21-22 島田麻央

2008年10月30日生まれ

ノービスA 2シーズン目

シーズン獲得賞金:$0

世界ランキング:-位

シーズンランキング:-位

シーズンベストスコア 160.68  エーニャスプリングトロフィー

ショートプログラムシーズンベスト 52.93 エーニャスプリングトロフィー

フリーシーズンベスト 107.75 エーニャスプリングトロフィー

ショートプログラム楽曲:ライオンキングより

フリープログラム楽曲:クイーンズギャンビットより

スピンレベル4率 22/37=59.5%

ステップレベル4率 0/13=0.00%

スピンオールレベル4 1/3

スピンステップオールレベル4  0/3

ジャンプ要素回転不足率 2/71=2.82%

ジャンプ回転不足なし 3/3

スピンステップオールレベル4 ジャンプ回転不足なし 0/3

 

○21-22シーズンの戦績

J/S Grade Event Pl Total SP FS
NA DL 西日本中小学生競技会 1 105.62   105.62
J DL げんさんサマーカップ 2 162.76 56.10 106.66
NA RT 近畿選手権 1 120.83   120.83
NA NN 全日本ノービス 1 120.03   120.03
J NJ 全日本ジュニア 1 188.51 61.76 126.75
J DL 京都府総体 2 103.55   103.55
J IJ 全国中学スケート大会 1 182.47 63.99 118.48
J DL 京都府選手権 1 125.59   125.59
NA IC Egna Spring Trophy 1 160.68 52.93 107.75

島田麻央選手はまだノービスAの年代です。ノービスAは国内ではフリーのみ、海外ではアドバンスドノービスでショートフリー両方ありますがルールはジュニア以上とはだいぶ違う形になっています。また、国内ではジュニアカテゴリーの試合に出ることもなんどもあります。

8月に2試合。この2試合では4回転トーループがどちらも転倒でした。転倒1つあっても100点に乗るノービス、というのは驚異的ではありますが、国内の上位が集まるげんさんサマーカップのジュニアカテゴリーでは160点台では優勝できず2位となります。

次はブロック大会、近畿選手権でノーミスの120.83 ノービス新記録のスコアで勝つと、全日本ノービスも全要素全ジャッジプラス評価で120.03の圧勝。連覇を飾ります。

ノービスからの推薦選手として全日本ジュニアへ。ノービス勢の鬼門、ショートプログラムも全要素プラス評価の61.76で4位に付けます。フリーは4回転投入でGOE+2.000の高評価、他の要素も全要素プラス評価で技術点は76.03というシニアルールなら80点に相当するスコアでフリー126.75 総合188.51 残り3人を待ちます。ノーミスが出たら上へ行かれる、という微妙なスコアでしたが、最終的には順位はそのまま残り、ノービス勢からの推薦選手として初の全日本ジュニア優勝を果たしました。

ノービスからの飛び級はジュニアまでで、全日本ジュニアで優勝しても全日本には出られません。一方、中学生になっている今シーズンは全中に出られます。ここでは4回転はqとなりますが転倒はせず、ショートフリー合計でまた180点台に乗せ問題なく優勝します。

その後、シーズン終盤、島田麻央選手は新しいジャンプを投入してきました。まおと言えばトリプルアクセル。3月末の京都府選手権、フリーだけの試合ですが、ここでトリプルアクセルをGOE+2.000で成功させます。

そして、いよいよやってきました、島田麻央選手の国際大会初派遣。エーニャスプリングトロフィー。これはアドバンスドノービスのカテゴリーで、ショートは要素6つ、スピンが2つまででPCSは4項目でステップはレベル3まで、コンビネーションはセカンド2回転。フリーは要素9つでジャンプ6つコンビネーションは2つ、スピン2つ、PCS4項目でステップレベル3まで。ついでに3回転飛ぶとボーナスあるよ、というジュニア以上とスコアの比較のしようがないような変わったルールです。

ショートは全要素全ジャッジプラス2以上の高評価、技術点が32.59 スピン1つ少なくセカンド3回転なしでジャンプボーナス2点入ったというルールでまずまず取れたとみてよいスコアなのだろうと思います。フリーはトリプルアクセルを投入しqながら着氷、ほかの要素はしっかり決めて技術点はボーナス3点込みで63.89 本人、いいんだか悪いんだかよくわからない、みたいな表情をキスアンドクライで見せてましたが、各要素をしっかりこなして問題なく優勝です。

ここでシーズン終了。来シーズンからはジュニアへ上がります。

 

