22-23 ダニエルグラスル

2002年4月4日生まれ

シニア5シーズン目

シーズン獲得賞金:$27,000

世界ランキング:4位

シーズンランキング:10位

シーズンベストスコア 264.35(12位) MKジョンウィルソン杯

ショートプログラムシーズンベスト 89.81 国別対抗戦

フリーシーズンベスト 181.32 ワルシャワカップ

ショートプログラム楽曲:Silhouette他

フリープログラム楽曲:Struggling Brain 他

スピンレベル4率 36/54 = 66.7%(国際大会:32/48 = 66.7%)

ステップレベル4率 5/18 = 27.8%(国際大会:4/16 = 25.0%)

スピンオールレベル4 1/8(国際大会:1/7)

スピンステップオールレベル4 0/8(国際大会:0/7)

ジャンプ回転不足率 15/90 = 16.7%(国際大会:12/80 = 15.0%)

ジャンプ回転不足なし 2/8(国際大会:2/7)

スピンステップオールレベル4ジャンプ回転不足なし 0/8(国際大会:0/7)

 

○22-23シーズンの戦績

Grade Event Pl Total SP FS
CS US International   73.69 73.69  
Others Japan Open 4 166.21   166.21
GP Skate America 4 257.68 88.43 169.25
GP MK John Wilson Trophy 1 264.35 86.85 177.50
CS Warsaw Cup 2 257.76 76.44 181.32
GPF Grand Prix Final 6 244.97 80.40 164.57
NC Italian Championships 4 220.69 90.85 129.84
EC Europe Championships 6 230.83 77.03 153.80
WC World Championships 12 244.43 86.50 157.93
WT World Team Trophy 6 263.34 89.81 173.53

グラスル選手は昨シーズンオリンピック7位。世界選手権も7位に入り、上位の常連となってきました。

今シーズンはUSインターナショナルから。ショートでジャンプ決まらず73.69となったあとフリーは棄権しました。

大丈夫かな? と心配されましたが10月にはジャパンオープンで来日。4回転2本降りて166.21 まずまずの出来です。

グランプリシリーズはスケートアメリカから。なかなかレベル高いメンバー集まっていますがそのレベル高い側の一員でもあります。ショートプログラムは全要素プラス評価の88.43で3位スタートです。フリーは4回転2本降りた後にトリプルアクセル転倒。169.25は悪いスコアでもないのですがトータル257.68で4位。1位2位3位は今シーズン終わってみればワールド表彰台2人と4大陸チャンピオン。相手が悪かったみたいな試合でした。

2戦目はMKジョンウィルソン杯。4位があるので優勝すればファイナルに届くという試合です。ショートはまずまずの出来で86.85の2位。首位と2.64差で迎えたフリー。4回転フリップを転倒しますが他はプラス評価でまとめて177.50 トータル264.35で首位に立ち最終滑走を待ちます。結果、逆転でグランプリシリーズ初優勝。ファイナル進出を決めました。

 

ファイナルまで時間があるからかチャレンジャーシリーズのワルシャワカップを1つ挟みます。ここでフリー181.32と180点に乗せる出来を見せました。

さあ、調子を上げてファイナルへ、というところだったのですが、ショートで4回転ルッツ転倒が痛く80.40 それでも4位スタートなので逆転表彰台くらいはチャンスあったのですが、フリーはアンダーローテーション1つにq3つ、!も2つとマークのオンパレードでスコア伸ばせず164.57 トータル244.97はファイナルのレベルだと6位で終わってしまいました。

 

12月はイタリアナショナルもあります。レベルの上がってきたイタリア。4連覇中ではあるのですが、簡単にいかない試合です。ショートは90.85とよかったのですが、フリーでまさかの大崩れ。4回転2転倒。トリプルアクセルは2本ともアンダーローテーション。なぜかシークエンスを2回入れて無効扱いにされるおまけまでついて129.84でトータル220.69は今のイタリアでは表彰台にも乗れず4位に終わりました。

 

表彰台の3人はシニアの試合に出場可能なので大丈夫か? と危ぶまれる部分もありましたが、ヨーロッパ選手権には出場してきます。ショートフリー共に今一つの出来で230.83の6位。昨シーズン2位でしたので勝ちたい試合ではありませんでしたが、勝負に絡むこともできませんでした。

 

世界選手権で来日。ショートはまずまずの86.50で8位スタート。イタリア3枠のためにも上位進出したいフリーでしたがジャンプがすっきり決まらず157.93だと順位を落として12位で終わり、イタリアは来期も2枠ということになりました。

 

イタリアは国別対抗戦の常連。グラスル選手はどうかな? と思われましたがメンバーに入っていて今季3試合目の日本の試合です。ショートはシーズンベスト、フリーも170点台に乗せるまずまずの滑りで国別4位に貢献しました。

