カレンチェン Karen Chen  19-20

1999年8月16日生まれ

シニア5シーズン目

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シーズン獲得賞金:$0

世界ランキング:26位

シーズンランキング:19位

シーズンベストスコア 201.06(22位) 四大陸選手権

ショートプログラムシーズンベスト 67.28 四大陸選手権

フリーシーズンベスト 133.78 四大陸選手権

ショートプログラム楽曲: You Say

フリープログラム楽曲: Illumination

スピンレベル4率 27/30=90.0%

ステップレベル4率 3/10=30.0%

スピンオールレベル4 3/5

スピンステップオールレベル4 0/5

ジャンプ回転不足率  22/50=44.0%

ジャンプ回転不足なし試合 0/5

スピンステップオールレベル4ジャンプの回転不足もなしの試合 0/5

 

 ●カレンチェン選手の19-20シーズンの戦績

Grade Event Pl Total SP TSS SP TES SP PCS FS TSS FS TES FS PCS
IC Philadelphia International 2 182.99 65.63 34.73 30.90 117.36 56.95 61.41
CS Autumn Classic 4 173.66 60.89 31.41 30.48 112.77 54.45 60.32
GP Skate America 8 165.67 66.03 34.97 31.06 99.64 45.63 58.01
GP NHK Trophy 9 165.70 67.21 35.44 31.77 98.49 39.36 61.13
4CC Four Continents 7 201.06 67.28 35.55 31.73 133.78 67.69 66.09

昨シーズンはほぼ試合に出ていなかったカレンチェン選手ですが、今シーズンは8月頭から精力的に試合に出ていました。

シーズン初戦としてフィラデルフィアインターナショナルという8月2日から始まる試合に登場。182.99というまずまずのスコアで復帰します。

ただ、その後、チャレンジャーシリーズオータムクラシックでは170点台、グランプリ2戦は160点台とスコアが伸びませんでした。特にグランプリ2戦は、フリーで100点にも届かないスコアとなっており、特にフリーでの苦戦が目立ちます。

これはちょっと今シーズンも厳しいのかな、と見ていましたが、年が明けての全米選手権ではショートで70点台にスコアを乗せ、フリーも大崩れはせずに踏みとどまり190点台のスコアで4位にまで入ってきました。

それにより四大陸選手権の出場権をつかみ、2シーズンぶりとなるチャンピオンシップ出場を果たすと、ショートフリー共にシーズンベストのスコアでトータルスコアは201.06 現行ルールだけでなく、実は旧ルールも含めて、国際試合で初めての200点に到達し、200点スコアラーの仲間入りを果たしました。

 

 ●カレンチェン選手の今シーズンの要素別得点

Grade Event Pl Total TES PCS Jump Spin Step
IC Philadelphia International 2 182.99 91.68 92.31 54.02 24.30 13.36
CS Autumn Classic 4 173.66 85.86 90.80 46.99 25.14 13.73
GP Skate America 8 165.67 80.60 89.07 43.69 23.62 13.29
GP NHK Trophy 9 165.70 74.80 92.90 37.01 25.01 12.78
4CC Four Continents 7 201.06 103.24 97.82 64.35 25.31 13.58

要素別を見ると、四大陸選手権以外ではTESよりPCSの方が高いスコアとなっています。

PCSはシーズン中盤までは90点前後ですので、ショート30点フリー60点付近といった形です。各要素平均7.5あたりということになります。四大陸選手権では90点台後半にまでスコアを伸ばしました。各要素の平均は8点台に乗ったあたり、ということになります。

ジャンプの出来が全体を左右する、というのは全選手共通とも言えますが、NHK杯のショートフリー合わせても37.01しかない、というのはかなり苦しい状態だったと言えます。グランプリシリーズでは特にジャンプに苦しんでいたようでした。

