サッカーのヨーロッパチャンピオンズリーグ19-20シーズンが6月25日に開幕します。
と言われても、ピンとこないと思われますが、ヨーロッパランキングの下位四か国・地域のジブラルタル、アンドラ、サンマリノ、コソボの代表チームが、予選1回戦への進出をかけた予備予選の1回戦が6月25日に始まります。予備予選の始まりを「開幕」と呼んでよいのかどうかは意見の分かれるところかとは思いますが、予選はここから始まるわけです。
というわけで、上位の国のチームは代表戦まっ最中、あるいはバカンス中、移籍交渉もあるけど、みたいな時期ではありますが、下位の国・地域のクラブにとっては、7月あたりに重要な試合がすでに入ってくる、ということになります。
という、本当の開幕前の状態で、上位チームは編成も決まっていないような、開幕前というより前シーズン終了時というような段階での、ブックメーカーが設定した優勝オッズを見てみたいと思います。
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William Hill |
Bet365 |
マンチェスターシティ |
6.00 |
5.00 |
7.00 |
7.50 |
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8.00 |
11.00 |
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8.00 |
8.00 |
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8.00 |
9.00 |
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PSG |
11.00 |
9.00 |
11.00 |
11.00 |
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17.00 |
21.00 |
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21.00 |
21.00 |
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26.00 |
34.00 |
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26.00 |
26.00 |
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34.00 |
51.00 |
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34.00 |
34.00 |
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41.00 |
34.00 |
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51.00 |
101.00 |
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67.00 |
101.00 |
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67.00 |
51.00 |
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81.00 |
101.00 |
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リヨン |
81.00 |
81.00 |
81.00 |
101.00 |
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リール |
101.00 |
101.00 |
126.00 |
151.00 |
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PSVアイントホーウェン |
201.00 |
101.00 |
201.00 |
201.00 |
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201.00 |
151.00 |
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ゼニト |
201.00 |
151.00 |
251.00 |
151.00 |
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ヘンク |
251.00 |
501.00 |
501.00 |
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501.00 |
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501.00 |
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501.00 |
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501.00 |
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501.00 |
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501.00 |
501.00 |
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501.00 |
201.00 |
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ヤングボーイズ |
501.00 |
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Din Zagreb |
751.00 |
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Apoel Nicosia |
1001.00 |
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Vik Plzen |
1001.00 |
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1001.00 |
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Lokomotiv Moscow |
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251.00 |
ブックメーカー二つのうち、William Hillのオッズ順に上から並べています。
どちらのブックメーカーでも、予選から出場の全チームが入っているわけではなく、適当に抜き出したものだけが選ばれています。
評価が割れているチームもありますが、トップがマンチェスターシティ、二番手がバルセロナ、という評価は二社共通です。
全体的にbet365の方が倍率高目につくチームが多いですが、PSGやインテルはbet365の方が倍率低くでています。また、William Hillで200倍超えるようなチームになると、bet365の方が倍率低く出てくるケースが多いです
スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランスの五か国の代表は、すべて101倍以下ですが、その五か国以外で101倍以下のオッズがついているのはアヤックスとベンフィカのみです。PSVアイントホーウェンもbet365ではかろうじて101倍ではあります
5大リーグとその他の力の差が激しい、という構図です。一昔前はセルティックが上位の常連でしたし、Apoel Nicosiaがベスト8まで進んだなんてこともありました。ポルトの優勝は二昔前くらいの時代ですかね。昨シーズンのアヤックスはポルト以来の4大リーグ以外の優勝まであと二歩まで近づきました。
優勝オッズだと、ほとんどは圏外という感じなので、ベスト16まで残るオッズとかあると、もう少し中堅チームにも現実的なチャンスがあって面白いんですけど、その辺は、グループリーグのメンツが確定してこないと出てきません
いずれにしても、上から下まで見てると、サッカーはオフシーズンなくどこかでシーズン真っ盛りで、誰かにとっては重要な試合、というのが行われてるんだなあ、と感じます
6月25日、早くも予備予選から19-20シーズンのチャンピオンズリーグがスタートです