チャレンジカップ 来季へ向けて?

例年日本からは多数の派遣のあるチャレンジカップ。今期はシングル2種目にペアでの派遣がありました。今期はノービスやジュニアの派遣はなく、すべてシニアカテゴリーでの派遣となっています。

 

○女子シングルシニア

Pl Name Nation Total SP FS
1 Kaori SAKAMOTO JPN 212.43 67.76 144.67
2 Yuna AOKI JPN 209.37 72.01 137.36
3 Lorine SCHILD FRA 176.68 59.78 116.90
4 Ekaterina KURAKOVA POL 167.63 56.19 111.44
5 Niina PETROKINA EST 162.18 51.57 110.61
6 Eva-Lotta KIIBUS EST 155.07 46.74 108.33
7 Oona OUNASVUORI FIN 152.00 53.31 98.69
8 Anna PEZZETTA ITA 150.33 55.12 95.21
9 Sarah Marie PESCH GER 128.37 42.42 85.95
10 Flora Marie SCHALLER AUT 124.03 42.85 81.18
11 Natalie KLOTZ AUT 109.55 38.91 70.64

結果的には坂本花織選手の順当勝ちでした。世界選手権まで1カ月。ミスは出ていますがまずまず順調に調整進んでいるのかと思われます。

2位には青木祐奈選手が入りました。なんでB級大会で世界チャンピオンと戦わないといけないかな、みたいな試合になっていまして、209.37出したのに優勝させてもらえませんでした。

フランスのシルト選手が3位表彰台です。ヨーロッパ選手権でパーソナルベスト出しての5位。ある程度の好調さを維持できているようです。世界選手権で上位進出なるか。

一方、ヨーロッパ選手権でまさかのショート落ちしたクラコワ選手が4位でした。やはり今期は今一つ調子が上がってきていない印象です。

エストニアのペトロキナ選手は2週連続の試合で5位に入りました。先週に続いてアクセルはすべて1回転半。怪我からの回復はまだ十分ではないようですがある程度まとめてきています。

 

○坂本花織選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 2A   3.30   1.39 4.69 4.143
2 3Lz   5.90   1.77 7.67 2.857
3 3S   4.30   1.12 5.42 2.714
4 CCoSp4   3.50   0.98 4.48 2.714
5 StSq4   3.90   1.17 5.07 3.000
6 3F+2T   6.60   1.59 8.19 2.857
7 FSSp4   3.00   0.66 3.66 2.286
8 3F+3T   10.45 x 2.12 12.57 3.714
9 2A+3T+2T   9.68 x 1.43 11.11 3.571
10 ChSq1   3.00   1.70 4.70 3.429
11 3Lo F 5.39 x -2.45 2.94 -4.857
12 FCCoSp4   3.50   0.91 4.41 2.571
  TES   62.52   12.39 74.91  

坂本選手のフリーはいつもの構成です。全要素全ジャッジ+2以上、となりそうだったのですが、あれ? ループ転倒。昨シーズンから最後のループのミスが割と目立ちます。ショートで2回転になったルッツはしっかり決めました。

今期は全試合200点超え。今回はショートフリーで1つづつミスありましたが210点超えです。このスコアでも今期これより上を出しているシニアはヘンドリックス選手と千葉百音選手しかいません。やはり強いです。B級ジャッジとはいえ、3F+3Tで+3.714はなかなか出ません。驚異的なジャンプの評価です。

世界選手権まで1カ月。順調に来ているようなので、本番は220点超え、しっかりピークが合うと230点超えまで見られるかもしれません。

 

