友野一希 19-20

1998年5月15日生まれ

シニア3シーズン目

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所属:同志社大学

スポンサー関連: セントラルスポーツ

シーズン獲得賞金:$2,000

世界ランキング:19位

シーズンランキング:23位

シーズンベストスコア 251.05 (16位) 四大陸選手権

ショートプログラムシーズンベスト 88.22 四大陸選手権

フリーシーズンベスト 171.63 全日本選手権

 国際試合では162.83 四大陸選手権

ショートプログラム楽曲:The Hardest Button to Button

フリープログラム楽曲: ムーランルージュより

スピンレベル4率 35/60=58.3%(国際試合16/24=66.7%)

ステップレベル4率 11/20=55.0%(国際試合7/8=87.5%)

スピンオールレベル4 0/10 (国際試合0/4)

スピンステップオールレベル4 0/10(国際試合0/4)

ジャンプ回転不足率  7/100=7.00%(国際試合3/40=7.50%)

ジャンプ回転不足なし試合 4/10(国際試合1/4)

スピンステップオールレベル4ジャンプの回転不足もなしの試合 0/10

 

 ●友野一希選手の19-20シーズンの戦績

Grade Event Pl Total SP TSS SP TES SP PCS FS TSS FS TES FS PCS
DL げんさんサマーカップ 1 226.25 73.33 38.33 36.00 152.92 76.92 77.00
CS Lombardia Trophy 7 203.08 61.69 29.39 34.30 141.39 70.29 71.10
RT 近畿選手権 3 205.03 64.32 26.58 37.74 140.71 65.23 76.48
GP Skate America 5 229.72 75.01 37.83 37.18 154.71 80.09 75.62
RT 西日本選手権 1 214.55 65.14 29.04 36.10 149.41 76.11 73.30
GP Rostelecom Cup 8 237.54 80.98 43.19 38.79 156.56 74.92 81.64
NC 全日本選手権 6 244.69 73.06 34.44 38.62 171.63 89.55 82.08
CC 日本学生氷上選手権 1 244.80 87.06 49.39 37.67 157.74 78.26 79.48
NG 国民体育大会 1 212.16 78.76 44.00 35.76 133.40 62.40 71.00
4CC Four Continents 7 251.05 88.22 50.36 37.86 162.83 80.63 82.20

友野選手は今シーズン、国内戦6試合を含め10試合に出場しています。

初戦はローカル大会げんさんサマーカップ。あまり伸びないなあ、というスコアながらも優勝してお肉をゲット

それはいいのですが、その次、国際試合の初戦、チャレンジャーシリーズロンバルディア杯。ショートがジャンプで2転倒のGOEはオール-5で61.69というなかなか見ないスコアでフリーも伸ばせずトータル203.08で7位。さらに10月に入っての近畿選手権も調整レベルの試合とはいえショートは4回転が二つとも2回転で64.32と二試合連続の60点台前半を出してトータル205.03  これは、今シーズン、大丈夫なんだろうか・・・、という序盤戦でした。

 

グランプリシリーズに入るといくらかは持ち直すのですが、それでもロステレコム杯でショートがようやく80.98にのったくらいでトータル237.54がここまでのベストスコアという状態で前半戦を終えます。2シーズン連続のグランプリシリーズ表彰台とはなりませんでした。

 

そして勝負の全日本。ショートプログラム、懸念されていた通りにジャンプが決まらず73.06 11位スタートで表彰台は大きく遠のきます。フリーは渾身の演技で全要素プラス評価がついての171.63 フリーだけなら4位でしたがトータルは6位。シーズン後半のチャンピオンシップ大会の出場権は得られませんでした。

 

年が明けてからは国内戦を静かにこなしていく、という立場でしたが、全日本優勝の宇野選手が四大陸選手権欠場を表明したことで、補欠からの繰り上げりが回ってきます。

前回の補欠繰上りは世界選手権初出場からの5位という大成果を上げましたが、今回はその世界選手権よりも大会の格は落ちますが、メンバー的には格上感のある試合。

この試合でショートプログラムでは四回転二本しっかり決め、全要素プラス評価の88.22パーソナルベストを出します。7位で折り返し、最終グループには入れなかったもののフリーも四回転二本決める好演技で162.83 これもパーソナルベストでトータル251.05と250点に乗せての7位となりました。

