西日本選手権 順当に通過

先週の東日本選手権に続いて今週は西日本選手権です。昨シーズンのようにコロナで国際大会が壊滅していた状況とは異なり、トップ選手は国際大会派遣で不在な部分もあります

そんなこともあり、トップ選手の不在免除で枠がいくらか小さくなったりもしていますが、それでも有力選手はほぼ波乱なく、全日本への進出を決めているように見えます。

 

○女子シングル シニア (上位18人)

Pl Name 所属 Total SP FS
1 荒  木  菜  那 中京大学 174.23 59.16 115.07
2 白  岩  優  奈 関西大学 166.92 60.37 106.55
3 山  下  真  瑚 中京大学 165.19 63.13 102.06
4 籠  谷  歩  未 同志社大学 163.22 52.80 110.42
5 三  宅  咲  綺 岡山理科大学 163.06 56.41 106.65
6 浦  松  千  聖 中京大学 159.72 55.95 103.77
7 大  庭      雅 東海東京FH 157.87 58.42 99.45
8 野  口  望々花 関西学院大学 156.43 54.69 101.74
9 新田谷      凜 中京大学 154.16 52.46 101.70
10 竹  野  比  奈 福岡大学 152.02 49.04 102.98
11 竹  野  仁  奈 筑紫女学園大学 149.74 52.69 97.05
12 森  下  実  咲 関西大学 145.46 50.33 95.13
13 永  見  千代乃 ノートルダム清心女子大学 143.88 49.33 94.55
14 加  藤  利緒菜 中京大学 143.57 55.42 88.15
15 酒  井  祐  香 中京大学 142.63 48.15 94.48
16 田  村  綾  音 広島文化学園大学 139.92 48.11 91.81
17 伊  勢  桃  菜 広島スケートクラブ 137.06 47.84 89.22
18 小  嶋  孝  夏 西宮甲英高等学院 128.52 45.39 83.13

女子シングルは出場選手中の全日本への通過枠は11ありました。11位以内にユニバーシアード代表で、コロナ隔離機関の関係で全日本への出場が微妙な情勢の竹野比奈選手が入っているため、12位の選手にまで全日本の出場権が回っています。

優勝は荒木菜那選手。昨年は西日本14位で全日本へ進めなかったのですが、今シーズン見事に復活して西日本選手権を制覇しました。全日本でもスコアを伸ばして強化選手入りを目指す立ち位置かと思います。

2位に白岩優奈選手が入りました。セカンド3回転は今回もありませんでしたし、ループで転倒するなど本人比では今一つなスコアではありますが順当に全日本へ進出。

3位の山下真瑚選手はショート1位。フリーで3F+3Tを!つきながら決めてこれはいけるか、というところから以降は崩れてコンビネーションがその1つしか入らないなどスコアが伸びず。それでも3位なので問題なく全日本進出です。白岩選手、山下選手といった元々はグランプリ常連だったような選手は、ある程度ランキングを維持するために、コロナに巻き込まれた状態なのであれではあるのですが、チャレンジャーシリーズや国際B級大会に2試合派遣するくらいは出来たらよかったのになと思います。

4位5位も全日本復帰組。西日本学生選手権を優勝した籠谷歩未選手がフリーでスコアを伸ばして4位に入ってきました。3年ぶりの全日本です。同じく西日本学生で2位だった三宅咲綺選手が5位です。こちらは2年ぶりの全日本になります。この辺は今シーズン好調組なようです。

今シーズン引退表明の新田谷凜選手は9位。人生最悪に調子が悪い、とのことですが、何とか全日本には到達。8シーズン連続9回目の全日本になります。強化指定Bには入ってますし、久しぶりの国際大会をB級でもいいから味わっての引退になってほしい気もしますが、その辺は本人の心境としてはどうなんでしょうかね。

竹野姉妹は10位11位、ぎりぎり通過。姉の比奈選手のユニバーシアードの関係で姉妹全日本になるかどうかは微妙ではありますが、権利は得ました。妹の仁奈選手が2年ぶりの全日本なので姉妹全日本も2年ぶりです。

