ユヨンYou Young 19-20

2004年5月27日生まれ

シニア1シーズン目

シーズン獲得賞金:$28,000

世界ランキング:17位

シーズンランキング:5位

シーズンベストスコア 223.23(7位) 四大陸選手権

ショートプログラムシーズンベスト 78.22 スケートカナダ

フリーシーズンベスト 149.68 四大陸選手権

ショートプログラム楽曲: Romeo And Juliet

フリープログラム楽曲: エビータ

スピンレベル4率 28/42=66.7%

ステップレベル4率 4/14=28.6%

スピンオールレベル4 1/7

スピンステップオールレベル4 0/7

ジャンプ回転不足率  9/70=12.9%

ジャンプ回転不足なし試合 3/7

スピンステップオールレベル4ジャンプの回転不足もなしの試合 0/7

 

 ●ユヨン選手の19-20シーズンの戦績

Grade Event Pl Total SP TSS SP TES SP PCS FS TSS FS TES FS PCS
IC Philadelphia International 1 193.48 64.87 35.02 29.85 128.61 67.10 62.51
CS Lombardia Trophy 3 200.89 70.47 40.67 29.80 130.42 70.82 59.60
CS US International 2 199.29 58.04 30.00 29.04 141.25 78.37 62.88
GP Skate Canada 3 217.49 78.22 45.54 32.68 139.27 75.03 65.24
GP Cup of China 4 191.81 61.49 32.55 30.94 130.32 67.96 63.36
Others Youth Olympic Games 1 214.00 73.51 40.25 33.26 140.49 73.11 67.38
4CC Four Continents 2 223.23 73.55 40.81 32.74 149.68 79.94 69.74

ユヨン選手はシニアデビューの今シーズン、国際大会に7試合とかなり多めな出場試合数でした。

シーズン初戦は8月頭のフィラデルフィアインターナショナルからです。ジュニアグランプリシリーズより早い日程の試合に出るという積極ぶり。まずは193.48というスコアをマークします。

チャレンジャーシリーズも2試合エントリー。ロンバルディア杯ではショート70点台をたたき出し、200.89 ここで200点に乗せました。USインターナショナルはショートが崩れたもののフリーで141.25と伸ばしての199.29  2戦続けて200点前後のスコアを並べます。

グランプリシリーズは当初1試合、スケートカナダのみのエントリーでした。この試合でついてにトリプルアクセルをGOEプラスをもらう成功ジャンプを飛び78.22というスコアをたたき出し、トータルで217点まで伸ばして表彰台に乗ります。

その結果が認められてか、棄権者が出ての入れ替わりで中国杯にも入り、展開次第ではファイナルも、という可能性があったのですが、今度はトリプルアクセル2本転倒などで得点を伸ばせず、結果的にはシーズンワーストとなるスコアで、2戦連続の表彰台やファイナルの切符を逃すことになりました。

年明けすぐの韓国選手権は圧勝、連戦でユースオリンピックに出場するとこれも完勝します。さらに地元で迎えた四大陸選手権ではフリーで150点近いスコアをたたき出し2位表彰台。

シニア一年目なこともあり、世界ランキングはまだまだですが、シーズンランキングは、エテリ組と紀平選手に次ぐ5位と、申し分ないシーズンを終えました。

 

 ●ユヨン選手の今シーズンの要素別得点

Grade Event Pl Total TES PCS Jump Spin Step
IC Philadelphia International 1 193.48 102.12 92.36 66.95 22.21 12.96
CS Lombardia Trophy 3 200.89 111.49 89.40 77.84 20.24 13.41
CS US International 2 199.29 108.37 91.92 73.43 23.34 11.60
GP Skate Canada 3 217.49 120.57 97.92 84.22 24.52 11.83
GP Cup of China 4 191.81 100.51 94.30 64.69 22.95 12.87
Others Youth Olympic Games 1 214.00 113.36 100.64 81.13 23.74 8.49
4CC Four Continents 2 223.23 120.75 102.48 84.96 23.87 11.92

要素別を見ると、PCSはシニアデビューシーズンだなあ、というのがよく見えます。シーズン序盤は90点前後。これは、ショート30点、フリー60点、平均7.5程度に過ぎません。

それが試合を重ねてグランプリシリーズに入って90点台後半を出し、圧勝したユースオリンピックで100点に乗せました。四大陸選手権は地元の色が少しついた感もありますが、102点台ですので、平均8.5まで上がっていて、一シーズンでPCSの5つの要素の平均を1ポイント上げたということになります。