 

もう一試合、世界選手権前のクープドプランタンにエントリーしていましたが中止。シーズン終了となりました。

 

 ●友野一希選手の今シーズンの要素別得点

Grade Event Pl Total TES PCS Jump Spin Step
DL げんさんサマーカップ 1 226.25 115.25 113.00 84.47 18.41 12.37
CS Lombardia Trophy 7 203.08 99.68 105.40 64.91 20.57 14.20
RT 近畿選手権 3 205.03 91.81 114.22 55.55 21.79 14.47
GP Skate America 5 229.72 117.92 112.80 82.34 21.46 14.12
RT 西日本選手権 1 214.55 105.15 109.40 70.45 20.58 14.12
GP Rostelecom Cup 8 237.54 118.11 120.43 82.36 20.82 14.93
NC 全日本選手権 6 244.69 123.99 120.70 92.00 18.61 13.38
CC 日本学生氷上選手権 1 244.80 127.65 117.15 91.23 22.95 13.47
NG 国民体育大会 1 212.16 106.40 106.76 68.51 22.66 15.23
4CC Four Continents 7 251.05 130.99 120.06 96.92 20.05 14.02

友野選手はTESとPCSが拮抗していますが、ちゃんと滑るとTESが伸びてきます。

PCSはロステレコム杯、全日本、四大陸と、出場した大きな大会で120点ほど。5項目平均8点ほどのスコアです。

ジャンプのスコアは四大陸が最もよく96.92 100点には乗りませんでしたが、トータルスコアのシーズンベスト並みの全選手中17位のスコアです。

スピンは苦手模様。一番良くて学生選手権や国体で22点台後半。国際大会ではスケートアメリカの21.46が最高です。トップは27点台、上位選手が26点台出してきますので、スピンで5点ほど差がついてしまう計算です。

ステップは得意分野。国体の15.23は国内参考記録ですが、ロステレコム杯の14.93でもかなり高いスコアで全体9位。トップ10に入ってきます。ステップ系要素のスコアは一流です。

 

 ●友野一希選手のスケート偏差値

Event Pl Total Jump Base Jump GOE Spin Step PCS
げんさんサマーカップ 1 55.61 64.37 41.82 43.73 54.58 54.97
Lombardia Trophy 7 49.71 54.97 35.62 50.47 63.22 50.36
近畿選手権 3 50.20 42.06 48.94 54.28 64.50 55.71
Skate America 5 56.50 63.16 41.50 53.25 62.85 54.84
西日本選手権 1 52.63 55.97 40.59 50.51 62.85 52.78
Rostelecom Cup 8 58.49 55.89 55.59 51.26 66.67 59.47
全日本選手権 6 60.31 57.34 64.80 44.35 59.35 59.64
日本学生氷上選手権 1 60.34 57.56 63.40 57.91 59.78 57.48
国民体育大会 1 52.02 52.61 44.68 57.00 68.09 51.18
Four Continents 7 61.93 60.91 64.03 48.85 62.37 59.25

偏差値は悪い試合だとトータルスコアで50前後に落ち込みました。200点ちょっとのスコアだとこうなります。四大陸選手権で250点に乗せて、偏差値も60台になりました。

ジャンプは基礎点で偏差値60を超えることも多いです。GOEの方はばらつき激しく、ロンバルディア杯では偏差値35という痛い数字が出ていますが、全日本や四大陸では60台中盤まで出せました。偏差値60に乗る基礎点でしっかり降りられるとGOEも偏差値60台に乗って、トータルスコアも偏差値60台になって来る、という姿なようです。

スピンは国際試合では50前後。はっきり苦手要素です。

ステップ系要素は偏差値60台が標準。いい時は60台後半まで出ていて世界のトップクラスにいます。

PCSは50台後半。もっと出したいけれど足を引っ張るほどでもないというところです。

 

友野一希スケート偏差値

レーダーチャートで表すと、下が凹む姿になります。右側はばらつき大きいです。

 