かつてはNHK杯に出場していた加藤利緒菜選手はフリーで伸ばせず14位。全日本復帰はなりませんでした。

 

○女子シングル シニア 要素別スコア

Pl Name Total PCS Jump J GOE Spin Step
1 荒  木  菜  那 174.23 80.40 53.12 7.83 22.07 10.81
2 白  岩  優  奈 166.92 84.56 49.24 0.14 22.03 11.95
3 山  下  真  瑚 165.19 84.96 48.24 -0.02 19.47 12.54
4 籠  谷  歩  未 163.22 70.96 59.14 1.42 22.27 9.43
5 三  宅  咲  綺 163.06 79.76 49.55 -0.01 22.08 12.68
6 浦  松  千  聖 159.72 77.80 50.10 0.43 21.30 10.09
7 大  庭      雅 157.87 79.28 45.01 -0.20 21.70 12.08
8 野  口  望々花 156.43 71.12 54.44 0.32 20.54 10.01
9 新田谷      凜 154.16 77.56 45.81 -0.40 20.54 11.65
10 竹  野  比  奈 152.02 78.28 43.01 -2.18 22.26 12.65
11 竹  野  仁  奈 149.74 75.40 43.29 -5.22 23.19 13.08
12 森  下  実  咲 145.46 75.12 37.63 -0.02 21.05 11.68
13 永  見  千代乃 143.88 69.36 44.14 -2.51 22.34 10.55
14 加  藤  利緒菜 143.57 72.24 43.30 -1.17 21.08 10.12
15 酒  井  祐  香 142.63 66.32 50.79 -4.80 20.26 10.06

要素別でみると特徴が結構しっかり出ます。

白岩優奈選手、山下真瑚選手といったグランプリ組は、ジャンプが今一つで調子が上がっていませんが、PCSのベースが高いです。

ジャンプで稼いだのは優勝した荒木菜那選手と4位の籠谷歩未選手。荒木選手は出来栄えで稼ぎ、籠谷選手は基礎点で稼いだ形です。

籠谷選手はスピンも上位選手を上回って3位。ただ、ステップで点が出せていないのとそれに呼応する部分もあるでしょうかPCSが出ないことで表彰台までは届きませんでした。

スピンと言えば竹野比奈選手なのですが、今回は妹の仁奈選手の方がスピンでトップでした。さらにはステップもトップです。姉のお株を奪うとはまさにこのこと。ジャンプで点が出ないのでどうしても上位にはなかなか上がってこられないのですが、見どころある選手です。

 

○男子シングル シニア

Pl Name 所属 Total SP FS
1 森  口  澄  士 木下アカデミー 197.37 67.30 130.07
2 須  本  光  希 関西大学 194.54 71.88 122.66
3 木  科  雄  登 関西大学 180.61 67.72 112.89
4 杉  山  匠  海 岡山大学 167.82 62.56 105.26
5 櫛  田  一  樹 関西学院大学 164.63 76.06 88.57
6 鈴  木  零  偉 広島スケートクラブ 144.37 52.78 91.59
7 辻  村  岳  也 同志社大学 131.13 47.22 83.91
8 和  田  龍  京 中京大学 129.26 43.70 85.56
9 古  家  龍  磨 九州工業大学 123.11 42.62 80.49
10 早  川  晃太郎 国際医療福祉大学 119.66 44.01 75.65
11 東  健  太 川崎医療福祉大学 118.49 35.65 82.84
12 前  川  裕  士 大阪市立大学FSC 99.98 33.40 66.58

男子シングルは全日本進出枠が出場選手の中からは9 ただしユニバーシアードの代表選手がコロナ隔離の関係で全日本出場が微妙なため10位の選手まで枠が回ります。

優勝はそのユニバーシアード代表の森口澄士選手。木下アカデミーは女子が目立ちますが、シニアでは先に男子で西日本のタイトルを獲りました。スコアは197.37 本人曰くフリーでノーミスで150点を出したい、とのことで、ユニバーシアードではそのスコアが目標になるのかと思います。