○青木祐奈選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3Lz+3Lo   10.80   1.30 12.10 2.286
2 2S   1.30   0.18 1.48 1.571
3 2A+1Eu+3F   9.10   1.48 10.58 2.571
4 3T   4.20   0.92 5.12 2.286
5 FCSp4   3.20   0.64 3.84 2.143
6 2A   3.30   0.99 4.29 2.857
7 3Lz+2T   7.92 x 1.06 8.98 1.857
8 3F< 4.66 x -0.42 4.24 -1.000
9 CCoSp4   3.50   0.70 4.20 2.000
10 ChSq1   3.00   1.50 4.50 2.857
11 StSq4   3.90   1.33 5.23 3.571
12 LSp4   2.70   0.81 3.51 3.000
  TES   57.58   10.49 68.07  

ルッツループ成功。しかし次のサルコウが2回転に。これを3回転でしっかり決めていれば世界チャンピオンに土を付ける、いや、氷を付けるか? することができたはずでした。ショートのリードもあったので逃げ切っていてもおかしくない滑りだったのですが。そういう意味では残念ではあります。最後のジャンプのフリップもアンダーローテーションが付きました。ミス2つ。ただ、逆説的には、ミス2つあるのにフリーで137.36まで出たのが驚くべきところ。トータル209.37は当然本人過去最高スコアです。ISU非公認ですが今季5位、シニアでは4位にあたります。

今期のルッツループ成功者はフィンランドのペルトネン選手に続いて2人目。ショートフリー共に決めたのは青木選手だけです。昨季もレビト選手と青木選手の2人だけ。希少なルッツループ、しっかり決めて見せてくれました。ISU非公認含めた国際大会の3Lz+3Lo成功者の最年長記録更新です。更新前の記録は昨年のトリグラフトロフィーで自身が決めたジャンプでした。

来期は・・・どうするんでしょう? まだ決めてません発言が続いていますが。いやあ、209点出せる選手がグランプリシリーズ1回だけで終わり、というのは、やはりよくないです。NHK杯の審判団が普通の審判団ならもっとちゃんと点が出て、シーズンベストランクで20位以内くらいになるスコアになっていたはずで、来期のグランプリ枠1枠が優先的に来たはずなので、それを持って現役を続ける決断がしやすかったと思うのですが、今の状態だと何の保証もありません。でも、人生最後の試合が大幅自己ベスト更新の209点台、というのはやはりフィギュアスケート業界としてよくない。これはなんとか現役を続けてほしいのですが、TOKIOインカラミさん、なんとかなりませんか? 渡辺倫果、中井亜美、青木祐奈、看板3枚でミラノオリンピックにチャレンジする姿は、いい宣伝になりますよ。

 

○女子シングルシニア 要素別スコア

Pl Name Total PCS J Base J GOE Spin Step
1 Kaori SAKAMOTO 212.43 104.88 59.37 9.88 24.30 15.00
2 Yuna AOKI 209.37 101.40 61.21 8.80 23.32 14.64
3 Lorine SCHILD 176.68 77.14 63.31 4.05 21.00 11.18
4 Ekaterina KURAKOVA 167.63 81.01 55.77 -3.02 20.45 13.42
5 Niina PETROKINA 162.18 83.15 50.59 -4.19 21.64 11.99
6 Eva-Lotta KIIBUS 155.07 77.73 44.61 2.19 17.23 13.31
7 Oona OUNASVUORI 152.00 72.13 49.07 -0.19 19.80 11.19
8 Anna PEZZETTA 150.33 77.28 44.25 -1.64 21.14 10.30
9 Sarah Marie PESCH 128.37 59.86 49.02 -8.27 19.00 9.76
10 Flora Marie SCHALLER 124.03 59.26 43.00 -5.19 19.82 9.14
11 Natalie KLOTZ 109.55 49.60 44.05 -4.25 14.33 7.82

PCSは坂本選手がいつも通りの100点台。ここに青木選手も続いて101.40を出しました。今期3位のPCSです。これより上は坂本選手とヘンドリックス選手、2人しかいません。多少甘めに出やすいB級大会とは言え、高PCSが違和感ない滑りでした。