○要素別スコア

J/S Event Pl Total TES PCS J Base J GOE Spin Step
NA 西日本中小学生競技会 1 105.62 58.38 47.74 45.20 -0.75 10.72 3.21
J げんさんサマーカップ 2 162.76 96.80 66.96 69.97 -0.11 21.00 5.94
NA 近畿選手権 1 120.83 70.17 50.66 45.97 8.22 11.80 4.18
NA 全日本ノービス 1 120.03 69.63 50.40 45.97 8.06 11.71 3.89
J 全日本ジュニア 1 188.51 112.87 75.64 73.16 10.10 22.73 6.88
J 京都府総体 2 103.55 55.22 49.33 43.08 -0.25 9.70 2.69
J 全国中学スケート大会 1 182.47 105.34 77.13 68.76 7.15 22.37 7.06
J 京都府選手権 1 125.59 74.38 51.21 51.95 7.58 11.00 3.85
NA Egna Spring Trophy 1 160.68 96.48 64.20 58.80 9.78 14.65 8.25

要素別スコア、ノービス、ジュニア、ちょっとシニアとどう比較していいか難しいところもありますが。全日本ジュニアの188.51が一番高いスコアです。今シーズンはこれで優勝しましたが、近年の全日本ジュニアの優勝スコアは190点台が多かったですので圧倒的なスコアというほどではないです。

PCSは全日本ジュニアでも75点台、全中で77点台にまで伸ばしましたが、これは5項目平均6点台です。まだまだ伸びしろ十分で、年齢を経るにしたがって自然とスコアは上がっていくのだろうと思われます。

ジャンプの基礎点が全日本ジュニアで73.16ありました。国際大会でこれより高いジャンプの基礎点を今シーズン出した日本人選手は、吉田陽菜選手のみです。仮に、シニアルールで、ショートのダブルアクセルトリプルアクセルに置き換えられたら、基礎点は4.7上がり77.86になる計算。これより上はロシア勢から6人が数え上げられるだけになります。

ジャンプの加点は全日本ジュニアで二桁に乗せました。

スピンは22点台が最高。まだトップ選手とは少し差がありますが、4回転1本で補える程度の差ではあります。

ステップはコレオ無しで全中の7.06あるいはエーニャスプリングトロフィーの8.25が最高。コレオで4点足したとしても、まだ少しトップ選手とは差があります。

 

○要素別偏差値

Event Pl Total J Base J GOE Spin Step PCS
げんさんサマーカップ 2 50.84 64.58 52.20 51.06 44.83 41.19
全日本ジュニア 1 57.83 66.97 69.34 56.45 49.30 46.98
全国中学スケート大会 1 56.19 63.68 64.39 55.33 50.78 47.98

偏差値はノービスカテゴリーのものは出しようがないので残念ですが国際大会デビューのエーニャスプリングトロフィーについても入れていません。ジュニアカテゴリーでショートフリー2つあった3試合を出しています。ステップ系要素はコレオ補正付です。

トータルスコアは全日本ジュニアの優勝スコアで偏差値57.83相当になっています。ジャンプの基礎点は偏差値60台中盤で全日本ジュニアは67近くまで出ていてトップ選手の領域です。

ジャンプの加点も全日本ジュニアで偏差値70近い高い評価となっています。

スピンは偏差値50台中盤、まずまず程度。ステップ系要素はコレオ補正後でも偏差値50前後になります。まだあまり高い評価は得られていません。

PCSは偏差値40台。ノービスですね、という扱いを受けている状態なようです。

 

21-22シーズン 島田麻央要素別偏差値レーダーチャート

レーダーチャートは明らかに右寄り。この年代はこうなりがちですが、偏差値70に近いところまで寄っているのは極端です。これから年齢が上がっていくにつて、まずスピンが伸びていき、次にステップとPCSがトップ選手に近づいていく、という流れになるのだと思います。

 

●シーズン最高の基礎点構成

○全日本ジュニア ショートプログラムの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3F   5.30   1.06 6.36 1.857
2 2A   3.30   0.66 3.96 1.857
3 LSp4   2.70   0.76 3.46 2.857
4 3Lz+3T   11.11 X 0.94 12.05 1.571
5 FSSp4   3.00   0.48 3.48 1.429
6 StSq2   2.60   0.52 3.12 2.000
7 CCoSp4   3.50   0.91 4.41 2.571
  TES   31.51   5.33 36.84  

ショートプログラムは全日本ジュニアの31.51が基礎点として最高でした。ステップレベル2があることで基礎点がトップ選手と差が出ていて、これをレベル4に出来るようになれば32.81まで基礎点があがります。あとはスピンの種類組み合わせの問題で、もうあと0.2基礎点を上げることは可能で33.01 というのがトリプルアクセル無しのセカンドループなし構成の最高基礎点になります。ショートのスコアアップはステップのレベル習得待ちです。

 