須本光希選手が2位。これまでの実績からすると200点に届かないスコアは少し寂しいです。体調も悪かったということなので、全日本での復活期待でしょうか

木科雄登選手が3位表彰台。昨年はジュニアカテゴリーですが207点まで出していますので、180点というのはこちらも少し寂しいスコアです。

ショート1位の櫛田一樹選手はフリーで崩れて結果5位。3転倒は痛い。四回転トーループ2本にトリプルアクセル2本がすべて不発ですが、この構成が上を目指している感が出ています。ショートでは決まった四回転。フリーでも決まってくれば強化指定選手入りもあるかもしれません

 

○男子シングル シニア 要素別スコア(上位10人)

Pl Name Total PCS Jump J GOE Spin Step
1 森  口  澄  士 197.37 95.15 70.62 1.90 18.54 11.16
2 須  本  光  希 194.54 106.35 56.52 2.69 18.97 11.01
3 木  科  雄  登 180.61 98.70 53.21 0.68 19.24 8.78
4 杉  山  匠  海 167.82 81.00 62.97 -4.65 20.13 9.37
5 櫛  田  一  樹 164.63 92.45 63.07 -17.82 21.20 9.73
6 鈴  木  零  偉 144.37 73.60 46.47 -0.53 17.48 8.35
7 辻  村  岳  也 131.13 69.20 41.41 -6.53 19.47 7.58
8 和  田  龍  京 129.26 65.25 42.98 -3.57 17.88 6.72
9 古  家  龍  磨 123.11 67.15 42.58 -9.05 17.80 6.63
10 早  川  晃太郎 119.66 70.55 35.33 -7.89 16.04 7.63

要素別を見ると、流石実績のある須本光希選手がPCSではトップでした。ただ、調子の悪さを反映してジャンプでは稼げていません。それでもGOEがプラスになった数少ない選手でした。

ジャンプは優勝した森口澄士選手がトップ。四回転は入っていないのですが、基礎点から減点されるようなものが少なくこういった結果になりました。

男子はジャンプのGOEで著しいマイナスを被る選手が目立ちます。櫛田一樹選手は-17.82 四回転、トリプルアクセルとうまくいかずこの結果に。リスクを背負って挑戦した結果ですが、失敗するとこういうリターンになる・・、ということで厳しいです。

 

○女子シングル ジュニア(上位18人)

Pl Name 所属 Total SP FS
1 柴  山      歩 木下アカデミー 177.70 64.36 113.34
2 櫛  田  育  良 木下アカデミー 175.77 62.45 113.32
3 田  中  梓  沙 木下アカデミー 174.28 65.86 108.42
4 江  川  マリア パピオフィギュアクラブ 164.34 57.30 107.04
5 大  門  桜  子 木下アカデミー 162.88 59.65 103.23
6 吉  田  陽  菜 木下アカデミー 162.71 55.44 107.27
7 清  水  咲  衣 大阪スケート倶楽部 151.16 52.56 98.60
8 横  井  きな結 中京大中京高校 149.59 55.84 93.75
9 岡  本  真  綸 岡山理大附高校 148.86 55.38 93.48
10 岩  崎  陽  菜 なみはやクラブ 144.22 52.87 91.35
11 磯  村  彩  姫 中京大学 133.59 46.25 87.34
12 吉  本      玲 神戸クラブ 132.42 49.01 83.41
13 高  橋  萌  音 神戸クラブ 131.66 46.56 85.10
14 柚  木  心  結 京都宇治FSC 131.46 49.00 82.46
15 後  藤  千  弦 グランプリ東海クラブ 130.58 49.25 81.33
16 田  村  珠里亜 愛知みずほ大瑞穂高 127.83 44.73 83.10
17 鴨  井  彬莉彩 パピオフィギュアクラブ 123.58 52.36 71.22
18 大  坪  瑚  子 邦和SC 121.23 46.20 75.03

女子シングルジュニアの全日本ジュニアへの通過枠は14 このうち吉田陽菜選手はシードがついていてカウント外なため、実際には15位の選手まで通過できることになります。

優勝したのは昨年ノービス組ながら全日本ジュニアで4位に入った柴山歩選手でした。フリーでもサルコウで転倒したりミスはありながらも勝ちました。今シーズン3回目の170点台後半です。