 

○要素別スコア

Event Total TES PCS J Base J GOE Spin Step
US International 73.69 36.61 38.08 28.10 -6.55 10.90 4.16
Japan Open 166.21 84.36 81.85 69.87 -4.94 11.25 8.18
Skate America 257.68 135.69 122.99 100.97 1.27 22.10 11.35
MK John Wilson Trophy 264.35 141.17 124.18 100.97 3.33 24.19 12.68
Warsaw Cup 257.76 136.94 122.82 96.17 6.86 22.91 11.00
Grand Prix Final 244.97 130.00 115.97 106.00 -9.64 21.55 12.09
Italian Championships 220.69 107.85 114.84 87.56 -14.25 22.35 12.19
Europe Championships 230.83 114.13 117.70 85.67 -4.90 22.75 10.61
World Championships 244.43 125.55 118.88 96.71 -6.38 23.83 11.39
World Team Trophy 263.34 140.18 123.16 94.39 8.90 24.62 12.27

トータルスコアはナショナルが一番低いという珍しい構図です。最高は264.35がありシーズン12位です。

技術点は140点台が2試合ありました。141.17は今シーズン9位の技術点になります。

PCSは最高で124.18なので1項目平均8点台前半あたりです。

ジャンプの基礎点は100.97が2試合あり、最高はグランプリファイナルで106.00までありました。これは今シーズン3位の高いジャンプの基礎点になります。

一方加点の方はマイナスの試合も目立ちます。国別対抗戦で8.90というのが一番高い加点でした。

スピンは21点台から24点台まであります。24.62は今シーズン11位のスピンです。

ステップ系要素は最高でも12.68 こちらはあまり伸びていません。

 

○要素別偏差値

Event Total J Base J GOE Spin Step PCS
Skate America 65.03 68.33 56.45 56.65 51.16 62.14
MK John Wilson Trophy 66.91 68.33 59.42 63.75 57.63 62.96
Warsaw Cup 65.05 65.26 64.50 59.40 49.46 62.03
Grand Prix Final 61.44 71.55 40.73 54.78 54.76 57.34
Italian Championships 54.60 59.74 34.09 57.50 55.25 56.57
Europe Championships 57.46 58.53 47.56 58.86 47.57 58.52
World Championships 61.29 65.60 45.43 62.53 51.36 59.33
World Team Trophy 66.62 64.12 67.44 65.21 55.63 62.26

トータルスコアは60台半ばあたりの偏差値が標準です。ただグランプリファイナル、ヨーロッパ選手権、世界選手権と大事な試合で60前後に落ちてしまっています。

ジャンプの基礎点は60台が標準でファイナルでは70に乗せました。

加点の方は40台の偏差値も目立ちますが60台にも2試合乗せています。

スピンは60前後で悪くないですが、ステップ系要素の方は50前後、良くても50台後半までです。

PCSは60前後になっています。

 

22-23シーズン ダニエルグラスル選手の要素別偏差値レーダーチャート

レーダーチャートは右上が伸びて左下は凹みます。右下はばらつきが大きい形です。

ジャンプの基礎点で稼いで加点も出ると点が伸びるよ、というスタイルです。

 

・シーズン最高の基礎点構成

○世界選手権 ショートプログラムの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4Lzq q 11.50   -3.45 8.05 -3.000
2 3A   8.00   1.83 9.83 2.222
3 FSSp4   3.00   0.64 3.64 1.889
4 3Lz+3T   11.11 X 1.10 12.21 1.778
5 CCSp4   3.20   0.96 4.16 3.000
6 StSq3   3.30   0.61 3.91 1.889
7 CCoSp4   3.50   0.80 4.30 2.444
  TES   43.61   2.49 46.10  

ショートプログラムの最高基礎点は世界選手権で43.61でした。今季11位の基礎点です。4回転はルッツ1本。1.1倍に3Lz+3Tを入れています。イタリアナショナルでは同じ構成でステップレベル4になり44.21の基礎点がありました。

ここから基礎点上げるにはフリップなりループなり、すでにフリーでは入れている4回転の投入が考えられて、それをセカンド3回転付きで入れられれば、ショートの基礎点は全体最高にまでなります。

上記の構成でスピンステップオールレベル4でGOE満点を取ると技術点は63.71となりPCS加味して113.71満点となります。

 

ワルシャワカップ フリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4Lz+3T   15.70   1.61 17.31 1.571
2 4F   11.00   1.76 12.76 1.571
3 4Lo   10.50   1.89 12.39 1.714
4 3A+1Eu+3S   12.80   1.92 14.72 2.429
5 CSSp4   3.00   0.60 3.60 1.857
6 4Lz< F 10.12 x -4.60 5.52 -4.857
7 3Lz+3T   11.11 x 0.59 11.70 1.143
8 ChSq1   3.00   0.80 3.80 1.714
9 3F   5.83 x 0.74 6.57 1.429
10 FCCoSp3   3.00   0.60 3.60 1.857
11 StSq2   2.60   0.57 3.17 2.143
12 CCoSp3   3.00   0.60 3.60 2.000
  TES   91.66   7.08 98.74  

