23-24 キムヒョンギョム

2006年6月27日生まれ

ジュニア4シーズン目

シーズン獲得賞金:$8,500

世界ランキング:35位

シーズンランキング:26位

シーズンベストスコア 230.46(37位) ネペラメモリアル

ショートプログラムシーズンベスト 77.01 ジュニアグランプリファイナル

フリーシーズンベスト 155.22 ネペラメモリアル

スピンレベル4率 36/45 = 80.0%(国際大会:31/39 = 79.5%)

ステップレベル4率 6/10 = 60.0%(国際大会:5/8 = 62.5%)

スピンオールレベル4 3/7(国際大会:3/6)

スピンステップオールレベル4 2/7(国際大会:2/6)

ジャンプ回転不足率 5/77 = 6/49%(国際大会:4/67 = 5.97%)

ジャンプ回転不足なし 4/7(国際大会:4/6)

スピンステップオールレベル4ジャンプ回転不足なし 2/7(国際大会:2/6)

 

○23-24シーズンの戦績

J/S Grade Event Pl Total SP FS
J JGP JGP Austria 2 211.76 73.45 138.31
J JGP JGP Budapest 1 222.15 72.61 149.54
S CS Nepela Memorial 4 230.46 75.24 155.22
J JGPF Junior Grand Prix Final 2 223.61 77.01 146.60
S NC Korean Championships 4 229.50 79.44 150.06
J Others Youth Olympic 1 216.73 69.28 147.45
J Others Youth Olympic Team 1 136.38   136.38
S WC World Championships 18 222.79 74.89 147.90

キムヒョンギョム選手はジュニア4シーズン目。旧ルールによりギリギリシニアの試合にも出場できる年齢です。昨季はチャレンジャーシリーズ2試合に出場とシニアカテゴリーの試合に出る一方、世界ジュニアに出てきて6位という実績も残しました。

 

今期は昨季エントリーが無かったジュニアグランプリシリーズに登場。初戦はオーストリアに参戦です。ショートプログラム、コンビネーションでアンダーローテーションが付きましたが、トリプルアクセルは決めていて73.45で2位に付けます。フリーは冒頭で4回転トーループを初投入しqではありますが降ります。以降、ジャンプをqや!は付きますがしぶとく降りて行って138.31とパーソナルベスト更新。トータル211.76で2位に入りました。

 

2戦目はブダペストで出てきました。優勝すればファイナル進出が決まります。冒頭のトリプルアクセルがアンダーローテーションになったものの残りはしっかり滑って72.61 2位に付けます。フリーは最終滑走になりました。132.19以上で優勝出来るので、しっかり滑れば勝てるというシチュエーションになります。ここで4回転トーループを初めてGOEプラスの成功。次のトリプルアクセルも決めていきます。後半のループで転倒しましたがそれでも149.54でまたもパーソナルベスト更新。トータル222.15もパーソナルベストでジュニアグランプリシリーズ初優勝。ファイナル進出も決めました。

 

このままヨーロッパに残って翌週はチャレンジャーシリーズのネペラメモリアル、シニアカテゴリーの試合に出場します。ショートプログラム、しっかりした出来で75.24ですが、流石シニアの試合、これでも8位になります。フリーは4回転トーループトリプルアクセルと次々にジャンプを決めて行って全要素プラス評価を受け155.22 これで3試合連続フリーはパーソナルベスト更新。トータルも230.46でパーソナルベストで4位に入りました。

 

12月に入ってジュニアグランプリファイナルです。男子のジュニアは6人が非常に近い力を持っているメンバーが集まりました。ショートプログラムは3番滑走。ジャンプで大きなミスはなく、スピンステップオールレベル4で77.01とパーソナルベスト更新で首位に立ちます。

フリーは最終滑走。優勝するには150.77が必要ですがシニアルールながら155点実績があるので届かないスコアではありません。しかしながら冒頭の4回転トーループで転倒。これが痛かった。あとはほぼミスなく滑りスピンもオールレベル4取っていったのですが146.60 トータル223.61で4.16差の2位。優勝は逃しましたが2位表彰台を確保しました。

 

年が明けて韓国ナショナルがあります。世界ジュニアの枠は2つ。ソミンギュ選手やイムジュホン選手あたりとの争い。一方で、世界選手権の枠も3つあって、シーズンベスト順位はISU非公認を入れても3番目。昨季は2位に入っていますし、こちらもチャンスがある位置にいます。10人出場中の6番滑走。ジャンプ3つ、フリップに!が付いただけですべてしっかり降りました。自己ベスト相当の79.44を出して3位に付けます。フリーは2人残して登場、153.19以上で表彰台が決まります。冒頭の4回転トーループがアンダーローテーションで転倒、次のトリプルアクセルにqが付きます。後はまずまず滑ったのですが150.06に留まりトータル229.50で2位となって残り2人を待ちます。結局そのまま4位。世界ジュニアの代表にはならずに世界選手権の代表権を獲得しました。

