前回の続きで今回は女子シングル編になります
○シニア女子シングル 上位8人
Name | 所属 | Total | SP | FS | Event | |
1 | 坂本花織 | シスメックス | 217.24 | 73.74 | 143.50 | げんさんサマーカップ |
2 | 松生理乃 | 中京大中京高校 | 207.48 | 69.70 | 137.78 | みなとアクルス杯 |
3 | 吉田陽菜 | 木下アカデミー | 197.16 | 64.34 | 132.82 | 木下トロフィー争奪 |
4 | 宮原知子 | 木下グループ | 196.28 | 61.54 | 134.74 | げんさんサマーカップ |
5 | 三原舞依 | シスメックス | 194.75 | 61.83 | 132.92 | げんさんサマーカップ |
6 | 樋口新葉 | 明治大学/ノエビア | 193.41 | 62.40 | 131.01 | げんさんサマーカップ |
7 | 山下真瑚 | 中京大学 | 186.98 | 58.90 | 128.08 | げんさんサマーカップ |
8 | 河辺愛菜 | 木下アカデミー | 184.06 | 64.73 | 119.33 | げんさんサマーカップ |
トップスコアは坂本花織選手の217.24 なかなか紀平梨花選手以外でこのスコアを出すのは最近では難しく、順当にいけばオリンピック当確なんだろうな、という位置に立っています。
今シーズンからシニア本格参戦の松生理乃選手が2番手で207.48まで出しています。
3番手の吉田陽菜選手は今シーズンはジュニアと聞いていますが、ローカル大会とは言えシニアカテゴリーでこれだけのスコアを出してきました。
宮原知子選手が4番目。5番手以下の選手にも言えることですが、オリンピックを狙うには200点は最低必要でしょうし、まだこの先4カ月の闘いでスコアはきっとそれぞれ上がっていくのだろうと思います。
○シニア女子シングル ショートプログラム 上位8人
Name | 所属 | TSS | TES | PCS | Event | |
1 | 樋口新葉 | 明治大学/ノエビア | 74.02 | 41.04 | 32.98 | 東京夏季フィギュア |
2 | 坂本花織 | シスメックス | 73.74 | 39.64 | 34.10 | げんさんサマーカップ |
3 | 松生理乃 | 中京大中京高校 | 70.27 | 38.62 | 31.65 | げんさんサマーカップ |
4 | 河辺愛菜 | 木下アカデミー | 64.73 | 35.28 | 29.45 | げんさんサマーカップ |
5 | 吉田陽菜 | 木下アカデミー | 64.34 | 36.74 | 27.60 | 木下トロフィー争奪 |
6 | 松原星 | 明治大学 | 64.06 | 37.04 | 27.02 | 東京夏季フィギュア |
7 | 青木祐奈 | 日本大学 | 63.47 | 36.27 | 27.20 | 東京夏季フィギュア |
8 | 横井ゆは菜 | 中京大学 | 62.12 | 33.66 | 28.46 | みなとアクルス杯 |
ショートプログラムのトップスコアは樋口新葉選手。ショートのみの試合で好スコアを出しました。技術点は41点に乗せています。
坂本選手の73.74は本人比では普通でしょうか。3番目に松生理乃選手が70点に乗せてきています。
松原星選手、青木祐奈選手といったあたりもショートではグランプリ経験組の上に来るようなスコアを出してきています。
○シニア女子シングル フリー 上位8人
Name | 所属 | TSS | TES | PCS | Event | |
1 | 坂本花織 | シスメックス | 143.50 | 74.79 | 68.71 | げんさんサマーカップ |
2 | 松生理乃 | 中京大中京高校 | 137.78 | 73.04 | 65.74 | みなとアクルス杯 |
3 | 宮原知子 | 木下グループ | 134.74 | 66.43 | 68.31 | げんさんサマーカップ |
4 | 三原舞依 | シスメックス | 132.92 | 71.32 | 61.60 | げんさんサマーカップ |
5 | 吉田陽菜 | 木下アカデミー | 132.82 | 76.15 | 56.67 | 木下トロフィー争奪 |
