全日本選手権19男子シングル数値編2

全日本選手権の振り返り、男子シングルの数値編続きです。

今回は各要素の高得点者が表に並びます

 

表の見方は、左からショートかフリーか、選手名、要素順、要素名称、回転不足などの情報、基礎点、1.1倍かどうか、GOEの加点減点、得点、右端は-5~+5のGOE表記です。

 ●四回転のルッツ、フリップ、ループ

  Name   Elements    BaseValue   GOE Scores  
SP 宇野昌磨 1 4F   11.00   3.93 14.93 3.111
FS 宇野昌磨 1 4F   11.00   1.57 12.57 1.222
FS 羽生結弦 1 4Lo   10.50   -1.80 8.70 -1.333
FS 佐藤駿 1 4Lz   11.50   -5.75 5.75 -4.444

四回転のうち、難易度が高いルッツ、フリップ、ループを今大会で試みたのは3人が4回。全員違う種類なのですが、GOEがプラスなのは宇野選手のフリップだけで、ショートフリー共にGOEプラスの成功ジャンプでした。

羽生選手のループは着氷したもののGOEはマイナス。佐藤駿選手の今大会唯一の四回転ルッツは転倒でした。ただ、GOEは一人だけ-5ではなく-4を付けたジャッジがいました。

 

●単独の四回転サルコウトーループでGOEプラス

  Name   Elements    BaseValue   GOE Scores  
SP 羽生結弦 1 4S   9.70   4.30 14.00 4.000
FS 鍵山優真 3 4T   9.50   3.66 13.16 3.333
FS 田中刑事 1 4S   9.70   3.19 12.89 3.000
SP 鍵山優真 2 4T   9.50   2.85 12.35 2.667
SP 佐藤駿 5 4T   10.45 X 2.71 13.16 2.556
FS 羽生結弦 2 4S   9.70   2.77 12.47 2.556
FS 友野一希 2 4S   9.70   2.77 12.47 2.556
FS 佐藤駿 3 4T   9.50   1.90 11.40 1.889
FS 宇野昌磨 2 4T   9.50   0.95 10.45 1.111
SP 島田高志郎 2 4T   9.50   0.68 10.18 0.667

四回転の単独ジャンプを飛ぼうとした(エレメントに回転不足を含めて4回転が入っている)選手は12名います。その中でGOEがプラスになった成功ジャンプは7人でした。

最高評価は羽生選手のショートプログラム冒頭の4回転サルコウで平均GOE+4.000 体力に余裕のある段階で飛ぶ難易度低い種類の四回転だと、羽生選手はここまでの完成度を出せるんですね。

鍵山選手は四回転トーループはショートフリー共にきれいに決めました。また、佐藤駿選手はただ一人、ショートプログラムで1.1倍四回転を入れています。そこで入れるか四回転、とだれもが思った場面でした。

 

 ●四回転を含むコンビネーションジャンプ

  Name   Elements    BaseValue   GOE Scores  
SP 羽生結弦 2 4T+3T   13.70   4.34 18.04 4.000
FS 鍵山優真 1 4T+2T   10.80   3.39 14.19 3.222
FS 宇野昌磨 6 4T+2T   10.80   2.99 13.79 2.889
FS 田中刑事 2 4T+2T   10.80   2.99 13.79 2.889
SP 宇野昌磨 2 4T+2T   10.80   2.85 13.65 2.778
FS 友野一希 1 4T+3T   13.70   2.58 16.28 2.333
FS 佐藤駿 2 4T+2T   10.80   2.04 12.84 2.000
FS 佐藤洸彬 1 4T+3T   13.70   1.22 14.92 1.333
SP 本草 1 4S<+2T < 9.06   0.00 9.06 0.111
FS 羽生結弦 7 4T+1Eu+3F< < 15.66 X -1.76 13.90 -1.444
SP 友野一希 1 4T+3T< < 12.86   -1.90 10.96 -1.778

