、フィギュア先進国でのテレビ出演というのが、彼女が支援を受けるための一縷の望みになっているのでしょう。サイトには日本語でサビカの状況がつづられています。

 

現実的には、サビカが北京オリンピックに出場できる可能性は極めて低い、と言わざるを得ません。北京オリンピックに出るためには、2021年春の世界選手権でインドネシアが枠をとるか、2021年秋口にある最終予選、おそらくネーベルホルン杯で上位に入り出場枠をとることが必要です。残された時間は二年余り。いまだ3回転のジャンプの飛べない彼女がそこまでたどり着くのは容易ではありません。

ただ、世界選手権に出場する可能性はそれなりにあるのではないか、とも思えます。その可能性は、日本で同じようにクラウドファンディングを行っている白岩優奈選手や岩野桃亜選手と比べて、むしろ高いかもしれません。今の日本で、坂本紀平宮原三選手を打ち破って代表になるのはとてつもなく難しいことです。一方、インドネシアでは、ミニマムスコアさえ超えれば基本的に代表になれます。そこまでならたどり着ける可能性がそれなりにある。スピンで点がある程度稼げるので、3回転が3種類入ればショートもフリーもミニマムスコアくらいまでたどり着ける見込みがあります。

オリンピックは、現実的には北京のさらに先、2026年のものを目指す形になるでしょう。2026年2月でもまだ21歳。年齢的に十分です。その出場権がかかる時期まであと6年。3回転5種類をそろえれば世界選手権でフリー進出、あるいはネーベルホルン杯で最後の出場枠を得る、というところまでたどり着く可能性は十分あります

 

サビカはインドネシアフィギュアスケートの歴史そのものです。インドネシアという国は、まだ、冬季オリンピックに選手を派遣したことがありません。彼女がその第一号になる可能性は十分にあります。そのための一つの糧として、クラウドファンディングがあります。

 

サビカへの支援はまだそれほど集まっていません。

実績を考えると仕方ない部分はあるでしょう。

もう少し実績を出して、世界ジュニアくらいまでたどり着いてからこういう募集をかければよかったのかもしれません

 

英語のサイトで名前や住所を入れていくことへの抵抗感はあるかもしれません。謝礼も、バナータオルがもらえるというようなことはないですし、現実問題として試合を見に行くようなこともなかなかできないでしょうから、そういった人へ金銭的支援をする、というのは気が進みにくい部分はあるでしょう。

それでも、彼女を支援する、ということはインドネシアの新しい歴史を支えるということでもあります

 

サビカの夢 オリンピック

北京、ではなくてその次じゃないかとは思いますが、そこにたどり着くまで、見ていけたらいいと思います

 

https://destination-forward.com/campaigns/help-indonesian-junior-skater-continue-training/

 

 

 

本田望結選手のスケーターとしての立ち位置

タレントとして有名な、あるいは本田真凛選手の妹として有名な、はたまた本田紗来選手の姉として有名な、本田望結選手。

今回は、彼女のスケーターとしての位置を見てみたいと思います。

 

18-19シーズン、彼女は地方のローカル大会を除いて、近畿-西日本-全日本ジュニアという三試合に、全日本中学を含めた四試合に出場しました。

 

Event Total SP SP TES SP PCS FS FS TES FS PCS
近畿ジュニア 157.11 52.21 28.15 24.06 104.90 53.70 51.20
西日本ジュニア 150.62 51.43 28.39 23.04 99.19 49.43 49.76
全日本ジュニア 147.17 53.29 28.17 25.12 93.88 47.20 47.68
全国中学校大会 141.09 53.24 29.18 24.06 87.85 42.45 46.40

4試合の成績です。ベストスコアは近畿ジュニアの157.11 この試合ではフリーで100点を超えてきました。ショートプログラムのベストスコアは全日本ジュニアの53.29 この試合は9位でショートプログラムを終え、フリーの出来次第では6位に入って全日本進出もある、という展開だったのですが、最終的に12位で終えました。

全日本ジュニアのフリーで近畿ジュニアの得点をとれていれば、トータル158.19に達し、3位表彰台もあった、という展開。たられば言っても仕方ない、とは言いますが、たらればレベルならそれくらいの可能性を計算できる、という実力であることは確かです。

一方で、一番狙っていた試合で、絶好の位置につけていたにもかかわらず、フリーでベストの演技が出来なかった、というあたりは、長く子役をやっていたので大舞台での強さは折り紙付き、というような理論は成り立ちませんね、ということを表していた、とも言えます。また、初戦の近畿ジュニア以降、全日本中学に至るまで、スコアを下げ続けたシーズンだった、というあたりも気になりました

 

さて、彼女のベストスコア157.11というのはどれくらいの位置になるでしょうか?

 

今シーズン、これに近いスコアをグランプリシリーズで見たことがあります。誰あろう、本田真凛選手。スケートアメリカでのスコアが158.04でした。シニアはジュニアと比べてコレオシークエンス一つ分要素が多い、ということを考えると、実質的にはジュニアの157.11の方が価値が高い、とも言えます。元世界ジュニア女王である姉のシーズン最低スコアを、自身の最高スコアでなら上回れた、ということになります。

 

ISUのシーズンベストスコアと比較すると、157.11というのは85位相当の位置になります。国際試合のスコアと比較しても仕方ない、という指摘もあるかと思いますが、国際試合未経験ですので、その辺は勘弁してください、というしかない。

ジュニアグランプリシリーズに出場していた日本のトップジュニアの中でも、この157.11を下回るスコアで終わってしまった選手は多数います。

 

国内の試合に目を戻すと、全日本選手権の予選に当たる西日本選手権では、12位のスコアが144.62で、この点数が全日本への通過ラインでした。本田望結選手は今シーズン、近畿ジュニア、西日本ジュニア、全日本ジュニアの三試合でこのスコアを上回っていました。したがって、理論上、彼女はジュニアではなくシニアであれば、全日本選手権に出場できていた、ということになります。ただ、実際には2004年6月1日生まれの彼女は、まだシニアに上がることはできませんでした。19-20シーズンはシニアに上がることは制度上可能です。

彼女はまだ中学3年生ですが、シニアカテゴリーに上がる選択をするかどうかは一つ注目です。全日本ジュニアという、日本のジュニアの最高峰の舞台に立つことをあきらめれば、かなりの高確率で全日本選手権に出場できるのではないかという風に見えます。

 

今シーズン4試合、ショートプログラムはすべて50点台で、最低でも51.43でした。このスコアは、全日本選手権のフリー進出ラインであった49.59を上回ります。全日本に出場していれば、フリー進出が可能な力はあります。トータルスコアはベストの157.11なら20位相当、ワーストの141.09だと24位相当になります。シニアにこのまま上がれば、全日本の常連でフリーの第一グループくらいによくいるね、というような選手になりそう、という位置にいます。

 