6 | 樋口新葉 | 明治大学/ノエビア | 131.01 | 68.60 | 62.41 | げんさんサマーカップ |
7 | 山下真瑚 | 中京大学 | 128.08 | 67.97 | 60.11 | げんさんサマーカップ |
8 | 横井ゆは菜 | 中京大学 | 119.70 | 63.18 | 56.52 | げんさんサマーカップ |
フリーでは坂本花織選手がトップ。140点越えはただ一人です。
130点台に6人。松生選手が技術点73点まで伸ばして130点台後半のスコアを早くも出しています。
宮原選手が3番手。過去の実績と比べればそれほど高いスコアでもないですが、シーズン序盤としてはまずまずなんでしょうか。
驚きは5番目の吉田陽菜選手。今シーズンはジュニアカテゴリーで滑り世界ジュニアを目指すコースが基本線かと思われますが、シニアで滑ったこの試合では技術点76.15をマーク。現段階で全選手中トップの技術点です。
○ジュニア女子シングル 上位8人
Name | 所属 | Total | SP | FS | Event | |
1 | 柴山歩 | 木下アカデミー | 176.23 | 61.10 | 115.13 | 西日本中小学生競技会 |
2 | 住吉りをん | 駒場学園高校 | 172.35 | 59.92 | 112.43 | げんさんサマーカップ |
3 | 櫛田育良 | 木下アカデミー | 170.89 | 58.27 | 112.62 | 西日本中小学生競技会 |
4 | 吉田陽菜 | 中京大中京高校 | 165.95 | 41.14 | 124.81 | みなとアクルス杯 |
5 | 島田麻央 | 木下アカデミー | 162.76 | 56.10 | 106.66 | げんさんサマーカップ |
6 | 中井亜美 | MFFSA | 161.87 | 54.78 | 107.09 | げんさんサマーカップ |
7 | 大門桜子 | 木下アカデミー | 155.02 | 57.09 | 97.93 | げんさんサマーカップ |
8 | 横井きな結 | 中京大中京高校 | 154.39 | 56.48 | 97.91 | みなとアクルス杯 |
ジュニアのトップスコアは今シーズンからジュニアに上がってきた柴山歩選手。170点台後半まで出しています。吉田陽菜選手は4番目ですが、シニアの試合で190点台出してますので、実質的にはトップスコアを持っていると言ってよいかと思います。
本来ノービスの島田麻央選手が5番目。昨シーズンはノービスからの推薦出場で全日本ジュニアの表彰台に乗っていますが、今シーズンはどうでしょう?
本来はここに名前が出てくるような選手は、今の時期はジュニアグランプリシリーズに出ていてほしいのですが…、コロナが恨めしいです。
○ジュニア女子シングル ショートプログラム 上位8人
Name | 所属 | TSS | TES | PCS | Event | |
1 | 住吉りをん | 駒場学園高校 | 63.12 | 36.50 | 26.62 | 東京夏季フィギュア |
2 | 柴山歩 | 木下アカデミー | 61.10 | 36.22 | 24.88 | 西日本中小学生競技会 |
3 | 櫛田育良 | 木下アカデミー | 58.27 | 35.01 | 23.26 | 西日本中小学生競技会 |
4 | 中井亜美 | MFアカデミー | 57.20 | 35.98 | 21.22 | 東京夏季フィギュア |
5 | 大門桜子 | 木下アカデミー | 57.09 | 33.94 | 23.15 | げんさんサマーカップ |
6 | 横井きな結 | 中京大中京高校 | 56.48 | 31.63 | 24.85 | みなとアクルス杯 |
7 | 島田麻央 | 木下アカデミー | 56.10 | 34.20 | 21.90 | げんさんサマーカップ |
8 | 江川マリア | パピオフィギュアクラブ | 51.93 | 29.29 | 22.64 | 飯塚アイスパレス杯 |
ショートプログラムのトップスコアは住吉りをん選手。技術点、演技構成点ともにジュニアのトップスコアとなっています。2位の柴山歩選手から5位の大門桜子選手までは順番が入れ替わりますが昨シーズンの全日本ノービスAの2位から5位と同じです。
○ジュニア女子シングル フリー 上位8人
Name | 所属 | TSS | TES | PCS | Event | |