ジャンプの基礎点はシルト選手が1位です。青木選手はフリーで2つ基礎点削られ、坂本選手はショートのルッツ零点が効いています。加点の方は坂本選手が1位で青木選手が2位、2人とも10点に迫る加点です。坂本選手は本人の中では今季4番目の加点ですが、今シーズンこれより上の加点をもらった選手はいない、という水準ではあります。青木選手の+8.80で今季6位。ただ、上にいるのは坂本選手以外はジュニアのファイナル表彰台3人組ですので、シニアの中では坂本選手に次ぐ評価ということになります。

スピンも坂本選手が1位。24.30は本人の中でいい方です。青木選手の23.32は国内外通じて自己ベストのスピンとなります。

ステップ系要素も坂本選手が1位で15.00 坂本選手は15点台は普通に出しますので15.00は普通です。青木選手の14.64はこれも国内外通じて自己ベストです。青木選手はジャンプの基礎点だけは国内でこれより高い試合が過去にありましたが、それ以外はジャンプの合計点含め各要素すべて自己最高の得点となっていました。

 

○男子シングルシニア

Pl Name Nation Total SP FS
1 Mikhail SHAIDOROV KAZ 256.34 85.75 170.59
2 Tatsuya TSUBOI JPN 254.81 85.80 169.01
3 Kazuki TOMONO JPN 251.61 84.74 166.87
4 Nikita STAROSTIN GER 220.38 76.81 143.57
5 Vladimir SAMOILOV POL 212.84 68.14 144.70
6 Gabriel FOLKESSON SWE 205.71 75.34 130.37
7 Matthew NEWNHAM CAN 189.91 62.26 127.65
8 Anton SKOFICZ AUT 138.16 53.03 85.13
9 Dillon JUDGE IRL 126.97 47.34 79.63
  Alp Eren OZKAN TUR 44.01 44.01  

カザフスタンのシャイドロフ選手が優勝。国際大会初優勝となります。256.34というスコアは中国杯で出した264.46には届きませんが、コンスタントに250点を超えるようになってきました。

壷井達也選手は2位。254.81は全日本を超えて自己最高スコアです。優勝にはわずかに届きませんでした。

3位には友野一希選手が入っています。251.61は本人比では平凡なスコアでしょうか。

4位にはドイツのニキータストラスティ選手が入っています。ヨーロッパ選手権13位の選手。220.38は国際試合の本人最高スコアとなりました。

5位にはポーランドのサムイノフ選手。ヨーロッパ選手権で8位に入った選手です。2度目の4回転ルッツ成功、それも平均GOE+3.714という高評価を受けました。

 

○ミハイルシャイドロフ選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4Lzq q 11.50   -0.23 11.27 -0.286
2 4Fe e 8.80   -0.88 7.92 -1.000
3 4T+3T   13.70   1.90 15.60 2.000
4 ChSq1   3.00   1.00 4.00 1.857
5 3F! ! 5.30   0.00 5.30 0.000
6 FCCoSp4   3.50   0.49 3.99 1.429
7 4T   10.45 x 2.28 12.73 2.429
8 3A+2A+SEQ   12.43 x 1.76 14.19 2.286
9 3Lz+1Eu+3S   11.77 x 0.59 12.36 1.143
10 FCSSp3   2.60   0.47 3.07 1.714
11 StSq3   3.30   0.59 3.89 1.857
12 CCoSp3   3.00   0.84 3.84 2.714
  TES   89.35   8.81 98.16  

シャイドロフ選手4回転4本を降りました。ただしフリップはe判定です。4大陸でも4回転4本降りていましたし、ルッツフリップトーループ2本が標準構成になってきています。コンビネーションも3T3S2Aと組み込んで基礎点高く出る組み合わせ。89.35の基礎点は本人最高のものです。これより上の基礎点を今期出したのは、マリニン選手とアダムシャオイムファ選手の2人だけです。まだジャンプ依存型でほかのスコアが伸びていないので、4回転4本までだと世界選手権の表彰台争いまでは厳しいですが、昨季の14位を上回っていくところまでは十分見えてきています。