スピンは一番良かったスケートカナダで24点台半ば。後は23点台が多いです。23点台だとトップと比べるとちょっと弱いかなという印象はありますが、苦手とまでは言わなさそうな水準。

ただ、ステップの方は、一番良くてロンバルディア杯の13.41 13点台でもまだ、トップと比べると弱い印象になるのですが、12点台、あるいは11点台が多く並んでいて、これくらいのスコアになってくると、弱点という部類になると思います。なお、ユースオリンピックが8点台なのは、ジュニアルールでコレオシークエンスがないためなので、他より低いのは仕方ありません。

 

 ●ユヨン選手のスケート偏差値

Event Pl Total Jump Base Jump GOE Spin Step PCS
Philadelphia International 1 59.62 60.47 56.89 55.80 58.65 58.65
Lombardia Trophy 3 61.63 67.54 58.80 49.27 60.69 56.70
US International 2 61.19 63.38 61.18 59.55 52.50 58.36
Skate Canada 3 66.14 68.74 67.08 63.46 53.54 62.29
Cup of China 4 59.16 63.70 45.04 58.25 58.25 59.92
Youth Olympic Games 1 65.19 62.74 76.29 60.87 58.54 64.08
Four Continents 2 67.70 67.90 70.44 61.30 53.95 65.29

偏差値で並べるとこうなります。

トータルスコアは220点まで乗せてきた四大陸選手権では67台まで伸びてきました。

ジャンプの基礎点は60台が並んでいます。GOEの方が目立って、失敗した中国杯では45という低い偏差値になってしまいましたが、ユースオリンピック、あるいは四大陸では70台に偏差値をのせています。

スピンはいい時は60台に偏差値が乗っているので悪くはありません。

一方、ステップはかろうじて60.69が一つありますが、あとは50台の偏差値となっており、トップ層との差が見えます。

やはり、トリプルアクセルを中心としたジャンプの選手、というのがこの偏差値に表れているように見えます。

 

ユヨンスケート偏差値

レーダーチャートは、右側の動きが大きいですが、基本的にはジャンプの基礎点、ジャンプのGOEというのが高く出ます。

ステップのところがだいぶ凹んで見えます。ステップは点が取れないけれど、PCSはそれなりに出る、という形です。

 

●シーズン最高のショートプログラム基礎点構成

Event   Elements    BaseValue   GOE Scores  
Four Continents 1 3A   8.00   -1.60 6.40 -1.625
Four Continents 2 3Lz+3T   10.10   1.87 11.97 3.250
Four Continents 3 FCSp4   3.20   0.75 3.95 2.250
Four Continents 4 3F! ! 5.83 x 0.62 6.45 1.000
Four Continents 5 StSq3   3.30   0.83 4.13 2.625
Four Continents 6 LSp3   2.40   0.84 3.24 3.500
Four Continents 7 CCoSp4   3.50   1.17 4.67 3.375
Four Continents   TES   36.33   4.48 40.81  

ショートプログラムの最高基礎点は36.33でした。ダブルアクセル組の最高基礎点は33.78ですので、それと比べると2.55ポイント高く、この時点で優位に立てます。

ただ、トリプルアクセル組の中ではやや低めです。理由は、ステップとスピンにレベル3があるため、というのがあります。基本的に全試合でこの構成だったのに、最高基礎点がこのスコアであるということは、ジャンプの回転不足がなく、スピンステップでレベル4を取る、という試合を作ることができなかったためです。スピンステップすべてレベル4に出来れば、基礎点が0.9上がって37.23にまでこの構成ですることができます。

その上にはコストルナヤ選手、紀平梨花選手の、コンビネーション1.1倍構成時の37.65というスコアがありますが、基礎点差0.42なら、出来栄え勝負の範疇と呼べると思います。

 

●シーズン最高のフリープログラム基礎点構成

Event   Elements    BaseValue   GOE Scores  
US International 1 3A   8.00   -0.80 7.20 -0.857
US International 2 3Lz+3T   10.10   1.30 11.40 2.143
US International 3 3Lo   4.90   1.27 6.17 2.571
US International 4 LSp4   2.70   0.92 3.62 3.429
US International 5 StSq3   3.30   0.73 4.03 2.143
US International 6 3Lz+1Eu+3S 10.70   1.77 12.47 3.000
US International 7 CCoSp4   3.50   0.91 4.41 2.714
US International 8 2A+3T   8.25 x 1.34 9.59 3.286
US International 9 3F   5.83 x 1.06 6.89 2.143
US International 10 2A   3.63 x 0.66 4.29 2.000
US International 11 ChSq1   3.00   1.40 4.40 2.714
US International 12 FCSp4   3.20   0.70 3.90 2.286
US International   TES   67.11   11.26 78.37  