世界へもう一度目を移すと、世界ジュニアに出場するために必要な最低スコアは、ショートプログラムの技術点23.00 フリーの技術点38.00でした。このスコアは4試合ともはっきりと上回っていますので、国際大会に出れば、ミニマムスコアくらいは確保してきただろうことは想像されます。

なお、シニアカテゴリーですが、四大陸選手権はショート23.00、フリー40.00なので、これもクリアしています。世界選手権はショート29.00、フリー49.00ですので、ベストスコアとしてはクリアしています。ただ、一発クリアできるかどうかは怪しい、という水準です。

 

世界ジュニアを見てみると、157.11のスコアを出せれば13位相当でした。シーズンワーストの141.09でも20位相当です。出場できていれば問題なくショートは通過できていたはずです。国籍が日本、ロシア、アメリカ、韓国以外であれば、有力な代表候補になれるだけの力があります。

 

こうやって見るとかなり強い選手なのですが、幸か不幸か、彼女は日本人です。世界有数のレベルのメンバーの中で比べられてしまいます。その中で戦うには致命的な弱点があります。ジャンプです。

 

Event     Elements    BaseValue  
近畿ジュニア SP 1 3F<! ! 3.98 -2.400
近畿ジュニア FS 3 3F<! ! 3.98 -2.000
西日本ジュニア SP 1 3F! ! 5.30 -1.286
西日本ジュニア FS 3 3F! ! 5.30 -1.000
全日本ジュニア SP 1 3F<e e 3.18 -4.429
全日本ジュニア FS 3 3F<e e 3.18 -5.000
全国中学校大会 SP 1 3Fe e 3.98 -2.400
全国中学校大会 FS 3 3Fe e 3.98 -3.400

今シーズン、ジュニアの課題ジャンプはフリップでした。今シーズン4試合で、彼女はショートだけでなくフリーも含めて8回トリプルフリップをプログラムに組み入れていました。そのうち成功したのはゼロ。8回飛んで転倒こそ1回だけですが、回転不足は4回もあります。また、 ! がついたのが4回、eがついたのは4回。すなわち、8回中8回、エッジ不正をとられています。基礎点が満額ついたのが8回中2回しかありません。この結果から見るに、本田望結選手にとってトリプルフリップというのは、ミスにより減点された、というような表現は見合っておらず、現実としては、飛ぶことのできないジャンプである、と言わざるを得ません。

じゃあルッツなら飛べるのか? というと、今シーズンフリーで1回づつ合計4回飛んで、転倒1、回転不足1で、成功ジャンプは2回、確率5割でした。

Event     Elements    BaseValue  
近畿ジュニア FS 1 3Lz< 4.43 0.400
西日本ジュニア FS 1 3Lz   5.90 1.429
全日本ジュニア FS 1 3Lz   5.90 0.143
全国中学校大会 FS 1 3Lz   5.90 -4.800

また、コンビネーションジャンプの難度も低めです。

ショートで飛ぶコンビネーションは3Lo-2Tが基本で、近畿ジュニアでは3S-2Tでした。3回転-3回転はなく、ルッツも組み込めていません(フリップは単独ジャンプ強制ルール)。フリーで飛ぶ3連続は、ほぼ毎回異なりますが、一番難しい組み合わせで3Lo-1Eu-2Sでした。3連続は4回中3回で回転不足が出ています

Event     Elements    BaseValue  
近畿ジュニア FS 6 2A+2Lo+2Lo< 6.28 -0.200
西日本ジュニア FS 8 3S<+1Eu+2S 5.53 -2.000
全日本ジュニア FS 8 3S+1Eu+2S   6.71 0.714
全国中学校大会 FS 7 3Lo<+1Eu+2S 6.03 -1.200

 

つまり、ジャンプとしては、ショートプログラムにルッツがない、フリーで2回飛ぶジャンプはループとサルコウ、3回転-3回転がプログラムに入っていない、フリップジャンプのエッジ不正率100% 日本の上位ジュニアの中ではかなり見劣りしてしまう、という現実があります。

 

スピンはレベル4が割としっかりとれています。今シーズン24回のうち21回でレベル4です。全日本ジュニアでも6人しかいなかった、スピンすべてレベル4をとった中の一人です。

ステップはレベル2と3が4回づつ。決して良くはないですが、ジュニアとしては十分かな、というくらいはあります。実際、全日本ジュニアではステップでレベル4をとった選手がゼロでしたし、レベル3の中でGOEは川畑和愛選手と並んでトップの+2.714をショートプログラムで出していました。

PCSは全体の中で必ずトータル順位より上の順位がついていますから悪くない。

昨年の全日本ジュニアショートプログラム、ジャンプ以外の四要素、スピン三つとステップで得た点数15.47は、実は全選手中トップでした。15点台あったのは他には優勝した横井ゆは菜選手(15.16)しかいません。

 

結局、ジャンプが課題なわけです。

そして、課題がジャンプであるということが今のフィギュアスケートの世界では致命傷になってしまいます

現在、日本のジュニアでは、ジュニアグランプリシリーズに派遣してもらうための必須条件として、三回転-三回転のコンビネーションを飛ぶことができること、というのがある、という話を聞きます。本当なのか確認できていませんが、これが本当だとすると、本田望結選手はその時点でジュニアグランプリシリーズに派遣してもらうことができません。

来シーズン、強化指定選手には、ジュニアからは全日本ジュニアで8位の松生理乃選手までが選ばれました。全日本ジュニアで12位の本田望結選手は8位の松生選手まで3.45ポイント差、ほんのそれだけの差でした。11位までの選手のうち、ショートプログラムで3回転-3回転を入れられていないのは、転倒した選手のみであとの10選手は回転不足がついたりはしていますが、3回転-3回転がプログラムに入ります。フリーでは3回転-3回転がない選手もいましたが、そういう選手でも2A-3Tという形でセカンド3回転はプログラムに含まれます。

ジュニアの上位選手でセカンド三回転が構成にないのは本田望結選手だけです。これを克服しない限り国際大会に出ていく選手にはなれません。

 

今のままでも、全日本の常連くらいにはなれます。しかしながら、これより上には、国際大会の水準には、ジャンプの難度を上げる、難度の高いジャンプの確率を上げる、ということをしないとたどり着けません。

まずは2A-3T、次に3回転-3回転、そのうえでフリップを飛べるようにする、ルッツの成功率を上げる、ということが求められます。

 

ジャンプだけがフィギュアスケートではない。私もそういいたいのですが、ジャンプが飛べないと点が出ない、という現実がある。今のままでも全日本常連レベルにはなれる。ジャンプが飛べれば国際舞台へ出ていける。それが、今の彼女の立ち位置です。

 

タレントであったり、姉が有名人であったり、妹が有名人であったり、一人のスケーターとして以外に背負うものがあまりにも大きい本田望結さん

6月1日に15歳になる彼女の今後のスケート人生が、幸福なものであればと願います

 

 

 

 

 

