フィギュアスケートの1年は7月1日に始まり6月30日に終わります
ジュニアグランプリシリーズの始まる8月半ばからシーズンイン、チャレンジャーシリーズの始まる9月半ばからシニアが本格的に動く出して、グランプリシリーズの始まる10月から本格的なシーズン、という感覚があります
ただ、夏場、7月から8月にかけても、国内の地方ローカル大会は行われています。9月に始まる全日本選手権に向けての予選に当たる地方大会への準備段階、調整段階、ともいえる大会ですが、全日本ははるか遠い、という選手にとってはこういった地方ローカル大会が競技人生の締めくくりになったりもする、という試合です
そんな夏の地方ローカル大会を少し振り返ります。
ここに載せている以外でも、飯塚杯であるとか、邦和杯であるとか、大会はあるのですが、試合結果が公に公表されてませんので、そのあたりは入っていません。
Event | Pl | Name | Nation | Total | SP TSS | FS TSS |
げんさんサマーカップ | 1 | 松 生 理 乃 | グランプリ東海クラブ | 184.95 | 63.94 | 121.01 |
関東サマートロフィー | 1 | 吉 岡 詩 果 | 植草学園大学附属高校 | 169.26 | 61.98 | 107.28 |
関東サマートロフィー | 2 | 川 畑 和 愛 | N高東京 | 161.69 | 51.06 | 110.63 |
げんさんサマーカップ | 2 | 住 吉 りをん | 駒場学園高校 | 160.51 | 54.27 | 106.24 |
西日本中小学生フィギュア | 1 | 吉 田 陽 菜 | 名東FSC | 158.77 | 48.39 | 110.38 |
げんさんサマーカップ | 3 | 吉 田 陽 菜 | 名東FSC | 154.77 | 49.94 | 104.83 |
西日本中小学生フィギュア | 2 | 横 井 きな結 | 邦和スポーツランド | 150.21 | 52.29 | 97.92 |
げんさんサマーカップ | 4 | 手 嶋 里 佳 | 名東FSC | 145.68 | 49.96 | 95.72 |
東京夏季フィギュア | 1 | TzuHan Ting | 中華民国(台湾) | 145.39 | 50.43 | 94.96 |
西日本中小学生フィギュア | 3 | 岡 本 真 綸 | 倉敷FSC | 140.80 | 51.21 | 89.59 |
MGCアイスアリーナCUP | 1 | 千 葉 百 音 | 仙台FSC | 140.72 | 56.00 | 84.72 |
げんさんサマーカップ | 5 | 岡 本 真 綸 | 倉敷FSC | 140.53 | 48.51 | 92.02 |
げんさんサマーカップ | 6 | 本 田 望 結 | 関西大学中・高スケート部 | 139.18 | 54.47 | 84.71 |
げんさんサマーカップ | 7 | 渡 辺 倫 果 | 青森山田高校 | 138.17 | 50.34 | 87.83 |
西日本中小学生フィギュア | 4 | 片 山 緋奈子 | 倉敷FSC | 135.46 | 52.07 | 83.39 |
げんさんサマーカップ | 8 | 伊 勢 野 花 | 広島スケートクラブ | 134.28 | 50.66 | 83.62 |
リンスポ杯 | 1 | 滝 野 莉 子 | 関西大学KFSC | 133.33 | 47.41 | 85.92 |
げんさんサマーカップ | 9 | 浦 松 千 聖 | 中京大中京高校 | 133.13 | 48.10 | 85.03 |
リンスポ杯 | 2 | 岩 崎 陽 菜 | なみはやクラブ | 132.92 | 50.25 | 82.67 |
げんさんサマーカップ | 10 | 吉 本 玲 | 神戸FSC | 131.17 | 48.28 | 82.89 |
東京夏季フィギュア | 2 | 平 金 桐 | 明治神宮外苑FSC | 130.17 | 51.09 | 79.08 |
ジュニアの女子シングルで130点以上のスコアを並べました。
夏のローカル大会トップスコアは松生理乃選手。184.95と一人だけ図抜けています。昨シーズン、ジュニアで180点を超えたのは横井ゆは菜選手だけ。その横井選手がシニアに抜けて、次のジュニアはだれが引っ張るんだろう? というところだったのですが、ジュニア二シーズン目の松生選手が名乗りを上げたという感じになっています。実際、ジュニアグランプリシリーズに出場し、190点台の好スコアを出して三位表彰台に乗りました。
160点台に三人。ジュニアグランプリ組かと思いきや、吉岡選手は今シーズンジュニアグランプリシリーズへのエントリーがいまのところ確認されていません。昨シーズンはジュニアグランプリ2戦に出て表彰台にも乗っているのですが、どうしたのでしょう?
