近畿選手権 調整段階?

ブロック大会も最終週に入りました。近畿選手権はこの3週目にあります。久しぶりに派遣されたジュニアグランプリなどに人を取られ、昨年と比べるとさすがにレベルが少し落ちていますが、それでも有名どころが顔を出してきました。

 

○女子シングル シニア

Pl Name Nation Total SP FS
1 三  原  舞  依 シスメックス 201.48 71.84 129.64
2 籠  谷  歩  未 同志社大学 147.22 51.21 96.01
3 鈴  木  な  つ 関西大学 125.34 47.81 77.53
4 藤  由妃乃 同志社大学 120.64 39.32 81.32
5 久  保  舞  和 関西大学 117.05 42.34 74.71
6 高  村  幸  来 臨海フィギュアSC 113.88 38.88 75.00
7 井  上  晴  絵 立命館大学 111.24 41.48 69.76
8 木  下  咲  良 関西大学 104.90 35.70 69.20
9 藤  崎  ひなの ゴールドスターFSC 99.93 33.21 66.72
10 藤  原  陽  菜 臨海フィギュアSC 98.60 34.71 63.89
11 大  関  凜  花 同志社大学 97.40 32.90 64.50
12 久  保  智  聖 関西大学 95.45 33.93 61.52
13 泉  凜  佳 同志社大学 95.39 33.72 61.67
14 加  藤  日向子 同志社大学 93.64 33.72 59.92
15 田  淵  理  子 立命館大学 89.46 25.84 63.62
16 小木曾  愛  帆 神戸大学 85.61 27.22 58.39
17 三  善  友  奈 立命館大学 84.64 30.06 54.58

女子のシニアは三原舞依選手が圧勝です。一人だけ次元が違いました。ショートはほぼパーフェクト。フリーは回転不足やスピンのVなどミスも目立ちましたがそれでもトータル200点越え。ブロック大会に出てきた選手の中ではとびぬけた存在でした。グランプリシリーズ2戦にエントリーしているのですが、スケジュールの関係で西日本も免除無しで出場します。

2位には三原選手と同門の籠谷歩未選手が入っています。全日本出場2回。大学4年生になった今シーズン、3度目の全日本を目指しています。卒業後は未定のようですが今シーズンの納得度で決めるのでしょうか。それこそ同志社大学なら普通にシスメックスに就職して社員として競技続けて、フィギュアスケート部です、とか名乗ってもいいんじゃないかと思ったりしますが、外野の無責任な言葉ですね。西日本から全日本への進出枠は10で3人免除が入るので7位以内が求められるのですが、ちょっとこのスコアだと厳しいです。西日本出場組の中ではブロック大会のスコアは8番目。瀬戸際に立っています。

近畿から西日本への進出枠は10でジュニアグランプリに遠征で免除になった吉田陽菜選手がいるので9位までが通過です。通過ライン99.93は結果的に全国で唯一100点を下回る形になりました。

 

三原舞依選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 2A+3T   7.50   1.12 8.62 2.600
2 3Lz   5.90   1.18 7.08 2.000
3 3S   4.30   -1.29 3.01 -3.000
4 3F   5.30   0.71 6.01 1.200
5 FSSp4   3.00   0.80 3.80 2.600
6 CCoSp4   3.50   0.93 4.43 2.600
7 2A+3Tq q 8.25 X -0.14 8.11 -0.600
8 3Lz<+2T+2Lo 8.49 X -0.47 8.02 -1.200
9 2Lo   1.87 X 0.00 1.87 0.000
10 StSq4   3.90   1.30 5.20 3.400
11 ChSq1   3.00   2.00 5.00 3.800
12 FCCoSp3V   2.25   0.83 3.08 3.800
  TES   57.26   6.97 64.23  

三原選手、フリーの出来は今一つでした。特に1.1倍のところで点が稼げず。

2回飛ぶジャンプはルッツとトーループ。2A+3Tが2度出てくるという昔の濱田先生得意の構成を中野先生が組んだでしょうか?

基礎点は57.26 ミスが加算で伸びてませんがミスなしのオールレベル4とすると63.33まで出ます。コンビネーションの入れ方が昨シーズンから変わっていますが、ノーミス基礎点は変わっていません。出来栄えで勝負していくことに今シーズンもなるのだろうと思います。順当にいくと実績から見ると今シーズンは世界選手権有力、その前にグランプリ初優勝からのファイナルあるよ、というようにも見えるのですが、そのためにはPCSもうちょっと出してほしいな、という風にも感じます。ファイナル入ると西日本から全日本まで隔週の5連戦になるのが心配ではあります。

 