●シーズン最高のショートプログラム基礎点構成

Event   Elements    BaseValue   GOE Scores  
Rostelecom Cup 1 4T   9.50   -4.75 4.75 -5.000
Rostelecom Cup 2 4S+3T< 13.06   -0.97 12.09 -1.000
Rostelecom Cup 3 CSSp4   3.00   0.73 3.73 2.556
Rostelecom Cup 4 CCoSp3   3.00   0.21 3.21 0.889
Rostelecom Cup 5 3A   8.80 x 2.29 11.09 2.778
Rostelecom Cup 6 StSq4   3.90   1.17 5.07 3.000
Rostelecom Cup 7 FCSp4   3.20   0.05 3.25 0.111
Rostelecom Cup   TES   44.46   -1.27 43.19  

ショートプログラムの最高基礎点は44.46でした。今シーズン9位の高い基礎点です。

四回転二本投入してちゃんと回り切った演技があった選手、というのは、世界にそれほどいないわけです。

スピンのレベル3とトリプルトーループの回転不足が残念なわけですが、それがしっかりできれば基礎点は1.34上がって45.80にまでなります。それより上は5人だけ。サマリン、ネイサンチェン、ボーヤンジン、ドミトリーアリエフ、羽生結弦。四回転色の強い人たちの世界です。

決してうまくいったとは言えないのですが、今シーズンはこのプログラムに挑戦し続けたわけですから、そりゃあ、ショートプログラムで点が出ずに苦しむということも起きるよね、大変ですよね、という難度の高い構成でした。

 

●シーズン最高のフリープログラム基礎点構成

Event   Elements    BaseValue   GOE Scores  
Skate America 1 4T+3T   13.70   2.99 16.69 3.111
Skate America 2 4S   9.70   -4.85 4.85 -5.000
Skate America 3 3A   8.00   -2.17 5.83 -2.667
Skate America 4 StSq4   3.90   1.11 5.01 2.778
Skate America 5 FSSp4   3.00   0.69 3.69 1.889
Skate America 6 3Lo   4.90   -0.07 4.83 -0.333
Skate America 7 3A+3T< 12.50 x -1.14 11.36 -1.444
Skate America 8 FCCoSp4   3.50   0.55 4.05 1.667
Skate America 9 3Lz+1Eu+2S   8.47 x 0.59 9.06 1.111
Skate America 10 3F   5.83 x 0.53 6.36 1.000
Skate America 11 CCoSp4   3.50   0.65 4.15 1.889
Skate America 12 ChSq1   3.00   1.21 4.21 2.444
Skate America   TES   80.00   0.09 80.09  

フリーの最高基礎点はきっちり80.00 これは全体14位です。トリプルトーループが一つ回転不足なのと、3連続の最後はおそらく3回転にしたかった、というのがこの構成のマックスから欠けている部分になります。そこまでできれば基礎点は4.22上がりますので84.22まで出せることになります。そこまで出れば全体8位です。フリーも難しい構成にトライしていたな、というのが見えます。

四回転は二種類二本。二本飛ぶジャンプはトリプルアクセルとトリプルトーループです。

四大陸選手権では四回転二種類三本に挑戦しましたが、3本目は2回転に終わって不発でした。コンビネーションも2回だけでしたので、どこかで3Tを付けられたのですが、そこまで全部そろえば80点台後半の基礎点構成でした。

今、結果を出そうとするなら、四回転はサルコウ1本だけにすれば、全体の出来が良くなって点も出やすいのではないかと思うのですが、北京オリンピックを目指す、ということを考えた時に、まわりの顔ぶれを見ると、四回転二種類三本までは完成させていかないと厳しい、というのを常に思っているんでしょうかね。

 