川畑選手は昨シーズンの世界ジュニア組で唯一今シーズンジュニア参戦ですが、ちょっと点が伸びていませんかね。ジュニアグランプリでは170点台には乗せていました。
住吉りをん選手もジュニアグランプリ組で、160点台前半。
昨シーズンの全日本進出の下限は154.94でしたので、160点乗せておけば全日本まで進める計算ではあるのですが、ジュニアグランプリシリーズですでに160点以上を5人が出していることを考えると、今シーズンはもう少し全日本ラインが上がっていきそうに感じます。
今シーズンからジュニアに上がった吉田陽菜選手は二戦して二戦とも150点台。もう少し伸びてくるかと思ったのですが、ショートプログラムが40点台なんですね。ジュニアのレベルが高い、というか中堅層に多数いるので、ショートが40点台だと、全日本ジュニアでショート落ちの危険があったりします。フリーで100点に乗せているのはこの吉田選手まで。
150点台にはもう一人横井きな結選手もいます。ジュニアのトリプルアクセル組が二人150点台にいる形。
ちょっと意外なのは、昨シーズン全日本選手権まで進んだ渡辺倫果選手が130点台であまり伸びていないところでしょうか。本田望結選手がその上に行きました。ショートは良かったのですけれどフリーは80点台だと上位進出はちょっと苦しい。ジャンプの数が増えるフリーの方がいつも苦しんでいる印象です。載っていませんが二戦目のフリーは70点台でした。ジャンプそろえば上位進出できそうなんですけどねえ。
載っていませんが、サマートロフィーでショートのみで棄権した青木祐奈選手は骨折しているとのこと。おそらくジュニア最後の年で今シーズンこそ世界ジュニアへ、そして来シーズンのグランプリの椅子を! というシーズンだったと思うので、大変残念です。
Event | Pl | Name | Nation | Total | SP TSS | FS TSS |
げんさんサマーカップ | 1 | 横 井 ゆは菜 | 中京大学 | 198.30 | 67.01 | 131.29 |
げんさんサマーカップ | 2 | 坂 本 花 織 | シスメックス | 187.53 | 58.62 | 128.91 |
げんさんサマーカップ | 3 | 白 岩 優 奈 | 関西大学KFSC | 181.44 | 68.52 | 112.92 |
げんさんサマーカップ | 4 | 笠 掛 梨 乃 | 愛知みずほ大瑞穂高校 | 162.35 | 59.72 | 102.63 |
げんさんサマーカップ | 5 | 竹 野 比 奈 | 福岡大学 | 160.24 | 52.77 | 107.47 |
げんさんサマーカップ | 6 | 永 井 優 香 | 早稲田大学 | 158.09 | 56.35 | 101.74 |
げんさんサマーカップ | 7 | 新田谷 凜 | 中京大学 | 155.15 | 56.95 | 98.20 |
東京夏季フィギュア | 1 | 佐 藤 伊 吹 | 明治大学 | 154.79 | 50.77 | 104.02 |
げんさんサマーカップ | 8 | 三 宅 咲 綺 | 岡山理大附高校 | 152.13 | 60.16 | 91.97 |
げんさんサマーカップ | 9 | 籠 谷 歩 未 | 同志社大学 | 151.66 | 55.43 | 96.23 |
げんさんサマーカップ | 10 | 山 下 真 瑚 | 中京大中京高校 | 151.11 | 61.12 | 89.99 |
東京夏季フィギュア | 2 | 永 井 優 香 | 早稲田大学 | 149.35 | 51.59 | 97.76 |
OHK杯スポーツ岡山 | 1 | 片 山 緋奈子 | 倉敷FSC | 145.99 | 52.40 | 93.59 |
げんさんサマーカップ | 11 | 大 庭 雅 | 東海東京FH | 143.99 | 51.17 | 92.82 |