コパアメリカ2019オッズ

6月はサッカーの国際大会が行われるシーズンです。

各地で色々と行われますが、今年の最大の大会はコパアメリカでしょうか

今回は日本代表が招待されて出場します。選手の招集権がない、などの問題もあり、ベストメンバーでは臨めないという部分もあるようですが、こういう大会に呼んでもらえるというのはありがたいことだと思いますし、楽しみでもあります。親善試合よりメンバー落ちるってなんだそりゃ? な感じはありますけれど、参加できる選手にとってはチャンスだと思いますので頑張ってもらえたらいいなあ

 

というわけで、また、各種オッズを見ていきたいと思います。

まずは優勝オッズ

 

  William Hill Bet365
ブラジル 2.25 2.10
アルゼンチン 4.33 5.50
ウルグアイ 8.50 8.00
チリ 9.00 11.00
コロンビア 10.00 10.00
ペルー 21.00 21.00
エクアドル 29.00 34.00
パラグアイ 34.00 26.00
日本 34.00 34.00
ベネズエラ 41.00 26.00
ボリビア 51.00 34.00
カタール 51.00 81.00

 

どちらのブックメーカーでもブラジルが本命と予想で二番手はアルゼンチン。まあ、何も考えないとそうなるでしょうし、ちゃんと考えてもそうなるのか、という感じです。でも、ここ三大会ほどブラジルはベスト4にも残ってないんですけどね。ワールドカップも縁遠くなってますし、久しぶりに主要大会のタイトルがとれるんでしょうか。今回はブラジル開催ですし頑張らないといけないんですが、準決勝で1-7で負けたりしないように祈っておきましょうか

三番手がウルグアイなのも同様。四番手でチリとコロンビアが評価割れています。

下の方は、結構適当なんですかね。日本は34.00倍で共通ですが、William Hillだと8番目タイなのに対してBet365では10番目タイで評価はかなり低めです。南米では評価の低いベネズエラボリビアといったところと比較的近い評価です。まあ、そんなもんなんだろうなあ、という気はします

アジアカップ優勝のカタールは一番下の扱い。アジアカップの優勝はフロックとみられてるのか、中東から出たら勝てないでしょと思われてるのか。

 

次はグループリーグ1位オッズです

以下はbet365で見ていきます

 

グループA

ブラジル1.16 ペルー7.00 ベネズエラ15.00 ボリビア26.00

グループB

アルゼンチン1.72 コロンビア2.50 パラグアイ9.00 カタール41.00

グループC

ウルグアイ2.00 チリ2.50 エクアドル8.00 日本13.00

 

各組上位2チームと3位のうち成績上位の2チームが決勝トーナメント進出というレギュレーション。日本はグループ4番手だけど、4番手の中では一番チャンスはあるよ、というオッズ設定です。そんなにチャンスないだろう、という気もするのですが、上三チームの力が近いときは四番手にもチャンスが出る、という考え方はあるかもしれません

 

 

 

次に、初戦の各対戦のオッズを見てみます。

  左勝ち ドロー 右勝ち  
ブラジル 1.14 7.00 21.00 ボリビア
ベネズエラ 3.50 3.00 2.25 ペルー
アルゼンチン 2.15 3.20 3.50 コロンビア
パラグアイ 1.65 3.40 6.00 カタール
ウルグアイ 1.60 3.50 6.50 エクアドル
日本 6.00 3.60 1.61 チリ

ブラジルの初戦勝ちは鉄板、という見立て。まあ、ホームブラジルがボリビアに勝てなかったらブーイングじゃすまない事態ですしこうなるんですかね。それに次ぐのはウルグアイとチリなようです。日本は勝ち目ないよと。まあ、そりゃあ・・・

パラグアイ-カタールはここまでパラグアイに偏るような気は、アジアカップを見ると思わないんですけど、コパアメリカで賭ける人がアジアカップは見てないだろう、というオッズ設定というならわかる気はします。最近のパラグアイってどうなんでしょう。パッとしないイメージなんですけど

 

 

コパアメリカの開幕は6月15日、日本の初戦は6月18日朝です

 

 

 

 

女子ワールドカップ2019オッズ

女子ワールドカップ2019オッズ

 

6月はサッカーの国際大会が行われるシーズンです。

今年は女子ワールドカップが行われます。開幕は日本時間6月8日、現地フランスでは6月7日金曜日です。

各国、合宿に入り準備期間も終盤になってきたこの時期に、大会優勝オッズなどを見ていきます。

 

  William Hill Bet365
フランス 3.75 4.50
アメリカ合衆国 4.33 4.50
ドイツ 6.50 6.50
イングランド 6.50 7.00
オランダ 11.00 15.00
日本 11.00 15.00
オーストラリア 15.00 15.00
スペイン 15.00 26.00
スウェーデン 17.00 26.00
ブラジル 17.00 26.00
カナダ 21.00 21.00
ノルウェー 34.00 34.00
イタリア 41.00 51.00
中国 51.00 67.00
韓国 51.00 101.00
ニュージーランド 51.00 126.00
スコットランド 51.00 151.00
アルゼンチン 81.00 401.00
チリ 101.00 501.00
ナイジェリア 151.00 501.00
カメルーン 151.00 751.00
南アフリカ 201.00 501.00
ジャマイカ 201.00 1001.00
タイ 201.00 1501.00

すべての国でbet365の方が倍率が高い不思議。買うならbet365からですね

トップオッズがついたのは開催国フランス。日本はWilliam Hillでもbet365でも5番目タイ、という位置づけです。

 

次はグループリーグ1位オッズです

以下はbet365で見ていきます

 

グループA

フランス 1.20 ノルウェー 6.50 韓国 13.0 ナイジェリア 34.0

グループB

ドイツ 1.22 スペイン 5.50 中国 13.0 南アフリカ 67.0

グループC

オーストラリア 1.90 ブラジル 2.37 イタリア 7.00 ジャマイカ 81.0

グループD

イングランド 1.61 日本 2.50 スコットランド 17.0 アルゼンチン 67.0

グループE

オランダ 1.90 カナダ 2.20 ニュージーランド 11.0 カメルーン 41.0

グループF

アメリカ 1.22 スウェーデン 4.33 チリ 34.0 タイ 151.0

 

各グループ上位2チームと、3位の中から4チームが決勝トーナメントへ進みます。

4番手のチームのオッズが一番高いのはグループAでナイジェリアの34.0倍。3番手のチームのオッズが一番高いのはグループCでイタリアが7.00倍。このあたりのグループは、上位2チームに入るのはややハードルが高い、という見立てでしょうか。ただ、もっとも高いオッズはグループAのフランスで1.20倍だったりします。

日本はグループ中2番手で2.50倍 3番目のスコットランドが17.0倍で、グループ3位中では5番目のオッズですので、グループ2位以内に入る可能性は比較的高い、と見えますが、イングランドよりは弱く1位にはならない、とみられているようです。