フリーはワルシャワカップで91.66の基礎点がありました。今シーズン2位の基礎点です。上にいるのはマリニン選手だけ。4回転はルッツフリップループ、いつ見ても不思議な3種類4本。サルコウトーループは跳びません。2回飛ぶジャンプは4回転ルッツとトリプルトーループ。構成にダブルアクセル含め2回転が1つもありません。スピンステップでレベルが取れていないので、これをすべてレベル4にすると2.30基礎点がさらに上がって93.96にまでなります。

トリプルアクセルを9番目の要素に入れて、7番目を3Lz+2Aに変えることができれば1.98基礎点を上げることができます。そこから3連続の3つ目をサルコウからフリップに変えればさらに基礎点は上がります。4回転4種類目の投入をしていこうとするよりは、トリプルアクセルを2本入れられるような構成の組み方で細かく基礎点を上げていくことを考える方がおそらく現実的でしょうか。エテリ組はザギトワさんなんかを見ても、そうやって手持ちのカードで基礎点をどう上げるかを考えてやらせるのが得意だったように感じています。

上記の構成でスピンステップオールレベル4でGOE満点取った時に技術点は135.26となりPCS加味して235.26満点となります。

 

○平均GOE2.700以上

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
World Team Trophy SP 2 3A   8.00   2.51 10.51 3.222
US International SP 3 CCSp4   3.20   1.22 4.42 3.143
Italian Championships SP 2 3A   8.00   2.40 10.40 3.143
Skate America FS 12 CCoSp3   3.00   0.94 3.94 3.111
World Championships SP 5 CCSp4   3.20   0.96 4.16 3.000
Europe Championships SP 7 CCoSp3   3.00   0.86 3.86 3.000
US International SP 7 CCoSp3   3.00   0.90 3.90 3.000
World Championships FS 12 CCoSp3   3.00   0.90 3.90 3.000
MK John Wilson Trophy SP 7 CCoSp3   3.00   0.90 3.90 3.000
Grand Prix Final SP 2 3A   8.00   2.29 10.29 2.889
Warsaw Cup SP 2 3A   8.00   2.24 10.24 2.857
Italian Championships SP 6 StSq4   3.90   1.17 5.07 2.857
World Team Trophy SP 7 CCoSp4   3.50   1.05 4.55 2.778
MK John Wilson Trophy FS 4 3A   8.00   2.29 10.29 2.778
World Team Trophy FS 5 CSSp4   3.00   0.86 3.86 2.778
Europe Championships FS 12 CCoSp4   3.50   1.00 4.50 2.778
Warsaw Cup SP 7 CCoSp4   3.50   0.98 4.48 2.714

評価の高い要素はトリプルアクセルとスピンです。スピンは1番上にはCCSpがいますが、CCoSpも上の方に目立ち、この2種類のスピンが得意です。トリプルアクセルがこうやって上の方に入ってくるわけですから、やはりフリーでトリプルアクセル2本入る構成がお得なように感じます。まあ実際は4回転2本の時にはトリプルアクセルを2本入れていますので、4回転が安定すれば3種類入れるときにもトリプルアクセル2本にしてくるのだろうと思います。

 

○4回転ルッツ

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
US International SP 1 4Lz< F 9.20   -4.60 4.60 -5.000
Japan Open FS 1 4Lz   11.50   2.30 13.80 2.200
Skate America SP 1 4Lz   11.50   0.49 11.99 0.556
Skate America FS 1 4Lz   11.50   0.99 12.49 0.889
MK John Wilson Trophy SP 1 4Lz   11.50   -0.33 11.17 -0.333
MK John Wilson Trophy FS 1 4Lz   11.50   2.14 13.64 1.889
Warsaw Cup FS 1 4Lz+3T   15.70   1.61 17.31 1.571
Warsaw Cup FS 6 4Lz< F 10.12 x -4.60 5.52 -4.857
Grand Prix Final SP 1 4Lz! F 11.50   -5.75 5.75 -5.000
Grand Prix Final FS 1 4Lz! ! 11.50   0.00 11.50 0.000
Italian Championships SP 1 4Lzq q 11.50   -0.23 11.27 -0.286
Italian Championships FS 1 4Lzq F 11.50   -5.75 5.75 -5.000
Europe Championships FS 1 4Lz!q F 11.50   -5.75 5.75 -5.000
World Championships SP 1 4Lzq q 11.50   -3.45 8.05 -3.000
World Championships FS 1 4Lzq q 11.50   -1.97 9.53 -1.667
World Team Trophy SP 1 4Lz   11.50   2.14 13.64 1.667
World Team Trophy FS 1 4Lz   11.50   1.31 12.81 1.111

