ワールドユニバーシティゲームズ 豪華メンバー

少し遅くなってしまいましたが、ワールドユニバーシティーゲームズがアメリカのレークプラシッドで行われました。昔の呼び名ではユニバーシアード。通常は2年に1度なのですが、2年前はコロナで中止で結果的に4年ぶりの大会となりました。大学生の祭典。チャンピオンシップなどと比べると少し格落ちする試合のはずなのですが、今回はやたら豪華メンバーが揃いました。

 

 ○女子シングル(上位12名)

Pl Name Nation Total SP FS
1 MIHARA Mai JPN 221.18 75.60 145.58
2 SAKAMOTO Kaori JPN 217.42 78.40 139.02
3 KIM Yelim KOR 200.16 73.73 126.43
4 SUMIYOSHI Rion JPN 191.48 72.58 118.90
5 KURAKOVA Ekaterina POL 186.73 63.22 123.51
6 CHOI Dabin KOR 171.53 59.13 112.40
7 PIREDDA Marina ITA 161.45 52.09 109.36
8 GOZHVA Anastasiia UKR 153.49 57.50 95.99
9 PELKONEN Nella FIN 152.58 52.37 100.21
10 KUCVALSKA Angelina LAT 151.67 59.05 92.62
11 SO Joanna HKG 149.85 54.41 95.44
12 FEIGIN Alexandra BUL 147.28 58.34 88.94

グランプリファイナル出場者が3人、グランプリシリーズ表彰台選手が4人出場という名にこの4大陸選手権? みたいな試合でしたが、グランプリシリーズの序列通りに三原舞依選手が優勝しました。結果的に2連覇です。ISU公認ではないですがパーソンバルベスト更新に相当するスコア。前回のユニバーシアードに続いて2度目の220点到達です。これで今シーズンは国際大会無敗で世界選手権に進むことになります。

2位には現世界チャンピオンの坂本花織選手。フリーで伸びずに三原選手に逆転を許すというのはグランプリファイナルと同じ展開ですが、今回は大崩れまではしませんでした。ただ、最後のループ転倒は驚き。トリプルループは得意なジャンプでこれを転倒するというのシニアになってから初めてなのではないかと思います。

3位に韓国のキムイェリム選手。グランプリファイナル出場者ですからこの人でもこの試合にはオーバースペックなのですが、上2人が強すぎて3位です。フリーはジャンプのミスはあったもののいい演技に見えたのですが、回転不足が多数出てしまって見た目の印象ほど点が出ず3位に留まりました

4位には日本から住吉りをん選手。ファイナリスト3人の牙城を破って表彰台へ、と行きたいところでしたが結局グランプリシリーズの序列通りの4位に終わった形です。

オリンピックにも出場していたポーランドのクラコワ選手が5位。ここまでグランプリシリーズでの活躍順通りに並んでいます。

6位は韓国のチェダビン選手。今シーズン復帰してきて若い選手が目立つ韓国の中では数少ない年齢を満たす選手ということもあって出てきたユニバで6位にまで入ってきました。

 

三原舞依選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 2A+3T   7.50   1.01 8.51 2.571
2 3Lz   5.90   1.42 7.32 2.429
3 3S   4.30   1.03 5.33 2.429
4 3Fq q 5.30   -0.32 4.98 -0.571
5 FSSp4   3.00   0.90 3.90 3.000
6 CCoSp4   3.50   1.05 4.55 3.143
7 2A+3T   8.25 x 0.84 9.09 2.000
8 3Lz+2T+2Lo   9.79 x 0.83 10.62 1.286
9 3Lo   5.39 x 0.98 6.37 1.857
10 StSq4   3.90   1.40 5.30 3.571
11 ChSq1   3.00   2.10 5.10 4.143
12 FCCoSp4   3.50   1.05 4.55 3.143
  TES   63.33   12.29 75.62  