○男子シングル シニア

Pl Name Nation Total SP FS
1 友  野  一  希 上野芝スケートクラブ 238.48 69.92 168.56
2 三  宅  星  南 関西大学 205.30 83.44 121.86
3 森  口  澄  士 木下アカデミー 200.07 63.20 136.87
4 本  田  ルーカス剛史 木下アカデミー 196.42 69.53 126.89
5 壷  井  達  也 シスメックス 195.03 64.20 130.83
6 須  本  光  希 関西大学 191.25 65.12 126.13
7 木  科  雄  登 関西大学 190.06 62.16 127.90
8 三  島  悠  生 ひょうご西宮FSC 141.26 50.50 90.76
9 嘉手納  宙  大 臨海フィギュアSC 133.61 43.81 89.80
10 小  林      隼 同志社大学 127.47 45.31 82.16
11 彦  阪  昇  吾 立命館大学 120.65 43.44 77.21
12 前  川  裕  士 大公大FSC 111.72 37.53 74.19
13 川  口  清  壽 佛教大学 110.11 34.95 75.16

近畿の男子シニアはグランプリシリーズエントリー組が4人もいるという豪華顔ぶれ。しかしながらスコア的には少ししょっぱい感じになりました。

友野一希選手が大差で優勝。フリーはまずまずしっかり滑ったと思いますがショートはジャンプ決まらず60点台。まあ、徐々に合わせてきてるんでしょうか。

三宅星南選手が2位。こちらはフリーで崩れました。4回転1本目2本目までは良かったのですが3本目で転倒したあとはトリプルアクセル2本で転倒、ステップまで転倒。4転倒。2週間後のスケートアメリカに合わせられるか?

本田ルーカス剛史選手はショートもフリーも振るわず4位。ジャンプ決まらず。本田選手はグランプリの前に西日本に出てくることになります

世界ジュニア3位の壷井達也選手は5位でした。肩を脱臼していたようで。以前はケガで全日本をその場で棄権ということもありました。怪我に襲われることが多い選手。グランプリシリーズが心配ですがスケジュールの関係で壺井選手も免除無しで先に西日本が来ます。

そんなグランプリ組に割って入ったのが森口澄士選手。200点到達で3位表彰台を確保しました。全日本で昨年13位、2年前12位。一方でペアでジュニアグランプリに出ている大学3年生。この間ペアで表彰台乗ってましたけど、ここでは個人で表彰台に乗りました。

 

○女子シングル ジュニア(上位20名)

Pl Name Nation Total SP FS
1 櫛  田  育  良 木下アカデミー 156.78 46.61 110.17
2 山  田      恵 木下アカデミー 156.06 51.44 104.62
3 村  上  遥  奈 木下アカデミー 150.73 46.22 104.51
4 清  水  咲  衣 大阪スケート倶楽部 145.64 54.82 90.82
5 高  橋  萌  音 神戸クラブ 131.42 51.67 79.75
6 田  中  梓  沙 木下アカデミー 126.69 46.48 80.21
7 重  田  美  星 神戸ポートアイランドクラブ 125.08 50.18 74.90
8 吉  本      玲 神戸クラブ 122.32 44.38 77.94
9 山  邊      百 ひょうご西宮FSC 121.72 40.85 80.87
10 寺  島  綾  優 浪速中・高スケート部 120.40 46.92 73.48
11 岩  崎  陽  菜 なみはやクラブ 119.98 45.45 74.53
12 白  岩  由  里 ひょうご西宮FSC 119.74 39.86 79.88
13 杉  山  菜  那 京都宇治FSC 117.79 48.14 69.65
14 豆  板  美稀子 ひょうご西宮FSC 114.01 42.31 71.70
15 柚  木  心  春 京都宇治FSC 113.75 40.63 73.12
16 後  藤  愛  莉 ゴールドスターFSC 111.87 42.01 69.86
17 賀  陽  夢  音 京都アクアリーナSC 109.56 39.31 70.25
18 長  田  有  彩 松陰兵庫高校スケート部 106.48 39.31 67.17
19 池  田  あ  い 武庫川女子大学 106.01 40.25 65.76
20 大  山  莉  奈 神戸クラブ 104.86 40.13 64.73

女子のジュニアは全国最多の65選手が出場しました。西日本への進出枠は16ですが、ジュニアグランプリに出場した柴山歩選手が免除になったので、15位までが進出券を得ます。

優勝は、1週間前まではジュニアグランプリ派遣予定もありこの試合はスキップになりそうだった櫛田育良選手でした。調整も難しかったでしょうか、ショートはコンビネーションで転倒、単独ジャンプも転倒、2転倒で46.61の7位スタート。そこからフリーで大逆転優勝を果たしました。

2位には今シーズン、福岡から木下アカデミーに移ってきた山田恵選手。156.06は過去最高スコアになります。ジュニア1年目。来期のジュニアグランプリを目指すくらいの立ち位置かと思います。