四回転を含むコンビネーションジャンプは8選手が要素として入れています。コンビネーションで難しそうなのに意外とGOEマイナスが少ないな、と思ったりしますが、これは、一つ目の四回転で失敗すると、そもそもコンビネーションに出来ないので、四回転でちゃんと着氷したものだけがコンビネーションになった結果、低いGOEはあまり出てこない、ということかと思います。

最高評価は羽生結弦選手で、ここでも+4.000を出しました。2番手に鍵山優真選手。四回転の精度では佐藤駿選手の方が上、とされてきたように感じますが、今大会では四回転で得ているGOEははっきり鍵山選手の方が上になっています。

本草太選手、名前は入っていてGOEもかろうじてプラスですが、4回転が回転不足でした。結局、単独四回転を含めて回転十分なGOEプラスジャンプがなかった、ということになりますので、これだと上位進出はちょっと厳しかったなあ、というのが見えた感じです。

 

四回転に挑戦した選手は全体で12名いたわけですが、成功したのは結局、ジュニアの英雄二人以外は、グランプリシリーズ経験者だけ、ということで、やはりそのレベルの選手でないと難しいし、逆に、四回転を飛ばないとグランプリレベルにはたどり着けない、ともいえる結果でした。

 

 ●トリプルアクセルを含むコンビネーションで平均GOEプラス

  Name   Elements    BaseValue   GOE Scores  
FS 鍵山優真 4 3A+1Eu+3S   12.80   2.74 15.54 3.000
FS 佐藤駿 5 3A+3T   12.20   2.06 14.26 2.333
FS 木科雄登 1 3A+2T   9.30   2.06 11.36 2.111
FS 友野一希 3 3A+3T   12.20   1.83 14.03 2.000
FS 島田高志郎 2 3A+2T   9.30   1.49 10.79 1.778
FS 中村優 2 3A+2T   9.30   1.37 10.67 1.667
FS 櫛田一樹 2 3A+2T   9.30   1.49 10.79 1.556
FS 日野龍樹 3 3A+2T   9.30   1.14 10.44 1.444
FS 鈴木潤 2 3A+3T   12.20   1.26 13.46 1.444
FS 吉岡希 6 3A+2T   9.30   1.03 10.33 1.111
FS 宇野昌磨 8 3A+1Eu+1F   9.90 X 0.69 10.59 0.778
FS 佐藤洸彬 6 3A+2T   9.30   0.57 9.87 0.778
FS 吉岡希 2 3A+3T   12.20   0.34 12.54 0.556
FS 羽生結弦 8 3A+3T< < 12.50 X 0.46 12.96 0.444
FS 山隈太一朗 2 3A+2T   9.30   0.11 9.41 0.333

トリプルアクセルくらいになってくると、全日本レベルの選手ではほとんどが標準装備になってきます。コンビネーションで入れている選手が多数いますが、評価は上から三人ジュニアカテゴリーからの参戦が並びました。

最高評価は鍵山優真選手で平均GOEが+3.000 トリプルアクセルでも今回は佐藤駿選手の評価を上回りました。

1.1倍ボーナスタイムにトリプルアクセルコンビネーションを入れたのは二人で、羽生選手と宇野選手。この二人にとっては、ジャンプ構成の中でトリプルアクセルは難易度の低い側という位置づけになっていますね。ただ、どちらも評価はあまりよくありませんでした。

 

●単独のトリプルアクセル 平均GOE+2.000以上

  Name   Elements    BaseValue   GOE Scores  
SP 宇野昌磨 4 3A   8.80 X 3.20 12.00 3.556
SP 田中刑事 1 3A   8.00   2.74 10.74 3.111
SP 羽生結弦 3 3A   8.80 X 2.63 11.43 3.000
FS 友野一希 7 3A   8.80 X 2.63 11.43 2.889
SP 島田高志郎 1 3A   8.00   2.17 10.17 2.444
FS 鍵山優真 10 3A   8.80 X 2.29 11.09 2.444
SP 佐藤駿 1 3A   8.00   2.06 10.06 2.333
SP 中村優 1 3A   8.00   1.83 9.83 2.000
FS 佐藤駿 7 3A   8.80 X 1.71 10.51 2.000
FS 日野龍樹 7 3A   8.80 X 1.83 10.63 2.000

