22-23 キーガンメッシング

1992年1月23日生まれ

シニア12シーズン目

シーズン獲得賞金:$19,000

世界ランキング:8位

シーズンランキング:13位

シーズンベストスコア 275.57(7位) 4大陸選手権

ショートプログラムシーズンベスト 98.75 世界選手権

フリーシーズンベスト 188.87 4大陸選手権

ショートプログラム楽曲:Grace Kelly

フリープログラム楽曲:Lullaby for an Angelほか

スピンレベル4率 24/42 = 57.1%(国際大会:19/36 = 52.8%)

ステップレベル4率 7/14 = 50.0%(国際大会:6/12 = 50.0%)

スピンオールレベル4 0/7(国際大会:0/6)

スピンステップオールレベル4 0/7(国際大会:0/6)

ジャンプ回転不足率 5/70 = 7.14%(国際大会:5/60 = 8.33%)

ジャンプ回転不足なし 4/7(国際大会:3/6)

スピンステップオールレベル4ジャンプ回転不足なし 0/7(国際大会:0/6)

 

○22-23シーズンの戦績

Grade Event Pl Total SP FS
CS Nebelhorn Trophy 1 245.74 74.85 170.89
GP Skate Canada 4 250.72 79.69 171.03
GP Grand Prix Espoo 8 205.02 80.12 124.90
NC Canadian Championships 1 257.78 94.40 163.38
4CC Four Continents 2 275.57 86.70 188.87
WC World Championships 7 265.16 98.75 166.41
WT World Team Trophy 8 252.74 79.75 172.99

今シーズンで引退、と表明してのラストシーズンとなったキーガンメッシング選手。初戦はネーベルホルン杯から入りました。ショートは4回転転倒で70点台前半というスタートになりましたがフリーはしっかり2本決めて170点台を出し優勝。チャレンジャーシリーズ通算3勝目となりました。

グランプリシリーズは当然まずスケートカナダです。ここでもショートの4回転を転倒。スコア伸ばせず79.69は4位スタート。3位とは1.49差、何とか表彰台には乗りたいフリー、4回転2本しっかり降りましたが、結果的には苦手のフリップのeが致命傷。171.03でトータル250.72ですが、3位と0.31差で届かず4位に終わりました。

優勝すればファイナルというグランプリ2戦目のエスポ―。ショートプログラム今回は4回転を下りたのですがトリプルアクセルがq入り80.12でまたも4位スタートとなります。3位とは1.47差、表彰台には乗りたいところですがこのフリーが2転倒、コンビネーション1つも入らず、レベル4も無し。散々な出来で、子供写真もなく暗い雰囲気のキスアンドクライとなり8位に終わりました。

 

1月に最後のカナダ選手権。フリーで2転倒あったりしましたが結果的には圧勝でした。意外ですが2年連続2回目の優勝。優勝は29歳30歳の2年間だけでした。それにしても、カナダ男子の今後は大丈夫なんでしょうか?

 

2月に4大陸選手権。ショートで4回転転倒。それでも86.70で2位スタートになります。首位とは5.20差。射程圏ではあります。フリーは最後から2番目に登場。163.45出せれば表彰台確定、172.45で2位以内確定という場面。このフリーをほぼノーミス。セカンド3回転付けば、というところはありますが188.87で31歳のパーソナルベスト。トータル275.57まで出して首位に立ち最終滑走を待ちます。ここまで出るなら勝たせてあげたかった、とも思いますが結局2位でした。チャンピオンシップ初表彰台を31歳に手つかみ取ることになりました。

 

最後の世界選手権。出場選手中ではシーズンベスト3位で迎えます。最後のワールドで表彰台なるか? というショートプログラム。ここで今シーズン唯一のノーミスショートで98.75 パーソナルベスト更新で4位発進。3位とは0.89差。十分届く位置にあります。フリー、3人残して首位に立つには184.23が求められますが、4大陸で出したスコアをもう一度出せば届きます。ただ、ノーミスはそう何度も続かない。アクセルが1回転半になり、スピンに入り損ね、フリップにeが付く。残念ながらここは166.41までで3人残して4位。最終順位は7位で大魚を逸しました。

 

最後の最後は国別対抗戦。惜別の東京体育館。演技そのものは満足いくものではなかったようにも思えますが、メッシング選手の最後の舞台にはふさわしいお祭りで、現役最後の試合を終えました。

 

○要素別スコア

Event Total TES PCS J Base J GOE Spin Step
Nebelhorn Trophy 245.74 121.25 126.49 81.69 3.70 22.29 13.57
Skate Canada 250.72 122.76 128.96 80.55 3.13 23.80 15.28
Grand Prix Espoo 205.02 82.16 124.86 65.05 -14.09 18.57 12.63
Canadian Championships 257.78 127.89 132.89 84.03 4.82 24.37 14.67
Four Continents 275.57 139.68 136.89 88.98 10.25 25.26 15.19
World Championships 265.16 134.32 130.84 83.86 17.32 20.64 12.50
World Team Trophy 252.74 119.11 133.63 79.03 1.34 22.89 15.85

