ジュニアグランプリ6戦目というか、1つ中止になっているので5戦目は、いろいろあって先週に続いてポーランドのグダンスクで行われました。日本からも女子2名、男子2名を派遣。ファイナル進出選手・候補がだいぶ固まってきました。
○女子シングル 上位12名
Pl | Name | Nation | Total | SP | FS |
1 | Ami NAKAI | JPN | 205.90 | 69.00 | 136.90 |
2 | Jia SHIN | KOR | 194.69 | 63.72 | 130.97 |
3 | Minsol KWON | KOR | 186.63 | 66.81 | 119.82 |
4 | Mia KALIN | USA | 177.71 | 59.50 | 118.21 |
5 | Ayumi SHIBAYAMA | JPN | 173.05 | 52.31 | 120.74 |
6 | Nikola FOMCHENKOVA | LAT | 172.34 | 53.94 | 118.40 |
7 | Josephine LEE | USA | 169.42 | 61.72 | 107.70 |
8 | Maria Eliise KALJUVERE | EST | 161.88 | 57.92 | 103.96 |
9 | Elyce LIN-GRACEY | USA | 158.38 | 52.90 | 105.48 |
10 | Siwoo SONG | KOR | 156.21 | 58.63 | 97.58 |
11 | Noelle STREULI | POL | 152.37 | 54.83 | 97.54 |
12 | Sarina JOOS | SUI | 149.36 | 53.79 | 95.57 |
女子の優勝は中井亜美選手でした。ジュニアグランプリ2戦目で初優勝。初戦の雪辱を晴らしました。ファイナル進出確定。ショートフリー共に首位で結果的には圧勝でした。205.90とISU公認で200点突破。日本女子の現役選手ではこれで12人目になります。今シーズン初200点突破がすでにこれで5人目です。おそロシアいないんですが、恐ろしいな日本という構図になってます。
2位には初戦で優勝している韓国のシンジア選手が入りました。こちらもファイナル進出決定です。初戦は194.68 2戦目は194.69 パーソナルベストは世界ジュニアの206.01があるのでベストではないですが安定した成績を上げています。
3位も韓国からクォンミンソル選手。こちらは初戦2位で2戦目3位。ファイナル進出ボーダーラインです。7戦目で日本勢2人が上位2つを占めれば自分がファイナル進出できますが、韓国のキムチョヨン選手が日本勢に勝って2位以内に入ると自分が苦しくなるという、なんとも微妙な立場になりました。
アメリカのミアカリン選手が4位。優勝でファイナル進出という芽があったのですが4位2回で終戦です。
柴山歩選手は5位でした。残念ながら日本女子で初の表彰台落ち、ということになります。ショートでコンビネーションジャンプがダブルルッツ1つになったことが非常に痛かったです。ジュニアのショートはコンビネーションのリカバリーが効かない厳しいルール。最初のジャンプでファイナルが一気に遠のいてしまいました。フリーだけなら3位。トゥーランドット、前の試合の赤から青に衣装を替えてきました。荒川静香さんの青ではなく宇野昌磨選手の青に印象的には近いでしょうか。ファイナル進出は、今のところランク5番手ですが、最終戦のメンバーから考えると残念ですがほぼアウトです。全日本ジュニアでリベンジを誓うことになりました。
○中井亜美選手のフリーの構成
Elements | BaseValue | GOE | Scores | AvGOE | |||
1 | 3A | 8.00 | 2.06 | 10.06 | 2.556 | ||
2 | 3Lz+3T | 10.10 | 1.60 | 11.70 | 2.667 | ||
3 | 3Lo+2A+SEQ | 8.20 | 0.98 | 9.18 | 2.111 | ||
4 | FSSp4 | 3.00 | 0.81 | 3.81 | 2.889 | ||