フリップqが付きましたがほぼノーミスという三原選手のフリーでした。構成は少し依然と変化しています。3Lz+3Tが無く、今回は2A+3Tを2本使いにしました。ノーミス基礎点は63.33で変わっていません。3-3の負担を回避した構成です。ここから基礎点を上げるには2A+3Tを3F+2Aのシークエンスに変えるというようなやり方があり得ます。

当たり前のようにスピンステップレベル4 強かったです。残すは世界選手権。国際大会無敗で戴冠し、あとはオリンピックだけです、というところまで行けるかどうか。

 

○坂本花織選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 2A   3.30   1.32 4.62 4.000
2 3Lz   5.90   1.30 7.20 2.000
3 3S   4.30   -1.20 3.10 -3.000
4 CCoSp3   3.00   0.72 3.72 2.286
5 3F+2T   6.60   0.85 7.45 1.714
6 StSq4   3.90   1.25 5.15 3.143
7 3F+3T   10.45 x 1.70 12.15 3.286
8 FSSp4   3.00   0.72 3.72 2.571
9 2A+3T+2T   9.68 x 1.09 10.77 2.429
10 ChSq1   3.00   1.50 4.50 3.143
11 3Lo F 5.39 x -2.45 2.94 -5.000
12 FCCoSp4   3.50   0.84 4.34 2.429
  TES   62.02   7.64 69.66  

今シーズンはどちらが勝っても私の勝ち状態の中野先生に送り出される最終滑走、というのが多くなっていますがグランプリファイナルに続いてここでも坂本選手は負けてしまいました。

サルコウのミスも珍しかったですが、致命傷は最後のトリプルループ。これを普通に成功させてGOE+1でもできていたら優勝でした。そういう意味ではやはりノーミス勝負したら坂本選手が上。1ミスくらいついてもまだ勝てます。

4大陸はないのであとは、国内戦にも顔を出す予定はあるようですが、大事な試合としては連覇のかかる世界選手権のみとなります。全日本は勝ちましたが国際大会は2位が3試合続いている坂本選手。3月はどうなるでしょうか。

 

○住吉りをん選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4T< F 7.60   -3.80 3.80 -5.000
2 3Lo   4.90   0.78 5.68 1.714
3 FCCoSp4   3.50   1.05 4.55 2.714
4 3F+2T   6.60   0.53 7.13 1.000
5 3Lz F 5.90   -2.95 2.95 -5.000
6 StSq4   3.90   0.94 4.84 2.571
7 2A+3T< 7.33 x -0.47 6.86 -1.286
8 3S+2T+2Lo< 7.66 x -0.60 7.06 -1.286
9 2F< 1.58 x -0.66 0.92 -4.429
10 LSp4   2.70   0.76 3.46 2.714
11 ChSq1   3.00   1.30 4.30 2.714
12 CCoSp4   3.50   0.84 4.34 2.429
  TES   58.17   -2.28 55.89  

4回転トーループは成功ならず。国際大会での試みはこれで5回目。ダウングレード2回、q1回、回転十分は1回で、5回目の今回はアンダーローテーションとなりました。5回すべて転倒。国際大会での4回転成功は来期に持ち越しでしょうか。B級大会もう1試合くらい出るかどうか。意外と国別対抗戦でISU公認成功という線もまだあるにはあります。

4回転転倒までは仕方ないと思いますが、以降のジャンプもミスが目立ったのが痛いです。結果的に2回飛んだジャンプもなし。本来はフリップとトーループを2回飛びます。ちょっとこれだと表彰台は厳しかったです。非公認ではありますが初の200点チャンスが来ていただけに残念でした。

 

○女子シングル ショートフリー合わせた要素別スコア(上位12名)