○全日本ジュニア フリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4T   9.50   1.90 11.40 2.000
2 3Lz+3T   10.10   1.18 11.28 2.000
3 3F   5.30   0.85 6.15 1.571
4 3Lo   4.90   0.59 5.49 1.286
5 CCoSp4   3.50   0.84 4.34 2.143
6 2A+1Eu+3S   8.91 X 0.86 9.77 2.000
7 2A+3T   8.25 X 0.76 9.01 1.714
8 FSSp4   3.00   0.42 3.42 1.286
9 3Lz   6.49 X 1.30 7.79 2.286
10 StSq3   3.30   0.46 3.76 1.429
11 LSp4   2.70   0.92 3.62 3.571
  TES   65.95   10.08 76.03  

フリーの基礎点最高はジュニアルールで65.95でした。これはシニアルールでコレオありの場合の68.95に相当します。ロシア勢以外の今シーズンの国際大会最高基礎点はユヨン選手の68.45 それを上回る構成ということになります。

2回飛ぶジャンプはルッツとトーループ。3連続も3つ目サルコウ。持っているジャンプで基礎点が高くなる構成に出来てきています。4回転を2本入れる場合はルッツかトーループ、どちらかを1つ減らさないといけなくなります。1.1倍の組み換えなども入るので単純ではないですが、基礎点は3.5前後上がるはずです。それよりはトリプルアクセルを投入してダブルアクセルからの3連続の1つ目を3回転の別の何かにする、というようなやり方の方が基礎点は上がるので、トリプルアクセルと4回転の併用の方が効果はあります。理想は4回転2本+トリプルアクセルですが、そこまでたどり着けるかどうか。

 

○平均GOE3.000以上

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
近畿選手権 FS 10 LSp4   2.70   1.08 3.78 4.200
近畿選手権 FS 4 CCoSp4   3.50   1.40 4.90 4.000
げんさんサマーカップ FS 11 LSp3   2.40   0.88 3.28 3.600
Egna Spring Trophy SP 3 LSp3   2.40   0.88 3.28 3.600
全日本ジュニア FS 11 LSp4   2.70   0.92 3.62 3.571
全国中学スケート大会 SP 3 LSp4   2.70   0.99 3.69 3.400
Egna Spring Trophy FS 4 CCoSp3   3.00   1.00 4.00 3.400
全日本ノービス FS 10 LSp4   2.70   0.86 3.56 3.286
Egna Spring Trophy FS 7 3Lz   5.90   1.77 7.67 3.200
Egna Spring Trophy FS 9 FSSp3   2.60   0.87 3.47 3.200
全日本ノービス FS 4 CCoSp4   3.50   1.05 4.55 3.000
全国中学スケート大会 FS 11 LSp4   2.70   0.81 3.51 3.000
京都府選手権 FS 5 CCoSp4   3.50   1.05 4.55 3.000
Egna Spring Trophy SP 1 3Fb b 5.30   1.59 7.89 3.000
Egna Spring Trophy FS 6 2Ab+3T+2T b 8.80   1.26 11.06 3.000

平均GOEの高い要素はスピンでした。スピンの偏差値はそれほど高くないのですが、レベルの取りこぼしがまだ結構目立つというのがその理由として挙げられます。

ジャンプも+3くらいまでの評価は受けています。

ステップはこの中に入ってきません。まだ苦手要素ということなのだろうとみて取れます。

 

○4回転トーループ

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
西日本中小学生競技会 FS 1 4T   9.50   -4.75 4.75 -5.000
げんさんサマーカップ FS 1 4T   9.50   -4.75 4.75 -5.000
近畿選手権 FS 1 4T   9.50   1.90 11.40 2.200
全日本ノービス FS 1 4T   9.50   2.66 12.16 2.857
全日本ジュニア FS 1 4T   9.50   1.90 11.40 2.000
京都府総体 FS 1 4T< 7.60   -1.52 6.08 -1.600
全国中学スケート大会 FS 1 4Tq q 9.50   -1.90 7.60 -2.000

今シーズン4回転トーループを7回飛びました。転倒がシーズン序盤の2回。回転不足で基礎点が削られたことは1回ありました。大事な試合ではしっかり決めていましたが、常にプラス評価というほどの安定感まではありません。それでもシーズン中盤以降は3回転トーループでは取れない点数が入っていますし、実質的にはダブルアクセルの代替として入って来るジャンプとしては十分おつりのくる点を取れています。

 

トリプルアクセル

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
京都府選手権 FS 1 3A   8.00   1.60 9.60 2.000
Egna Spring Trophy FS 1 3Aqb b 8.00   -1.07 7.93 -1.400

シーズン後半にはトリプルアクセルを投入してきました。2回とも着氷。エーニャスプリングトロフィーではqマークでした。まだ回数は少ないですが、飛べたというのは事実です。

4回転トーループショートプログラムに組み込むことは出来ませんが、トリプルアクセルならシニアルールでは投入可能です。

 

