23-24 イザボーレビト

2007年3月3日生まれ

シニア2シーズン目

シーズン獲得賞金:$81,000

世界ランキング:2位

シーズンランキング:2位

シーズンベストスコア 212.16(6位) 世界選手権

ショートプログラムシーズンベスト 73.73 世界選手権

フリーシーズンベスト 138.43 世界選手権

スピンレベル4率 24/39 = 61.5%(国際大会:20/33 = 60.6%)

ステップレベル4率 8/13 = 61.5%(国際大会:6/11 = 54.5%)

スピンオールレベル4 0/6(国際大会:0/5)

スピンステップオールレベル4 0/6(国際大会:0/5)

ジャンプ回転不足率 3/67 =4.48%(国際大会:3/57 = 5.26%)

ジャンプ回転不足なし 3/6(国際大会:2/5)

スピンステップオールレベル4ジャンプ回転不足なし 0/6(国際大会:0/5)

 

○23-24シーズンの戦績

Grade Event Pl Total SP FS
CS Nebelhorn Trophy 1 198.79 69.30 129.49
Others Japan Open 3 135.63   135.63
GP Skate America 2 208.15 70.07 138.08
GP Grand Prix de France 1 203.22 71.83 131.39
GPF Grand Prix Final 5 191.86 56.53 135.33
NC US Championships 3 200.68 75.38 125.30
WC World Championships 2 212.16 73.73 138.43

レビト選手はシニア2シーズン目。現行ルールならまだジュニアに縛られる年齢で、今のシニアの中では最年少グループに入ります。昨季世界選手権4位ですので、今期こそ表彰台へ、というシーズンです。

初戦はネーベルホルン杯。あまり怖い相手もおらず198.79で優勝。スピンステップでレベル4が2つだけだったりと、それほどいい出来でもないですが初戦としては順調でしょうか。

今期はアメリカの中心選手としてジャパンオープンで来日してくれました。135.63とまずまずの滑り。

グランプリシリーズは当然スケートアメリカからということになります。ヘンドリックス選手との対戦ですが、他にもグレン選手や吉田陽菜選手など多士済々といった顔ぶれ。11番滑走出てきて70.07といい滑りを見せたのですが、この試合は70点台が3人とレベルが高い。首位にはヘンドリックス選手が75.92でいて5.85差。グランプリ初優勝にはやや高めなハードルとなります。フリーは10番滑走。3連続でアンダーローテーション付いたくらいでしっかりまとめ138.08でトータル208.15で首位に立って残り2人を待ちますがここは220点超えて行ったヘンドリックス選手の勝ち。グランプリ3戦目で3回目の2位という形になりました。

2戦目は1週空いてのフランス。ここはシード選手としてはイ・ヘイン選手がいて、ヨーロッパチャンピオンのグバノワ選手、好調のピンツァローネ選手、日本からは住吉選手樋口選手と言った実績のある顔ぶれがそろいます。ここのショートは最終滑走。スピンステップオールレベル4、基礎点満額引き出して71.83を出し首位に立ちます。2位とは5.10差。順当に行けば勝てそうというフリーも最終滑走。優勝へのターゲットスコアは126.98 シニアに上がってからのフリーのワーストは127.97 これは勝てる、と思ったかどうかわかりませんが、前半良かったところから中盤以降、アンダーローテーションがつき、耐える着氷になり、極めつけは最後のスピンが足替えのコンビネーションスピンのつもりがコンビネーションに出来ず足替えのキャメルスピンと認定され、その結果同じスピン2度目扱いで零点。このスピン零点で一気に危なくなって、フィニッシュしてリンクに座り込む。私大丈夫なの??? 非常に不安な得点待ちでしたが出てきたスコアは131.39 トータル203.22で逃げ切り優勝。グランプリシリーズ初制覇となりました。

 

2位と1位でファイナルへ。昨季は表彰台に乗っている試合です。5番滑走で出てきたショートは冒頭ルッツがまさかの2回転で零点に。コンビネーション苦手なのでリカバリーは3-2に。56.53の6位と出遅れます。もう失うものも無いフリーは1番滑走でしっかり滑って135.33を出しトータル191.86 残りのメンバー待ちますが結局5位に終わりました。

 

アメリカの1番手、という立ち位置は今シーズンも変わっていない、という情勢での全米選手権が1月にあります。昨年優勝からの2連覇狙い。ショートは最終滑走で出ましたノーミス。75.38で首位に立つのですが2位には全要素全ジャッジ+2以上を叩きだしたグレン選手が0.40の僅差で続きます。フリーも最終滑走で連覇へのターゲットスコアは135.09 しっかり滑れば勝てる、という水準ですが冒頭のコンビネーションで転倒。これで際どくなったものの中盤までは頑張っていたのですが残り2つ、フリップ、ループと連続で転倒。合計3転倒では点が伸びず125.30 トータル200.68は3位。連覇はならず。それでも世界選手権の代表には選出されました。