日本は最終戦イングランドですので、二勝同士で突破が決まった状態で対戦して、手抜きドロー、みたいな展開が一番ありがたいわけですが、そんなに甘くはないですかね

 

 

次に、初戦の各対戦のオッズを見てみます。

  左勝ち ドロー 右勝ち  
フランス 1.12 7.50 21.00 韓国
ドイツ 1.28 5.50 9.50 中国
スペイン 1.18 6.50 15.00 南アフリカ
ノルウェー 1.22 6.00 12.00 ナイジェリア
豪州 1.57 3.80 6.00 イタリア
ブラジル 1.05 13.00 26.00 ジャマイカ
イングランド 1.22 6.00 13.00 スコットランド
アルゼンチン 21.00 7.50 1.12 日本
カナダ 1.16 6.50 17.00 カメルーン
ニュージーランド 10.00 5.50 1.28 オランダ
チリ 19.00 6.50 1.16 スウェーデン
米国 1.03 15.00 34.00 タイ

初戦の勝ちが固いのは、アメリカ、ブラジルで、次いでフランスと日本が1.12倍と信用されています。女子の場合は日本も普通に何の違和感もなく強豪国扱いですからね。

 

日本の初戦は6月11日、AM1:00からです

全仏オープン19 優勝オッズ

テニスの全仏オープンが間もなく始まります、というか、予選はもう始まってますね。

大阪なおみ選手にとってはグランドスラム3連覇がかかる試合です

 

ブックメーカーがどう見ているか、優勝オッズを見てみたいと思います

 

 

Bet365のオッズです

 

Simona Halep                   5.00

Kiki Bertens                      10.0

Naomi Osaka                    11.0

Serena Williams                13.0

Petra Kvitova                    13.0

Sloane Stephens               15.0

Karolina Pliskova             15.0

Elina Svitolina                  17.0

Ashleigh Barty                 17.0

Garbine Muguruza           19.0

Angelique Kerber             23.0

Madison Keys                   23.0

Victoria Azarenka             23.0

Belinda Bencic                  26.0

Bianca Andreescu             29.0

Anett Kontaveit                34.0

Marketa Vondrousova      34.0

Johanna Konta                 34.0

Maria Sakkari                   34.0

 

16番目タイの34倍まで取り上げました

トップオッズはハレプについています。大阪選手は3番目。セレナの13.0倍より上という扱いです。

もう一つの大手ブックメーカーWilliams Hillではハレプが5.0倍でトップなのは変わりませんが、大阪選手は15.0倍でセレナウイリアムズと並んで5番目の扱いです。

 

次に男子

同じようにbet365のオッズを見てみます

 

Rafael Nadal                     2.10

Novac Djokovic                 3.25

Dominic Thiem                  5.50

Stefanos Tsitsipas            17.0

Roger Federer                   19.0

Alexander Zverev             19.0

Stan Wawrinka                 34.0

Fabio Fognini                    41.0

Daniil Medvedev               41.0

Kei Nishikori                     41.0

Juan Martin Del Potro     51.0

Marin Cilic                        51.0

Karen Khachanov            51.0

Milos Raonic                     67.0

Gael Monfils                     67.0

Borna Coric                       67.0

Diego Schwartzman         67.0

 

男子は14番目タイの67倍までの17人を記載しました。

上三人が図抜けてるというオッズです。錦織選手は8番目タイの41.0倍。

これ、William Hillのオッズはさらに極端で、ナダルは2.00倍、ジョコビッチ3.25倍にティエムが6.50倍で続いた後は、チチパスとフェデラーが21倍と、一気に20倍を超えるオッズになります。錦織選手は81倍。錦織選手を買うならWilliam Hillで買うべきです。

日本人選手では、ダニエル太郎選手、西岡良仁選手がともに501倍がついています。

 

まだ組み合わせも出ていませんので、組み合わせが出た時点でオッズが大きく動くかもしれません。

 

 

 

サビカとリズキーのその後 IFSNC19

2018年、世界選手権の直前に放映された、安藤美姫さんがインドネシアフィギュアスケートを教えに行くという企画。その時の主役級で出ていたインドネシアのスケーター二人、女子のサビカと男子のリズキー。二人のその後を時折追っています。

 

今シーズンの国際試合では、以前取り上げたジュニアグランプリシリーズに出場していました。成績としてはやはり今一つですが、リズキーはトリプルループを決めることに成功しています。

 

さて、その後なのですが、やはり世界ジュニアに出る、というようなことはかなわず、国際舞台には顔を出せていません。ただ、インドネシアも一つの国。日本でもアメリカでもロシアでもあるように、同じように、インドネシアにだってあります、ナショナル選手権。

インドネシアフィギュアスケートナショナルチャンピオンシップ19 略してIFSNC19

会場は、ジャカルタにあるイオンモールのスケート場です

4月13-14という日程で行われました。国別対抗戦と同日、シーズンの締めくくりですね。

 

二人は、エリートジュニアのカテゴリーで出場しています。年齢的に、リズキーは15歳、サビカも数日前に15歳になったばかり、ということでジュニアカテゴリーになるのは妥当なところ。日本のような、ナショナルジュニアで上位に入るとシニアのナショナル選手権に出られる、なんて制度はありません。

 

サビカはショート37.09 フリー58.23 トータル95.32で残念ながら2位に終わりました。ショートフリー共に2位。トータルスコアで1.04差でしたから非常に僅差だったのですが・・・。

ショートは2A,2Lz-2T,2Loというジャンプ構成。2Aはしっかり決めています。フリーでは2Aが2本入って回転不足なしですが1本目はGOEが-3ついてしまいました。構成に3回転は結果的に入っていませんが、二つ目の要素2S<<はおそらくトリプルサルコウを入れようとしてうまくいかなかった結果かと思われます。コンビネーションが二つしか入らず、3連続を入れられなかった、というのが、最終的には致命傷で優勝を逃す結果となりました。

なお、シニア女子の優勝スコアは78.30  ジュニアの1位2位の方が圧倒的に上です。

 

一方、リズキーは、ショート35.42 フリー46.08 トータル81.50で優勝しました。優勝スコアは女子よりだいぶ低い・・・。なお、男子にはシニア選手がいません。シニアよりジュニアの方がレベルが高いとか云々の前に、エントリー選手そのものがいません。

ショートでは3S-2T,3Lo,2Aという構成でしたが3Loは転倒です。スピンがレベル3,2,1一つづつというあたりがちょっと・・・。フリーでは3Sを2本に3Lo1本という構成でしたが、3Sは転倒でコンビネーションはいらずリピート扱い。それも含めコンビネーションジャンプが一つも入りませんでした。スピンはレベル1、レベル1VにBと点が全然入らず・・・。GOEが11の要素中10の要素でマイナス・・・。これでは点が出ないです。というわけで3回転が複数プログラムに入っているにもかかわらず、3回転なしのサビカよりも全然点が低い、という結果に終わりました。