4回転ルッツはショートフリーで通常1本づつ跳びます。ワルシャワカップのみフリーで2本入れていました。

今シーズン17本飛んで5回転倒、それ以外のGOEマイナスが4回あってGOEプラスの成功は8回ありました。大事な試合であまり決まっていないように見えます。

4回転ルッツをGOEプラスで成功させたのは今シーズン4人。その中の1人でした。プラスが8回はその中でも最多です。

 

○4回転フリップ

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
US International SP 2 4F!<+2T 10.10   -3.87 6.23 -4.286
Japan Open FS 2 4Fq q 11.00   -1.83 9.17 -1.600
Skate America FS 2 4F   11.00   2.04 13.04 1.778
MK John Wilson Trophy FS 2 4Fq F 11.00   -5.50 5.50 -5.000
Warsaw Cup FS 2 4F   11.00   1.76 12.76 1.571
Grand Prix Final FS 2 4Fq q 11.00   -3.14 7.86 -2.889
Italian Championships FS 2 4F< F 8.80   -4.40 4.40 -5.000
Europe Championships FS 2 4F< 8.80   -2.64 6.16 -3.111

4回転フリップはフリーで1本入れるかどうか、というジャンプです。

今シーズンはショートでコンビネーションにしようとしたのを含め8回飛んで2回転倒、それ以外のアンダーローテーション2回、それ以外のGOEマイナスも2回あって、GOEプラスの成功ジャンプは2本だけになります。成功率25% 

今シーズン4回転フリップをGOEプラスで成功させたのは3人。その中の1人でした。

 

○4回転ループを含む要素

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
Warsaw Cup FS 3 4Lo   10.50   1.89 12.39 1.714
Grand Prix Final FS 3 4Loq q 10.50   -1.65 8.85 -1.444
World Championships FS 2 4Lo< 8.40   -2.04 6.36 -2.556
World Team Trophy FS 2 4Lo   10.50   2.25 12.75 2.111

4回転ループは時折フリーで入れる要素です。4回飛んでGOEプラスの成功は2回でした。一応後の2回も転倒していませんので痛手はほとんどないです。

今シーズン4回転ループをGOEプラスで成功させたのは4人。その中の1人です。

なお、4回転ルッツ、4回転フリップ、4回転ループの3つをGOEプラスで成功させたのは全選手中グラスル選手1人だけでした。

 

○セカンド3回転ループの要素

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
Japan Open FS 7 3Lz+3Lo< 10.80 X -1.38 9.42 -2.200

今シーズンセカンドループを1度だけジャパンオープンで入れましたがループが回転不足となりました。実践で使う価値があまりないと判断したでしょうか、それ以降は入れていませんでした。

 

○3連続の要素

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
Japan Open FS 3 3Aq+1Eu+3S q 12.80   -0.80 12.00 -1.000
Skate America FS 4 3A+1Eu+3S   12.80   -0.23 12.57 -0.111
MK John Wilson Trophy FS 3 3A+1Eu+3S   12.80   1.71 14.51 2.111
Warsaw Cup FS 4 3A+1Eu+3S   12.80   1.92 14.72 2.429
Grand Prix Final FS 7 3Lz!+2Aq+2A+SEQ ! 13.75 x -1.35 12.40 -2.000
Italian Championships FS 9 3F+1Eu+3Sq q 11.11 x -1.17 9.94 -2.143
Europe Championships FS 3 3A+1Eu+3S   12.80   1.26 14.06 1.444
World Championships FS 4 3A<+1Eu+3Sq 11.20   -1.92 9.28 -3.000
World Team Trophy FS 3 2F!+1Eu+3S ! 6.60   -0.49 6.11 -1.222

3連続はいろいろな入れ方しています。9回のうちGOEマイナスが5回あって成功率は5割を切ります。あまり安定して決めることは出来ていませんでした。

 

今期はイタリアのエース格としてどこまで活躍するか? と思われていたのですが、グランプリファイナル出場権を得るまでは良かったのですが、それ以降は振るいませんでした。そしてまさかのエテリ組移籍。ロシア関係は今は戦争問題もありますが、フィギュアスケート界はそれだけでなくドーピング問題もおおきなものとしてあります。その中でのエテリ組移籍は大きな波紋を呼びました。

イタリア選手権も4位で来期はメモラ選手もシニアに上がってきます。そんな中で世界選手権の枠は2つ。いばらの道が待っているようにも見えるのですが、来期はどうなっていくでしょうか?