トータルスコアは250点台が多いですが、フリーパーソナルベストを出した4大陸で270点台、ショートパーソナルベストの世界選手権で260点台を出しています。

技術点は120点台が標準で最高は139.68があります。4回転1種類ですが今シーズン12位の高い技術点です。

PCSは最高で136.89まで出ました。1項目平均9点を超えます。今シーズン4位の高評価になります。

ジャンプの基礎点は88.98が最高です。ジャンプ得意勢は100点超えますのでこの辺はやはり少し差があります。

ジャンプの加点はグランプリエスポ―で-14.09と沈みましたが世界選手権では17.32と大きな加点を得ました。今シーズン3位の加点です。

スピンはレベル4率が50%台と波があるのですが、4大陸では25.26まで出しています。今シーズン8位にあたります。

ステップ系要素もレベル4率の関係で波がありますが、国別対抗戦の15.85を含め3試合で15点台があります。15.85は今シーズン6位にあたるスコアです。

どの要素も波はありますが、ジャンプの基礎点以外はいい時はトップ10に入ってくるような力を持っているようです。

 

○要素別偏差値

Event Total J Base J GOE Spin Step PCS
Nebelhorn Trophy 61.66 55.98 59.95 57.29 61.95 64.54
Skate Canada 63.07 55.25 59.13 62.43 70.26 66.23
Grand Prix Espoo 50.18 45.32 34.32 44.65 57.38 63.42
Canadian Championships 65.06 57.48 61.57 64.36 67.30 68.91
Four Continents 70.07 60.65 69.39 67.39 69.82 71.65
World Championships 67.14 57.37 79.58 51.69 56.75 67.51
World Team Trophy 63.64 54.28 56.55 59.33 73.03 69.42

偏差値として見るとトータルスコアは4大陸選手権で70に乗りました。

ジャンプの基礎点は40台の試合もありますが50台半ばが標準で、4大陸選手権だけ60にの乗せています。

ジャンプの加点も偏差値30台がありますが、世界選手権では80近いところまで出しました。

スピンも40台の偏差値がありますが、60台も出せています。

ステップ系要素も50台から70台まで幅があります。

PCSは60台が標準ですが、70に乗せることもありました。

 

22-23シーズン キーガンメッシング選手の要素別偏差値レーダーチャート

レーダーチャートはこんな感じで、右上が凹みがちです。世界選手権は右下が突出したのに左下や下は凹むという変な形をしています。

また、どの要素もばらつきが大きいというの特徴的です。

 

・シーズン最高の基礎点構成

○4大陸選手権 ショートプログラムの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4T F 9.50   -4.75 4.75 -5.000
2 3A   8.00   2.40 10.40 3.000
3 FCSp4   3.20   1.05 4.25 3.222
4 3Lz+3T   11.11 x 0.67 11.78 1.111
5 CSSp3   2.60   0.78 3.38 2.889
6 StSq3   3.30   1.18 4.48 3.556
7 CCoSp4   3.50   1.15 4.65 3.111
  TES   41.21   2.48 43.69  

ショートの最高基礎点は41.21でした。ナショナルでは国内参考記録ですが41.61があります。スピンのレベル差分です。

4回転はトーループ1本で1.1倍にルッツからのコンビネーションを飛びます。スピンステップでレベルが獲れていませんが、これを取れると42.21までは出せるはずでした。

基礎点41.21はさして高くないのですが、ショートプログラムのシーズンベストは98.75あってシーズン6位の高いスコアです。

この構成はスピンステップレベル4の時GOE満点で技術点60.71まで出ます。PCS加味して110.71満点となります。

 

○4大陸選手権 フリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4T+2T   10.80   2.85 13.65 3.000
2 4T   9.50   3.66 13.16 3.778
3 3A   8.00   -0.46 7.54 -0.667
4 3Lo   4.90   1.33 6.23 2.667
5 FSSp3   2.60   0.93 3.53 3.444
6 StSq4   3.90   1.45 5.35 3.778
7 3A+2T   10.23 x 2.40 12.63 2.889
8 3Lz+3T   11.11 x 1.77 12.88 3.000
9 3F! ! 5.83 x 0.38 6.21 0.667
10 FCCoSp4   3.50   1.30 4.80 3.778
11 ChSq1   3.00   2.36 5.36 4.667
12 CCoSp4   3.50   1.15 4.65 3.333
  TES   76.87   19.12 95.99  

フリーの最高基礎点は4大陸選手権の76.87でした。これも基礎点としてはさほど高くないわけですが、フリーのシーズンベスト188.87は今シーズン5位のスコアになっています。