単独のトリプルアクセルは、上位選手にとってはショートプログラムの必須要素ですし、フリーでも四回転で2回飛べるのは1種類まで、となった現行ルールでは、トリプルアクセルを2回飛ぶのは上位選手にとってはほとんど必須であり、片方は単独になるケースが多く、多くの選手のジャンプの力量を比較するのに便利な要素です。

最高評価は宇野選手のショートプログラムで平均GOE+3.556 四回転と比べると難易度は落ちるのでしょうけれど、後半になって飛ぶことで究極レベルにはならず、GOEで4を超えるところにはなかなか届かないのでしょうか。

鍵山選手はショートは失敗しましたがフリーでは最後のジャンプとして入れてしっかり高評価を得ました。今回、ジャンプ要素についても佐藤駿選手にほぼ全面勝利となっています。

 

●セカンド三回転のコンビネーションで平均GOE+2.000以上

  Name   Elements    BaseValue   GOE Scores  
SP 羽生結弦 2 4T+3T   13.70   4.34 18.04 4.000
FS 鍵山優真 8 3F+3T   10.45 X 2.20 12.65 3.667
FS 友野一希 1 4T+3T   13.70   2.58 16.28 2.333
FS 佐藤駿 5 3A+3T   12.20   2.06 14.26 2.333
SP 本田太一 2 3T+3T   8.40   1.02 9.42 2.111
FS 本田ルーカス剛史 6 3Lz+3T   10.10   1.35 11.45 2.111
SP 須本光希 2 3F+3T   9.50   1.14 10.64 2.000
FS 友野一希 3 3A+3T   12.20   1.83 14.03 2.000
FS 木科雄登 4 3Lo+3T   9.10   1.12 10.22 2.000

セカンド三回転、という条件で拾ってきましたが、一つ目が四回転やトリプルアクセルで入ってきている選手も多く、この辺は上の方で既出です。最高評価は4回転-3回転の羽生結弦選手。2位に敗れたとはいえ、この辺はやはりレベル違うわ、というのを見せてくれます。

セカンド3回転の高評価で唯一1.1倍ボーナスタイムに入っているのが鍵山優真選手。今大会は表現面でどう、というよりも、こういったジャンプ要素も含めてトータルで魅せてくれての表彰台だったというのがこの辺によく表れています。

総合成績では下位に沈んだ本田太一選手ですが、ショートプログラムの3-3はしっかり決めていました。

 

●三連続ジャンプで平均GOEプラス

  Name   Elements    BaseValue   GOE Scores  
FS 鍵山優真 4 3A+1Eu+3S   12.80   2.74 15.54 3.000
FS 鈴木潤 7 2A+1Eu+3S   8.91 X 1.04 9.95 2.333
FS 本草 8 3Lo+1Eu+3S   10.67 X 0.77 11.44 1.444
FS 中村優 8 3Lo+1Eu+3S   10.67 X 0.77 11.44 1.444
FS 須本光希 8 2A+1Eu+3S   8.91 X 0.68 9.59 1.333
FS 本田ルーカス剛史 7 2A+1Eu+2S   5.61 X 0.47 6.08 1.333
FS 宇野昌磨 8 3A+1Eu+1F   9.90 X 0.69 10.59 0.778
FS 佐藤駿 8 3F+1Eu+3S   11.11 X 0.45 11.56 0.778
FS 日野龍樹 1 3Lz+1Eu+3S   10.70   0.42 11.12 0.778
FS 櫛田一樹 10 2Lo+1Eu+3S   7.15 X 0.37 7.52 0.778
FS 渡邊純也 9 2A+1Eu+2S   5.61 X 0.24 5.85 0.667
FS 友野一希 9 3Lz!+1Eu+2S ! 8.47 X 0.25 8.72 0.556
FS 吉岡希 7 3Lo+1Eu+2S   7.37 X 0.28 7.65 0.556