げんさんサマーカップ | 12 | 山 田 さくら | 立命館大学 | 142.85 | 47.47 | 95.38 |
MGCアイスアリーナCUP | 1 | 廣 谷 帆 香 | 岩手大学 | 141.13 | 55.47 | 85.66 |
東京夏季フィギュア | 3 | 船 迫 麗 愛 | 日本大学 | 139.21 | 49.25 | 89.96 |
リンスポ杯 | 1 | 山 田 さくら | アクアピアスケーティングC | 137.60 | 48.37 | 89.23 |
げんさんサマーカップ | 13 | 藤 崎 ひなの | 名東FSC | 136.52 | 52.13 | 84.39 |
東京夏季フィギュア | 4 | 井 上 千 尋 | 明治大学 | 134.60 | 47.56 | 87.04 |
札幌フィギュアスケート選手権 | 1 | 加 藤 花 怜 | 北海高等学校 | 134.42 | 47.92 | 86.50 |
リンスポ杯 | 2 | 森 下 実 咲 | 関西大学 | 134.37 | 52.34 | 82.03 |
OHK杯スポーツ岡山 | 2 | 岡 本 真 綸 | 倉敷FSC | 132.19 | 42.51 | 89.68 |
シニアも130点以上で並べました。
昨シーズンの全日本進出ラインは、西日本が144.62 東日本が146.81でした。安心するんは160点台、悪くても150点台は出せる自信をもって地方大会へ進みたいところでしょうか。
そんな地方大会に関係ない上位陣、今シーズンのこれまでの国内ベストスコアは横井ゆは菜選手の198.30となっています。国内戦強い印象なんですよね。なんとなく、公認されなかろうが、この段階で200点を出しておきたかったような気はしますが、今シーズンのシニアデビューが楽しみな選手です。
オリンピアンの坂本選手にシニア三シーズン目の白岩選手と続きます。この辺は体調も悪かったりまだまだ調整段階だったりでよくわかりませんが、それでも180点台ならいつでも出せるよ、という感じなんでしょうか。
その下、160点台になりますが、笠掛梨乃選手がサマーカップ4位のスコアで入っています。シニアに上がっていたんですね。現在の高三世代は本田真凛選手を中心に、白岩優奈選手やノービス時代に優勝していた青木祐奈選手など、綺羅星のごとく人材がいた世代のなかでちょっと埋もれがちだったのですけれど、全日本ジュニアで4位にまで入ったことのある選手。復活してくれるといいのですけれど。
その下には竹野比奈選手、永井優香選手、新田谷凛選手と全日本組が続いています。竹野選手と新田谷選手は大学四年生。今後はどうするのでしょう。新田谷選手は今シーズンで終わり、という雰囲気をツイッターなどでは醸し出していますけれど。二人とも、グランプリシリーズくらいで見てみたい選手だったんですけれど、今シーズンで終わりなのかどうか
グランプリ組では151.11に終わった山下真瑚選手はちょっと心配です。足を痛めていたなんて言う話もありますし。載っていませんがショートだけで棄権した樋口新葉選手やチャレンジャーシリーズの欠場も表明した三原舞依選手など、体調面で心配な選手が何人かいます。
Name | Elements | BaseValue | GOE | Scores | ||||
吉 田 陽 菜 | 1 | 3A | 8.00 | -4.00 | 4.00 | -5.00 | ||
横 井 きな結 | 1 | 3A | 8.00 | 0.53 | 8.53 | 0.60 | ||
吉 田 陽 菜 | 1 | 3A | 8.00 | 1.28 | 9.28 | 1.60 | ||
横 井 きな結 | 1 | 3A+2T | 9.30 | -0.16 | 9.14 | -0.20 | ||
三 宅 咲 綺 | 1 | 3A< | < | 6.40 | -3.20 | 3.20 | -5.00 |