 

○壷井達也選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4S+3T   13.90   3.69 17.59 3.714
2 4S   9.70   2.91 12.61 3.143
3 3A+1Eu+2S   9.80   1.76 11.56 2.143
4 FSSp3   2.60   0.57 3.17 2.143
5 StSq3   3.30   0.73 4.03 2.286
6 3Lo   4.90   1.37 6.27 2.714
7 3A   8.80 x 1.92 10.72 2.429
8 3F   5.83 x 1.27 7.10 2.429
9 3Lz+2T   7.92 x 1.53 9.45 2.571
10 CCoSp3   3.00   0.60 3.60 2.000
11 ChSq1   3.00   1.10 4.10 2.286
12 FCCoSp3   3.00   0.72 3.72 2.286
  TES   75.75   18.17 93.92  

4回転サルコウ成功。ショートフリーで3本の4回転サルコウを決めたのは初です。全要素全ジャッジプラス評価。ショートも含め全要素プラス評価となりました。

基礎点75.75は本人比で高い方ですが、自己最高ではありません。3連続のサルコウが2回転になった、というのが目立った欠落要素。セカンドで2Tが入ったのは、シークエンスのアクセルを持っていないので仕方ないのですが、4回転増やすよりは難易度低いと思われるので早めに身に付けたいところかと思います。シークエンスアクセルに出来ていれば優勝でした

また、スピンステップでレベル4がとれませんでした。NHK杯ではショートフリーでスピンオールレベル4をやっていたのですが、また昔の壷井選手に戻ってしまったというような今大会のスピンです。ちょっとジャンプに意識が行きすぎたのかもしれません。ステップはレベル4を取れるのは稀ですので力なりかと思われます。3連サルコウが3回転に、あるいはスピンでもう少しレベル4を取る、どちらか出来れば優勝出来た試合ではありました。

今期はこれでおそらく終わりかと思います。来期につながるいい試合ではあったのですが、来期、グランプリ枠あるかどうか・・。ただ、チャレンジャーシリーズの派遣はあると思われますので少なくともチャンスはあります。上位と戦うには4回転2種類目も欲しいですが、シーズンオフにそこまで行けるでしょうか。

 

友野一希選手のフリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3T<< <<  1.30   -0.65 0.65 -5.000
2 4T+2T   10.80   1.71 12.51 1.857
3 4Sq q 9.70   -0.39 9.31 -0.429
4 3Lo   4.90   0.98 5.88 1.857
5 FCSp3   2.80   0.56 3.36 1.857
6 3A+1Eu+3S   14.08 x 1.28 15.36 1.429
7 3F+2A+SEQ   9.46 x 1.17 10.63 2.143
8 3A   8.80 x 2.40 11.20 3.000
9 StSq4   3.90   1.33 5.23 3.286
10 CSSp2   2.30   0.60 2.90 2.571
11 ChSq1   3.00   1.40 4.40 2.857
12 CCoSp4   3.50   1.19 4.69 3.571
  TES   74.54   11.58 86.12  

冒頭4回転は不発。その後は印象よく滑ったのですがスコア的にはいまいち伸びてきませんでした。4回転トーループ自体課題のジャンプではありますが、大きな問題としてセカンドが2回転になる、というのがあります。この病は宇野選手が有名でしたが友野選手も同じです。これがショートフリー共に起きる。今期は国際大会でセカンド3回転がゼロ、国内でも直近の国体で1回入っただけです。基礎点にして2.9×2下がります。フリップの3回転と4回転の基礎点差が5.7 4回転もう1本フリーで入れるくらいの価値になりますのでこれは来期までになんとか手に入れたいところかと思います。

今期は、世界選手権補欠3は残っていますがさすがに代打の神様と言えど回ってこないでしょう。おそらく今季終了。来期はまたグランプリシリーズから。意外とファイナルに出たことないのでまずはそれを目指しつつ、チャンピオンシップ復帰を目指すことになるかと思います。