5 | 2A | 3.30 | 0.71 | 4.01 | 2.222 | ||
6 | 3F!+1Eu+3S | ! | 11.11 | x | -0.15 | 10.96 | -0.444 |
7 | CCoSp4 | 3.50 | 1.15 | 4.65 | 3.333 | ||
8 | 3Lo | 5.39 | x | 1.19 | 6.58 | 2.556 | |
9 | 3Lz | 6.49 | x | 1.26 | 7.75 | 2.111 | |
10 | LSp4 | 2.70 | 0.81 | 3.51 | 3.111 | ||
11 | ChSq1 | 3.00 | 1.64 | 4.64 | 3.222 | ||
TES | 64.79 | 12.06 | 76.85 |
トリプルアクセル成功。ISU公認で今シーズン早くも4人目。全員日本選手です。トリプルアクセルは日本のジャンプ。ロシア勢がいても成功者数は日本の方が多くなるはずです。平均GOE+2.556は今シーズン決めたジュニアの3人の中では最高評価でした。
中井亜美選手は19年12月、まだノービスのころの新潟近県フィギュアで最初にトリプルアクセルに挑んで以降、まだ国内ではGOEプラスの成功がないのですが、国際大会では3試合目ですでに2回GOEプラスの成功があります。国際大会に強いタイプでしょうか。リガでの1戦目はループとアクセルに抜けが出て優勝を逃していたのですが今大会はそういった抜けもなくしっかり合わせてきました。TES76.85は今シーズンのジュニアでは島田麻央選手に次いで2位です。
課題としてはフリップが残りました。今大会もそうですがこれまでの大会でも!がつくことが多いです。ここをクリーンに飛べていれば、ショートフリー通じて全要素全ジャッジプラス評価になるところでした。
2回飛ぶジャンプはルッツとループで基礎点は64.79まで出ています。ステップ入れば68点台まで来ます。トリプルアクセル2本というのを考えていそうな予定構成を提出しているのですが、そこまで行けば基礎点70点に届きます。
MFアカデミーはこれで女子のトリプルアクセルジャンパーが渡辺倫果選手と中井亜美選手で2人いる形になりました。1人だけだと特別感が強いですが、2人いると特別感がだいぶ薄れ、実力的に近い位置まで来ている選手にとっては、次はトリプルアクセルという風に考えるところの心理的壁がだいぶ薄れます。練習環境としての質も上げることになりそうな、今回の中井亜美選手の優勝だったかと思います。
○柴山歩選手のフリーの構成
Elements | BaseValue | GOE | Scores | AvGOE | |||
1 | 2A | 3.30 | 0.66 | 3.96 | 2.111 | ||
2 | 3Lz!+3T | ! | 10.10 | 0.34 | 10.44 | 0.667 | |
3 | FSSp4 | 3.00 | 0.81 | 3.81 | 2.778 | ||
4 | 3Lo | 4.90 | 0.77 | 5.67 | 1.667 | ||
5 | 3S | 4.30 | 0.92 | 5.22 | 2.111 | ||
6 | ChSq1 | 3.00 | 1.29 | 4.29 | 2.667 | ||
7 | 3Lz!+2T+2Lo | ! | 9.79 | x | 0.17 | 9.96 | 0.222 |
8 | CCoSp4 | 3.50 | 0.80 | 4.30 | 2.444 | ||
9 | 2A+3Tq | q | 8.25 | x | 0.00 | 8.25 | 0.000 |
10 | 3Fq | q | 5.83 | x | -0.98 | 4.85 | -1.667 |
11 | LSp4 | 2.70 | 0.96 | 3.66 | 3.556 | ||
TES | 58.67 | 5.74 | 64.41 |
柴山選手は高難度ジャンプが入っていないので標準的な構成です。ただ、冒頭ダブルアクセルというのが、これからトリプルアクセルを入れていくんだ、という意志の表示に見えます。2シーズン前から国内戦では時折試みていたのですが今シーズンもどこかで試していくかどうか。