3回転ジャンプの成功率はまだ高いわけではなく、転倒も目立ちますが、この大会では5本飛んで回転不足は一つもありませんでした。まあ、ジャッジのレベルがどうか、という別の問題もある可能性もありますが、不鮮明ながら映像を見る限りでは、確かにちゃんと回ってはいるように見えました。

 

ルールがだいぶ変わったので前年と比べることの妥当性は怪しい部分はありますが、サビカは前のシーズンは87.10のスコアで優勝。リズキーも84.65のスコアで優勝していました。サビカは点を伸ばしたものの、リズキーは点が下がっています。

ただ、サビカは昨シーズンはショートフリーで合計3本ダブルアクセルを飛んで2本が回転不足だったところが今シーズンは3本飛んで回転不足なし。リズキーは昨シーズンはショートフリーと両方に入れたトリプルループが両方とも転倒、アクセルジャンプは3本中2本が1回転半になり、2回転半の要素にしたものは回転不足だったところが、今シーズンはショートフリー合計でトリプルサルコウ3本、トリプルループ2本、ダブルアクセル2本と、転倒が3回ありながらも回転不足はありませんでした。

 

二人とも、ジャンプの難易度という面ではこの一年で格段に成長しています。特にリズキーは3回転のジャンプが標準装備になってきました。ちょうど二人ともトップ選手との差が、一つ回転が多いくらいのプログラムをイメージするとぴったり合うくらいになってきました。

サビカは世界ジュニアのミニマムスコアが見えてきました。

今シーズンはショート23.0、フリー38.0だったはずですが、今大会でショート21.23、フリー29.04です。ショートは3回転が一つ入った時点でクリアでしょう。フリーはまだ遠いように見えますが、3回転を一つ入れて、3連続のコンビネーションを入れることが出来ればあとはもうすぐそこです。サビカの武器は完全にスピンで、ショートフリーで6回ある中でレベル4が3つ、レベル3が3つ。日本のジュニアの上位とそれほどそん色ないんです。まあ、レフリーが国際試合とは異なるので、この辺のレベル判定も甘い、という可能性は否めませんけれど。

リズキーは、ジャンプ以外の要素をもう少し頑張らないとまだ厳しそうです。男子は若いうちはジャンプ以外は荒い、というのはよくある事なきもしますけれど。

 

インドネシアの国際試合への選出条件、というのはいまひとつわかりませんが、ジュニアグランプリシリーズへの出場枠は二つ割り当てられるはずですので、優勝したリズキーはもちろん、優勝できなかったサビカも、来シーズンのジュニアグランプリシリーズには出てくると思われます。それまでにサビカがトリプルサルコウを標準装備してくれば、世界ジュニアのミニマムスコアをとって、世界ジュニア出場という目もあります。

おそらく、昨シーズンの流れを見ると、ジュニアグランプリシリーズの前に、アジアンオープンフィギュアに出てくることになるかと思います。

 

 

また、サビカがクラウドファンディングを行っています。

どこの国でもフィギュアスケートはお金がかかりますね。

日本語でもまとめられていますので、読んであげていただけたらと思います。

 

 

 

18-19男子シングル 要素別2

要素別1ではジャンプについて見ましたが、2ではスピンステップを見て、最後に要素別のまとめを入れます

 

CCoSp レベル4 基礎点3.50 で平均GOE4.0以上

Event   Name Nation    
Inge Solar Memorial FS Roman SADOVSKY CAN 12 4.857
GP Helsinki SP Yuzuru HANYU JPN 7 4.556
NHK Trophy FS Shoma UNO JPN 12 4.444
Four Continents FS Keegan MESSING CAN 12 4.444
Autumn Classic SP Roman SADOVSKY CAN 7 4.429
GOLDEN SPIN FS Jason BROWN USA 12 4.429
NHK Trophy SP Shoma UNO JPN 7 4.333
Rostelecom Cup SP Yuzuru HANYU JPN 7 4.333
Ondrej Nepela Trophy SP Mikhail KOLYADA RUS 7 4.143
Lombardia Trophy SP Shoma UNO JPN 7 4.143
Skate Canada FS Shoma UNO JPN 12 4.111
Grand Prix Final FS Keegan MESSING CAN 12 4.111
Grand Prix Final FS Shoma UNO JPN 12 4.000
Grand Prix Final FS Junhwan CHA KOR 11 4.000
Europe Championships SP Mikhail KOLYADA RUS 7 4.000
Four Continents  SP Shoma UNO JPN 7 4.000
Four Continents FS Shoma UNO JPN 12 4.000
Nebelhorn Trophy SP Keegan MESSING CAN 7 4.000
GOLDEN SPIN SP Mikhail KOLYADA RUS 7 4.000
GOLDEN SPIN FS Mikhail KOLYADA RUS 12 4.000
World Team Trophy FS Shoma UNO JPN 12 4.000

CCoSp チェンジフットコンビネーションスピン。最高評価はカナダのサドフスキー選手。

チャレンジャーシリーズの試合のものですがGOE+4.857 ジャッジ7人中6人が+5、一人だけ+4だった、というものでした。サドフスキー選手はオータムクラシックでも+4.429を出しています。

羽生選手、宇野選手といった名前が目立ちます。ショート、フリー、最後の要素としてこのスピンを入れている選手が多いです

 

CCSp レベル4 基礎点3.20で平均GOE3.5以上

Event   Name Nation    
GOLDEN SPIN SP Jason BROWN USA 6 4.714
Four Continents SP Jason BROWN USA 6 4.444
Skate Canada SP Jason BROWN USA 6 4.333
France de Patinage SP Jason BROWN USA 6 4.333
Europe Championships SP Mikhail KOLYADA RUS 3 4.333
Autumn Classic SP Jason BROWN USA 6 4.286
GOLDEN SPIN SP Mikhail KOLYADA RUS 3 4.143
World Championships SP Jason BROWN USA 6 3.778
Ondrej Nepela Trophy SP Mikhail KOLYADA RUS 3 3.714
GP Helsinki SP Mikhail KOLYADA RUS 3 3.667
Finlandia Trophy SP Mikhail KOLYADA RUS 3 3.625
Rostelecom Cup SP Mikhail KOLYADA RUS 3 3.556

CCSp チェンジフットキャメルスピン。このスピンはもう、ジェイソンブラウン選手の独壇場といった感じです。最高評価はチャレンジャーシリーズのゴールデンスピンで出した+4.714 ジャッジ7人のうち5人が+5 2人が+4というものです。全6試合で最低でも+3.778 5試合で+4以上という素晴らしい成績です。もう一人、コリヤダ選手もヨーロッパ選手権の+4.333など、好スコアを上げています

 

 