スピンはいい時は25点台に乗ります。このスコアは紀平梨花選手や宮原知子選手といった、日本の上位勢よりも上のスコアです。25.31より上のスコアを出した選手は全体で7人。かなり上位にいるとみてよさそうです

ステップ系要素は13点台。すごく高いということでもないですが、悪いスコアではないです。レベル4を安定して取れると、もう少し上がって来ると思われます。

 

 ●カレンチェン選手のスケート偏差値

Event Pl Total Jump Base Jump GOE Spin Step PCS
Philadelphia International 2 56.76 52.45 53.72 62.73 60.46 58.61
Autumn Classic 4 54.23 50.16 46.94 65.51 62.13 57.62
Skate America 8 52.05 48.76 44.56 60.47 60.14 56.49
NHK Trophy 9 52.06 42.09 49.08 65.08 57.84 59.00
Four Continents 7 61.68 57.41 59.79 66.08 61.46 62.23

偏差値に直すと、やはり200点に乗った四大陸のみトータルスコアで60台の値となりました。

ジャンプは基礎点から弱め。四大陸ではGOEを含め50台の後半まで持ってくることが出来ました。

スピンの偏差値は高く、60台後半をマークしています。ステップは60前後です。

 

 

 

カレンチェンスケート偏差値

レーダーチャートは右が凹む形。ジャンプが課題です、という姿が見えます。

左よりは下に凸になっている形も見えます。スピンが得意分野になっています。

 

●シーズン最高のショートプログラム基礎点構成

Event   Elements    BaseValue   GOE Scores  
Four Continents 1 3Lz+3T   10.10   1.08 11.18 1.88
Four Continents 2 2A   3.30   0.61 3.91 1.63
Four Continents 3 FCSp4   3.20   0.85 4.05 2.50
Four Continents 4 3Lo< 4.31 x -0.39 3.92 -1.00
Four Continents 5 CCoSp4   3.50   1.05 4.55 3.00
Four Continents 6 StSq3   3.30   0.99 4.29 2.88
Four Continents 7 LSp4   2.70   0.95 3.65 3.25
Four Continents   TES   30.41   5.14 35.55  

ショートプログラムの基礎点最高は30.41 あまり高いスコアではありません。

5試合の中で最高の基礎点の時でも、回転不足が入っている、というのが痛いところ。ステップもレベル3でした。

ジャンプ構成は冒頭に3-3をルッツトーループで入れています。単独ジャンプはループ。ループの回転が足りていれば基礎点はあと1.08高くなりますので、31.49となります。ステップレベル4で32.09まで達します。これが本来、カレンチェン選手が出したい基礎点となっているかと思います。

 

●シーズン最高のフリープログラム基礎点構成

Event   Elements    BaseValue   GOE Scores  
Four Continents 1 3Lz   5.90   1.67 7.57 2.875
Four Continents 2 2A+3T< 6.66   -0.06 6.60 0.000
Four Continents 3 3Fe< 3.18   -0.85 2.33 -2.500
Four Continents 4 3Lo   4.90   1.06 5.96 2.125
Four Continents 5 FCCoSp4   3.50   1.05 4.55 3.000
Four Continents 6 StSq3   3.30   0.99 4.29 3.000
Four Continents 7 3Lz+1Eu+3S< 10.82 x -0.39 10.43 -0.750
Four Continents 8 2A   3.63 x 0.94 4.57 2.750
Four Continents 9 3Lo+2T   6.82 x 1.06 7.88 2.125
Four Continents 10 CCoSp4   3.50   1.23 4.73 3.375
Four Continents 11 ChSq1   3.00   2.00 5.00 4.000
Four Continents 12 LSp4   2.70   1.08 3.78 4.125
Four Continents   TES   57.91   9.78 67.69  

フリーの最高基礎点は57.91となっており、これは200点を超える選手としては低めな基礎点です。回転不足が三つある、というのが大きな理由です。コンビネーションの後ろの3回転がどちらも回転不足。また、フリップはエッジエラー付きの回転不足なので大きく基礎点が下がっています。ショートでフリップではなくループを飛んでいるのはこのあたりが理由かと思われます。