 

4大陸には出ないのがアメリカスタイル。ナショナルと4大陸が近すぎます。というわけで今期は世界選手権へ直行。今期は昨季より不安定ではあるけど、それでも優勝争いをする一角だよね、というくらいの位置にいます。ショートプログラムは35人中33番滑走。グランプリファイナルはしくじりましたが同じ轍は踏まない。アテンションが1つ付いたくらいでほぼミスなく滑って73.73はISUパーソナルベスト更新。この後ヘンドリックス選手に抜かれますが2位で折り返します。フリーは先に滑った坂本選手を超えるには149.24が必要。さらにあと2人残している。優勝には人生最高の演技が必要だし表彰台にしてもかなりのスコアを出しておきたい場面。飛ぶこと、降りることに集中していたでしょうか、ルッツ2本は!とeが付き、最後のスピンはVがつく。でも遠くから見ると完璧。150点あるかも、という坂本選手を慌てさせた演技で138.43 トータル212.16で2位につけてあと2人。そのまま残ってワールド銀メダルを獲得しました。

 

○要素別スコア

Event Total TES PCS J Base J GOE Spin Step
Nebelhorn Trophy 198.79 102.20 97.59 64.57 3.96 20.69 12.98
Japan Open 135.63 67.55 68.08 44.22 4.02 9.57 9.74
Skate America 208.15 107.75 100.40 64.70 5.48 23.79 13.78
Grand Prix de France 203.22 103.80 99.42 64.70 4.29 20.30 14.51
Grand Prix Final 191.86 92.65 99.21 56.98 0.77 22.17 12.73
US Championships 200.68 102.04 102.64 62.47 0.71 23.60 15.26
World Championships 212.16 106.90 105.26 64.35 5.23 23.16 14.16

今期はワールドの212.16が最高。グランプリファイナルの191.86がワーストでした。

技術点は100点を超えることが多いです。スケートアメリカの107.75が最高。このスコアは今季全選手中の11位タイ、ISU公認では10位タイにあたります。

PCSの方は100点前後でワールドで105.26まで出してきました。今シーズン全選手中3位です。

ジャンプの基礎点は64点台の試合が多く、64.70が最高でした。これは割と平凡な水準になってきます。加点の方はマイナス無しで全試合プラスが付きました。最高が5.48 これもそれほど高いものにはなっていませんでした。

スピンは23点台。これも割と普通のスコアです。ステップ系要素は全米選手権で15.26がありますが、国際大会では14.51が最高でした。全選手中11位タイ。ISU公認試合だけなら9位タイとなります。

何で稼ぐ? というのはあまりなく、強いて言えばPCSが高いという構図です。

 

○要素別偏差値

Event Total J Base J GOE Spin Step PCS
Nebelhorn Trophy 64.82 64.10 63.73 51.73 58.97 64.80
Skate America 68.27 64.24 66.84 64.23 62.89 67.12
Grand Prix de France 66.45 64.24 64.41 50.16 66.47 66.31
Grand Prix Final 62.27 55.99 57.19 57.70 57.75 66.14
US Championships 65.52 61.86 57.07 63.47 70.15 68.96
World Championships 69.74 63.87 66.33 61.69 64.75 71.12

偏差値で見るとトータルスコアは60台中盤から後半。世界選手権は69.74と70近いところに達しました。

ジャンプの基礎点は60台前半。加点の方も60台中盤です。たまにしくじりますがそれでも50台後半まではあります。

スピンは偏差値でだいぶばらついていて、いい時は60台中盤まで出ますが悪いと50と平均レベルまで落ち込みます。

ステップ系要素は全米選手権で70に乗っていますが国内参考記録。国際大会では60台中盤あたりまでです。

PCSは世界選手権で70台の偏差値を出していて、それ以外も60台中盤から後半です。

何か突出してこの要素が得意、というものはなく、大きな穴が無く全体的にスコアを出してくる、という選手です。

 

イザボーレビト 要素別偏差値23-24

レーダーチャートはバランス型ですが、左上がやや凸に見えます。

右上右下のばらつきが大きい選手は多いですが、レビト選手は下のばらつきが大きく、左下も結構ばらつきます。今期は全体的に不安定だった、ということなようです。

 

●シーズン最高の基礎点構成

○グランプリフランス ショートプログラムの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3Lz!+3T ! 10.10   0.17 10.27 0.333
2 2A   3.30   0.99 4.29 3.000
3 FCSp4   3.20   0.91 4.11 2.778
4 3F   5.83 x 1.21 7.04 2.222
5 CCoSp4   3.50   0.60 4.10 1.667
6 StSq4   3.90   1.17 5.07 3.000
7 LSp4   2.70   0.81 3.51 2.889
  TES   32.53   5.86 38.39  