Pl Name Total PCS J Base J GOE Spin Step
1 MIHARA Mai 221.18 104.28 66.14 9.56 25.42 15.78
2 SAKAMOTO Kaori 217.42 106.21 65.27 7.83 24.00 15.11
3 KIM Yelim 200.16 99.34 63.93 -0.45 23.19 14.15
4 SUMIYOSHI Rion 191.48 97.94 60.86 -4.30 24.54 14.44
5 KURAKOVA Ekaterina 186.73 93.00 57.94 0.61 21.78 13.40
6 CHOI Dabin 171.53 85.13 59.61 -2.51 20.56 9.74
7 PIREDDA Marina 161.45 84.47 41.04 3.09 19.82 13.03
8 GOZHVA Anastasiia 153.49 78.54 46.95 -2.42 22.39 9.03
9 PELKONEN Nella 152.58 79.93 50.63 -6.93 19.92 11.03
10 KUCVALSKA Angelina 151.67 78.40 47.13 -1.37 18.82 9.69
11 SO Joanna 149.85 73.60 45.04 2.96 19.43 8.82
12 FEIGIN Alexandra 147.28 74.71 44.49 -3.17 22.12 9.13

PCSは坂本選手がトップ106.21は今シーズン本人2番目のスコアで、全体ではこれより上は自分とルナヘンドリックス選手のスコアしかありません。100点超えは2人。キムイェリム選手でも100点には足りませんでした。

ジャンプの基礎点は上から4人が順位順そのまま並びます。ジャンプの加点は三原選手がトップで坂本選手が2番目と上2人がしっかり稼ぎました。キムイェリム選手に住吉選手はフリーの回転不足多発が祟っています。

スピンは三原選手が25.42と25点台に乗せました。2番目に住吉選手がいます。住吉選手の24.54は本人の国際大会最高スコアです。

ステップ系要素も三原選手が15.78でトップ。三原選手の国際大会最高スコアとなっていますし、今シーズンの全選手トップのスコアでもありました。

 

○男子シングル(上位12名)

Pl Name Nation Total SP FS
1 YAMAMOTO Sota JPN 274.86 101.32 173.54
2 TSUBOI Tatsuya JPN 243.82 84.48 159.34
3 MEMOLA Nikolay ITA 231.33 78.96 152.37
4 SHAIDOROV Mikhail KAZ 231.08 75.05 156.03
5 SATO Shun JPN 230.73 84.43 146.30
6 LEE Sihyeong KOR 218.75 75.17 143.58
7 CHA Younghyun KOR 208.03 67.13 140.90
8 HAMMI Samy FRA 202.00 69.17 132.83
9 TRAN Dinh USA 198.59 60.69 137.90
10 LE MAY Landry FRA 196.69 70.62 126.07
11 JIRENBAYEV Dias KAZ 196.41 60.89 135.52
12 ENDO Goku USA 194.08 66.07 128.01

本草太選手圧勝でタイトルを手に入れました。今季の国際大会では2位が3つあるのですが優勝がありませんでした。そんな中ISU公認大会ではないですが、ショート100点超えからフリーもトップのスコアで圧勝。シーズン後半へいい弾みとなっています。実は今回は代打です。次は4大陸は出場権がなくて世界選手権に照準が当てられることになります。ワールド表彰台なるか。グランプリファイナル2位なわけですから、当然十分チャンスがある立場です。

2位に壷井達也選手が入りました。なんだか勝負強いという印象の選手。昨シーズンは世界ジュニアで3位表彰台。今季はワールドユニバーシティゲームズで2位表彰台。自分のレベルに合ったカテゴリーでしっかり結果を出して先につなげています。

3位にはイタリアのメモラ選手が入りました。ジュニアグランプリファイナルで優勝してますがすでに大学生です。イタリア選手権2位でしたがヨーロッパ選手権には派遣してもらえない模様。次は世界ジュニアでしょうか。

4位にはカザフスタンのシャイドロフ選手が入りました。表彰台まで0.25の僅差。後半の4回転トーループが決まっていれば表彰台でした。次は4大陸選手権で上位進出を目指すという立ち位置です。