プログラムを通じて上半身見ているとクリーンな演技に見えるのですが、q2つに!2つでGOEが削られた結果、印象ほどは点が伸びない形になりました。
2回飛ぶジャンプはルッツとトーループ。このルッツに!が2つ付いてしまっているのが痛かったです。ショートフリーの3つのルッツをクリーンに決めることが出来ていれば3位表彰台、すなわちファイナル当確圏も見えていただけに残念でした。
基礎点は58.67 ステップ入ると62点前後になってきます。そこから基礎点上げていくには1.1倍にコンビネーションをさらに詰め込むというのもありますが、それよりはトリプルアクセル、という風になっていくのでしょう。
今回は残念ながら結果を残せませんでしたが、10月ごろに1度調子を落とした選手が11月後半にピークがあって全日本ジュニアで結果を出す、という線は十分にあります。また、全日本進出枠が8になったことで柴山選手は問題なくそこまでいくでしょうから、11月もまだ調子が戻らなくても12月に結果を出す、という流れもあり得ます。全日本ジュニア-JGPファイナル-全日本という3連戦がなくなったことで、最終的にはいい方に転ぶ、ということもありえるので、全日本に合わせていただければと思います。
○男子シングル 上位12名
Pl | Name | Nation | Total | SP | FS |
1 | Takeru Amine KATAISE | JPN | 234.24 | 79.06 | 155.18 |
2 | Robert YAMPOLSKY | USA | 223.06 | 77.39 | 145.67 |
3 | Minkyu SEO | KOR | 206.67 | 72.36 | 134.31 |
4 | Rio NAKATA | JPN | 200.41 | 76.15 | 124.26 |
5 | Francois PITOT | FRA | 190.62 | 71.33 | 119.29 |
6 | Adam HAGARA | SVK | 189.27 | 66.42 | 122.85 |
7 | Beck STROMMER | USA | 181.92 | 67.92 | 114.00 |
8 | William ANNIS | USA | 180.23 | 65.84 | 114.39 |
9 | Seigo TAUCHI | JPN | 179.11 | 64.47 | 114.64 |
10 | Anthony PARADIS | CAN | 176.24 | 58.19 | 118.05 |
11 | Lev VINOKUR | ISR | 175.95 | 64.59 | 111.36 |
12 | Konstantin SUPATASHVILI | GEO | 171.84 | 54.49 | 117.35 |
男子はこれが初戦になる片伊勢武アミン選手が234.24という高いスコアで優勝しました。ショートフリーどちらもトップスコアでの優勝です。本来は4戦目のアルメニアからの登場予定でしたが試合が中止になり、6戦目7戦目連戦という厳しいスケジュールになっています。
2位にはアメリカのヤンポルスキー選手が入ってきました。こちらもショートフリー共に2位。今シーズンのジュニアでは3番目の223.06を出したのですが、組み合わせの関係としか言いようがないですが2位にとどまっています。この高いスコアの2位を得たことで今期のJGPのポイントでは3番目に上がってきました。最終戦の結果待ちですがファイナル進出の可能性が出てきています。
3位は韓国のソミンキュ選手。今季2戦目で初戦からスコアは落としたのですが順位は上がって3位表彰台です。
中田璃士選手は4位。3位表彰台ならファイナルほぼ当確だったのですが4位になったことでポイントランクは4位となりファイナル進出はかなり厳しくなりました。
日本からもう一人派遣の田内誠悟選手は179.11で9位でした。日本国内での自己最高得点を上回る得点を国際大会で上げてきています。
○片伊勢武アミン選手のフリーの構成
Elements | BaseValue | GOE | Scores | AvGOE | |||
1 | 3A+3T | 12.20 | 2.29 | 14.49 | 2.889 | ||