ショートプログラムの最高基礎点は32.53でした。ルッツからの3-3を飛び1.1倍は単独フリップ、スピンステップオールレベル4で32.53です。今期全選手中5位タイ、ISU公認だけなら4位タイの基礎点です。多くの選手が目指す基礎点構成になっています。

コンビネーションを1.1倍の方へ入れれば0.48基礎点が上がって33.01にまで出来ます。

レビト選手はセカンドループが飛べますので今の構成でトーループをループに替えて基礎点0.70上げることは出来てその場合33.23になります。セカンドループを1.1倍に持ってくれば33.78まで上げることが可能です。いまより1.25基礎点を上げることが可能という計算ですが、ハイリスクミドルリターンでしょうか。ただ、セカンドループとセカンドトーループ、それほど得意度に差が無い選手のようにも感じますので、レビト選手の場合は選択肢に入ってくるかもしれません。

 

スケートアメリカ フリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3Lz+3T   10.10   1.18 11.28 1.889
2 2A   3.30   0.75 4.05 2.333
3 3F   5.30   1.21 6.51 2.333
4 2A   3.30   0.75 4.05 2.444
5 CCoSp3   3.00   1.07 4.07 3.556
6 3Lz+1Eu+3S< 10.82 x -1.10 9.72 -1.889
7 ChSq1   3.00   0.86 3.86 1.556
8 3F+2T   7.26 x 0.91 8.17 1.667
9 3Loq q 5.39 x -0.28 5.11 -0.667
10 FCSp4   3.20   1.10 4.30 3.444
11 StSq4   3.90   1.17 5.07 2.889
12 FCCoSp4   3.50   1.00 4.50 2.778
  TES   62.07   8.62 70.69  

フリーは62.07が最高基礎点でした。3連続のサルコウがアンダーローテーション。これをしっかり基礎点満額取れれば63.02に基礎点を上げることができます。また、スピンも1つレベル3があり、ここでも0.50基礎点が下がるので63.52がこの構成の満額基礎点です。

3連続で3つ目に3回転のサルコウを入れるというのは男子では標準構成ですが女子では少数派。トリプルアクセル以上の高難度ジャンプがあるとこれが価値を生んでくるのですが、シークエンスでアクセルを飛べるようになった今、単独ダブルアクセルを2つ跳んでおいて3連続にサルコウを入れるのは基礎点的にもあまり得ではないですし、GOEの幅という点でも損になっています。3F+2Tを3F+2Aにして、3連続は3Lz+2T+2Loにし、3Sは単独で前半に飛ぶ。ここまで出来ると1.22基礎点を上げることが出来て64.74まで出せます。3連サルコウよりもシークエンスのアクセルを習得したいという状況です。コンビネーションが苦手に見えるので、シークエンスでアクセルを飛ぶのは外野が勝手に思うよりはハードル高いのかなあ、とも思います。

 

○平均GOE3.100以上

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
US Championships FS 5 CCoSp4   3.50   1.50 5.00 4.222
US Championships SP 3 FCSp4   3.20   1.28 4.48 4.000
Japan Open FS 5 CCoSp3V   2.25   0.90 3.15 3.800
US Championships SP 6 StSq4   3.90   1.50 5.40 3.778
World Championships SP 6 StSq3   3.30   1.23 4.53 3.778
World Championships FS 5 CCoSp4   3.50   1.35 4.85 3.778
US Championships FS 11 StSq4   3.90   1.39 5.29 3.556
Skate America FS 5 CCoSp3   3.00   1.07 4.07 3.556
World Championships SP 7 LSp4   2.70   0.96 3.66 3.444
World Championships SP 3 FCSp4   3.20   1.14 4.34 3.444
Skate America FS 10 FCSp4   3.20   1.10 4.30 3.444
Japan Open FS 7 ChSq1   3.00   1.67 4.67 3.400
World Championships SP 5 CCoSp4   3.50   1.20 4.70 3.333
Japan Open FS 10 FCSp4   3.20   0.96 4.16 3.200
Nebelhorn Trophy FS 11 StSq3   3.30   1.06 4.36 3.143
Nebelhorn Trophy SP 2 2A   3.30   0.99 4.29 3.143
World Championships FS 10 FCSp3   2.80   0.88 3.68 3.111
US Championships FS 7 ChSq1   3.00   1.57 4.57 3.111
World Championships FS 11 StSq4   3.90   1.23 5.13 3.111
Grand Prix de France FS 5 CCoSp4   3.50   1.10 4.60 3.111
Skate America SP 7 LSp4   2.70   0.85 3.55 3.111