3位は今シーズンからジュニアに上がった村上遥奈選手。木下アカデミー勢が結局表彰台を占拠しました。ショート9位と出遅れましたがフリーで逆転表彰台です。この間ジュニアグランプリではペアで表彰台乗ってましたが・・・。どうするんでしょうこの先? とりあえず、ペアの全日本予選は東日本であり、西日本でそれぞれシングルに出て、全日本ジュニアは両方出る、ということになるんでしょうか? 場合によっては二人とも全日本に進んで全日本でペアと両立という芽もあるのかもしれません。

木下アカデミー勢ではジュニアグランプリのサブ枠をもっていた田中梓沙選手がスコア伸びず6位。少し心配です。

西日本進出は113.75がボーダーラインとなりました。枠の人数はけっこうあるのですが、ボーダーライン自体は他地域と変わらず110点台となっています。

 

○男子シングル ジュニア

Pl Name Nation Total SP FS
1 垣  内  珀  琉 ひょうご西宮FSC 188.40 62.87 125.53
2 朝  賀  俊太朗 木下アカデミー 182.83 61.64 121.19
3 佐々木  晴  也 京都大学 166.24 57.18 109.06
4 名  倉  一  裕 大阪スケート倶楽部 148.96 49.43 99.53
5 小  島  志  凰 浪速中・高スケート部 147.15 53.03 94.12
6 佐  藤      光 ひょうご西宮FSC 137.15 52.72 84.43
7 磯  和  大  智 京都宇治FSC 122.96 40.87 82.09
8 石  原  弘  斗 京都宇治FSC 122.13 44.33 77.80
9 生  田  琉  悟 浪速中・高スケート部 121.96 38.18 83.78
10 小  山      紡 大阪経済大学 120.52 41.91 78.61
11 髙  木  航  太 臨海フィギュアSC 119.59 43.50 76.09
12 織  田  信  義 大阪スケート倶楽部 113.23 39.52 73.71
13 水  越  遼  弥 なみはやクラブ 100.10 38.20 61.90
14 橋  本  周一郎 神戸クラブ 95.05 35.47 59.58

男子のジュニアは西日本進出枠が14あります。しかしながら、ジュニアグランプリ派遣選手の免除が3枠あり、今大会出場選手からは11位までが西日本へ進めることになりました。

優勝は残っているメンバーの中では唯一のジュニアグランプリ組、垣内珀琉選手。展開次第では自分が免除で7戦目へ行くところが派遣無しで近畿選手権へ。悔しさもあるかと思いますがジュニアグランプリの178.01というスコアを超えるスコアで優勝しました。

2位には木下アカデミー組の朝賀俊太郎選手。初めての180点台で2位に入ってきました。

3位がなんと京都大学の佐々木晴也選手。2シーズン前は全日本ジュニアで22位に入った選手。昨シーズンは全く試合に出ていませんでしたが受験勉強で全休だったようで。無事合格し戦列復帰。トリプルアクセル2本を決めて3位表彰台を確保しました。166.24はブロック大会全体で4番目のスコア。全日本ジュニアは全く問題なく進める領域ですし、ジュニアグランプリ組がいるので微妙なところですが、全日本へも進出できるかもしれないところにいます。

 

○女子シングル ノービスA

Pl Name Nation Total FS TES FS PCS
1 河  野  莉々愛 木下アカデミー 78.25 42.03 36.72
2 川  勝  玲  奈 木下アカデミー 77.38 38.71 39.17
3 鈴  木  華  乃 木下アカデミー 75.09 37.80 38.29
4 松  浪  ひかり 関西大学KFSC 71.96 38.13 33.83
5 乾  汐  希 ひょうご西宮FSC 69.37 31.75 37.62
6 池  田      希 尼崎スポーツの森FSC 69.29 32.58 36.71
7 北  谷  美  結 京都宇治FSC 68.68 33.28 35.40
8 中  島  羽  菜 ひょうご西宮FSC 64.51 30.04 34.47
9 岡  田  衣千乃 京都宇治FSC 59.08 27.01 32.07
10 上  田      琴 神戸ポートアイランドクラブ 59.02 26.53 32.49
11 澤  田  桃  花 ひょうご西宮FSC 58.71 25.34 33.37
12 浅  尾  董  子 臨海フィギュアSC 57.17 26.24 30.93
13 藤  原  ゆりあ 関空スケート 56.72 25.89 31.83
14 増  尾      歩 京都宇治FSC 54.70 23.53 31.17
15 松  尾  つぐ心 ひょうご西宮FSC 52.36 24.20 29.16
16 大  石  釉  菜 大阪スケート倶楽部 51.91 24.83 27.58
17 松  崎  利  夢 京都宇治FSC 50.72 23.13 27.59
18 三  藤  春  果 なみはやクラブ 47.04 21.13 26.91