1 | 住吉りをん | 駒場学園高校 | 63.12 | 36.50 | 26.62 | 東京夏季フィギュア |
2 | 柴山歩 | 木下アカデミー | 61.10 | 36.22 | 24.88 | 西日本中小学生競技会 |
3 | 櫛田育良 | 木下アカデミー | 58.27 | 35.01 | 23.26 | 西日本中小学生競技会 |
4 | 中井亜美 | MFアカデミー | 57.20 | 35.98 | 21.22 | 東京夏季フィギュア |
5 | 大門桜子 | 木下アカデミー | 57.09 | 33.94 | 23.15 | げんさんサマーカップ |
6 | 横井きな結 | 中京大中京高校 | 56.48 | 31.63 | 24.85 | みなとアクルス杯 |
7 | 島田麻央 | 木下アカデミー | 56.10 | 34.20 | 21.90 | げんさんサマーカップ |
8 | 江川マリア | パピオフィギュアクラブ | 51.93 | 29.29 | 22.64 | 飯塚アイスパレス杯 |
フリーは吉田陽菜選手がトップ。技術点は70点に迫ります。120点を超えたのは吉田陽菜選手一人だけです。
100点を超えているのは全体で7人。このあたりまでは全日本ジュニアで上位争いをし、全日本の出場枠を目指す選手でしょうか。
○ノービスA女子シングル 上位8人
Name | 所属 | Total | Event | |
1 | 島田麻央 | 木下アカデミー | 105.62 | 西日本中小学生競技会 |
2 | 和田薫子 | 名古屋市立大須小学校 | 100.76 | みなとアクルス杯 |
3 | 村上遥奈 | 木下アカデミー | 95.11 | 西日本中小学生競技会 |
4 | 上園恋奈 | グランプリ東海クラブ | 85.45 | 西日本中小学生競技会 |
5 | 山田恵 | パピオフィギュアクラブ | 73.99 | 飯塚アイスパレス杯 |
6 | 森田愛華 | グランプリ東海クラブ | 67.49 | 西日本中小学生競技会 |
7 | 武田沙弓 | 香川フィギュアC | 67.30 | 飯塚アイスパレス杯 |
8 | 政野梨花 | 京都宇治FSC | 66.62 | 西日本中小学生競技会 |
ノービスAは当たり前のように島田麻央選手がトップスコア。105.62は従来の常識で言えばかなり高いスコアなのですが、島田麻央選手基準ではもはや平凡なスコアだったりします。
2位の和田薫子選手も100点に乗せてきました。昨シーズンは全日本ノービスAで6位。2~5位がジュニアに上がっているので、昨シーズンの序列通り2番手につけている、という位置です。
4位の上園恋奈選手は昨シーズンは全日本ノービスBで2位。今シーズンからAに上がった選手の中ではトップスコアを出しています。
上位8人、すべて中京以西の西日本勢で東日本勢の名前が見られません。関東圏でのノービスの試合がすべてなくなってしまったという影響もあるのかと思いますが、少し心配な構図だったりします。
○ノービスB女子シングル 上位8人
Name | 所属 | Total | Event | |
1 | 金沢純禾 | 木下アカデミー | 74.93 | 西日本中小学生競技会 |
2 | 川勝玲奈 | 京都宇治FSC | 67.13 | 西日本中小学生競技会 |
3 | 河野莉々愛 | 岡山SC | 66.79 | 西日本中小学生競技会 |
4 | 加生乙夏 | 大分ゴールドFSC | 59.65 | 飯塚アイスパレス杯 |
5 | 星碧波 | 春日井市立上条小学校 | 57.88 | みなとアクルス杯 |
6 | 吉田菫 | 倉敷FSC | 57.34 | 西日本中小学生競技会 |
7 | 鈴木華乃 | 木下アカデミー | 57.13 | 西日本中小学生競技会 |
8 | 森岡凛 | 豊田市立若園小学校 | 55.59 | みなとアクルス杯 |
ノービスBもトップスコアは木下アカデミーから金沢純禾選手。今シーズンからノービスBに上がってきた9歳小学校4年生の選手です。昨年の全日本ノービスBの優勝スコア71.60をすでに上回ってきていますがこのまま順調に成長していくでしょうか?
昨シーズン全日本ノービスB優勝の鈴木華乃選手は57.13で7番手です。
ノービスBもいまのところすべて西日本勢で上位を占めています。