要素別を少し見ます
今シーズンのローカル大会では、早くもトリプルアクセルが見られました。横井きな結選手は二回飛んで二回着氷。コンビネーションジャンプにした方はGOEわずかにマイナスですが、それでもしっかり着氷です。吉田陽菜選手は二回飛んで一回成功。三宅咲綺選手は回転不足で転倒なので、まだ、飛べたとは言えない段階です。
ジュニアの二人が成功させてきているんですね。ただ、二人ともジュニアグランプリへのエントリーはなし。総合点も150点台に留まっている。トリプルアクセルだけ飛べても十分ではない、ということの表れではあるのですが、それでもジュニアから複数の選手がトリプルアクセルを飛んでいる、というのは一つの希望です。二人ともまだ中学生。もう少し年齢が上がっても跳び続けることができるのか? というのは未知数ですが、今シーズン、トリプルアクセルを武器に全日本ジュニアで活躍する姿は見てみたいものです。
J/S | Name | Elements | BaseValue | GOE | Scores | ||||
J | 吉 田 陽 菜 | 2 | 3Lz+3T | 10.10 | 0.59 | 10.69 | 1.00 | ||
J | 吉 岡 詩 果 | 1 | 3Lz+3T | 10.10 | 1.18 | 11.28 | 2.20 | ||
J | 松 生 理 乃 | 4 | 3Lz+3T | 11.11 | X | 0.44 | 11.55 | 0.75 | |
J | 久 保 智 聖 | 1 | 3T+3T | 8.40 | -1.05 | 7.35 | -2.50 | ||
J | 松 生 理 乃 | 8 | 3F+3T | 10.45 | X | 1.27 | 11.72 | 2.40 | |
J | 住 吉 りをん | 1 | 3F+3T | 9.50 | -0.85 | 8.65 | -1.60 | ||
S | 白 岩 優 奈 | 1 | 3Lz+3T | 10.10 | 1.65 | 11.75 | 2.80 | ||
S | 横 井 ゆは菜 | 1 | 3F+3T | 9.50 | 1.70 | 11.20 | 3.20 | ||
S | 山 下 真 瑚 | 1 | 3S+3T | 8.50 | 0.86 | 9.36 | 2.00 | ||
S | 三 宅 咲 綺 | 1 | 3T+3T | 8.40 | 1.09 | 9.49 | 2.60 | ||
S | 永 井 優 香 | 1 | 3T+3T | 8.40 | 0.59 | 8.99 | 1.40 | ||
S | 竹 野 比 奈 | 1 | 3T+3T | 8.40 | -0.42 | 7.98 | -1.00 | ||
S | 藤 崎 ひなの | 1 | 3T+3T | 8.40 | 0.92 | 9.32 | 2.20 | ||
S | 横 井 ゆは菜 | 9 | 3S+3T | 9.35 | X | -0.43 | 8.92 | -1.00 | |
S | 坂 本 花 織 | 2 | 3F+3T | 9.50 | 1.70 | 11.20 | 3.20 | ||
S | 佐 藤 伊 吹 | 1 | 3Lo+3T | 9.10 | 1.14 | 10.24 | 2.00 | ||
J | 平 金 桐 | 1 | 3T+3T | 8.40 | 0.84 | 9.24 | 1.80 | ||
S | 廣 谷 帆 香 | 1 | 3T+3T | 8.40 | 0.98 | 9.38 | 2.40 |
3回転-3回転のコンビネーションジャンプを、回転不足なく、エッジエラーもなく跳んだのは18例ありました。ショートフリーで2回入っているのは、ジュニアの松生選手とシニアで横井ゆは菜選手の二人。松生選手はショートもフリーも3回転-3回転を1.1倍ボーナスタイムに入れる、という攻めた構成で、かつ、成功させています。ジュニアグランプリでも、ショートフリーのコンビネーション4本をすべて1.1倍のところで飛んでいて、ジャンプの充実ぶりが目立ちます