フリーの最高基礎点は67.11です。これもトリプルアクセル無し構成では届かない基礎点なので、高難度ジャンプがない面々に対しては基礎点段階で優位に立っています。一方で、トリプルアクセルあり構成の中ではあまり高い方ではありません。

主な理由はトリプルアクセルが1本構成だから、というのがありますが、もう一つ、1.1倍ボーナスジャンプの構成が弱い、というのもあります。多くの選手が3連続ジャンプを1.1倍時に入れて来たり、コンビネーションを2つ1.1倍に入れて来たりするのですが、ユヨン選手はそうはなっておらず、また、単独ダブルアクセルも入っていたりして、ボーナスジャンプの構成が弱いです。

トリプルアクセル組では紀平選手がチャレンジカップでルッツまで入る構成になって69.43までもっていきました。コストルナヤ選手は完成形で70.15です。こうやって見ると、そんなに極端な差はない、という見方もあるのかな今の段階でも。

 

2本飛ぶジャンプはルッツとトーループ。おそらく、次に目指しているのはトリプルアクセル2本構成だと思うので、それができるとまた難易度が上がるし、基礎点も上げらえる、ということになります。四回転組は80点超える選手もいるので、そこと比べると差がありますが、コストルナヤ選手並みの基礎点は見えてきているので、そこまで達したら、次は四回転積み増しに行くのか、出来栄え完成度向上を目指すのか、というどちらの道もありえそうです

 

●平均GOE+3.200以上

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Youth Olympic Games SP 6 LSp4   2.70   1.20 3.90 4.333
Skate Canada SP 6 LSp4   2.70   1.04 3.74 3.889
Skate Canada FS 4 LSp4   2.70   1.04 3.74 3.778
US International SP 6 LSp3   2.40   0.86 3.26 3.714
Philadelphia International SP 6 LSp4   2.70   1.01 3.71 3.667
Youth Olympic Games SP 1 2A   3.30   1.23 4.53 3.667
Four Continents FS 4 LSp3   2.40   0.84 3.24 3.625
Lombardia Trophy SP 7 CCoSp3   3.00   1.08 4.08 3.571
US International SP 2 3Lz+3T   10.10   2.12 12.22 3.571
Skate Canada SP 2 3Lz+3T   10.10   2.11 12.21 3.556
Skate Canada FS 8 2A+3T   8.25 x 1.44 9.69 3.556
Youth Olympic Games SP 7 CCoSp4   3.50   1.25 4.75 3.556
Four Continents SP 6 LSp3   2.40   0.84 3.24 3.500
Cup of China FS 4 LSp4   2.70   0.96 3.66 3.444
Youth Olympic Games SP 2 3Lz+3T   10.10   2.02 12.12 3.444
Youth Olympic Games FS 4 LSp3   2.40   0.86 3.26 3.444
US International FS 4 LSp4   2.70   0.92 3.62 3.429
Four Continents SP 7 CCoSp4   3.50   1.17 4.67 3.375
Four Continents FS 8 2A+3T   8.25 x 1.47 9.72 3.375
Cup of China SP 6 LSp4   2.70   0.93 3.63 3.333
Youth Olympic Games FS 3 3Lo   4.90   1.68 6.58 3.333
Lombardia Trophy SP 6 LSp3   2.40   0.82 3.22 3.286
US International FS 8 2A+3T   8.25 x 1.34 9.59 3.286
Four Continents SP 2 3Lz+3T   10.10   1.87 11.97 3.250
Four Continents FS 2 3Lz+3T   10.10   1.87 11.97 3.250
Four Continents FS 10 2A   3.63 x 1.10 4.73 3.250
Four Continents FS 11 ChSq1   3.00   1.58 4.58 3.250
Youth Olympic Games SP 4 3Lo   5.39 x 1.54 6.93 3.222

試合数が多いので、拾える加点上位要素も多くなるのは事実ではあるのですが、平均GOE+3.2以上、というラインで拾っても、結構な量出てきました。

上位にはスピン、それもレイバックスピンが並んでいます。これは、割とよくある光景です。宮原知子選手がこんな構図。次に、ダブルアクセルもいますが、そのあとに3Lz-3Tという難度の高いコンビネーションが平均GOE+3.5を超えるところにいます。2A-3Tも含めて、コンビネーションのGOEの高さが結構目立ちます。この辺が、ジャンプの特異さを表しているように見えます。