佐藤駿選手は5位でした。230.73は表彰台まであと0.60の僅差。今シーズンワーストがここで出てしまっています。もったいないと見るか、チャンピオンシップへの調整試合だから別に、と見るか。次は4大陸。結構強いメンバーが各国エントリーしているので大変ですが、チャンスはある試合で表彰台を目指すということになります。

 

○山本草太選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 2S   1.30   0.10 1.40 0.714
2 4T+3T   13.70   2.09 15.79 2.143
3 4T   9.50   2.28 11.78 2.286
4 3A+1Eu+3S   12.80   1.60 14.40 2.000
5 FCSp4   3.20   0.58 3.78 1.857
6 StSq3   3.30   1.12 4.42 3.286
7 3Aq q 8.80 x -3.84 4.96 -4.714
8 3F+2A+SEQ   9.46 x 1.17 10.63 2.286
9 3Lz   6.49 x 1.53 8.02 2.429
10 ChSq1   3.00   1.80 4.80 3.714
11 CSSp4   3.00   1.20 4.20 4.000
12 CCoSp4   3.50   1.12 4.62 3.143
  TES   78.05   10.75 88.80  

4回転は2種類3本予定ですが冒頭サルコウは2回転に。そのままずるずると言ってしまうと危なかったのですが、以降はトリプルアクセルのミス1本に抑えて圧勝でした。

基礎点は78.05 4回転1つ抜けたのでやや低めです。サルコウちゃんと入ればグランプリファイナル同様に86.45になります。

今期意外と課題なのがトリプルアクセル。グランプリ初戦では2本目が1回転半に、NHK杯は2本とも転倒、グランプリファイナルは2本目でqがついて減点。今回も2本目がqで着氷も乱れています。4回転トーループは国際大会でショートフリーすべて成功。この4回転トーループの安定感が今期の躍進を支えています。

 

○壷井達也選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4S+3T   13.90   2.72 16.62 2.571
2 4Sq F 9.70   -4.85 4.85 -5.000
3 3A+1Eu+3S   12.80   1.76 14.56 2.000
4 FSSp4   3.00   0.66 3.66 2.286
5 StSq2   2.60   0.57 3.17 2.286
6 3Lo   4.90   0.98 5.88 2.143
7 3A   8.80 x 0.80 9.60 1.000
8 3F   5.83 x -1.06 4.77 -2.143
9 3Lz+2T   7.92 x 0.71 8.63 1.286
10 CCoSp3   3.00   0.60 3.60 1.857
11 ChSq1   3.00   1.20 4.20 2.429
12 FCCoSp3   3.00   0.54 3.54 1.714
  TES   78.45   4.63 83.08  

壷井選手は4回転2本構成に挑みましたが成功は1本に留まりました。トリプルアクセルは2本成功。今季の国際大会でトリプルアクセルをすべて成功させていることで、大崩れなく上位で戦えています。

ステップがレベル2 ステップのスコアがなかなか伸びてこない壷井選手。ステップが上手だとファンが増えるのですがここの要素は弱いです。

基礎点78.45は本人比で国際大会最高構成になります。スピンのレベルも3がまだいますので、この辺のレベルを取ることだけでももう少し上げられます。あとは、4回転も入り、ダブルアクセルが余る構成を組めるところまで来ていますので、シークエンスダブルアクセルを2Tの代替として入れられると基礎点が2.0、あるいはボーナスタイムで2.2上げることができます。基礎点80点を超えるところまでは見えてきました。

 