○3回転-3回転を含む要素

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
西日本中小学生競技会 FS 2 3Lz+3T   10.10   1.57 11.67 2.600
げんさんサマーカップ SP 4 3Lzq+3T q 11.11 X -0.44 10.67 -0.750
げんさんサマーカップ FS 2 3Lz+3T   10.10   1.38 11.48 2.400
近畿選手権 FS 2 3Lz+3T   10.10   1.77 11.87 2.800
全日本ノービス FS 2 3Lz+3T   10.10   1.18 11.28 2.143
全日本ジュニア SP 4 3Lz+3T   11.11 X 0.94 12.05 1.571
全日本ジュニア FS 2 3Lz+3T   10.10   1.18 11.28 2.000
京都府総体 FS 2 3Lz+3T   10.10   1.18 11.28 2.200
全国中学スケート大会 SP 4 3Lz+3T   11.11 X 1.77 12.88 2.800
全国中学スケート大会 FS 2 3Lz+3T   10.10   1.38 11.48 2.200
京都府選手権 FS 2 3Lz+3T   10.10   1.38 11.48 2.400
Egna Spring Trophy FS 2 3Lzb+3T b 10.10   1.57 12.67 2.600

3回転3回転は多くの選手にとっては1番難しい要素ですが、島田麻央選手にとっては3番目に難しい要素にあたるでしょうか。この要素は今シーズン12回飛んで、回転不足による基礎点減点なし、転倒無し、GOEがマイナスになったのは1度だけ、と高い成功率を保っています。ショートでは1.1倍のところに入れており、自信のほどがうかがえます。

 

○3連続ジャンプ

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
西日本中小学生競技会 FS 6 2A+1Eu+3S   8.91 X 0.86 9.77 2.000
げんさんサマーカップ FS 6 2A+1Eu+3S   8.91 X 0.72 9.63 1.600
近畿選手権 FS 6 2A+3T+2T   9.68 X 0.56 10.24 1.200
全日本ノービス FS 6 2A+3T+2T   9.68 X 0.76 10.44 1.857
全日本ジュニア FS 6 2A+1Eu+3S   8.91 X 0.86 9.77 2.000
京都府総体 FS 6 2A+1Eu+1S   4.62 X -0.22 4.40 -1.000
全国中学スケート大会 FS 6 2A+1Eu+3S   8.91 X 1.15 10.06 2.400
京都府選手権 FS 6 2A+1Eu+3S   8.91 X 0.72 9.63 1.600
Egna Spring Trophy FS 6 2Ab+3T+2T b 8.80   1.26 11.06 3.000

3連続ジャンプは2パターンあって、ダブルアクセル起点共通で、セカンド3回転コースか、3つ目サルコウコースか。コンビネーションが2回までのノービスルールの場合はセカンド3回転コースを選ぶ、ということになるようです。回転不足はqを含めて1度もなく、GOEマイナスも1度だけ。12月のフリーだけの試合、京都府選手権は他の要素含め調子悪く、3連続ジャンプも失敗していましたが、ほかの時はきっちり決めていました。

 

○回転不足で基礎点が減点された要素

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
京都府総体 FS 1 4T< 7.60   -1.52 6.08 -1.600
京都府総体 FS 9 3Lz<< <<  2.31 X -1.05 1.26 -5.000

島田麻央選手は今シーズン71回ジャンプ要素をこなしましたが、その中で回転不足で基礎点から減点されたのは2回だけでした。4回転やトリプルアクセルをあれだけの数跳んでいながらのこの結果です。他に、トリプルループが抜けて1回転になった、というような事例もありますが、シーズン通して回転はしっかりしていたようです。

 

まだノービスの島田麻央選手。現状ルールではシニアに上がるのは2024-25シーズンからになりますが、ルール改定されて26-27シーズンからになる可能性があります。ノルウェーが単独で提案していたうちはまだまだよくわからない感じでしたが、ISU評議会からの提案となってきたので、これは通りそうな感触があります。そうなると4シーズンジュニアで活動することになる。長いですねー。2030年オリンピックは21歳になるシーズンです。4年に1度しかないオリンピック。タイミングが悪いとそんなことになってしまうらしい。

少なくとも来シーズンはジュニアに上がります。まずはジュニアグランプリシリーズ、そしてファイナル、国内では全日本も出場可能で、最後は世界ジュニア、というのが目指すコースなはずです。

世界ジュニアの枠は2つ。実はまだ圧倒的な強さというほどスコアが抜けているわけではないですので、吉田陽菜選手がジュニアに残ったり、中井亜美選手がトリプルアクセルを完全装備させたりしてきたときには、ちょっとしたミスで2枠に入れない可能性もありますが、自分の方も進化して4回転とトリプルアクセルの両立にPCSも伸ばして220点オーバー、なんてことにして、ロシアいなくてもジュニアがおかしい、と世界を驚かせる可能性もやっぱりあります。

いずれにしても楽しみな来シーズンのジュニアデビューです。