この三つのジャンプの回転が充足していて、エッジエラーもつかなければ、基礎点は3.91上がって61.82にまでなります。そこにステップがレベル4になると62.42までなる。これが、今シーズンのカレンチェン選手の完成形だったと思われます。

フリーで2回飛ぶジャンプはルッツとループ。セカンド3Tは1つにして、3Sを3連続で使うことでこういった形に持って行っています。

 

●平均GOE+3.000以上

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
NHK Trophy FS 12 LSp4   2.70   1.20 3.90 4.444
Skate America SP 7 LSp4   2.70   1.20 3.90 4.333
Autumn Classic FS 12 LSp4   2.70   1.13 3.83 4.143
Four Continents FS 12 LSp4   2.70   1.08 3.78 4.125
Four Continents FS 11 ChSq1   3.00   2.00 5.00 4.000
Autumn Classic SP 7 LSp4   2.70   1.08 3.78 3.857
Philadelphia International SP 7 LSp4   2.70   1.01 3.71 3.667
Philadelphia International SP 5 CCoSp4   3.50   1.23 4.73 3.500
Four Continents FS 10 CCoSp4   3.50   1.23 4.73 3.375
Philadelphia International FS 11 CCoSp4   3.50   1.14 4.64 3.333
Skate America FS 12 LSp3   2.40   0.79 3.19 3.333
Four Continents SP 7 LSp4   2.70   0.95 3.65 3.250
NHK Trophy SP 6 StSq3   3.30   1.04 4.34 3.222
NHK Trophy SP 7 LSp4   2.70   0.85 3.55 3.222
Autumn Classic FS 11 CCoSp4   3.50   1.12 4.62 3.143
NHK Trophy SP 5 CCoSp4   3.50   1.10 4.60 3.111
Philadelphia International FS 12 LSp3   2.40   0.72 3.12 3.000
Autumn Classic SP 3 FCSp4   3.20   0.96 4.16 3.000
Autumn Classic FS 3 2A+3T   7.50   1.26 8.76 3.000
Autumn Classic FS 10 ChSq1   3.00   1.50 4.50 3.000
NHK Trophy SP 3 FCSp4   3.20   0.96 4.16 3.000
Four Continents SP 5 CCoSp4   3.50   1.05 4.55 3.000
Four Continents FS 5 FCCoSp4   3.50   1.05 4.55 3.000
Four Continents FS 6 StSq3   3.30   0.99 4.29 3.000

評価の高い要素はやはりスピンです。それもレイバックスピンの評価が高いです。このあたり、宮原知子選手に傾向が近いです。レイバックスピンの平均GOE+4.444というのは、シニアの選手としては宮原知子選手に次ぐ2番目の高評価となります。

コレオシークエンスやステップシークエンスも時折平均GOE+3以上の高い評価を得ていますが、安定はしていません。

ジャンプはオータムクラシックの2A-3Tが、唯一平均GOE+3の評価を上げてリストに入っています。ジャンプでの得点があまり稼げていない、という姿がこの辺にも出ています。

 

●三連続ジャンプ

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Philadelphia International FS 7 2A+1Eu+3S< 7.96 x -0.09 7.87 -0.333
Autumn Classic FS 7 2A+1Eu+3S< 7.96 x -0.34 7.62 -1.000
Skate America FS 7 2A+1Eu+3S<< <<  5.61 x -1.46 4.15 -4.333
NHK Trophy FS 7 2A+SEQ+3S<<* * 2.90 X -1.60 1.30 -4.778
Four Continents FS 7 3Lz+1Eu+3S< 10.82 x -0.39 10.43 -0.750

三連続ジャンプは、1.1倍ボーナスタイムの一番最初、という位置に入っているのですが、残念ながら、これが今シーズンはすべて回転不足を含むGOEマイナスの失敗ジャンプとなってしまいました。