三連続ジャンプはフリーだけの要素で、本来は23選手入れられるはずなのですが、17選手しか要素に入っていませんでした。三つつなげるところまでたどり着けなかった、というケースが結構あったようです

そんな中で最高評価は、また出ました鍵山優真選手。トリプルアクセルから始まる難易度高い構成の3連続ですが、ただ一人平均GOE+3.000まで乗せました。

多くの選手が1.1倍ボーナスタイムに入れる三連続ですが、ボーナスタイムに入れた選手としては、今シーズンでの引退を表明している鈴木潤選手の+2.333が最高評価を得ています。三番手に中村優選手と並んで山本草太選手が入っています。今回ジャンプが全体的に良くなかった山本草太選手ですが、三連続はきっちり決めてきました。

不思議なもので、男子の三連続は、全員が二つ目1Euタイプで、女子に多い2T-2Loで三連続を作る構成がいません。四回転が複数入って、トリプルサルコウが余る選手の場合は、1Eu-3Sの三連続がお得なのですが、そうではない選手の場合、3-3持ちなら三連続は2T-2Loを持ってきた方が1Eu-2S構成より得です。まあ、2Tというのは4Tや3Tからの抜けで出やすい要素なので、3回2Tが入る危険を生まないように、そもそも3連続に2Tを使わないようにしておく、という考え方があるんでしょうかね。

 

●レベル4のスピンで平均GOE+2.000以上

  Name   Elements    BaseValue   GOE Scores  
SP 羽生結弦 7 CCoSp4   3.50   1.45 4.95 3.556
FS 羽生結弦 12 CCoSp4   3.50   1.30 4.80 3.222
FS 宇野昌磨 12 CCoSp4   3.50   1.15 4.65 3.111
FS 羽生結弦 11 FCSSp4   3.00   0.99 3.99 3.111
SP 羽生結弦 4 FCSp4   3.20   1.05 4.25 2.889
SP 宇野昌磨 6 CCoSp4   3.50   1.10 4.60 2.778
SP 羽生結弦 5 CSSp4   3.00   1.03 4.03 2.667
SP 本草 5 CSSp4   3.00   0.90 3.90 2.667
SP 田中刑事 7 CCoSp4   3.50   1.00 4.50 2.556
SP 宇野昌磨 3 FCSp4   3.20   0.91 4.11 2.444
SP 宇野昌磨 5 CSSp4   3.00   0.86 3.86 2.444
SP 島田高志郎 7 CCoSp4   3.50   0.90 4.40 2.444
FS 本草 5 FCSSp4   3.00   0.86 3.86 2.444
FS 鍵山優真 5 FCSp4   3.20   0.82 4.02 2.333
FS 羽生結弦 3 FCCoSp4   3.50   0.95 4.45 2.333
SP 鍵山優真 3 CCSp4   3.20   0.78 3.98 2.111
SP 鍵山優真 6 FSSp4   3.00   0.64 3.64 2.111
FS 宇野昌磨 10 FCCoSp4   3.50   0.80 4.30 2.111
FS 鍵山優真 12 CCoSp4   3.50   0.75 4.25 2.111
SP 本草 3 FCSp4   3.20   0.69 3.89 2.000
SP 本草 7 CCoSp4   3.50   0.80 4.30 2.000
FS 佐藤駿 6 FSSp4   3.00   0.64 3.64 2.000
FS 島田高志郎 11 FCCoSp4   3.50   0.75 4.25 2.000
FS 島田高志郎 12 CCoSp4   3.50   0.80 4.30 2.000

スピンの最高評価は羽生結弦選手のCCoSp チェンジフットコンビネーションスピンが平均GOE+3.556でした。2番目のフリーの羽生選手のCCoSpが来ます。上の方は羽生選手と宇野選手だけが並んでいて、やっと8番目に山本草太選手、9番目に田中刑事選手が入ります。