トリプルアクセルは、まだ、こういった高GOEリストに入って来るものはありませんでした。

 

トリプルアクセル

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Philadelphia International FS 1 3A< 6.40   -3.20 3.20 -5.000
Lombardia Trophy SP 1 3A   8.00   -1.12 6.88 -1.286
Lombardia Trophy FS 1 3A   8.00   -2.56 5.44 -3.286
US International SP 1 3A< 6.40   -3.20 3.20 -5.000
US International FS 1 3A   8.00   -0.80 7.20 -0.857
Skate Canada SP 1 3A   8.00   2.17 10.17 2.778
Skate Canada FS 1 3A   8.00   -4.00 4.00 -5.000
Cup of China SP 1 3A< 6.40   -3.20 3.20 -5.000
Cup of China FS 1 3A< 6.40   -3.20 3.20 -5.000
Youth Olympic Games FS 1 3A   8.00   1.26 9.26 1.556
Four Continents SP 1 3A   8.00   -1.60 6.40 -1.625
Four Continents FS 1 3A   8.00   2.67 10.67 3.125

昨シーズンは1本も試合で飛んでいませんでしたので、トリプルアクセルは今シーズンから入れ始めた、習得途中の要素と見るべきでしょうか。

基本的にはショートフリーで1本づつ、ユースオリンピックはジュニアルールなのでショートでは飛べません。

回転充足しての初の着氷はロンバルディア杯のショートプログラム。初めてのGOEプラス評価はスケートカナダショートプログラムでした。

今シーズン、トリプルアクセルは12回飛んで、回転不足が4回、転倒は5回です。GOEプラス評価は3回。回転足りて転倒しなければ成功とカウントすると、成功ジャンプは7回で成功率は58.3%  GOEプラスを成功ジャンプとすると成功率25.0%  紀平選手、コストルナヤ選手、トゥクタミシェワ選手といった、ほかのトリプルアクセル組が70%台の成功率があるのと比べると、まだ少し落ちます。シーズン後半に確率が上がっているか? と見ると、年が明けてからは回転不足はなくなっています。ただ、四大陸選手権でも一本はGOEマイナス。少し精度が上がってきたものの、まだ足りない、というくらいなようです。

 

●三連続ジャンプ

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Philadelphia International FS 6 3Lz+2T+2Lo   8.90   0.89 9.79 1.667
Lombardia Trophy FS 6 3Lz+1Eu+3S   10.70   1.53 12.23 2.429
US International FS 6 3Lz+1Eu+3S   10.70   1.77 12.47 3.000
Skate Canada FS 6 3Lz+1Eu+3S   10.70   1.77 12.47 3.000
Cup of China FS 6 3Lz+1Eu+3S< 9.84   0.17 10.01 0.333
Youth Olympic Games FS 6 3Lz+1Eu+3S   10.70   1.26 11.96 2.111
Four Continents FS 6 3Lz+1Eu+3S   10.70   1.67 12.37 2.750

3連続ジャンプは、初戦以外は3Lz-1Eu-3Sという高難度3連続に固定です。中国杯は回転不足がありましたが、他はすべてGOEもプラスの成功ジャンプです。3連続で平均GOE+3.0まで出せているので、かなり精度高く跳べているようです。

 

●三回転-三回転

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Philadelphia International SP 2 3Lz+3T   10.10   1.77 11.87 3.000
Philadelphia International FS 2 3Lz+3T   10.10   1.33 11.43 2.333
Philadelphia International FS 10 3S+3T   9.35 x 0.54 9.89 1.333
Lombardia Trophy SP 2 3Lz+3T   10.10   1.42 11.52 2.143
US International SP 2 3Lz+3T   10.10   2.12 12.22 3.571
US International FS 2 3Lz+3T   10.10   1.30 11.40 2.143
Skate Canada SP 2 3Lz+3T   10.10   2.11 12.21 3.556
Skate Canada FS 2 3Lz+3T   10.10   1.69 11.79 2.889
Cup of China SP 2 3Lz+3T   10.10   1.26 11.36 2.111
Cup of China FS 2 3Lz+3T< 9.26   0.00 9.26 0.000
Youth Olympic Games SP 2 3Lz+3T   10.10   2.02 12.12 3.444
Youth Olympic Games FS 2 3Lz+3T   10.10   1.69 11.79 2.889
Four Continents SP 2 3Lz+3T   10.10   1.87 11.97 3.250
Four Continents FS 2 3Lz+3T   10.10   1.87 11.97 3.250