2 | 3A | 8.00 | 2.17 | 10.17 | 2.778 | ||
3 | 3F | 5.30 | 1.29 | 6.59 | 2.444 | ||
4 | CCoSp4 | 3.50 | 0.85 | 4.35 | 2.333 | ||
5 | 3Lo | 4.90 | 1.12 | 6.02 | 2.333 | ||
6 | 3Lz | 6.49 | x | 1.60 | 8.09 | 2.667 | |
7 | 2A+3T | 8.25 | x | -0.36 | 7.89 | -0.889 | |
8 | 3S+2A+2T+SEQ | 9.79 | x | 0.31 | 10.10 | 0.889 | |
9 | CSSp4 | 3.00 | 0.69 | 3.69 | 2.222 | ||
10 | ChSq1 | 3.00 | 1.07 | 4.07 | 2.111 | ||
11 | FCCoSp4 | 3.50 | 0.70 | 4.20 | 2.000 | ||
TES | 67.93 | 11.73 | 79.66 |
片伊勢選手のフリーはトリプルアクセルとトリプルトーループを2本飛ぶ構成です。4回転は無し。ほぼノーミスでしたが2A+3Tだけ軽い減点が付きました。少しこらえました。基礎点は67.93 ステップ入るシニアルールなら70点に届いてきます。
1.1倍のところでダブルアクセルのシークエンスを入れるという形で新ルールにも対応してきました。昨シーズンはここが3S+2T+2Loでしたので1.76基礎点を上げることが出来ました。
基礎点を上げるには3Tを2本よりは3Lzを2本にして3Lz+2Tのコンビネーションにして、余った2Aはシークエンスに入れて3S+2A+2Aにしていくと、3Tが3Lzに置き換わることで1.87基礎点を上げることができます。それ以上上げていくなら4回転の投入ということになっていくと思いますが、すでに大学生になっている片伊勢選手、細かく基礎点上げていくよりも4回転が欲しい、というのが本音なのではないかとも思われますが、トリプルアクセル2本を1つのプログラムでしっかり決めた、というのがこの試合が初めてなようですので、今一つ階段を上ったというところなのだろうと思います。
234.24は今シーズンのジュニア最高得点です。これをもって、次週、ジュニアグランプリ最終戦に臨み、4位以内でファイナル進出を確定させたい、ということになります。
○中田璃士選手のフリーの構成
Elements | BaseValue | GOE | Scores | AvGOE | |||
1 | 1A | 1.10 | 0.02 | 1.12 | 0.111 | ||
2 | 3T+3T | 8.40 | 0.84 | 9.24 | 2.000 | ||
3 | FCSp4 | 3.20 | 0.59 | 3.79 | 1.778 | ||
4 | 1Lze | e | 0.48 | -0.21 | 0.27 | -4.333 | |
5 | 3F | 5.30 | 1.21 | 6.51 | 2.222 | ||
6 | 2A+1Eu+3S | 8.91 | x | 0.68 | 9.59 | 1.444 | |
7 | CSSp4 | 3.00 | 0.47 | 3.47 | 1.556 | ||
8 | 3Lo | 5.39 | x | 0.91 | 6.30 | 1.889 | |
9 | ChSq1 | 3.00 | 1.29 | 4.29 | 2.444 | ||
10 | 3S+2A+SEQ | 8.36 | x | 0.74 | 9.10 | 1.667 | |
11 | CCoSp4 | 3.50 | 0.35 | 3.85 | 0.889 | ||
TES | 50.64 | 6.89 | 57.53 |
ショート3位からファイナルを賭けたフリー。140.53以上を出してその時点で首位に立てればファイナルほぼ当確という条件。固くなったでしょうか冒頭のトリプルアクセルは抜けて1回転半になりました。ルッツも決まらず序盤に点が出ませんでしたが後半はしっかり滑りました。最終的には6.26足りない4位でしたので冒頭のトリプルアクセルが決まっていれば・・・、といったことになりました。