4回転は1種類2本。2回飛ぶジャンプは4回転トーループトリプルアクセルです。セカンド3回転はあるのですが3連続がこの構成には入っていません。本来は3つ目の要素のトリプルアクセルで3連続でサルコウ付けるパターンで7番目は単独、というのがベストだったのではないかと思われます。その場合基礎点は80.24になっていたはずです。そこにスピンレベル3の分をレベル4に出来れば0.40基礎点上がって80.64にまで出来ました。

上記の3連続無し構成でスピンステップオールレベル4でGOE満点の時、技術点は112.27になるので、PCS加味して212.27満点となります。

 

○平均GOE3.600以上

Event     Elements   Base   GOE Scores AvGOE
World Team Trophy FS 11 ChSq1   3.00   2.43 5.43 4.778
Four Continents FS 11 ChSq1   3.00   2.36 5.36 4.667
Canadian Championships FS 12 CCoSp4   3.50   1.60 5.10 4.444
World Team Trophy FS 12 CCoSp4   3.50   1.50 5.00 4.222
World Team Trophy FS 5 FSSp4   3.00   1.29 4.29 4.222
Canadian Championships SP 7 CCoSp4   3.50   1.50 5.00 4.222
Canadian Championships FS 1 4T   9.50   3.94 13.44 4.111
World Championships FS 11 ChSq1   3.00   2.00 5.00 4.000
World Championships SP 5 CSSp4   3.00   1.20 4.20 4.000
Canadian Championships FS 11 ChSq1   3.00   2.07 5.07 4.000
Four Continents FS 6 StSq4   3.90   1.45 5.35 3.778
World Championships SP 2 3A   8.00   3.09 11.09 3.778
Four Continents FS 10 FCCoSp4   3.50   1.30 4.80 3.778
Four Continents FS 2 4T   9.50   3.66 13.16 3.778
Canadian Championships SP 6 StSq3   3.30   1.23 4.53 3.778
Skate Canada FS 1 4T   9.50   3.53 13.03 3.778
Skate Canada FS 11 ChSq1   3.00   1.86 4.86 3.667
World Team Trophy FS 6 StSq4   3.90   1.45 5.35 3.667

評価の高い要素としてはコレオが2つ並んでいます。フリー終盤に出てくるハイドロブレーディングは超一級品。国別対抗戦の+4.778は今シーズン1位のコレオですし、4大陸選手権の+4.667は国別対抗戦を除いた試合での全選手1位のコレオです。

スピンも+4を超える評価を複数種類で受けています。レベル4率があまり高くなかったり、ミスも多いスピンですが、いい時の評価はかなり高く受けています。国別対抗戦のCCoSp 足替えのコンビネーションスピンは今シーズン3位の高評価でした。また、国別対抗戦のSSp フライングシットスピンは今シーズン1位の評価となっています。

 

トーループから始まる要素

Event     Elements   Base   GOE Scores AvGOE
Nebelhorn Trophy SP 1 4T< F 7.60   -3.80 3.80 -5.000
Nebelhorn Trophy FS 1 4T   9.50   2.85 12.35 3.143
Nebelhorn Trophy FS 2 4T+2T   10.80   2.09 12.89 2.286
Skate Canada SP 1 4Tq+COMBO F 9.50   -4.75 4.75 -5.000
Skate Canada FS 1 4T   9.50   3.53 13.03 3.778
Skate Canada FS 2 4T+2T   10.80   2.04 12.84 2.111
Grand Prix Espoo SP 1 4T   9.50   -0.68 8.82 -0.778
Grand Prix Espoo FS 1 4T< F 7.60   -3.80 3.80 -5.000
Grand Prix Espoo FS 2 4T+REP   6.65   1.22 7.87 1.333
Canadian Championships SP 1 4T   9.50   -1.90 7.60 -2.000
Canadian Championships FS 1 4T   9.50   3.94 13.44 4.111
Canadian Championships FS 2 4T+REP F 6.65   -4.75 1.90 -5.000
Four Continents SP 1 4T F 9.50   -4.75 4.75 -5.000
Four Continents FS 1 4T+2T   10.80   2.85 13.65 3.000
Four Continents FS 2 4T   9.50   3.66 13.16 3.778
World Championships SP 1 4T+3T   13.70   3.26 16.96 3.556
World Championships FS 1 4T+2T   10.80   3.26 14.06 3.444
World Championships FS 2 4T   9.50   2.58 12.08 2.556
World Team Trophy SP 1 3T   4.20   -1.56 2.64 -3.556
World Team Trophy FS 1 4T+2T   10.80   2.99 13.79 3.111
World Team Trophy FS 2 4T< 7.60   -1.74 5.86 -2.000