3回転-3回転の成功率も高いです。14回飛んで回転不足は1回。他はすべて加点の付く成功ジャンプです。加点も平均GOE+2は当たり前で、+3を超えていくことが多くなっています。ショートもフリーも、まだまだ不安定な冒頭のトリプルアクセルの次の要素として、非常に重要になっているジャンプですが、これの成功率が高いことが、今シーズンの活躍を支えていたように見えます。

 

●ステップシークエンスとコレオシークエンス

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Philadelphia International SP 5 StSq4   3.90   0.88 4.78 2.500
Philadelphia International FS 5 StSq3   3.30   0.50 3.80 1.667
Philadelphia International FS 11 ChSq1   3.00   1.38 4.38 2.833
Lombardia Trophy SP 5 StSq4   3.90   1.01 4.91 2.714
Lombardia Trophy FS 5 StSq4   3.90   0.70 4.60 1.857
Lombardia Trophy FS 11 ChSq1   3.00   0.90 3.90 1.857
US International SP 5 StSq2   2.60   0.57 3.17 2.143
US International FS 5 StSq3   3.30   0.73 4.03 2.143
US International FS 11 ChSq1   3.00   1.40 4.40 2.714
Skate Canada SP 5 StSq2   2.60   0.82 3.42 3.111
Skate Canada FS 5 StSq3   3.30   0.75 4.05 2.444
Skate Canada FS 11 ChSq1   3.00   1.36 4.36 2.778
Cup of China SP 5 StSq3   3.30   0.66 3.96 2.000
Cup of China FS 5 StSq4   3.90   0.72 4.62 1.889
Cup of China FS 11 ChSq1   3.00   1.29 4.29 2.556
Youth Olympic Games SP 5 StSq3   3.30   0.99 4.29 3.000
Youth Olympic Games FS 5 StSq3   3.30   0.90 4.20 2.778
Four Continents SP 5 StSq3   3.30   0.83 4.13 2.625
Four Continents FS 5 StSq2   2.60   0.61 3.21 2.250
Four Continents FS 11 ChSq1   3.00   1.58 4.58 3.250

ステップシークエンスはレベル4率が28.6%とあまり高くありません。特に、グランプリシリーズ以降の重要な試合4戦で8回中レベル4は1回だけとなっています。

コレオシークエンスは四大陸選手権で平均GOE+3.250と3を超えてきましたが、あとは2台の出来でした。この辺は伸びしろ要素となっています。

 

細かく記載しませんが、スピンはレベル4率66.7% これも上位選手の中では低めな水準です。スピンオールレベル4の試合は1試合。グランプリデビューのスケートカナダでしたので、名前を売るための大事な最初の試合でしっかりレベル4を取れた、とも言えますが、以降の試合はレベル4がどの試合も6本中4回でしたので、安定的にレベル4が取れる選手ではまだない、ということになります。

 

 

今シーズンは、ロシアの三人組。コストルナヤ選手、シェルバコワ選手、トゥルソワ選手の陰に隠れる形になってしまいましたが、ユヨン選手もシニアデビューシーズンとして素晴らしい成績を上げました。

ジュニア時代から注目されていた選手ですが、まさかの濱田チーム入り。確かに、今、世界で一番、女子にトリプルアクセルを飛ばせるノウハウがたまっているのはここでしょうから、理にかなった動きだったのかもしれません。

エテリVS濱田 というような構図にまで行ければ面白いのですが、まだエテリ組の方が格上。対決の絵柄に持っていくには、紀平選手だけでなく、ユヨン選手のレベルアップも必要です。

昔は、男子はいいけど、女子はトップ選手を同じコーチが教えるのはいろいろと問題が多くて難しいんだ、というようなことをよく聞いたように覚えています。ザギトワ選手とメドベージェワ選手の間も、最終的にはそういった部分があったような気がするのですが、濱田組はどうなんでしょうかね。大丈夫でしょうか

 

韓国の選手なので、どうしてもキムヨナ二世、みたいな見られ方をするし、ノービス時代からそんな風に呼ばれていたような記憶もあります。ただ、実際の演技を見れば、タイプ違いますよね? というのは感じます。まだどちらも個性があまり出ていないジュニア時代だと、似通っていたのかもしれませんけれど

紀平梨花選手を浅田真央二世と呼ぶ人はだいぶ少なくなったかと思います。ユヨン選手も、やがてはキムヨナ二世と呼ばれることもなくなっていくでしょうか。お国柄的には、しばらく続くのかな。