CSSp レベル4 基礎点3.00で平均GOE3.0以上

Event   Name Nation    
GP Helsinki SP Yuzuru HANYU JPN 5 3.889
Rostelecom Cup SP Yuzuru HANYU JPN 5 3.889
World Championships SP Yuzuru HANYU JPN 5 3.778
NHK Trophy SP Sota YAMAMOTO JPN 3 3.667
Skate Canada SP Keegan MESSING CAN 5 3.222
Grand Prix Final FS Junhwan CHA KOR 12 3.222
Four Continents  SP Junhwan CHA KOR 5 3.222
Lombardia Trophy SP Shoma UNO JPN 4 3.143
UNIVERSIADE SP Maxim KOVTUN RUS 3 3.143
Skate Canada FS Junhwan CHA KOR 12 3.111
Grand Prix Final SP Shoma UNO JPN 5 3.111
Europe Championships SP Javier FERNANDEZ ESP 6 3.111
Four Continents  SP Shoma UNO JPN 5 3.111
JGP Czech SP Joseph PHAN CAN 7 3.111
Skate Canada SP Alexander SAMARIN RUS 7 3.000
Skate Canada SP Roman SADOVSKY CAN 5 3.000
GP Helsinki FS Junhwan CHA KOR 12 3.000
Europe Championships FS Javier FERNANDEZ ESP 5 3.000
Finlandia Trophy SP Junhwan CHA KOR 5 3.000
Amber Cup SP Andrew TORGASHEV USA 5 3.000
JGP Czech SP Camden PULKINEN USA 6 3.000
Challenge Cup SP Sota YAMAMOTO JPN 4 3.000

CSSp チェンジフットシットスピン レベル4でも基礎点3.00とやや低めながら、貨店を得るのが難しいようで最高評価でも+4に届きませんでした。羽生選手が上から三つ名前を並べています。それに次ぐのはNHK杯での山本草太選手でした。

 

 

FCCoSp レベル4 基礎点3.50で平均GOE3.0以上

Event   Name Nation    
France de Patinage FS Jason BROWN USA 10 3.889
Grand Prix Final FS Keegan MESSING CAN 10 3.889
Lombardia Trophy FS Shoma UNO JPN 5 3.571
Rostelecom Cup FS Yuzuru HANYU JPN 3 3.556
Four Continents FS Jason BROWN USA 10 3.556
World Championships FS Nathan CHEN USA 11 3.556
GOLDEN SPIN FS Jason BROWN USA 10 3.429
Skate Canada FS Keegan MESSING CAN 10 3.333
World Team Trophy FS Nathan CHEN USA 11 3.333
GP Helsinki FS Yuzuru HANYU JPN 3 3.222
Nebelhorn Trophy FS Keegan MESSING CAN 10 3.143
UNIVERSIADE FS Morisi KVITELASHVILI GEO 10 3.143
Four Continents FS Shoma UNO JPN 5 3.111
Ondrej Nepela Trophy FS Graham NEWBERRY GBR 4 3.000
World Championships FS Shoma UNO JPN 5 3.000

FCCoSp フライングチェンジフットコンビネーションスピン。これも最高評価はジェイソンブラウン選手でした。GOEは3.889 最高評価でも+4.0には達しませんでした。並んでグランプリファイナルのキーガンメッシング選手も最高スコアです。

 

 

FCSp レベル4 基礎点3.20で平均GOE3.0以上

Event   Name Nation    
GOLDEN SPIN FS Jason BROWN USA 4 4.286
France de Patinage FS Jason BROWN USA 4 4.111
Skate Canada FS Jason BROWN USA 4 3.778
Four Continents  FS Jason BROWN USA 4 3.778
World Championships FS Jason BROWN USA 4 3.778
Lombardia Trophy SP Shoma UNO JPN 3 3.571
UNIVERSIADE FS Andrei LAZUKIN RUS 4 3.571
JGP Canada FS Petr GUMENNIK RUS 6 3.556
Grand Prix Final SP Keegan MESSING CAN 2 3.444
Four Continents  FS Shoma UNO JPN 4 3.444
Finlandia Trophy SP Valtter VIRTANEN FIN 3 3.375
GP Helsinki SP Yuzuru HANYU JPN 4 3.333
NHK Trophy FS Shoma UNO JPN 4 3.333
JGP Ljubljana FS Petr GUMENNIK RUS 6 3.333
JGP Armenia SP Ryan DUNK USA 2 3.333
World Championships FS Shoma UNO JPN 4 3.333
Autumn Classic FS Jason BROWN USA 4 3.286
UNIVERSIADE SP Andrei LAZUKIN RUS 3 3.286
Four Continents  SP Shoma UNO JPN 3 3.222
Amber Cup FS Andrew TORGASHEV USA 4 3.222
JGP Czech SP Andrei MOZALEV RUS 2 3.222
JGP Ljubljana SP Petr GUMENNIK RUS 3 3.222
World Championships SP Yuzuru HANYU JPN 4 3.222
World Team Trophy FS Shoma UNO JPN 4 3.222
Lombardia Trophy FS Shoma UNO JPN 4 3.143
Inge Solar Memorial SP Roman SADOVSKY CAN 3 3.143
UNIVERSIADE FS Maxim KOVTUN RUS 4 3.143
NHK Trophy SP Shoma UNO JPN 3 3.111
NHK Trophy SP Sota YAMAMOTO JPN 2 3.111
Rostelecom Cup SP Yuzuru HANYU JPN 4 3.111
JGP Bratislava SP Andrew TORGASHEV USA 3 3.111
JGP Canada SP Petr GUMENNIK RUS 3 3.111
JGP Armenia SP Nicholas HSIEH USA 3 3.111
Junior Grand Prix Final SP Petr GUMENNIK RUS 3 3.111
World Championships SP Keegan MESSING CAN 2 3.111
Skate Canada SP Roman SADOVSKY CAN 3 3.000
Skate Canada FS Shoma UNO JPN 4 3.000
Junior Grand Prix Final FS Petr GUMENNIK RUS 6 3.000
UNIVERSIADE SP Alexander SAMARIN RUS 3 3.000

FCSp フライングキャメルスピン。+3.5で切ったら割と少ないのですが3.0まで広げたら多数になってしましました。

なんと、上から五つ、ジェイソンブラウン選手の名前が並びます。その下には宇野選手。宇野選手のスピンは、最高評価にはなっていませんが、それに次ぐくらいの位置に多く名前が入ってきています。

 

FCSSp レベル4 基礎点3.00で平均GOE2.5以上

Event   Name Nation    
GP Helsinki FS Yuzuru HANYU JPN 11 3.444
World Championships FS Yuzuru HANYU JPN 11 3.444
Autumn Classic FS Yuzuru HANYU JPN 11 3.429
Rostelecom Cup FS Yuzuru HANYU JPN 11 3.222
Challenge Cup FS Sota YAMAMOTO JPN 5 2.714
Finlandia Trophy FS Sota YAMAMOTO JPN 5 2.500