J/S | Name | Elements | BaseValue | GOE | Scores | ||||
S | 笠 掛 梨 乃 | 7 | StSq4 | 3.90 | 0.86 | 4.76 | 2.20 | ||
S | 樋 口 新 葉 | 7 | StSq4 | 3.90 | 1.17 | 5.07 | 3.00 | ||
S | 坂 本 花 織 | 5 | StSq4 | 3.90 | 1.09 | 4.99 | 2.80 |
ステップでレベル4を取ったのは3例
ジュニア勢でステップレベル4はなし。スピンと比べてステップでレベル4を取るのは難しいんですね
フリーを体調不良で棄権した試合の樋口選手のショートでのステップが、レベル4でかつ最高加点でした。実力者っぷりがこんなところにでています。坂本選手も普通に名前がある。
そんな中に、笠掛選手も名前を連ねました。
Name | Elements | BaseValue | GOE | Scores | ||||
横 井 ゆは菜 | 7 | ChSq1 | 3.00 | 1.40 | 4.40 | 2.80 | ||
坂 本 花 織 | 10 | ChSq1 | 3.00 | 1.90 | 4.90 | 3.80 | ||
白 岩 優 奈 | 5 | ChSq1 | 3.00 | 1.10 | 4.10 | 2.20 | ||
新田谷 凜 | 11 | ChSq1 | 3.00 | 1.00 | 4.00 | 2.00 | ||
山 田 さくら | 10 | ChSq1 | 3.00 | 1.00 | 4.00 | 2.00 | ||
大 庭 雅 | 10 | ChSq1 | 3.00 | 1.00 | 4.00 | 2.00 | ||
佐 藤 伊 吹 | 9 | ChSq1 | 3.00 | 1.00 | 4.00 | 2.00 | ||
永 井 優 香 | 6 | ChSq1 | 3.00 | 1.17 | 4.17 | 2.40 | ||
井 上 千 尋 | 9 | ChSq1 | 3.00 | 1.17 | 4.17 | 2.40 | ||
川 島 優 子 | 12 | ChSq1 | 3.00 | 1.17 | 4.17 | 2.40 | ||
山 田 さくら | 10 | ChSq1 | 3.00 | 1.20 | 4.20 | 2.40 |
コレオシークエンスで平均GOEが+2以上を取り出すと11例。最高評価は一人とびぬけて坂本選手。+2台では新田谷凛選手、大庭雅選手、永井優香選手といった、強化選手としてなお連ねてきた実力者の名前が並んでいます。高いグレードで試合をしてきた選手というのは、ジャンプとスピンをつなげただけではなく、こういう要素でちゃんと点が出る滑り、というのができるということなんでしょうかね
J/S | Name | Elements | BaseValue | GOE | Scores | ||||
J | 片 山 緋奈子 | 3 | LSp4 | 2.70 | 0.81 | 3.51 | 3.00 | ||
J | 岡 本 真 綸 | 7 | LSp4 | 2.70 | 0.99 | 3.69 | 3.40 | ||
J | 吉 本 玲 | 4 | CCoSp4 | 3.50 | 1.17 | 4.67 | 3.40 | ||
J | 松 生 理 乃 | 7 | LSp4 | 2.70 | 0.88 | 3.58 | 3.25 | ||
J | 住 吉 りをん | 7 | LSp4 | 2.70 | 0.95 | 3.65 | 3.50 | ||
J | 吉 本 玲 | 7 | LSp4 | 2.70 | 0.88 | 3.58 | 3.25 | ||