女子はジュニアに続いてノービスAも木下アカデミー勢が表彰台を占めました。

河野莉々愛選手は今シーズンからノービスAにあがって1年目にして優勝しました。昨シーズンは全日本ノービスBで3位表彰台に入っています。3回転はルッツで転倒しましたが5種類プログラムに入れてきています。

全日本ノービス進出枠は6でシードが2人いるので8位まで進出になります。通過ライン64.51は全国トップ。8位でこのラインになるあたりが木下アカデミーがいることの意味でしょうか。

 

○男子シングル ノービスA

Pl Name Nation Total FS TES FS PCS
1 向  野      慶 神戸ポートアイランドクラブ 77.69 34.03 44.66
2 佐  野  海  音 滋賀ドリームFSC 65.48 25.46 40.52
3 山  田  志太朗 関西スケーティングC 60.94 22.91 38.03
4 西  谷  永  遠 関西大学KFSC 56.10 20.30 35.80
5 飛  永  恭  兵 大阪スケート倶楽部 51.46 16.66 35.80

男子のノービスAは全日本進出枠が5ありますので全員通過です。高橋星名選手がシードついているのですがこの大会は欠場しました。

向野慶選手が77.69で勝ちました。3回転はサルコウ、ループを決め、トーループはセカンドで決めましたがフリップはダウングレード、ルッツは2回転で組まれていました。

 

○女子シングル ノービスB

Pl Name Nation Total FS TES FS PCS
1 金  沢  純  禾 木下アカデミー 77.22 41.15 36.07
2 一貫田  紗  生 関空スケート 62.65 30.19 32.46
3 能  登  咲  空 ひょうご西宮FSC 60.95 28.07 33.38
4 宮  岡      光 ひょうご西宮FSC 58.83 27.53 31.80
5 水  越      蒼 大阪スケート倶楽部 55.02 27.53 28.49
6 澤  田  有  理 ひょうご西宮FSC 54.75 24.25 30.50
7 國  時  理  沙 神戸クラブ 52.85 24.41 28.94
8 亀  井  美  杜 ひょうご西宮FSC 50.91 24.43 26.48
9 中  村  心  優 関空スケート 50.04 21.12 28.92
10 片  山  姫  和 京都アクアリーナSC 49.75 23.34 26.91
11 豊  原  楓  花 京都宇治FSC 49.01 22.57 26.94
12 東  垣  有  紗 京都宇治FSC 48.83 22.42 26.91
13 相  馬  愛  可 京都宇治FSC 48.81 21.44 27.37
14 久保村  真夕子 京都アクアリーナSC 47.62 19.84 28.28
15 神  垣  夏  音 大阪スケート倶楽部 45.61 20.70 24.91
16 平  野  実  里 京都宇治FSC 39.45 15.47 24.48
17 井  上      桃 ゴールドスターFSC 37.08 15.31 22.27

女子のノービスBは近畿では17人出場と全国最多。優勝はここも木下アカデミーから金沢純禾選手でした。9歳からプログラムにトリプルルッツを入れていた天才少女。昨シーズンは全日本ノービスBで本命視されながらも4位。8月の西日本中小学生では3転倒と振るわず。今大会も冒頭のルッツが決まらなかったですが以下はしっかり決めて圧勝でした。ブロック大会でただ一人の70点台、今度こそのノービスB制覇を目指す形になります。

近畿からの全日本進出枠は7でシードが1人いるので8位まで通過です。

 

○男子シングル ノービスB

Pl Name Nation Total FS TES FS PCS
1 デイリー スカイラー海聖 神戸クラブ 57.41 23.01 34.40
2 原  大  翔 神戸クラブ 54.52 21.79 32.73
3 多々納      怜 京都宇治FSC 48.52 18.18 30.84
4 乾  晟太朗 ひょうご西宮FSC 42.46 14.39 28.57
5 宮  瀬  獅  世 京都宇治FSC 40.50 13.26 27.74
6 宮  嶋  鼓太朗 京都アクアリーナSC 37.45 12.70 25.25

男子のノービスBは全日本進出枠が6で出場者6名でしたので全員全日本進出です。

女子はジュニア以下は木下アカデミーが席巻していますが、男子は神戸勢の方が上。デイリースカイラー海聖選手が57.41で優勝です。まだ3回転はなく、ダブルアクセルもダウングレードですがこの先に期待です。

 

グランプリシリーズ、ジュニアグランプリシリーズのエントリーが多い近畿勢でしたが、ジュニアは派遣欠場が多くシニアは今一つのスコアの選手が多かったです。シニアは、どうせ調整ならチャレンジャーシリーズ行けばいいのに、と思うのですが、選手たちの意向なのか協会の方針なのか。

この地域は木下アカデミーがいるので女子の下の方の年齢層はレベルが高いのですが、他のチームもそれを乗り越えるべく、頑張っていただければと思います。