 

1月はユースオリンピックもありました。地元韓国大会です。一生に一度の大一番。18人中の16番目でショートプログラム出てきます。冒頭のトリプルアクセルで転倒したのが痛く69.28とシーズンワーストをここで出してしまいます。ただ、全体的にスコアが伸びておらずこれでも3位。首位とは7.10差あるので逆転のハードルは高い状態ではありました。

フリーも16番滑走。4回転トーループトリプルアクセル、今度はしっかり降りました。後半の3つのジャンプはqが嵩んですべてGOEはマイナスにはなりましたが、大過失は無く147.45までは出してトータル216.73 首位に立って残りの2人を待ちます。最終的には0.50差という際どい点差で逆転優勝。大きなタイトルを手に入れました。

ついでにチームイベントにも出場。女子のシンジア選手と共に1位となり、アイスダンスのポイントも加えて韓国チームの優勝に貢献します。

 

3月、初の世界選手権出場となりました。これまでの試合とはレベルが違います。一歩間違えればショート落ちの可能性もあるという立場です。ショートプログラム、ジャンプ3つしっかりおりました。74.89で21位。25位とは2.73差ですので際どいところではありました。フリーは4回転トーループを成功。後半のルッツからコンビネーションはいりませんでしたが、最後のサルコウリカバリーで付けるなど頑張って滑って147.90 トータル222.79で18位に入り、来期の韓国が2枠確保に貢献しました。

 

○要素別スコア

Event Total TES PCS J Base J GOE Spin Step
JGP Austria 211.76 108.28 103.48 85.29 -8.31 22.30 9.00
JGP Budapest 222.15 117.36 105.79 82.70 4.41 21.35 8.90
Nepela Memorial 230.46 121.29 109.17 85.38 6.21 19.25 10.45
Junior Grand Prix Final 223.61 116.27 108.34 85.38 -1.71 23.60 9.00
Korean Championships 229.50 117.40 113.10 83.42 -2.19 23.00 13.17
Youth Olympic 216.73 113.20 104.53 85.38 -4.30 23.17 8.95
Youth Olympic Team 136.38 70.18 67.20 59.49 -4.05 10.31 4.43
World Championships 222.79 121.10 101.69 85.32 1.97 21.50 12.31

トータルスコアは210点台から230点ほどまでで安定しています。ジュニアグランプリのブダペストで222.15がありますが、これが今季のジュニアの4位のスコアになります。

技術点は120点台に乗った試合が2試合ありました。ジュニアルールでは117.36が最高です。

PCSは100点台。1項目平均7点を少し超えるくらいです。

ジャンプの基礎点は80点台が並びます。85.38が多数あるのはジャンプの基礎点が損なわれるミスが無い試合が多かったという意味でもあります。一方、加点の方はマイナスの試合が多く残念でした。ネペラメモリアルの6.21が最高です。

スピンは23点台が最高でした。

ステップ系要素はジュニアルールでは9.00が最高、シニアルールではナショナルで13.17 国際大会では12.31まででした。

 

○要素別偏差値

Event Total J Base J GOE Spin Step PCS
JGP Austria 50.29 56.12 41.26 56.56 60.68 48.28
JGP Budapest 52.98 54.57 57.00 53.30 60.73 49.83
Nepela Memorial 55.13 56.18 59.23 46.08 45.43 52.08
Junior Grand Prix Final 53.36 56.18 49.43 61.03 60.68 51.53
Korean Championships 54.88 55.00 48.84 58.97 57.85 54.71
Youth Olympic 51.58 56.18 46.23 59.55 60.23 48.99
World Championships 53.14 56.14 53.99 53.81 53.93 47.09

トータルスコアは50台前半から中盤あたりまでの偏差値になります。平均割れは無くいい安定感でした。

ジャンプの基礎点は50台中盤あたりです。ばらつきがほとんどありません。

ジャンプの加点の方は40台から50台後半まででした。

スピンは50台が多いですがジュニアグランプリファイナルで60を超えていました。

ステップ系要素はジュニア補正付で60前後の偏差値が多いです。シニアルールだとその偏差値は出せていません。

PCSは50前後になっています。

今の時点でほとんどが50台の偏差値、という選手です。シニアに混じって平均以上で戦えるということになります。

 

キムヒョンギョム選手の要素別偏差値レーダーチャート23-24

レーダーチャートは左上と右下が凹む部分が多いです。PCSは年齢を経ていけばもう少し伸びていくでしょうか。ジャンプの加点はいい時は他と同じくらいの水準はあります。

 