●平均GOE+2.500以上

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Rostelecom Cup FS 4 StSq4   3.90   1.39 5.29 3.444
Four Continents FS 12 ChSq1   3.00   1.79 4.79 3.444
Skate America FS 1 4T+3T   13.70   2.99 16.69 3.111
Rostelecom Cup FS 12 ChSq1   3.00   1.57 4.57 3.111
Four Continents FS 4 StSq4   3.90   1.23 5.13 3.111
Rostelecom Cup SP 6 StSq4   3.90   1.17 5.07 3.000
全日本選手権 FS 4 StSq3   3.30   1.13 4.43 3.000
全日本選手権 FS 7 3A   8.80 X 2.63 11.43 2.889
全日本選手権 FS 12 ChSq1   3.00   1.71 4.71 2.889
Skate America FS 4 StSq4   3.90   1.11 5.01 2.778
Rostelecom Cup SP 5 3A   8.80 x 2.29 11.09 2.778
Lombardia Trophy SP 6 StSq4   3.90   1.01 4.91 2.714
Lombardia Trophy FS 4 StSq4   3.90   1.09 4.99 2.714
Lombardia Trophy FS 12 ChSq1   3.00   1.30 4.30 2.714
Skate America SP 6 StSq4   3.90   1.00 4.90 2.667
Rostelecom Cup FS 7 3A   8.80 x 2.17 10.97 2.667
Rostelecom Cup SP 3 CSSp4   3.00   0.73 3.73 2.556
Rostelecom Cup FS 3 3A+3T   12.20   2.06 14.26 2.556
全日本選手権 FS 2 4S   9.70   2.77 12.47 2.556

ここでは国際大会と全日本だけから選んでいます。

評価が高い要素はステップとコレオが並びます。その中にジャンプがいくつか。トリプルアクセルが多いですが、一番上には4T-3Tという高難度ジャンプもいます。

スピンは一番高い評価でも+2.556 他はGOE+2.5以上の評価無し。苦手なんだなというのがうかがえます。

 

●一本目サルコウ

 

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Lombardia Trophy SP 2 4S<+2T 9.06   -3.88 5.18 -5.000
Lombardia Trophy FS 2 4S+2T   11.00   1.94 12.94 1.857
Skate America SP 2 4S   9.70   -0.69 9.01 -0.778
Skate America FS 2 4S   9.70   -4.85 4.85 -5.000
Rostelecom Cup SP 2 4S+3T< 13.06   -0.97 12.09 -1.000
Rostelecom Cup FS 2 2S   1.30   0.04 1.34 0.222
Four Continents SP 2 4S   9.70   1.66 11.36 1.778
Four Continents FS 2 4S+2T   11.00   1.94 12.94 1.778
Four Continents FS 7 2S   1.43 x 0.07 1.50 0.444
げんさんサマーカップ SP 2 4S+3T< 13.06   -0.19 12.87 -0.200
げんさんサマーカップ FS 2 4S   9.70   1.70 11.40 1.750
近畿選手権 SP 2 2S* * 0.00   0.00 0.00  
近畿選手権 FS 2 3S   4.30   -1.58 2.72 -3.800
西日本選手権 SP 2 2S+COMBO   1.30   -0.65 0.65 -5.000
西日本選手権 FS 2 4S+2T   11.00   1.94 12.94 2.000
全日本選手権 SP 2 2S* * 0.00   0.00 0.00  
全日本選手権 FS 2 4S   9.70   2.77 12.47 2.556
日本学生氷上選手権 SP 2 4S   9.70   1.94 11.64 2.000
日本学生氷上選手権 FS 2 4S   9.70   2.26 11.96 2.600
国民体育大会 SP 2 4S+2T   11.00   1.62 12.62 1.800
国民体育大会 FS 2 4S   9.70   -2.59 7.11 -2.600

四回転サルコウはショート1本フリー1本が基本構成。四大陸選手権ではフリーで2歩ン入れようとしたように見えました。

10試合で21本飛ぼうとして、2回転になったのが4回、3回転になったのが1回、回転不足が1回、コンビネーションのセカンドで回転不足2回、それ以外のGOEマイナスが3

回。成功ジャンプは10/21で5割を切っています。

2本そろったのが学生選手権しかないんですよね・・・。あとは、四大陸では2本入りましたが、3本目が入らず。3本目入りませんでしたが、2本決まったので四大陸はかなりいいところまで行った、というのはあったと思います。

 