FCSSp フライングチェンジフットシットスピン あまりこのスピンを要素に入れている選手はいないのですが、日本から羽生選手と山本草太選手が名前を連ねています。山本草太選手はスピン要素ではよく名前が出てきます。

 

 

FSSp レベル4 基礎点3.00で平均GOE3.0以上

Event   Name Nation    
Europe Championships SP Deniss VASILJEVS LAT 3 3.889
Four Continents  FS Keegan MESSING CAN 4 3.889
Autumn Classic SP Jason BROWN USA 3 3.857
GP Helsinki SP Mikhail KOLYADA RUS 6 3.778
NHK Trophy SP Deniss VASILJEVS LAT 3 3.778
Finlandia Trophy SP Mikhail KOLYADA RUS 6 3.750
Ondrej Nepela Trophy SP Mikhail KOLYADA RUS 6 3.714
France de Patinage SP Deniss VASILJEVS LAT 3 3.667
Europe Championships SP Mikhail KOLYADA RUS 6 3.667
Finlandia Trophy FS Mikhail KOLYADA RUS 4 3.500
Skate Canada FS Keegan MESSING CAN 4 3.333
France de Patinage SP Jason BROWN USA 3 3.333
World Championships FS Keegan MESSING CAN 4 3.333
World Team Trophy FS Keegan MESSING CAN 4 3.333
GOLDEN SPIN SP Mikhail KOLYADA RUS 6 3.286
GP Helsinki SP Michal BREZINA CZE 4 3.222
GP Helsinki FS Mikhail KOLYADA RUS 4 3.222
Europe Championships FS Mikhail KOLYADA RUS 4 3.222
World Championships SP Nathan CHEN USA 5 3.222
World Championships FS Mikhail KOLYADA RUS 4 3.222
Ondrej Nepela Trophy FS Mikhail KOLYADA RUS 4 3.143
GOLDEN SPIN SP Jason BROWN USA 3 3.143
UNIVERSIADE SP Matteo RIZZO ITA 6 3.143
UNIVERSIADE FS Matteo RIZZO ITA 10 3.143
Rostelecom Cup FS Keegan MESSING CAN 4 3.000
France de Patinage SP Nathan CHEN USA 5 3.000
Grand Prix Final SP Michal BREZINA CZE 4 3.000
Europe Championships SP Kevin AYMOZ FRA 5 3.000

FSSp フライングシットスピン。レベル4でも基礎点3.00ながら、GOEで4.0以上の選手はいませんでした。最高評価はデニスバシリエフス選手のヨーロッパ選手権の演技が3.889 同じくキーガンメッシング選手が四大陸選手権で3.889を出しています。ジェイソンブラウン選手はここでは最高評価にはならず三番目でした

 

FUSp レベル4 基礎点2.90 全要素

Event   Name Nation    
Europe Championships SP Javier FERNANDEZ ESP 3 3.556
Skate America SP Kevin REYNOLDS CAN 5 2.111
Autumn Classic SP Kevin REYNOLDS CAN 5 2.000
NHK Trophy SP Kevin REYNOLDS CAN 5 1.667

FUSp フライングアップライトスピン。この要素でレベル4を出したのは二人だけ。ヨーロッパ選手権のフェルナンデス選手の演技と、カナダケビンレイノルズ選手のものだけでした。

 

 

StSq レベル4 基礎点3.90で平均GOE3.5以上

Event   Name Nation    
France de Patinage SP Jason BROWN USA 7 4.333
Grand Prix Final SP Nathan CHEN USA 6 4.333
NHK Trophy SP Shoma UNO JPN 6 4.222
Rostelecom Cup SP Yuzuru HANYU JPN 6 4.222
Grand Prix Final FS Michal BREZINA CZE 5 4.222
World Team Trophy SP Nathan CHEN USA 6 4.222
Autumn Classic SP Yuzuru HANYU JPN 6 4.143
GOLDEN SPIN SP Jason BROWN USA 7 4.143
Four Continents SP Shoma UNO JPN 6 4.111
Four Continents  SP Jason BROWN USA 7 4.111
Amber Cup SP Andrew TORGASHEV USA 7 4.000
World Championships SP Nathan CHEN USA 6 4.000
Four Continents FS Shoma UNO JPN 11 3.889
World Championships SP Jason BROWN USA 7 3.889
Grand Prix Final FS Nathan CHEN USA 6 3.778
Grand Prix Final FS Shoma UNO JPN 11 3.778
Europe Championships SP Mikhail KOLYADA RUS 5 3.778
Europe Championships SP Kevin AYMOZ FRA 7 3.778
World Championships SP Yuzuru HANYU JPN 6 3.778
World Championships FS Nathan CHEN USA 6 3.778
Autumn Classic FS Kevin AYMOZ FRA 12 3.714
Ondrej Nepela Trophy SP Daniel SAMOHIN ISR 5 3.714
GOLDEN SPIN SP Mikhail KOLYADA RUS 5 3.714
Skate Canada SP Jason BROWN USA 7 3.667
Grand Prix Final SP Junhwan CHA KOR 6 3.667
Europe Championships FS Kevin AYMOZ FRA 12 3.667
Four Continents SP Junhwan CHA KOR 6 3.667
JGP Bratislava FS Andrew TORGASHEV USA 9 3.667
Amber Cup FS Andrew TORGASHEV USA 9 3.667
Finlandia Trophy SP Nicolas NADEAU CAN 3 3.625
Tallinn Trophy FS Maxim KOVTUN RUS 5 3.571
GOLDEN SPIN FS Daniel SAMOHIN ISR 12 3.571
GP Helsinki SP Mikhail KOLYADA RUS 5 3.556
NHK Trophy FS Shoma UNO JPN 11 3.556
NHK Trophy FS Matteo RIZZO ITA 11 3.556
Four Continents SP Vincent ZHOU USA 5 3.556
Four Continents FS Junhwan CHA KOR 4 3.556
World Championships FS Kevin AYMOZ FRA 12 3.556
Finlandia Trophy SP Junhwan CHA KOR 6 3.500

StSq ステップシークエンス。最高評価はここでもまたジェイソンブラウン選手でした。ネイサンチェン選手、宇野昌磨選手、羽生結弦選手と続きます。レベル4の最高評価は+4.333でしたが、実はレベル3ではGOE+4.556まで出した選手がいます。スケートアメリカのネイサンチェン選手、ヨーロッパ選手権のフェルナンデス選手が4.556を記録しました。

ステップはショートプログラムにもフリーにも、どちらにも入る要素なのですが、上位にはショートプログラムでの要素が並んでいます。コレオシークエンスがあるフリーより、滑るパートはここだけというショートプログラムの方が点を伸ばしやすいのでしょうか

 

 