●シーズン最高の基礎点構成

○ジュニアグランプリファイナル ショートプログラムの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 3A   8.00   0.80 8.80 1.000
2 3F!+3Tq ! 9.50   -1.06 8.44 -1.889
3 CCSp4   3.20   0.50 3.70 1.556
4 3Lz   6.49 x 1.18 7.67 2.111
5 StSq4   3.90   0.89 4.79 2.222
6 FSSp4   3.00   0.39 3.39 1.333
7 CCoSp4   3.50   0.95 4.45 2.556
  TES   37.59   3.65 41.24  

ショートの最高基礎点は37.59でした。トリプルアクセルにフリップからコンビネーションを飛んで1.1倍は単独ルッツ。スピンステップオールレベル4で37.59です。

シニアルールの試合にも出ていますが構成は変わらずこの形で出ていました。

4回転無しだとここから基礎点上げるにはコンビネーションを1.1倍に持っていくということになります。4回転はフリーで決まってきてはいるので、シニアルールの試合では4回転をショートから入れていく選択肢もありそうです。

 

○世界選手権 フリーの構成

  Elements    BaseValue   GOE Scores AvGOE
1 4T   9.50   0.68 10.18 0.778
2 3A   8.00   -0.34 7.66 -0.556
3 3Lz+3T   10.10   0.67 10.77 1.111
4 3F! ! 5.30   -0.23 5.07 -0.444
5 FCSp4   3.20   0.14 3.34 0.444
6 3Lz   6.49 x 0.34 6.83 0.667
7 3Lo+2A+2A+SEQ   12.65 x 0.49 13.14 1.000
8 3S+3T   9.35 x -1.11 8.24 -2.556
9 CCoSp4   3.50   0.05 3.55 0.333
10 StSq4   3.90   0.50 4.40 1.333
11 ChSq1   3.00   1.00 4.00 2.000
12 FCCoSp4   3.50   0.25 3.75 0.667
  TES   78.49   2.44 80.93  

フリーは78.49が最高基礎点でした。4回転がトーループ1本。トリプルアクセルも1本で、2回飛ぶジャンプはルッツとトーループ。シークエンスのアクセルを2つ3連続で使って、スピンステップオールレベル4で78.49です。

ジュニアルールでは1度、トリプルアクセルを2本入れて74.94の基礎点を出していた試合がありました。ステップレベル4足せれば78.84になる計算です。その時はセカンドにダブルトーループが付いていたので基礎点的にはそれほど効果的ではないのですが、セカンドがダブルでよければトリプルアクセルを2本飛ぶ力はあるようです。セカンド3回転が付けられればトリプルアクセル2本構成に移行できると思われます。あるいはトリプルアクセルは3連続で使うという手もあります。

 

○平均GOE2.200以上

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
Youth Olympic Team FS 9 ChSq1   3.00   1.43 4.43 2.778
Korean Championships FS 11 ChSq1   3.00   1.40 4.40 2.571
Korean Championships SP 7 CCoSp4   3.50   0.91 4.41 2.571
Nepela Memorial SP 5 StSq3   3.30   0.86 4.16 2.571
Junior Grand Prix Final SP 7 CCoSp4   3.50   0.95 4.45 2.556
JGP Budapest SP 5 StSq4   3.90   1.00 4.90 2.556
Youth Olympic FS 11 FCCoSp4   3.50   0.90 4.40 2.556
Youth Olympic FS 9 ChSq1   3.00   1.21 4.21 2.556
Junior Grand Prix Final FS 9 ChSq1   3.00   1.21 4.21 2.556
JGP Austria FS 9 ChSq1   3.00   1.21 4.21 2.444
Korean Championships SP 5 StSq3   3.30   0.79 4.09 2.429
JGP Budapest FS 11 FCCoSp4   3.50   0.80 4.30 2.333
Nepela Memorial FS 11 ChSq1   3.00   1.20 4.20 2.286
JGP Austria SP 7 CCoSp4   3.50   0.75 4.25 2.222
JGP Austria SP 5 StSq4   3.90   0.89 4.79 2.222
Junior Grand Prix Final SP 5 StSq4   3.90   0.89 4.79 2.222
JGP Budapest FS 3 3Lz+3T   10.10   1.26 11.36 2.222

評価の高い要素としてはコレオが目立っていました。ISU公認試合だとレベル3のステップが+2.571で最高です。まだあまり高い評価を受ける要素を多数出す、という滑りにはなっていないようです。

 

○4回転トーループ

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
JGP Austria FS 1 4Tq q 9.50   -1.76 7.74 -1.889
JGP Budapest FS 1 4T   9.50   1.76 11.26 1.778
Nepela Memorial FS 1 4T   9.50   0.95 10.45 1.000
Junior Grand Prix Final FS 1 4Tq F 9.50   -4.75 4.75 -5.000
Korean Championships FS 1 4T< F 7.60   -3.80 3.80 -5.000
Youth Olympic FS 1 4T   9.50   0.41 9.91 0.444
Youth Olympic Team FS 1 4T< F 7.60   -3.80 3.80 -5.000
World Championships FS 1 4T   9.50   0.68 10.18 0.778