J | 浦 松 千 聖 | 3 | LSp4 | 2.70 | 0.81 | 3.51 | 3.00 | ||
J | 岡 田 芹 菜 | 7 | LSp4 | 2.70 | 1.15 | 3.85 | 4.25 | ||
J | 片 山 緋奈子 | 6 | FSSp4 | 3.00 | 0.90 | 3.90 | 3.00 | ||
J | 岩 崎 陽 菜 | 7 | LSp4 | 2.70 | 0.81 | 3.51 | 3.00 | ||
J | 平 金 桐 | 7 | LSp4 | 2.70 | 0.88 | 3.58 | 3.25 | ||
J | 岡 田 芹 菜 | 4 | FCSp4 | 3.20 | 1.15 | 4.35 | 3.60 | ||
J | 岡 田 芹 菜 | 11 | LSp4 | 2.70 | 0.97 | 3.67 | 3.60 | ||
S | 竹 野 比 奈 | 3 | FCSp4 | 3.20 | 1.09 | 4.29 | 3.40 | ||
S | 森 下 実 咲 | 3 | LSp4 | 2.70 | 0.81 | 3.51 | 3.00 | ||
S | 鴨 井 彬莉彩 | 4 | LSp4 | 2.70 | 0.81 | 3.51 | 3.00 | ||
S | 片 山 緋奈子 | 3 | LSp4 | 2.70 | 0.86 | 3.56 | 3.20 | ||
S | 岩 崎 陽 菜 | 11 | LSp4 | 2.70 | 1.03 | 3.73 | 3.80 | ||
S | 鈴 木 星 佳 | 2 | FSSp4 | 3.00 | 0.90 | 3.90 | 3.00 | ||
S | 大 矢 里 佳 | 7 | CCoSp4 | 3.50 | 1.17 | 4.67 | 3.20 | ||
S | 遠 藤 美 稀 | 1 | LSp4 | 2.70 | 0.99 | 3.69 | 3.20 | ||
S | 井 上 千 尋 | 12 | LSp4 | 2.70 | 0.81 | 3.51 | 3.20 | ||
J | 平 金 桐 | 7 | LSp4 | 2.70 | 0.81 | 3.51 | 3.20 | ||
J | 千 葉 百 音 | 11 | LSp4 | 2.70 | 0.72 | 3.42 | 3.00 | ||
S | 廣 谷 帆 香 | 2 | LSp4 | 2.70 | 0.81 | 3.51 | 3.00 | ||
S | 森 下 実 咲 | 3 | LSp4 | 2.70 | 0.81 | 3.51 | 3.00 | ||
J | 藤 原 莉 子 | 4 | FSSp4 | 3.00 | 0.90 | 3.90 | 3.00 | ||
S | 遠 藤 美 稀 | 1 | LSp4 | 2.70 | 0.86 | 3.56 | 3.20 |
スピンがレベル4でGOE平均3.0以上は28例。スピンのレベル4はかなりの人が取れ、かつ、加点も大きく稼げているのですが、そのうち21例がレイバックスピンになっています。女子にとってはレイバックスピンはほとんど必須のスピンで、基礎点はやや低めですが、加点を大きくもらう、というのが日本人選手のセオリーと化してる感じがありそうです。
GOE最高評価はジュニアの岡田芹菜選手で+4.250 岡田選手はショートフリーで6回あるスピンのうち3回で名前を連ねています。合計スコアでは上位に入ってこなかった選手なのですが、こういう選手もいます。
気になるのは、シニアの上位選手の名前がここでは皆無になっているところ。調整段階ではジャンプやステップ・振付へ意識が行って、スピンはややおざなりになるようなところでもあるんでしょうか
シーズンはまだ序盤。9月からは全日本につながる地方大会が始まっていきます。今シーズンも、多くの素晴らしい演技が見られたら良いと思います。