●一本目トーループ

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Lombardia Trophy SP 1 4T   9.50   -4.75 4.75 -5.000
Lombardia Trophy FS 1 4T   9.50   -2.85 6.65 -2.857
Skate America SP 1 4T+COMBO+2T* * 9.50   -4.75 4.75 -5.000
Skate America FS 1 4T+3T   13.70   2.99 16.69 3.111
Rostelecom Cup SP 1 4T   9.50   -4.75 4.75 -5.000
Rostelecom Cup FS 1 4T+2T   10.80   1.49 12.29 1.556
Four Continents SP 1 4T+3T   13.70   1.63 15.33 1.778
Four Continents FS 1 4T   9.50   1.09 10.59 1.111
げんさんサマーカップ SP 1 4T   9.50   -2.66 6.84 -2.800
げんさんサマーカップ FS 1 4T+3T   13.70   2.61 16.31 2.750
近畿選手権 SP 1 2T+COMBO   1.30   -0.65 0.65 -5.000
近畿選手権 FS 1 4T+2T   10.80   1.90 12.70 2.000
西日本選手権 SP 1 4T< 7.60   -3.50 4.10 -4.429
西日本選手権 FS 1 4T   9.50   -2.85 6.65 -3.000
全日本選手権 SP 1 4T+3T< 12.86   -1.90 10.96 -1.778
全日本選手権 FS 1 4T+3T   13.70   2.58 16.28 2.333
日本学生氷上選手権 SP 1 4T+3T   13.70   -1.90 11.80 -1.800
日本学生氷上選手権 FS 1 4T+2T   10.80   2.53 13.33 2.600
国民体育大会 SP 1 4T   9.50   -4.75 4.75 -5.000
国民体育大会 FS 1 2T   1.30   0.00 1.30 -0.200

今シーズンは四回転トーループもショートフリーで1本づつ入れようとしていました。

20回飛んで、2回転になったのが2回、回転不足2回、コンビネーションしっかり入らずが1回、それ以外のGOEマイナスが7回。成功率は8/20で4割ほどです。

これもショートフリーで2本そろったのは四大陸選手権だけでした。なるほど四大陸店が出るわ、という結果です。

友野選手は昨シーズンまで四回転はサルコウのみでトーループは飛んでいませんでした。今シーズンから入れてきて、サルコウに近い成功率まで来てますので、両方揃う、ショートフリーで合計4本、あるいは5本決まる、という日もそれほど遠くないんでしょうか。

ここからが大変なのかもしれませんけれど。

 

●アクセル

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Lombardia Trophy SP 5 3A   8.80 x -4.00 4.80 -5.000
Lombardia Trophy FS 3 1A   1.10   0.00 1.10 0.143
Lombardia Trophy FS 7 3A+2T   10.23 x 0.80 11.03 1.000
Skate America SP 5 3A   8.80 x 0.80 9.60 1.000
Skate America FS 3 3A   8.00   -2.17 5.83 -2.667
Skate America FS 7 3A+3T< 12.50 x -1.14 11.36 -1.444
Rostelecom Cup SP 5 3A   8.80 x 2.29 11.09 2.778
Rostelecom Cup FS 3 3A+3T   12.20   2.06 14.26 2.556
Rostelecom Cup FS 7 3A   8.80 x 2.17 10.97 2.667
Four Continents SP 5 3A   8.80 x 1.49 10.29 1.889
Four Continents FS 3 3A   8.00   -0.11 7.89 -0.222
Four Continents FS 9 3A+1Eu+3S   14.08 x 1.94 16.02 2.444
げんさんサマーカップ SP 5 3A   8.80 X -4.00 4.80 -5.000
げんさんサマーカップ FS 3 3A+3T   12.20   -3.80 8.40 -4.750
げんさんサマーカップ FS 7 3A   8.80 X 0.00 8.80 0.000
近畿選手権 SP 5 3A   8.80 X 2.13 10.93 2.600
近畿選手権 FS 3 3A   8.00   -4.00 4.00 -5.000
近畿選手権 FS 7 1A   1.21 X 0.00 1.21 0.200
西日本選手権 SP 5 3A   8.80 X 0.48 9.28 0.571
西日本選手権 FS 3 3A+3T   12.20   -2.56 9.64 -3.429
西日本選手権 FS 7 3A< 7.04 X -2.94 4.10 -4.571
全日本選手権 SP 5 3A   8.80 X 0.80 9.60 0.889
全日本選手権 FS 3 3A+3T   12.20   1.83 14.03 2.000
全日本選手権 FS 7 3A   8.80 X 2.63 11.43 2.889
日本学生氷上選手権 SP 5 3A   8.80 X 1.33 10.13 1.400
日本学生氷上選手権 FS 3 3A+2T   9.30   1.33 10.63 1.800
日本学生氷上選手権 FS 7 1A   1.21 X 0.07 1.28 0.600
国民体育大会 SP 5 3A   8.80 X 0.80 9.60 1.200
国民体育大会 FS 3 3A+1Eu+3S   12.80   1.60 14.40 2.000
国民体育大会 FS 9 3A   8.80 X -1.87 6.93 -2.200

