フィギュアスケート18-19賞金ランキング(男子シングル 個人)

 今回は男子シングルの賞金ランキングを出してみました

女子シングルと同様、男子シングルでも国別対抗戦の賞金は除外して、個人戦で稼いだ金額のみで見てみます

 

 

WC:世界選手権 WJ:世界ジュニア

4CC:4大陸選手権、EC:ヨーロッパ選手権

GP:グランプリシリーズ JGP:ジュニアグランプリシリーズ (ファイナル含む)

CS:チャレンジャーシリーズ

 

CHFはスイスフランですが、合計計算時には1CHF=1$で計算しています

 

PL Name Nation Prize Money WC/WJ 4CC/EC GP/JGP CS
1 Nathan CHEN USA $125,000 $64,000 $0 $61,000  
2 Shoma UNO JPN $94,000 $19,000 $21,000 $54,000  
3 Yuzuru HANYU JPN $83,000 $47,000 $0 $36,000  
4 Vincent ZHOU USA $49,000 $33,000 $11,000 $5,000  
5 Junhwan CHA KOR $36,000 $0 $3,000 $30,000 CHF3000
6 Michal BREZINA CZE $32,000 $0 $0 $32,000  
7 Boyang JIN CHN $29,000 $11,000 $16,000 $2,000  
8 Alexander SAMARIN RUS $28,000 $0 $16,000 $12,000  
9 Keegan MESSING CAN $26,000 $0 $7,000 $19,000  
10 Sergei VORONOV RUS $25,000 $0 $0 $25,000  
11 Matteo RIZZO ITA $23,000 $0 $11,000 $12,000  
11 Mikhail KOLYADA RUS $23,000 $8,000 $5,000 $6,000 CHF4000
13 Javier FERNANDEZ ESP $21,000 $0 $21,000 $0  
14 Jason BROWN USA $20,000 $0 $5,000 $13,000 CHF2000
15 Tomoki HIWATASHI USA $14,000 $10,000 $0 $4,000  
16 Morisi KVITELASHVILI GEO $13,000 $0 $0 $13,000  
17 Stephen GOGOLEV CAN $10,000 $2,000 $0 $8,000  
18 Kazuki TOMONO JPN $9,000 $0 $0 $9,000  
18 Kevin AYMOZ FRA $9,000 $0 $7,000 $2,000  
18 Daniel GRASSL ITA $9,000 $5,000 $3,000 $1,000  
18 Petr GUMENNIK RUS $9,000 $0 $0 $9,000  
22 Roman SAVOSIN RUS $8,000 $7,000 $0 $1,000  
23 Adam SIAO HIM FA FRA $7,000 $1,000 $0 $6,000  
24 Koshiro SHIMADA JPN $6,500 $0 $0 $6,500  
25 Camden PULKINEN USA $5,500 $0 $0 $5,500  
26 Dmitri ALIEV RUS $5,000 $0 $0 $5,000  
27 Artur DANIELIAN RUS $4,000 $4,000 $0 $0  
28 Nam NGUYEN CAN $2,000 $0 $0 $2,000  
28 Andrew TORGASHEV USA $2,000 $0 $0 $2,000  
28 Andrei MOZALEV RUS $2,000 $0 $0 $2,000  
31 Mitsuki SUMOTO JPN $1,500 $0 $0 $1,500  
31 Kirill IAKOVLEV RUS $1,500 $0 $0 $1,500  
31 Yuma KAGIYAMA JPN $1,500 $0 $0 $1,500  
34 Yuto KISHINA JPN $1,000 $0 $0 $1,000  
34 Joseph PHAN CAN $1,000 $0 $0 $1,000  
34 Iliya KOVLER CAN $1,000 $0 $0 $1,000  

男子シングルで賞金を獲得したのは36人です

10万ドルを超える賞金を稼いだのは一人だけ。5万ドル以上で3人です。賞金だけで活動費用が賄えているのはこの上位3人まででしょうか。1万ドル以上で17人。

 

ロシアが最多の9人、日本が7人、アメリカ6人、カナダ5人、フランスとイタリアが2人づつで、韓国、チェコ、中国、スペイン、グルジアが各1人づつ。合計11か国の選手が賞金を獲得しています。男子で複数の選手が賞金を獲得した国が、そのままイコールで国別対抗戦の出場国になっています。

 

賞金ランキング1位のネイサンチェン選手は今シーズン全勝ですが四大陸選手権を欠場しました。大きな賞金の大会を一つ欠場しながらも1位、とも言えますし、それを欠場しているので、女子の1位のザギトワ選手よりも獲得賞金が少ない、とも言えます

2位は宇野選手。今シーズン出るべき大会のすべて出たのはトップ選手の中では宇野選手くらいでした。あのレベルの選手でそれだけ試合に出ても、獲得賞金が10万ドルに満たないというのが一つの現実としてあります。

3位は羽生選手。グランプリファイナルと四大陸選手権欠場ですが、賞金ランキングで見ると3番目。グランプリシリーズ2勝と世界選手権2位という三つを合わせるとこれくらいの位置になるようです

 

日本人のシニア選手では二人の他に、友野選手がグランプリシリーズ2戦で9,000ドルを獲得して18位の位置にいます。田中刑事選手は獲得賞金ゼロです。ただ、国別対抗戦でチームとして得た賞金を人数割りして割り当てをもらえる、と考えた場合には2万ドルちょっとの額を得られるので、友野選手より実質的には大きな金額を得ることになります

日本選手で賞金を得た後の四選手はジュニアの選手です。

 

ジュニアの獲得賞金トップはアメリカの樋渡選手。世界ジュニア優勝の賞金で稼いで全体の15番目でした。

 

賞金を獲得した選手を全て並べてもこれだけにしかならないし、10万ドル以上の賞金を獲得したのは1人だけ、というのも、日本でのフィギュアスケートの人気を考えるとかなり寂しい数字に思えます

 

 なお、各大会の賞金は、フィギュアスケートの賞金(18-19シーズン)のエントリーをご覧ください。