○佐藤駿選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4Lzq F 11.50   -5.75 5.75 -5.000
2 4T+2T   10.80   -0.19 10.61 -0.143
3 3A   8.00   1.92 9.92 2.429
4 FCSp3   2.80   0.28 3.08 1.000
5 4T F 9.50   -4.75 4.75 -5.000
6 CSSp4   3.00   0.84 3.84 2.857
7 3A+2T   10.23 x 1.44 11.67 1.714
8 3Fe+1Eu+2S e 6.64 x -0.76 5.88 -1.714
9 3Lo   5.39 x 1.18 6.57 2.429
10 StSq2   2.60   0.57 3.17 2.143
11 ChSq1   3.00   0.70 3.70 1.429
12 CCoSp4V   2.63   0.48 3.11 1.714
  TES   76.09   -4.04 72.05  

佐藤駿選手は4回転ルッツを組み込みましたが不発に終わりました。今季の国際大会で7本飛んで4回転倒、成功率は3/7です。

4回転ルッツは仕方なかったですが、4回転トーループの2本目を転倒というのが痛かった。その後、フリップのeやステップスピンでレベル取り切れずと、この辺1つでもしっかりできていれば表彰台だったのですが、というもったいない試合でした。

佐藤選手は国体を経て4大陸へ向かいます。国体と4大陸は結構時期近いのですが、国体本当に出るかなあ???

 

○男子シングル ショートフリー合わせた要素別スコア(上位12名)

Pl Name Total PCS J Base J GOE Spin Step
1 YAMAMOTO Sota 274.86 127.33 94.25 13.16 25.52 14.60
2 TSUBOI Tatsuya 243.82 114.92 92.66 5.87 20.78 10.59
3 MEMOLA Nikolay 231.33 113.25 80.74 4.21 20.41 12.72
4 SHAIDOROV Mikhail 231.08 105.68 94.46 1.69 20.39 8.86
5 SATO Shun 230.73 115.75 90.46 -5.29 21.77 10.04
6 LEE Sihyeong 218.75 109.50 88.54 -14.36 23.28 13.79
7 CHA Younghyun 208.03 103.84 68.23 2.82 21.09 12.05
8 HAMMI Samy 202.00 103.82 64.54 -0.91 23.06 11.49
9 TRAN Dinh 198.59 99.51 73.80 -5.46 20.72 11.02
10 LE MAY Landry 196.69 100.50 79.87 -14.55 21.83 10.04
11 JIRENBAYEV Dias 196.41 99.16 62.43 2.93 20.98 10.91
12 ENDO Goku 194.08 104.83 57.86 1.62 17.55 12.22

要素別を見ても山本選手の強さが目立ちます。

PCSは一人だけ120点台で平均8.5程度まで出しました。PCS2番手は佐藤駿選手でこの辺は実績順になっています。

ジャンプの木尾粗点はわずかにシャイドロフ選手がトップでした。僅差で山本草太選手が2番目。壺井選手が3番目です。ジャンプのイメージの強い佐藤駿選手はここで4番手だとやはり苦しくなります。

ジャンプの加点は山本草太選手がダントツでした。壺井選手が2番目。佐藤駿選手はGOEマイナスと苦しみました。

スピンは山本草太選手がこれも断トツの25.52 国際大会25点台は自身初です。これより上は今シーズンはバシリエフス選手とサドフスキー選手の2人だけです。

ステップ系要素も14.60で山本草太選手がトップでした。国際大会14点台はこれも自身初です。韓国のイシヒョン選手がスピンと並んでステップ系要素も2番手になっています。

 

例年になくやたら豪華メンバーだったワールドユニバーシティゲームズでしたが、男女で日本勢はワンツーということになりました。ISU公認ではないですが、これも一つの大きめな国際大会。今季はこういうところも日本が獲っていっています。

この後はヨーロッパ選手権が入って、日本勢は4大陸選手権となっていきます。その前になぜか、今回出場した6人のうち5人は日本に戻って国体に出るらしいのですが、国体が今度は豪華メンバーすぎるという、それ無料で観客集めていいの? みたいなことになってきました。

トップ選手はあまり無理せず、4大陸や世界選手権の準備をしてもらえたら、という気がしないでもないのだけど、とも思うワールドユニバーシティゲームズでした。