基礎点は50.64 アクセルとルッツが1回転扱いだとこうなってしまいます。2回飛んだジャンプは3回転のトーループとサルコウ。3T+3Tという要素がジャンプがあまり得意でないことを表しているようにも見えます。
トリプルアクセルの精度というのもあるのかと思いますが、その前にルッツが課題。!やeが付きがちというだけでなく、3回転のルッツでGOEプラス評価になったものが国内の大会含めまだ1度もありません。
ジュニア1年目で男子でファイナルまで進むのはなかなか大変です。同じMFアカデミーの中井亜美選手と並んで同時にファイナル進出を決められれば最高だったのですが残念でした。
全日本ジュニア、さらには高確率で進めそうに見える全日本を目指してほしいと思います。
○田内誠悟選手のフリーの構成
Elements | BaseValue | GOE | Scores | AvGOE | |||
1 | 2A | 3.30 | 0.66 | 3.96 | 2.000 | ||
2 | 3Lze | e | 4.72 | -1.62 | 3.10 | -3.333 | |
3 | 3Lo | 4.90 | 1.05 | 5.95 | 2.111 | ||
4 | FCCoSp4 | 3.50 | 0.50 | 4.00 | 1.444 | ||
5 | 3S | 4.30 | 0.92 | 5.22 | 2.111 | ||
6 | 2A+3T | 8.25 | x | 0.78 | 9.03 | 1.778 | |
7 | 2F | 1.98 | x | 0.00 | 1.98 | 0.111 | |
8 | 3Lze+2T | e | 6.62 | x | -0.81 | 5.81 | -1.667 |
9 | FSSp4 | 3.00 | 0.43 | 3.43 | 1.444 | ||
10 | ChSq1 | 3.00 | 1.07 | 4.07 | 2.111 | ||
11 | CCoSp4V | 2.63 | 0.38 | 3.01 | 1.444 | ||
TES | 46.20 | 3.36 | 49.56 |
田内誠悟選手は強化指定選手に入っていないのですが、今シーズンジュニアグランプリの派遣を勝ち取りました。
構成にはまだトリプルアクセルは入ってきません。先日優勝した中部選手権では4回転トーループに挑んでいましたがアンダーローテーションの転倒になっていました。2回飛ぶジャンプはトリプルルッツだけに結果的になっていますがトリプルトーループを2本入れるつもりの構成なはずです。
ルッツは飛べているのですがショートと合わせて3つすべてにeが付く厳しい判定。フリップも今シーズンまだ3回転が飛べておらず2回転になっています。ちょっとジャンプが整っていないようなのでそこの調整が出来てくるともう一段上のスコアが出てくるのだろうと思います。
まずは9位ですがポイントを取って世界ランキング入りを果たしました。
ジュニアグランプリ最終戦は次週、イタリアのエーニャで行われます。日本女子からは吉田陽菜選手と千葉百音選手が出場。吉田陽菜選手は4位以内でファイナルが決まるので気分的には少し楽です。千葉選手は2位以内で確定。3位の場合は170.18未満だと苦しくなりますが、170.18以上なら吉田陽菜選手が4位でかつ、ソーホーリー選手、キムチェヨン選手、グルゲニゼ選手の3人が1位2位に入って特定の条件を満たしたときにファイナルに進めない、ということになるので、基本的には3位でもファイナルはほぼ見込めます。205点という強い2位を持っているので有利な状況です。
男子は初戦で優勝した中村俊介選手、今回優勝した片伊勢武アミン選手にリガに次いで2戦目になる須藤集選手の3人が出場です。中村選手と片伊勢選手は4位以内でファイナル進出という状況ですが先週優勝したアメリカのブルサード選手も7戦目にエントリーしてきていて、さらに3位ながら212点を出しているスウェーデンのノルデバック選手、同じく3位を持っているカザフスタンのラハトブラリン選手がエントリーしており、4位も楽ではありません。
日本女子は最大4人、男子は最大3人がファイナルへ進めるという状況ですが最終戦どうなるでしょうか?