トリプルアクセルはショートフリーで3本飛びます。

今シーズン30回飛んで、1回転半が3回、回転不足1回、コンビネーションのセカンドの回転不足1回、それ以外のGOEマイナス8回。成功率は17/30で6割ほどです。

もうちょっと成功率高いのかな、と思ってましたけど、そうでもないんでしょうか。

ただ、GOEマイナスはわずかなものも多いので、大きな失敗が多いわけでもないです。

3本そろったのはロステレコム杯と全日本。四大陸も小幅のGOEマイナス1本だけ。大きな大会で決まっているので、印象は悪くないと思っていいんでしょうか。

 

●3連続ジャンプ

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Lombardia Trophy FS 9 3F+1Eu+2S   7.81 x 0.00 7.81 0.000
Skate America FS 9 3Lz+1Eu+2S   8.47 x 0.59 9.06 1.111
Rostelecom Cup FS 9 3Lz!+1Eu+2S ! 8.47 x -0.25 8.22 -0.444
Four Continents FS 9 3A+1Eu+3S   14.08 x 1.94 16.02 2.444
近畿選手権 FS 9 3Lz!+1Eu+3S ! 11.77 X 0.00 11.77 -0.200
西日本選手権 FS 9 3Lz+1Eu+3S   11.77 X 0.00 11.77 -0.143
全日本選手権 FS 9 3Lz!+1Eu+2S ! 8.47 X 0.25 8.72 0.556
日本学生氷上選手権 FS 10 3F!+1Eu+2S ! 7.81 X 0.18 7.99 0.400
国民体育大会 FS 3 3A+1Eu+3S   12.80   1.60 14.40 2.000

三連続ジャンプは9番目の要素に入れるのが基本なようですが、頭のジャンプはフリップだったりルッツだったりトリプルアクセルだったりします。

9回飛んでGOEマイナスは3回。要素に入っていないのはそもそも失敗と考えると成功率は6/10で6割。そんなに高くないですが、これもGOEのマイナスは小幅なので成功と取っていいんでしょうか。

ただ、三本目が2Sと3Sとそれぞれあって、2Sになるのが失敗である、と捉えると、成功率は高くありません。

安全策で2Sというのもわかるんですが、ここ、2Sと3Sで3.30基礎点違ってくるので、結構大きいんですよね。

 