四大陸選手権では一つ目のジャンプを2Aから3Lzに変えていますので、調子も上がってきたということだったと思うのですが、三つ目のサルコウで回転不足。この辺のジャンプが決まるようになると210点はすぐに見えてくるのですが・・・。

 

●セカンド三回転

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Philadelphia International SP 1 3Lz+3T< 9.26   -0.15 9.11 -0.167
Autumn Classic SP 1 3Lz+3T< 9.26   -0.59 8.67 -1.000
Autumn Classic FS 3 2A+3T   7.50   1.26 8.76 3.000
Four Continents SP 1 3Lz+3T   10.10   1.08 11.18 1.875
Four Continents FS 2 2A+3T< 6.66   -0.06 6.60 0.000

コンビネーションの二つ目に3Tを付けるというジャンプも、成功率が高くありません。5試合出て、リストにショートから3つしか載っていない、というのがまず、成功率の低さを物語っています。ショートで成功したのはようは5試合中1回だけ、ということになるのですが、その1試合が四大陸選手権で、冒頭のこのジャンプを成功させたことが、人生初の200点到達にまでつながりました。

セカンド3Tの中で一番難易度の低い2A-3Tもあまり決まっていない、というのがちょっと苦しいところだなあ、と思います。

 

●単独のルッツフリップ 

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Philadelphia International FS 1 3Lz< 4.72   -0.35 4.37 -1.167
Philadelphia International FS 2 3F   5.30   1.06 6.36 2.167
Philadelphia International FS 8 3Lz<+REP 3.63 x -2.36 1.27 -5.000
Autumn Classic FS 1 3Lz   5.90   1.30 7.20 2.143
Autumn Classic FS 2 3F! ! 5.30   -2.65 2.65 -5.000
Autumn Classic FS 8 3Lz<+REP 3.63 x -2.36 1.27 -5.000
Skate America FS 1 3Lz   5.90   1.35 7.25 2.333
Skate America FS 2 3F!< 4.24   -0.79 3.45 -1.778
Skate America FS 8 3Lz<+REP 3.63 x -2.36 1.27 -5.000
NHK Trophy FS 1 3Lz   5.90   1.60 7.50 2.778
NHK Trophy FS 2 3F<e e 3.18   -1.18 2.00 -3.667
NHK Trophy FS 8 3Lz<+REP 3.63 X -2.36 1.27 -5.000
Four Continents FS 1 3Lz   5.90   1.67 7.57 2.875
Four Continents FS 3 3Fe< 3.18   -0.85 2.33 -2.500

単独ジャンプの確率も低いのが苦しいです。フリーで8番目のルッツを飛ぶ構成をNHK杯までの4試合で組んでいるのですが、これがすべて回転不足の転倒。コンビネーションを付けたいところだったため、リピート扱いでさらに基礎点が下がる、という形でこの要素で得られるスコアが1.27で減点がマイナス1つくと、ほとんど点がなくなってしまっています。

単独のフリップは5回飛んでeが二つに!が二つ。フリップの方はエッジ面で苦しんでいます。また回転不足も5回中3回。

 

ジャンプ要素は5試合で50回あるわけですが、そのうち22要素で回転不足。回転不足要素率44.0% ジャンプで大変苦しんでいるわけですが、それでも四大陸選手権で200点まで到達しました。回転不足を克服したら、すぐに210点、さらには215点くらいまでは見えている感じです。

 