メッシング選手の4回転はトーループ1種類です。今シーズン21回飛んで、3回転になったのが1回、転倒が5回、それ以外でアンダーローテーションが1回、それ以外のGOEマイナスが2回でGOEプラスの成功ジャンプは12回です。コンビネーションはセカンド2回転が多いですが、これはほとんど最初から2回転のつもりだったと思われます。

決まると+3以上を取るいいジャンプなのですが、成功率は6割弱ということで、ショートフリー3本そろった試合は世界選手権くらいとなっていました。

 

○アクセルから始まる要素

Event     Elements   Base   GOE Scores AvGOE
Nebelhorn Trophy SP 2 3A   8.00   1.92 9.92 2.429
Nebelhorn Trophy FS 3 3A+1Eu+3S   12.80   -1.60 11.20 -2.000
Nebelhorn Trophy FS 7 3A   8.80 x 1.44 10.24 1.857
Skate Canada SP 2 3A   8.00   2.74 10.74 3.556
Skate Canada FS 3 3A   8.00   -2.29 5.71 -2.889
Skate Canada FS 7 3A+1Eu+2S   10.78 x 0.69 11.47 0.778
Grand Prix Espoo SP 2 3Aq q 8.00   -3.54 4.46 -4.333
Grand Prix Espoo FS 3 3A   8.00   -1.71 6.29 -2.222
Grand Prix Espoo FS 7 3A<<+REP F 2.54 x -1.65 0.89 -5.000
Canadian Championships SP 2 3A   8.00   2.74 10.74 3.333
Canadian Championships FS 3 3A+1Eu+2S   9.80   1.49 11.29 2.000
Canadian Championships FS 7 3A   8.80 x 2.74 11.54 3.556
Four Continents SP 2 3A   8.00   2.40 10.40 3.000
Four Continents FS 3 3A   8.00   -0.46 7.54 -0.667
Four Continents FS 7 3A+2T   10.23 x 2.40 12.63 2.889
World Championships SP 2 3A   8.00   3.09 11.09 3.778
World Championships FS 3 1A+1Eu+3S   5.90   -0.18 5.72 -0.333
World Championships FS 7 3A   8.80 X 2.17 10.97 2.667
World Team Trophy SP 2 3A   8.00   1.03 9.03 1.111
World Team Trophy FS 3 3A+1Eu+3S   12.80   1.26 14.06 1.444
World Team Trophy FS 7 3A< 7.04 X -3.20 3.84 -4.889

トリプルアクセルもショートフリーで3回飛びます。ショートは7回飛んでqが1回ついてGOEマイナス以外の6回は成功ジャンプです。フリーは3つ目の要素として入れている方は3連続にするのが基本だと思うのですが、7回のうち1回転半になったのを含めGOEマイナスが5回。3連続になってGOEプラスになったのは2回だけです。7番目の要素として入れている方は転倒1、アンダーローテーション1で後の5回は成功ジャンプになっています。3つ目の要素の成功率が低かったのが残念で、特に世界選手権がもったいなかったです。

○3連続の要素

Event     Elements   Base   GOE Scores AvGOE
Nebelhorn Trophy FS 3 3A+1Eu+3S   12.80   -1.60 11.20 -2.000
Skate Canada FS 7 3A+1Eu+2S   10.78 x 0.69 11.47 0.778
Canadian Championships FS 3 3A+1Eu+2S   9.80   1.49 11.29 2.000
World Championships FS 3 1A+1Eu+3S   5.90   -0.18 5.72 -0.333
World Team Trophy FS 3 3A+1Eu+3S   12.80   1.26 14.06 1.444

3連続は上記のアクセルからの中にすべて含まれるのですが、トリプルアクセルから入れています。7試合中5試合に入って、1回転半になった1度とそれ以外のGOEマイナスが1度あって、GOEプラスの成功ジャンプは3回ですが、3つ目が3回転にしっかりなったのは国別対抗戦だけですので、完全な成功は1度だけということになります。4回転1種類なので、アクセルからの3連続は決まってほしかったと思います。4大陸でトリプルアクセルからクリーン3連続を入れることが出来ていれば優勝出来ていたかもというくらいの点差ですし、惜しかったなあ、と思います。

 

31歳。今シーズンの主要登場人物の中で最年長でした。引退。消防士になるそうです。似合うような気がする一方、もったいないという思いもあります。ショートもフリーも今シーズン、それも31歳になったシーズン後半のチャンピオンシップで更新しました。まだ全然いけます。でも、惜しまれるうちに辞めていくというのもまた美学でしょうか。

新しい世界での活躍を願うと言おうと思いましたが、消防士は本当は活躍する場面が生じないことが理想なので、活躍を期待はしづらいですかね・・・。遠征は減ってご家族と過ごす時間は増えるのだろうと思いますので、幸多い第2の人生を祈念します。