櫛田育良選手が2位。近畿選手権は勝ったのですが今回は2位にとどまりました。

3位には田中梓沙選手。174.28はパーソナルベスト相当のスコアです。全日本ジュニアの最高位は10位。それを更新して全日本へ進みたい、というような立ち位置でしょうか。

木下アカデミー勢に割って入ったのは福岡から江川マリア選手。164.34はやはりパーソナルベスト相当のスコアです。

昨年の全日本ジュニア2位の吉田陽菜選手は6位に終わりました。今回はフリーもスコアを伸ばせず。トリプルアクセルは決まったのですが他のジャンプが今一つしっかり入りませんでした。来期シニアに上がることを考えると、ジュニアグランプリファイナルのワイルドカードが欲しいですし、さらに世界ジュニアで上位に入って結果を残して、グランプリの出場枠が回ってくる可能性を少しでも上げたい。そのためには160点だとちょっと厳しそうです。

横井きな結選手が8位。西日本で8位だと全日本で上位に来るのはいくらか難しい部分はありますが、それでも、姉妹全日本の芽を残しました。

 

○女子シングルジュニア 要素別スコア(上位15人)

Pl Name Total PCS Jump J GOE Spin Step
1 柴  山      歩 177.70 77.64 65.60 5.89 22.65 7.92
2 櫛  田  育  良 175.77 78.36 64.98 2.48 21.89 8.06
3 田  中  梓  沙 174.28 84.80 56.52 1.60 17.88 9.92
4 江  川  マリア 164.34 79.44 51.66 3.65 22.14 8.45
5 大  門  桜  子 162.88 79.08 56.05 -0.34 21.16 8.93
6 吉  田  陽  菜 162.71 77.44 61.94 -2.63 20.51 6.45
7 清  水  咲  衣 151.16 66.64 57.27 0.79 19.64 6.82
8 横  井  きな結 149.59 72.04 54.13 -0.92 18.47 6.87
9 岡  本  真  綸 148.86 63.08 56.85 1.22 22.10 5.61
10 岩  崎  陽  菜 144.22 63.12 55.83 -2.49 21.27 6.49
11 磯  村  彩  姫 133.59 65.56 39.32 1.64 20.99 7.08
12 吉  本      玲 132.42 67.36 40.37 -4.32 22.03 6.98
13 高  橋  萌  音 131.66 57.68 54.77 -5.83 21.10 4.94
14 柚  木  心  結 131.46 63.64 42.61 1.03 18.20 5.98
15 後  藤  千  弦 130.58 62.00 45.01 -5.38 22.20 6.75

上位3人はトータルスコアでは僅差でしたが、要素別でみるとだいぶ特色が出ます。

3位の田中梓沙選手がPCSではトップでした。84.80というのはシニアの白岩優奈選手を上回り山下真瑚選手に匹敵するスコアです。世界のトップ選手は100点超えますので差はまだありますが、日本のジュニアの中ではかなりPCS側に依った珍しい位置にいる選手です。

優勝した柴山歩選手はジャンプで基礎点もGOEもトップです。さらにはスピンもトップ。一方でPCSはそれほど伸びておらず、ステップも7点台と平凡です。ある意味でいかにもジュニアという点の取り方。シニアに上がるころにはそちらの方でもスコアが伸びてくると、まず200点が見えてくるでしょうか。

吉田陽菜選手は全体的に今回は今一つでした。PCSもジュニア1年目の柴山歩選手を下回り、ジャンプも基礎点から伸ばせずGOEはマイナス。スピンステップも今一つ。波が激しいので当たると200点も見えている選手なのですが、全日本ジュニアではどちらの顔が出るでしょう?