●ステップシークエンスとコレオシークエンス

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Philadelphia International SP 6 StSq4   3.90   1.17 5.07 2.833
Philadelphia International FS 6 StSq3   3.30   0.99 4.29 2.833
Philadelphia International FS 10 ChSq1   3.00   1.00 4.00 1.833
Autumn Classic SP 6 StSq4   3.90   1.17 5.07 2.857
Autumn Classic FS 6 StSq3   3.30   0.86 4.16 2.571
Autumn Classic FS 10 ChSq1   3.00   1.50 4.50 3.000
Skate America SP 6 StSq4   3.90   0.95 4.85 2.444
Skate America FS 6 StSq3   3.30   0.85 4.15 2.444
Skate America FS 10 ChSq1   3.00   1.29 4.29 2.444
NHK Trophy SP 6 StSq3   3.30   1.04 4.34 3.222
NHK Trophy FS 6 StSq3   3.30   0.71 4.01 2.111
NHK Trophy FS 10 ChSq1   3.00   1.43 4.43 2.778
Four Continents SP 6 StSq3   3.30   0.99 4.29 2.875
Four Continents FS 6 StSq3   3.30   0.99 4.29 3.000
Four Continents FS 11 ChSq1   3.00   2.00 5.00 4.000

ステップはレベル3が基本です。グランプリシリーズ以降は3戦で6要素すべてレベル3でした。平均GOEは+2台前半が多かったですが、四大陸では3に近いところになっていて、コレオシークエンスでは+4を得ました。コレオシークエンスの平均GOE+4.000は、今シーズンの全選手中坂本花織選手に次いで2番目の高評価です。感覚的には、スパイラルが高評価な感じでしょうか。

 

●レイバックスピン

 

Event     Elements    BaseValue   GOE Scores  
Philadelphia International SP 7 LSp4   2.70   1.01 3.71 3.667
Philadelphia International FS 12 LSp3   2.40   0.72 3.12 3.000
Autumn Classic SP 7 LSp4   2.70   1.08 3.78 3.857
Autumn Classic FS 12 LSp4   2.70   1.13 3.83 4.143
Skate America SP 7 LSp4   2.70   1.20 3.90 4.333
Skate America FS 12 LSp3   2.40   0.79 3.19 3.333
NHK Trophy SP 7 LSp4   2.70   0.85 3.55 3.222
NHK Trophy FS 12 LSp4   2.70   1.20 3.90 4.444
Four Continents SP 7 LSp4   2.70   0.95 3.65 3.250
Four Continents FS 12 LSp4   2.70   1.08 3.78 4.125

カレンチェン選手はスピンの評価が高いのですが、その中でもとりわけレイバックスピンの評価が高いです。平均GOEが+4を超える評価が4回あります。ショート、フリー、いずれもレイバックスピンで締めるのですが、こういう高評価要素で締められるというのは、プログラム全体の印象を良くしてくれると感じています。

 

 

3シーズン前に世界選手権で4位になりアメリカにオリンピック3枠をもたらす原動力となったあと、平昌オリンピックにも出場しました。ただ、その後ケガもあり1シーズンほぼ棒に振っての今シーズン、という流れでした。

グランプリシリーズ2戦で8位と9位に終わった時は、結構心配したのですが、年が明けてからはある程度のところまで復活してくれました。

シーズンベストは24位以内なので、来シーズングランプリ1枠は確定ですが、世界ランキングは26位。2枠は確定的、というにはちょっと足りないですが、まあ何とか大丈夫かなたぶん、というくらいの位置にいます。

 

美しいスパイラルとスピンの評価が高い選手。今のところシニアではアメリカ三番手という位置になっています。アメリカは210点を超えるレベルで今はシニアに二人いて、世界の切符が2枚しかないので、代表になっていくにはジャンプの回転不足を克服しないとなかなか苦しいです。来シーズンで3枠に増えてもオリンピックシーズンにはアリッサリュウ選手がシニアに上がって来る。

なかなか苦しい位置。平昌オリンピックにも出ているので、一瞬ベテランな気がしてしまうのですが、まだ20歳で、ブレイディテネル選手やマライアベル選手より年下なんですよね。北京シーズンでも22歳で大学生年齢です。年齢的にはもう一つ先のオリンピックまでも行けます。