●ステップシークエンスとコレオシークエンス

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Lombardia Trophy SP 6 StSq4   3.90   1.01 4.91 2.714
Lombardia Trophy FS 4 StSq4   3.90   1.09 4.99 2.714
Lombardia Trophy FS 12 ChSq1   3.00   1.30 4.30 2.714
Skate America SP 6 StSq4   3.90   1.00 4.90 2.667
Skate America FS 4 StSq4   3.90   1.11 5.01 2.778
Skate America FS 12 ChSq1   3.00   1.21 4.21 2.444
Rostelecom Cup SP 6 StSq4   3.90   1.17 5.07 3.000
Rostelecom Cup FS 4 StSq4   3.90   1.39 5.29 3.444
Rostelecom Cup FS 12 ChSq1   3.00   1.57 4.57 3.111
Four Continents SP 6 StSq3   3.30   0.80 4.10 2.333
Four Continents FS 4 StSq4   3.90   1.23 5.13 3.111
Four Continents FS 12 ChSq1   3.00   1.79 4.79 3.444
げんさんサマーカップ SP 6 StSq3   3.30   0.99 4.29 3.000
げんさんサマーカップ FS 4 StSq2   2.60   0.85 3.45 3.250
げんさんサマーカップ FS 12 ChSq1   3.00   1.63 4.63 3.250
近畿選手権 SP 6 StSq3   3.30   1.21 4.51 3.600
近畿選手権 FS 4 StSq4   3.90   1.56 5.46 4.000
近畿選手権 FS 12 ChSq1   3.00   1.50 4.50 3.000
西日本選手権 SP 6 StSq3   3.30   0.92 4.22 2.714
西日本選手権 FS 4 StSq4   3.90   1.40 5.30 3.429
西日本選手権 FS 12 ChSq1   3.00   1.60 4.60 3.143
全日本選手権 SP 6 StSq3   3.30   0.94 4.24 2.444
全日本選手権 FS 4 StSq3   3.30   1.13 4.43 3.000
全日本選手権 FS 12 ChSq1   3.00   1.71 4.71 2.889
日本学生氷上選手権 SP 6 StSq3   3.30   0.99 4.29 3.200
日本学生氷上選手権 FS 4 StSq3   3.30   1.21 4.51 3.600
日本学生氷上選手権 FS 12 ChSq1   3.00   1.67 4.67 3.400
国民体育大会 SP 6 StSq4   3.90   1.17 5.07 3.000
国民体育大会 FS 4 StSq4   3.90   1.43 5.33 3.600
国民体育大会 FS 12 ChSq1   3.00   1.83 4.83 3.400

ステップ系要素は高い評価が並びます。近畿選手権、学生選手権、国体といったところでGOE+3台後半から4まで出るのは、まあ国内参考記録としても、国際大会でも+3台を普通に出してきます。それも、ステップもコレオもどちらも出してくる。

レベル4率は国際大会では87.5% 極めて高いレベル4率でステップ系要素の得点を支えています。ステップでここまで高いレベル4率の選手はそれほどはいません。

国内の試合でレベル4率が低い理由は、なんなんでしょうね?

 

一方で、スピンのレベル4率は国際大会でも66.7% 三つに一つはレベル4が取れないということで低めです。ステップよりスピンのレベル4率が低い、というのは少数派です。

スピンは加点もあまり伸びていないのと掛け合わさって、点が出ない要素になっています。

 

 

全日本最高位は4位。何となく四番手感があって、ここ数シーズン、田中刑事選手の後塵を拝してきました。今シーズンも全日本は6位で代表に入れず。

ただ、出た場合の実績は負けておらず、世界選手権最高位は5位。というか一度出て5位で3枠確保してきたという貢献者でもあります。今シーズンのベストスコアも四大陸選手権で251.05を出して、田中選手を上回りました。そんなに負けっぱなしなわけでもない。年齢的にも下なので、これからの成長度も勝っていけるかも。というところに、下から二人、怖い人がシニアに上がってきて、さあ正念場、というシーズンが来シーズン、さらにその次、とつながっていきます

 

あまり若いころから実績を積み重ねてきたという選手ではありません。ジュニアグランプリに初めて出たのは17歳になってから。全日本ジュニアは18歳、最後に優勝。シニアデビューシーズンはグランプリ枠はなく、羽生選手の代役だったと記憶しています。22歳になって来シーズンを迎えますが、まだまだ点は伸ばしていけるはず。

世の中に知られだしたのは、その代役で出たNHK杯のショート、チゴイネルワイゼンのいい演技の時からでしょうか。あるいは、世界選手権、3枠確保の危機からのフリー、ウエストサイドストーリー。それとも、ジュニア時代からエキシビジョン、犬のおまわりさんの運命、で目を引いてましたかね。

 

今シーズン、これまで多くの選手が演じてきたムーランルージュでしたが、ミス少なく滑ることができた時は、これまでの選手たちに負けることなく、印象に残る演技だったと思います。

その、ミス少なく滑る、が難しくて、安定していつも高い点が出る、というわけでもないのですが、一発、ここ、というときに当ててくれる魅力のある選手。ミーシャジーさんと世界の舞台で隣に座っているところも見たいです。