ChSq 基礎点3.00 平均GOE3.5以上

Event   Name Nation    
France de Patinage FS Jason BROWN USA 5 4.667
GOLDEN SPIN FS Jason BROWN USA 5 4.429
Skate America FS Nathan CHEN USA 10 4.333
NHK Trophy FS Deniss VASILJEVS LAT 4 4.222
Four Continents FS Jason BROWN USA 5 4.222
Skate America FS Michal BREZINA CZE 11 3.889
Grand Prix Final FS Michal BREZINA CZE 11 3.889
World Championships FS Jason BROWN USA 5 3.889
Autumn Classic FS Kevin AYMOZ FRA 9 3.857
France de Patinage FS Deniss VASILJEVS LAT 4 3.778
Grand Prix Final FS Shoma UNO JPN 6 3.778
Europe Championships FS Javier FERNANDEZ ESP 4 3.778
Four Continents  FS Keegan MESSING CAN 11 3.778
World Championships FS Yuzuru HANYU JPN 10 3.778
World Championships FS Michal BREZINA CZE 11 3.778
World Team Trophy FS Nathan CHEN USA 10 3.778
Autumn Classic FS Jason BROWN USA 5 3.714
Ondrej Nepela Trophy FS Mikhail KOLYADA RUS 5 3.714
World Championships FS Nathan CHEN USA 10 3.667
World Team Trophy FS Keegan MESSING CAN 11 3.667
Ondrej Nepela Trophy FS Keiji TANAKA JPN 11 3.571
Skate Canada FS Shoma UNO JPN 6 3.556
Skate Canada FS Keegan MESSING CAN 11 3.556
Four Continents  FS Shoma UNO JPN 6 3.556
Four Continents  FS Keiji TANAKA JPN 11 3.556

ChSq コレオシークエンス。ここでもまた最高評価はジェイソンブラウン選手でした。それに次ぐのはネイサンチェン選手ですが、その下にバシリエフス選手が入っています。

羽生選手、宇野選手はこの要素で+4.0までは出せなかったんですね。日本人選手からは田中刑事選手が3.5台のスコアを2回出しています。

 

 

全要素から平均GOE+4.2以上

Event   Name Nation   Elements  BaseValue    
Inge Solar Memorial FS Roman SADOVSKY CAN 12 CCoSp4 3.50   4.857
GOLDEN SPIN SP Jason BROWN USA 6 CCSp4 3.20   4.714
France de Patinage FS Jason BROWN USA 5 ChSq1 3.00   4.667
Skate America SP Nathan CHEN USA 6 StSq3 3.30   4.556
GP Helsinki SP Yuzuru HANYU JPN 7 CCoSp4 3.50   4.556
France de Patinage SP Jason BROWN USA 1 3F 5.30   4.556
Europe Championships SP Javier FERNANDEZ ESP 7 StSq3 3.30   4.556
Finlandia Trophy FS Mikhail KOLYADA RUS 3 3A 8.00   4.500
GP Helsinki SP Yuzuru HANYU JPN 6 StSq3 3.30   4.444
NHK Trophy FS Shoma UNO JPN 12 CCoSp4 3.50   4.444
Rostelecom Cup FS Yuzuru HANYU JPN 2 4T 9.50   4.444
Four Continents SP Jason BROWN USA 6 CCSp4 3.20   4.444
Four Continents FS Keegan MESSING CAN 12 CCoSp4 3.50   4.444
Autumn Classic SP Roman SADOVSKY CAN 7 CCoSp4 3.50   4.429
Lombardia Trophy SP Shoma UNO JPN 6 StSq3 3.30   4.429
GOLDEN SPIN FS Jason BROWN USA 5 ChSq1 3.00   4.429
GOLDEN SPIN FS Jason BROWN USA 12 CCoSp4 3.50   4.429
Skate America FS Nathan CHEN USA 10 ChSq1 3.00   4.333
Skate Canada SP Jason BROWN USA 6 CCSp4 3.20   4.333
GP Helsinki SP Yuzuru HANYU JPN 1 4S 9.70   4.333
NHK Trophy SP Shoma UNO JPN 7 CCoSp4 3.50   4.333
NHK Trophy FS Shoma UNO JPN 8 3A 8.80 x 4.333
Rostelecom Cup SP Yuzuru HANYU JPN 1 4S 9.70   4.333
Rostelecom Cup SP Yuzuru HANYU JPN 7 CCoSp4 3.50   4.333
France de Patinage SP Jason BROWN USA 6 CCSp4 3.20   4.333
France de Patinage SP Jason BROWN USA 7 StSq4 3.90   4.333
Grand Prix Final SP Nathan CHEN USA 6 StSq4 3.90   4.333
Europe Championships SP Mikhail KOLYADA RUS 3 CCSp4 3.20   4.333
Autumn Classic SP Jason BROWN USA 1 3F 5.30   4.286
Autumn Classic SP Jason BROWN USA 6 CCSp4 3.20   4.286
Autumn Classic FS Yuzuru HANYU JPN 2 4T 9.50   4.286
Nebelhorn Trophy SP Timothy DOLENSKY USA 7 CCoSp3 3.00   4.286
GOLDEN SPIN FS Jason BROWN USA 4 FCSp4 3.20   4.286
GOLDEN SPIN FS Jason BROWN USA 11 StSq3 3.30   4.286
UNIVERSIADE FS Matteo RIZZO ITA 11 StSq3 3.30   4.286
GP Helsinki SP Mikhail KOLYADA RUS 4 3A 8.80 x 4.222
NHK Trophy SP Shoma UNO JPN 5 3A 8.80 x 4.222
NHK Trophy SP Shoma UNO JPN 6 StSq4 3.90   4.222
NHK Trophy FS Deniss VASILJEVS LAT 4 ChSq1 3.00   4.222
Rostelecom Cup SP Yuzuru HANYU JPN 6 StSq4 3.90   4.222
France de Patinage SP Nathan CHEN USA 6 StSq2 2.60   4.222
Grand Prix Final SP Shoma UNO JPN 6 StSq3 3.30   4.222
Grand Prix Final FS Michal BREZINA CZE 5 StSq4 3.90   4.222
Four Continents  FS Jason BROWN USA 5 ChSq1 3.00   4.222
World Team Trophy SP Nathan CHEN USA 6 StSq4 3.90   4.222

男子の全要素の中での最高評価は、ローマンサドフスキー選手のCCoSpがレベル4で+4.857を記録しました。

名前が目立つのは四人。ジェイソンブラウン選手、ネイサンチェン選手、羽生結弦選手に宇野昌磨選手です。世界選手権の上位選手の中ではヴィンセントジョー選手の名前は入ってこないんですね。逆に、最終的に上位には入れませんでしたが、ジェイソンブラウン選手の名前はとにかく目立ちました。

 

あとは四回転さえ、二本くらい決まってくれば、上位で戦えるのですけどねえ。ルール改正があり、こういう選手も完成度で勝負できる、という触れ込みでしたが、結局四回転の数勝負という感じになってしまった今シーズンでしたが、来シーズンはどうなるでしょう。そして、次のルール改正のタイミングでは、この辺をいじってくるんでしょうか・・・。