 

○男子シングルシニア 要素別スコア

Pl Name Total PCS J Base J GOE Spin Step
1 Mikhail SHAIDOROV 256.34 107.67 108.52 7.67 20.70 11.78
2 Tatsuya TSUBOI 254.81 113.00 89.66 19.40 20.46 12.29
3 Kazuki TOMONO 251.61 120.75 88.34 6.99 22.61 13.92
4 Nikita STAROSTIN 220.38 107.58 79.07 -1.56 23.13 13.16
5 Vladimir SAMOILOV 212.84 99.76 80.10 0.54 21.15 11.29
6 Gabriel FOLKESSON 205.71 100.01 79.80 -4.78 21.20 10.48
7 Matthew NEWNHAM 189.91 96.42 66.17 -3.89 17.89 13.32
8 Anton SKOFICZ 138.16 74.09 51.42 -12.85 19.81 7.69
9 Dillon JUDGE 126.97 68.84 43.62 -4.92 14.00 7.43
10 Alp Eren OZKAN 44.01 25.56 19.73 -6.95 4.23 2.44

PCSは友野選手が1位です。過去実績はこのメンバーの中で抜けています。1人だけ8点平均を出しました。壺井選手が2番目に続いています。壺井選手は昨シーズン115.24までだしたことがありますのでまだ上があります。シャイドロフ選手は優勝しましたがPCSはあまりもらえていません。

ジャンプの基礎点はショートフリーで4回転6本組み込んだシャイドロフ選手が1位です。これは本人過去最高で、今期3位のジャンプ基礎点です。壺井選手は90点までは届かず。過去にワールドユニバーシティゲームズで92.66まで出したことあります。

ジャンプの加点は壺井選手が圧倒的です。+19.40はもちろん本人過去最高。今期これより上は、マリニン選手、アダムシャオイムファ選手、鍵山優真選手の3人だけしか記録していません。非常に素晴らしい出来でした。シャイドロフ選手、友野選手も一桁後半はもらっています。

スピンはストラスティ選手が1位です。友野選手2番目ですが22.61は平凡です、壷井選手は20.46 元々スピンは苦手側の選手ですがNHK杯では22.83まで出していました。NHK杯並みのスピンなら優勝していた計算です。

ステップ系要素はさすがの友野選手1位ですが13.92はあまりいいスコアではないです。15点台まで出す力のある選手。壺井選手の12.29は国際大会の自己最高です。シャイドロフ選手はスピンステップで32.48しか取れてない計算です。世界の最上位、鍵山選手やアダムシャオイムファ選手は42点台まで出してきますので、4回転トーループ丸々1本分の差がスピンステップでついてきます。世界の最上位で戦うには、スピンステップの差をもう少し詰めていきたいところです。

 

今回のチャレンジカップはペアの派遣もあったのですが、三浦木原組は欠場。こちらはまあ、調整ですかそうですか、というくらいなものですが、長岡森口組は世界選手権用のミニマムを獲りに行ったのですが、これが取れませんでした、ということで今期のワールドは無し。非常に痛い試合となってしまいました。オリンピックまであと2シーズン。来期はワールドへ出てできればフリーにまで進んでオリンピック2枠を確保する、というのが目標になって来るかと思われます。

 

次週は世界ジュニアです。日本からは4種目エントリー。女子は連覇のかかる島田麻央選手、ファイナルに次いで表彰台に乗りたい上薗恋奈選手、全日本ジュニアで190点まではだしてきている櫛田選手の3選手がエントリーで日韓決戦。男子はファイナルチャンピオンの中田璃士選手に全日本ジュニアチャンピオンの中村俊介選手、ジュニアグランプリ表彰台のある垣内珀琉選手がエントリーしています。ペアでは清水本田組、アイスダンスは岸本田村組が出場。岸本田村組はジュニアの中ではシーズンベストもトップ10に入ってきますし、上位に入って来期の2枠が狙える位置にいます。