そのほか、島田高志郎選手、鍵山優真選手の名前が目立ちます。

ジャンプの場合、トリプルアクセル以下の中難度くらいの要素になってくると、一本きれいに決めた総合点は中位下位の選手というのが名前を入れてくることもある、というのが上の方で見た結果ですが、スピンというのはたまたまうまくできて高いGOEを一つだけ得た、ということがあり得ない要素なんだ、というのがこういうのを見るとよくわかる気がします。

 

●ステップレベル4

  Name   Elements    BaseValue   GOE Scores  
SP 羽生結弦 6 StSq4   3.90   1.73 5.63 4.000
SP 宇野昌磨 7 StSq4   3.90   1.73 5.63 4.000
FS 髙橋大輔 5 StSq4   3.90   1.62 5.52 3.667
SP 田中刑事 6 StSq4   3.90   1.50 5.40 3.444
FS 宇野昌磨 9 StSq4   3.90   1.45 5.35 3.222
FS 渡邊純也 12 StSq4   3.90   0.89 4.79 2.000
SP 渡邊純也 7 StSq4   3.90   0.50 4.40 1.333

ステップレベル4は全部並べても延べ7人、5人で7回しかありません。最高評価は羽生選手宇野選手、それぞれのショートのステップで平均GOEは+4.000を記録しました。

高橋大輔選手、田中刑事選手は一つづつレベル4で+3台中盤です。

総合20位の渡邊純也選手がショートフリー共にレベル4を並べています

 

●ステップレベル3で平均GOE+2.000以上

  Name   Elements    BaseValue   GOE Scores  
FS 田中刑事 12 StSq3   3.30   1.23 4.53 3.444
FS 羽生結弦 4 StSq3   3.30   1.27 4.57 3.333
FS 友野一希 4 StSq3   3.30   1.13 4.43 3.000
SP 佐藤洸彬 4 StSq3   3.30   1.13 4.43 2.889
FS 本草 11 StSq3   3.30   1.04 4.34 2.778
SP 友野一希 6 StSq3   3.30   0.94 4.24 2.444
SP 島田高志郎 6 StSq3   3.30   0.80 4.10 2.333
SP 木科雄登 6 StSq3   3.30   0.94 4.24 2.333
FS 山隈太一朗 11 StSq3   3.30   0.85 4.15 2.333
SP 鍵山優真 5 StSq3   3.30   0.85 4.15 2.222
FS 鍵山優真 7 StSq3   3.30   0.85 4.15 2.222
FS 木科雄登 6 StSq3   3.30   0.80 4.10 2.000

レベル3で高評価なのはこういったあたりの選手が並びます

ジュニア勢では木科雄登選手のショートプログラムが最高評価でした。鍵山選手はショートフリー共に平均GOEは+2.222です。佐藤駿選手はレベル3は取っていましたがGOEは+1台でした

 

●コレオシークエンス平均GOE+2.000以上

  Name   Elements    BaseValue   GOE Scores  
FS 髙橋大輔 11 ChSq1   3.00   2.07 5.07 3.667
FS 羽生結弦 10 ChSq1   3.00   2.00 5.00 3.667
FS 宇野昌磨 11 ChSq1   3.00   1.71 4.71 3.000
FS 友野一希 12 ChSq1   3.00   1.71 4.71 2.889
FS 鍵山優真 11 ChSq1   3.00   1.36 4.36 2.333
FS 須本光希 11 ChSq1   3.00   1.21 4.21 2.222
FS 本田ルーカス剛史 8 ChSq1   3.00   1.14 4.14 2.111
FS 本草 6 ChSq1   3.00   1.21 4.21 2.000

上コレオシークエンスの最高評価は高橋大輔選手でした。+3以上は羽生選手と宇野選手までの三人。ジュニアからは鍵山選手が最高評価でした。
表現面で定評がある田中刑事選手がここに入ってこないのは少し意外な感じはします

 

男子は、宇野選手と羽生選手が各要素で見てもやはり突出して目立っていました。それに次いで、総合3位なので当たり前と言えば当たり前なのですが、鍵山優真選手もジュニアながら各要素で高評価となっていました。

 

以上、男子シングルの数値編でした。