 

○男子シングル ジュニア(上位18人)

Pl Name 所属 Total SP FS
1 壷  井  達  也 神戸大学 221.79 76.37 145.42
2 片伊勢      武 神戸クラブ 209.03 74.00 135.03
3 中  村  俊  介 木下アカデミー 180.14 66.11 114.03
4 森  本  涼  雅 木下アカデミー 178.98 62.04 116.94
5 吉  岡      希 西宮甲英高等学院 171.22 70.20 101.02
6 田  内  誠  悟 名東FSC 165.75 58.80 106.95
7 垣  内  珀  琉 ひょうご西宮FSC 164.64 60.84 103.80
8 朝  賀  俊太朗 木下アカデミー 157.89 60.61 97.28
9 三  島  舞  明 名古屋FSC 155.92 57.07 98.85
10 垂  水  爽  空 パピオフィギュアクラブ 154.85 55.93 98.92
11 松  岡  隼  矢 沖学園 149.68 57.48 92.20
12 小  林      隼 滋賀短期大学附属高校 145.51 51.14 94.37
13 誉  田  知  己 愛知みずほ大瑞穂高 140.30 53.34 86.96
14 樋  口  温  之 岡山SC 138.32 52.03 86.29
15 篠  原  大  輝 香川フィギュアC 130.64 46.57 84.07
16 鈴  木      空 就実学園 129.69 43.52 86.17
17 小  島  志  凰 浪速中・高スケート部 127.16 42.25 84.91
18 中  野  瑠  伽 名東FSC 124.21 43.61 80.60

男子シングルジュニアの全日本への通過枠は17あります

優勝したのは壷井達也選手でした。221.79のスコアで圧勝。今シーズンのジュニアカテゴリーとしては国内2位のスコアです。ジュニアグランプリファイナルのワイルドカードというチケットが日本のジュニアには1枚あるのですが、三浦佳生選手がNHK杯に出て、シニアとジュニア重複出場不可、という形で除外されると壺井選手がそのチケットを手に入れる確率が結構高い位置にいるように見えます。ジュニアグランプリファイナルで活躍し、世界ジュニアでもポイントが得られると、来シーズンシニアに上がってグランプリシリーズの枠が回って来る、という可能性もけっこうあります。ケガでしばらく低迷していた壺井選手ですが、ここにきてチャンスが回ってきているように感じます。

片伊勢武選手が2位。209.03は今シーズンの国内ジュニアで3人目の200点到達です。世界ジュニアが3枠あるので3番手に入ってくることは大事です。

表彰台3位には木下アカデミーから中村俊介選手が入りました。

 

○男子シングル ジュニア 要素別スコア(上位15人)

Pl Name Total PCS Jump J GOE Spin Step
1 壷  井  達  也 221.79 103.35 77.34 10.79 22.39 7.92
2 片伊勢      武 209.03 103.85 65.59 8.83 23.45 7.31
3 中  村  俊  介 180.14 92.90 68.62 -3.96 19.47 5.11
4 森  本  涼  雅 178.98 91.60 62.31 0.99 19.05 6.03
5 吉  岡      希 171.22 89.50 68.04 -9.33 16.55 7.46
6 田  内  誠  悟 165.75 86.20 52.33 -2.35 21.78 7.79
7 垣  内  珀  琉 164.64 78.90 61.78 -1.66 20.49 6.13
8 朝  賀  俊太朗 157.89 91.45 46.11 -1.80 16.10 7.03
9 三  島  舞  明 155.92 80.65 58.91 -8.12 19.76 6.72
10 垂  水  爽  空 154.85 87.85 41.17 0.23 17.41 8.19
11 松  岡  隼  矢 149.68 86.15 40.96 -3.34 18.79 8.12
12 小  林      隼 145.51 74.50 50.15 -2.99 18.23 5.62
13 誉  田  知  己 140.30 72.75 48.67 -4.24 17.60 6.52
14 樋  口  温  之 138.32 78.45 40.89 -3.42 18.39 6.01
15 篠  原  大  輝 130.64 69.45 36.48 -0.64 19.78 5.57

優勝した壺井達也選手はジャンプで稼いだ形でした。基礎点はトップですしGOEも二桁稼いでいます。四回転が無い状態で安定した結果を出したという形です。ここに四回転が戻ってくれば鬼に金棒ですがどうなるでしょうこの先

その壺井選手をPCSとスピンで凌駕したのが2位の片伊勢武選手でした。ジャンプがもう少ししっかり入ると220点が見えてきます。

 

 

国内ではこの次は一週間を挟んでいよいよ全日本ジュニアです。

ここで世界ジュニアの1枠目が決まり、また、全日本選手権の全出場枠が埋まります。