ウインブルドン19 優勝オッズ

四大トーナメントの今シーズン3戦目、ウインブルドンが来週に迫ってきました

昨年の全米オープン終了時からブックメーカーのオッズの変動なんかを見てきましたが、今回は、大会直前ということで、ある種、その最終まとめとなります

 

まずは女子から

William Hillのオッズで見ています

 

 

180924

190130

190617

セリーナ・ウィリアムズ

5.00

4.50

7.00

アシュリー・バーティ

 

 

7.50

ペトラ・クビトバ

11.00

7.00

7.50

大坂なおみ

17.00

9.00

10.00

ヨハンナ・コンタ

 

 

13.00

アンゲリク・ケルバー

8.00

9.00

15.00

カロリナ・プリスコバ

13.00

13.00

15.00

ガルビネ・ムグルサ

9.00

11.00

17.00

シモナ・ハレプ

13.00

15.00

19.00

マディソン・キーズ

13.00

17.00

19.00

スローン・スティーブンス

13.00

17.00

21.00

アマンダ・アニシモーヴァ

 

 

26.00

アリーナ・サバレンカ

 

 

26.00

キキ・バーテンズ

 

 

26.00

ベリンダ・ペンチッチ

 

 

26.00

エリナ・スピトリナ

 

 

34.00

ビアンカアンドレスク

 

 

34.00

ビクトリア・アザレンカ

 

 

34.00

マルケタ・ヴォンドロウソワ

 

 

34.00

 

 

今回分は16位タイの34.00倍まで記載しました。過去の分は20倍以下の選手しか記録がないので、記録があった選手のみ記載があります。

全米オープン終了時から、セリーナ・ウィリアムズウインブルドン優勝の最有力候補、という見立てであることは一貫して変わらないのですが、その評価はやや変動があります。全米終了時よりも全豪終了時の方が評価が高く、全仏が終わって全英直前の今になると、かなり評価が下がってきました。

 

全仏終了後に一気に評価を上げたのはアシュリー・バーティー選手。当たり前ですね、全仏優勝者ですから。昨年の全米終了時には、グランドスラムの最高成績がベスト16だったのが、全豪でベスト8に入り、全仏で優勝。グランドスラム初制覇が全仏ではありますが、いわゆる土屋さんでもなく、昨年はノッティンガムグラスコートの試合でも優勝してますし、四大大会連勝は普通にあり得るんじゃないか、という扱いなようです

 

大坂選手は全米終了時にはまだフロック扱いだったのか17倍ついてましたが、全豪で勝って9.0倍に上がり、全仏で惨敗したものの10.0倍に少し下がっただけ、という扱いです。ただ、ランキング1位の選手の割には倍率高目な扱いだなあ、という気はします。ツアー通算3勝なのに、グランドスラム2勝している、という四大大会への強さがウインブルドンで出てくれるでしょうか

 

 

次は男子

 

 

180924

190130

190617

ノバク・ジョコビッチ

3.50

2.50

2.50

ロジャー・フェデラー

4.50

4.50

4.33

ラファエル・ナダル

7.00

7.50

6.50

アレクサンダー・ズベレフ

17.00

13.00

15.00

マリン・チリッチ

11.00

13.00

17.00

ミロシュ・ラオニッチ

17.00

17.00

17.00

フアン・マルティン・デル・ポトロ

17.00

17.00

19.00

ステファノス・チチパス

 

26.00

21.00

ケビン・アンダーソン

26.00

26.00

26.00

ニック・キリオス

26.00

26.00

29.00

ドミニク・ティエム

34.00

34.00

34.00

グリゴール・ディミトロフ

26.00

26.00

41.00

カレン・ハチャノフ

 

 

51.00

ジョン・イズナー

 

 

51.00

ダニル・メドヴェデフ

 

 

51.00

デニス・シャパバロフ

41.00

41.00

51.00

錦織圭

41.00

41.00

51.00

 

男子の方は、女子と違って、急激に評価を上げた、というような選手が見当たりません。もしかしたら、真剣に買う立場としては、3.50倍から2.50倍に変化したジョコビッチは、「急激に評価を上げた」に相当するのかもしれませんが・・・

フェデラーナダルも全仏後に評価を上げています。上三人とその他の差がまた広がった、というのが男子の構図です。フェデラー37歳、ナダル33歳、ジョコビッチ32歳、それでいいのかテニス界、という感じではありますが、それが現実ではある・・・。

 

錦織選手は少し評価を下げて51倍になりました。倍率は下がりましたが、順番としては16番目前後でかわらず。ベスト16格の選手とみられているようです。実際には、ここのところ4大会で続けてベスト8以上に残っていて、これは初めてのことなんですけどね。

今シーズン終わると30歳の大台に乗る錦織選手。20代のうちにグランドスラムを取ってほしいのですけど、上3人の壁が厚いなあ・・・。