レビト選手は意外と高GOEが出ていません。+4.000以上は全米選手権だけ。全米とジャパンオープン除くと+3.778が最高です。ステップの高評価が比較的多いです。レベル3でしたが世界選手権の+3.778は今シーズンのステップとしては、全選手中6位、ISU公認としては4位でした。

スピンでは足替えのコンビネーションスピンとフライングのキャメルスピンの高評価が見えます。世界選手権のCCoSpでもらった+3.778という評価は今シーズンの足替えのコンビネーションスピンとして全選手中5位でした。同じく世界選手権のFCSpで+3.444は今期のフライングのキャメルスピンとして全選手中2位です。ただ、スピンのミスも多く、得意なのか? というとどうなんでしょう? スピンのレベル4率は61.5%とトップ選手の中ではそれほど高くありません。そこがスピンのスコアがばらつく理由なわけですが、やはり得意なわけでは特にない、と受け取るのがただしいのかもしれません。

 

○3回転-3回転

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
Nebelhorn Trophy SP 1 3Lz+3T   10.10   1.06 11.16 1.714
Nebelhorn Trophy FS 1 3Lz+3T   10.10   0.71 10.81 1.000
Japan Open FS 1 3Lz+3T   10.10   0.79 10.89 1.400
Skate America SP 1 3Lz!+3T ! 10.10   -0.08 10.02 -0.111
Skate America FS 1 3Lz+3T   10.10   1.18 11.28 1.889
Grand Prix de France SP 1 3Lz!+3T ! 10.10   0.17 10.27 0.333
Grand Prix de France FS 1 3Lz+3T   10.10   1.35 11.45 2.333
Grand Prix Final FS 1 3Lz+3Tq q 10.10   -0.67 9.43 -1.000
US Championships SP 1 3Lz+3T   10.10   1.52 11.62 2.333
US Championships FS 1 3Lz+3T F 10.10   -2.61 7.49 -4.444
World Championships SP 1 3Lz!+3T ! 10.10   0.25 10.35 0.333
World Championships FS 1 3Lz!+3Tq ! 10.10   -0.93 9.17 -1.444

3回転-3回転はルッツから飛んでいます。昨季はセカンドループを多用していましたが今季は無し。すべてセカンドがトーループです。

今期は跳んだのは14回。グランプリファイナルのショートは1つ目が2回転で単独にしていますので、コンビネーションの失敗というか微妙ですが飛びたかったところという意味ではカウントして全15回と見ても良いでしょうか。そのうちGOEプラスになったのは8回。5割を少し超える成功率です。転倒は1回で2回転になったの1回なので、大過失は15分の2と見ると、大きなミスにはならずにある程度点は取れていて計算できる要素、という見方もできます。

 

○3連続ジャンプ

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
Nebelhorn Trophy FS 6 3Lz+1Eu+3Sq F 11.77 x -2.71 9.06 -4.429
Japan Open FS 6 3Lz+1Eu+3S   11.77 X 1.18 12.95 1.800
Skate America FS 6 3Lz+1Eu+3S< 10.82 x -1.10 9.72 -1.889
Grand Prix de France FS 6 3Lz+1Eu+3S< 10.82 x -1.94 8.88 -3.222
Grand Prix Final FS 6 3Lz+1Eu+3S   11.77 x 1.10 12.87 1.778
US Championships FS 6 3Lz+1Eu+3S   11.77 x 1.01 12.78 1.667
World Championships FS 6 3Lze+1Eu+3S e 10.47 x -0.60 9.87 -1.333

3連続はルッツからで3つ目3サルコウ型です。6番目の要素で1.1倍付きます。

今シーズン7回飛んでGOEプラスは3回。成功率は5割を切りました。

レビト選手は今期のルッツはショートフリーすべてコンビネーションで入ってくるという構成になっています。そうすると得意なジャンプなのか、とも思えるのですが、20回飛んでe1回に!5回とエッジ判定を取られる率が30%ありました。フリップの方がまだ今期は!が付いたのは2回だけで比較的エッジを取られる率は低いので、3連続はフリップからでもいいような、あるいはループあたりに付けてもいいようにも感じます。

 

 

 

シニア2シーズン目。昨季表彰台に乗ったファイナルは5位、昨季初制覇したナショナルは3位に。それでも昨季表彰台に乗れなかったワールドで2位に入り結果を残しました。多少不安定さを感じさせたシーズンでしたが一定の結果を残す。力は見せてくれたと思います。

来期は、そろそろ何か勝ちたい。坂本花織選手の壁をぶち破りたい、というシーズンになっていきます。得意がこれ苦手がこれ、というのがあまりはっきりしておらず、全体的に割と高評価だけどしくじることもある、という選手なので、一発の爆発力は無く220点の壁を破っていくのはまだ難しい。シーズンオフ、各要素の精度を上げてGOEを1つ1つ上げていくという作業になっていくのだろうと思います。