キムヒョンギョム選手にとって4回転トーループは今期から構成に入れた要素です。初戦はqで着氷。2戦目でGOEプラスの初成功となっています。今期はフリー8本すべて冒頭にしっかり入れましたが3回転等、アンダーローテーションが2回、それ以外のGOEマイナスが1回あって成功ジャンプは4回、確率50%です。これくらいの成功率なら今の年齢だと常に構成に入れ続けることになるでしょう。まだ安定度、体力面含め、2本入れるのは大変かな、というところではあります。

 

トリプルアクセル

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
JGP Austria SP 1 3A   8.00   0.69 8.69 0.889
JGP Austria FS 2 3A+2T   9.30   0.23 9.53 0.333
JGP Austria FS 6 3A   8.80 x -1.14 7.66 -1.444
JGP Budapest SP 1 3A< 6.40   -1.01 5.39 -1.556
JGP Budapest FS 2 3A   8.00   1.49 9.49 1.889
Nepela Memorial SP 1 3A   8.00   -0.32 7.68 -0.286
Nepela Memorial FS 2 3A   8.00   1.12 9.12 1.429
Junior Grand Prix Final SP 1 3A   8.00   0.80 8.80 1.000
Junior Grand Prix Final FS 2 3A   8.00   1.03 9.03 1.222
Korean Championships SP 1 3A   8.00   1.12 9.12 1.571
Korean Championships FS 2 3Aq q 8.00   -0.96 7.04 -1.143
Youth Olympic SP 1 3Aq F 8.00   -4.00 4.00 -5.000
Youth Olympic FS 2 3A   8.00   1.37 9.37 1.667
Youth Olympic Team FS 2 3Aq q 8.00   -1.14 6.86 -1.333
World Championships SP 1 3A   8.00   0.46 8.46 0.556
World Championships FS 2 3A   8.00   -0.34 7.66 -0.556

トリプルアクセルは昨季のナショナルから入るようになった要素です。今期はショートフリーで1本づつというのが基本ですが、初戦だけフリーで2本入れていました。

全部で16回飛んで転倒が1回、アンダーローテーションが1回、qが2回あってそれ以外のGOEマイナスが3回ありGOEプラスの成功ジャンプは9回、成功率は5割を少し超える程度です。ただ、qまでならGOEのマイナスはわずかですのでほぼしっかり計算できる要素となっています。

フリーで2本入れるにはトリプルアクセルそのものの成功率というよりも、コンビネーションにしたときにセカンドで3回転を付けられるか? あるいはダブルアクセルに出来たり3連続でオイラーサルコウに出来るか? といった部分の方が問題になって来るのだろうと思われます。

 

○3連続ジャンプ

Event     Elements    Base   GOE Scores AvGOE
JGP Austria FS 7 3Loq+2Aq+2Aq+SEQ q 12.65 x -2.03 10.62 -4.111
JGP Budapest FS 8 3S+2A+2A+SEQ   11.99 x 0.43 12.42 1.111
Nepela Memorial FS 7 3Lo+2A+2A+SEQ   12.65 x 0.49 13.14 1.000
Junior Grand Prix Final FS 7 3Lo+2A+2A+SEQ   12.65 x 0.63 13.28 1.333
Korean Championships FS 7 3Lo+2A+2A+SEQ   12.65 x 0.69 13.34 1.286
Youth Olympic FS 7 3Lo+2Aq+2A+SEQ q 12.65 x -1.05 11.60 -2.000
Youth Olympic Team FS 7 3Lo+2A+2A+SEQ   12.65 x 0.42 13.07 0.889
World Championships FS 7 3Lo+2A+2A+SEQ   12.65 x 0.49 13.14 1.000

3連続ジャンプは7番目の要素でループからダブルアクセルを2つ付けるのが基本です。ブダペストではループ転倒でリカバリーにサルコウからつけていました。GOEマイナスになったのは2回なので3連続としては6回成功しています。着氷がうまくできないということはなく、qにならないところまでしっかり回転できるか、というところだけが課題のようです。

 

キムヒョンギョム選手はジュニア4シーズン目、今期は世界選手権にも出場しました。

年齢的には来期はジュニアにいてもまだおかしくない年齢ですし、現行ルールでもシニアに上がれる年齢にもなります。どちらを選ぶか? 実績としてはグランプリシリーズの枠をもらえるかどうかは微妙なところ。そうなるとジュニアグランプリに出ていた方が得策かもしれません。

いずれにしても、ミラノオリンピックの代表になることが目標かと思われますので、それに向けた準備シーズンが来季ということになるかと思われます。